今日の産経ニュース(11/30分)

■【政界徒然草】引退後も精力的な古賀*1自民党幹事長のライフワーク「靖国神社A級戦犯分祀」論 関係者は大困惑
http://www.sankei.com/premium/news/161130/prm1611300006-n1.html
 靖国は絶対に分祀に応じないでしょう(そもそも戦死したわけでもない人間を合祀すること自体おかしいのですが)。また分祀したところで「政教分離問題」は解決しません。追悼施設なら無宗教A級戦犯合祀もない千鳥ヶ淵がありますが、それはさておき。もはや分祀したところで中韓は首相靖国参拝など容認しないでしょう。なぜなら「靖国はあの戦争を美化する右翼集団の一味」ということは中韓側にもよく知られており、「A級戦犯合祀」は「靖国の右翼性の一つに過ぎない」と中韓側も認識しているからです。
 もはや「靖国はあの戦争を反省して平和勢力に生まれ変わった」とでも中韓が評価しない限り、分祀しても何がどうなるもんでもない。「何で千鳥ヶ淵じゃだめなのか、何で靖国にこだわるのか」と言われるのがオチです。

*1:橋本内閣運輸相、自民党幹事長(森総裁時代)、選対委員長(福田、麻生総裁時代)など歴任