今日の産経ニュース(11/29分)

■国連次期総長が訪中 習主席らと会談、厚遇
http://www.sankei.com/world/news/161129/wor1611290007-n1.html

 習氏は「グテレス氏が事務総長の職責を果たすことを断固として支持する」と表明、グテレス氏は「中国は国連の活動で重要な支柱だ」と述べ、協力拡大を求めた。
(中略)
 グテレス氏は王毅外相との共同記者会見で、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)や中国が掲げる現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」などを挙げ、「全世界への重要な貢献だ」と評価。王氏は「中国と国連の関係は新たな歴史の出発点に立っている」と強調した。
 グテレス氏はポルトガル社会党出身で、首相在任中にポルトガルマカオの中国返還(1999年)に携わるなど、中国とも縁が深い。中国はグテレス氏が率いる国連を通じて、国際社会での影響力を拡大したい考えだ。

 パン総長(元韓国外交通商相)を散々、中国に媚びてる呼ばわりしてた産経ですが次期総長もまた「媚びてる」呼ばわりするんでしょうか。まあ中国の国際社会における重要性を考えればこうした会談は何ら不思議なことではないのですが。


■中国語圏訪日客に対応、観光情報サイトを買収 ジープラス・メディア
http://www.sankei.com/economy/news/161129/ecn1611290004-n1.html

 フジ・メディア・ホールディングス傘下で、外国人向けの情報サイトを運営するジープラス・メディア(東京都港区)は、英語と中国語で日本の観光情報サイトを運営する「ジャパンインフォ」(渋谷区)を子会社化した。買収額は約1億円*1。中国語圏からの訪日客が増えていることから、ジープラスは従来の英語に加え、中国語対応も強化する。ジャパンインフォは、「オタク」「カワイイ」などの日本文化のほか、東京、大阪などの地域情報を台湾などで使われる「繁体字」と英語で紹介している。月間ページビュー(PV)の6割が台湾からのアクセスという。

 現状は「中国本土で使われる簡体字ではなく台湾で使われる繁体字」、「月間ページビュー(PV)の6割が台湾からのアクセス」と書いてありますが「台湾からの訪日客」ではなく「中国語圏訪日客」と書いてると言う事は「中国本土の客」を除外してるわけではないのでしょう。
 フジサンケイグループだって金儲けを考えたら、このように「中国との友好」を追求するわけです。

*1:1億円は庶民にとっては安い金額じゃありませんが、企業買収としては安い方でしょう。