今日の産経ニュース(10/16分)(追記・訂正あり)

■「中国は英国を冷遇して懲らしめた」 習氏訪英で中国紙、英国への“教育効果”を喧伝
http://www.sankei.com/world/news/151016/wor1510160044-n1.html

 中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は16日、習近平国家主席の19日からの訪英に関連した社説で「欧州に対する中国の影響力は上昇し続けており、中欧関係に変化が生じている」と分析し、英国を含む欧州各国が中国の人権問題に対する批判を抑えていることを評価した。
 社説は、2012年にキャメロン英首相がチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世とロンドンで会談したのを受けて「中国は英国を冷遇して懲らしめた」と指摘。その後、英国の対中批判が薄まった上、中国が主導して設立するアジアインフラ投資銀行(AIIB)に「欧州で率先して参加を申請した」と対中姿勢の変化を歓迎した。

 「英国を懲らしめてやった」という乱暴な表現はともかく、環球時報の指摘それ自体は事実でしょう。でそういう指摘を、以前、id:Bill_McCreary氏が
■「経済のほうが政治よりよっぽど現実(実状)に正直だ」の実例(追記あり
http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/0923078995318b8a865f3339b5611701
ノルウェーをネタに指摘したら
■選択的なシニシズム
http://d.hatena.ne.jp/Mukke/20140524/1400946736
なる駄エントリを書いてid:Bill_McCreary氏に因縁をつけてきたバカがid:Mukkeという愚か者です。


■チャールズ英皇太子が習近平氏の訪英を「冷遇」 バッキンガム宮殿の公式晩餐会を欠席
http://www.sankei.com/world/news/151015/wor1510150044-n1.html
 チャールズ欠席で「中国に媚びてる」という批判をかわそうという英国の算段でしょう。
 一方で

・ただ、皇太子は今回、習氏を出迎え、自らの公邸にも招くなど一定の配慮も見せている。
・英PA通信によると、ウィリアム王子*1キャサリン妃の夫妻にとっては、英国で初めての公式晩さん会出席になるとみられる。
・習氏夫妻はエリザベス女王の住居であるバッキンガム宮殿に宿泊する予定。

ということですが。