今日の産経ニュース(4/6分)(追記・訂正あり)

習近平*1プーチン*2の周辺者*3タックスヘイブンで租税逃れ? メッシ選手やジャッキー・チェンさんも…報道機関連合が内部文書検証
http://www.sankei.com/world/news/160404/wor1604040040-n1.html
■【パナマ文書の衝撃】「雲をつかむ話」と中国は質問を一蹴、ネットからも情報削除 「欧米の新たな攻撃手段」と反発
http://www.sankei.com/world/news/160406/wor1604060049-n1.html
■【パナマ文書の衝撃】アイスランド首相は辞任表明、英首相は釈明に追われ 独検察は捜査に着手 欧州諸国揺るがす
http://www.sankei.com/world/news/160406/wor1604060042-n1.html
■【パナマ文書の衝撃】来日中のウクライナ大統領「節税のためではない*4」と開き直り 当局が調査へ
http://www.sankei.com/world/news/160406/wor1604060060-n1.html

 中国国家主席、ロシア大統領、アイスランド首相、英国首相、ウクライナ大統領*5サウジアラビア国王、サッカーのメッシ選手、俳優のジャッキー・チェン氏などといったビッグネームの登場で騒がれている件です。
 この問題が「いわゆるタックスヘイブンの規制」に繋がるのがベストでしょう。単に「名前が挙がった政治家や財界人などが批判*6されて終わり」にならないことを望みたいもんです。何も今回の件だけが「タックスヘイブンの全て」ではないし、タックスヘイブンそれ自体が規制されれば問題は解決するわけです。「ハエ(タックスヘイブン利用者)を叩くよりもハエの発生源(タックスヘイブンそれ自体)をたたこう」ということです。


■【山尾志桜里*7・疑惑釈明会見詳報(1)】ガソリン代支出が多い月が「ある秘書」の在職期間と合致していた
http://www.sankei.com/premium/news/160406/prm1604060011-n1.html
 記者会見を信じるならば「秘書が業務上横領をしていた」ということになるのでしょう。もちろん「今後判明することでしょうが」現時点ではこの釈明が正しいかは分かりません(アンチ自公の小生としては正しい事を望みたいですが)。また正しいとした場合でも業務上横領を防げなかった「管理監督責任」は免れないでしょう。とはいえ「釈明が正しい(山尾氏の不正行為・違法行為はない)という前提」ですが、釈明が正しいならば、政治家自らが違法行為・不正行為で私腹を肥やした疑い濃厚な甘利*8疑惑などと比べればその罪はずっと軽いでしょう。


■【沖縄にモノ申す】「バランス欠いた偏った報道に違和感」稲嶺*9県政ナンバー2激白 基地ゴリゴリ反対「沖縄の民意」がもたらす混迷
http://www.sankei.com/west/news/160406/wst1604060004-n1.html
 朝日、読売、毎日、日経ならまだしも産経に登場したところで沖縄県民が読むとも思えません。また仮に読んだとして牧野氏に賛同してくれるとも思えませんが、つまりは牧野元副知事の「アピール対象」は県民ではないのでしょう。
 安倍に向かって「沖縄県民の中には私のような安倍さんを支持する県民もいますよ」アピールして「安倍の無法を正当化すること」が牧野氏の目的のわけです。その為に一番ふさわしい新聞はもちろん産経のわけです。産経以外はさすがに「安倍さんは悪くない、全て翁長*10県知事が悪い」なんて言わないでしょうから。

沖縄県内では、琉球新報沖縄タイムスが大部分の購読を占め、全国紙の読者は少ない。購読料が月3千円台の両紙に対し、空輸コストがかかる全国紙が5千円台であることも起因しているという。

 やれやれですね。購読料が安いのは地方紙一般に言えることで沖縄に限ったことではないですが。むしろ購読の多さは「全国紙と沖縄県民の基地問題その他についての温度差」ではないのか。
 「全国紙には所詮沖縄の気持ちは分からない」と言う思いが強いのではないのか。

*1:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て国家主席、党総書記、国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席

*2:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相などを経て大統領。

*3:親族や知人、友人だそうです

*4:タックスヘイブン利用が「節税目的ではない」とは言ってることが意味不明すぎます。

*5:国家安全保障・国防会議書記、外相、貿易相などを経て大統領

*6:勿論批判は必要ですが。

*7:民進党政調会長

*8:小渕内閣労働相、第一次安倍、福田内閣経産相麻生内閣規制改革担当相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第二次、第三次安倍内閣経済財政担当相を歴任

*9:琉球石油社長、南西航空会長などを経て沖縄県知事

*10:那覇市議、沖縄県議、那覇市長を経て沖縄県知事