今日のサザエさん「ぼくに清き一票を」がフジテレビなのに安倍批判ぽかった(追記・修正あり)

 サザエさんの内容は以下の通り(なお、俺のうろ覚えですので正確性には多少欠けます)。
・夕飯をカレーにするか豚カツにするかでもめ、「民主的に家族投票で決めよう」という話に。
・結果「豚カツ4票、カレー3票」で豚カツに決定。「タラちゃんにお菓子をあげる」「波平の肩をもむ」など自民党並の買収工作*1に励んだのに敗北し、嘆くカレー派のカツオ。
・しかし食卓に出てきたのはカツカレー。喜ぶカツオに「母さんがカツカレーにしろって言ったんだから感謝しなさいよ」というサザエ。
 何故カツカレーにしたのかとカツオに聞かれ「民主主義で大事なことはカツオのような少数派の意見も尊重すること*2だからね」という「カツオに優しい」母・舟であった。
 誰とは言わないが「民主主義とは多数決だ」という暴論をはく某首相や某大阪府知事大阪市長経験者(某弁護士、某テレビタレント)への批判を舟はしているといっていいだろう。

【追記】
なおサザエさんには
カツオ
「ぼくは豊臣秀吉がうらやましいよ」
ワカメ
「どうして?」
カツオ
「秀吉はぼくみたいな口のうまさで出世したけど、今はそう言う時代じゃないだろ。生まれた時代を間違えた」
ワカメ
「お兄ちゃんってそんな変な事考えてるの?、呆れた」
という「見ようによっては世襲政治家批判」と思えるセリフがありました。

*1:この時点で「ぼくに清き一票を」どころか全然清くないカツオです。

*2:単に「カツオを喜ばせたかった」ではなく「少数意見の尊重」とわざわざ言ってるところが意味深な気がします。