■【和歌山「正論」懇話会】「韓国はいつまで虚偽の碑にすがりつくのか」ジャーナリスト、大高未貴氏*1の講演要旨
http://www.sankei.com/west/news/180321/wst1803210020-n1.html
産経の方こそいつまで「吉田清治ガー」というデマにすがりつけば気が済むんでしょうか。吉見義明氏*2にせよ、マイク・ホンダ氏にせよ、他の人間にせよ今や吉田証言に依拠して慰安婦問題を語ってる者などまともな人間ではいないし、吉田証言が信用されていたときですら彼の証言は「彼が慰安婦徴用に従事したという済州島限定」での使用です。一方慰安婦は今では台湾やフィリピン、インドネシアなどにもいたことが解ってるし、当然ながらその場合の根拠は最初から吉田証言ではありません。
■【露大統領選】米重鎮議員がトランプ氏のプーチン氏*3祝福を批判 「米大統領はいんちき選挙の勝利者に祝意伝えない」
http://www.sankei.com/world/news/180321/wor1803210015-n1.html
言ってること無茶苦茶ですね。付き合い上、伝えないわけにもいかないでしょう。
まあ例の「元スパイ殺害未遂事件」について危惧や懸念を表明するくらいはやってもいいでしょうが(実際にはしなかったようですが)。
しかし「元共和党大統領候補」マケインはあの選挙戦で自分がオバマに勝利して大統領になったとしても、こういう場合に「祝意を伝えない」んですかねえ。
安倍が無役の時、さんざん反中国発言ふかしてたのと同じじゃないのか。
なおhttps://www.47news.jp/2077725.htmlによれば、G7首脳ではトランプ米国大統領の他はメルケル*4・ドイツ首相と我が国の安倍は祝意を表明したようです(他のG7諸国は不明です)。
中国の習*5主席、北朝鮮の金*6国務委員長、キューバのラウル・カストロ*7議長、旧ソ連諸国首脳(カザフスタンのナザルバエフ*8大統領、アゼルバイジャンのアリエフ*9大統領、ベラルーシのルカシェンコ大統領、タジキスタンのラフモン大統領)は旧ソ連時代からの付き合いでしょう。他はよくわかりません。
*1:著書『日韓“円満"断交はいかが?:女性キャスターが見た慰安婦問題の真実』(2014年、ワニブックスPLUS新書)、『「強欲チャンプル」沖縄の真実』(2015年、飛鳥新社)、『父の謝罪碑を撤去します 慰安婦問題の原点「吉田清治」長男の独白』(2017年、産経新聞出版)など
*2:著書『草の根のファシズム』(1987年、東京大学出版会)、『従軍慰安婦』(1995年、岩波新書)、『毒ガス戦と日本軍』(2004年、岩波書店)、『日本軍「慰安婦」制度とは何か』(2010年、岩波ブックレット)、『焼跡からのデモクラシー:草の根の占領期体験(上)(下)』(2014年、岩波現代全書)など
*3:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相などを経て大統領
*4:コール内閣女性・青少年担当相、環境相、キリスト教民主同盟 (CDU)幹事長などを経て首相
*5:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席、党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席
*7:キューバ共産党第一書記、国家評議会議長(大統領)、閣僚評議会議長(首相)を歴任したフィデル・カストロの弟。国防相、国家評議会第一副議長(第一副大統領)、閣僚評議会第一副議長(第一副首相)、キューバ共産党第二書記などを経て、現在、キューバ共産党第一書記、国家評議会議長、閣僚評議会議長