■スプートニク日本『稲田氏は(ボーガス注:安倍政権という)下降する気球から(ボーガス注:下降を防ぐために)投げ捨てられた荷のようなもの』
https://jp.sputniknews.com/opinion/201707283937035/
随分酷い物言いですが安倍らの稲田に対する扱いは確かに今やそう言うものかも知れません。
【ここから産経です】
■【正論】日露関係に絡む2つの「怪談」 森喜朗*1元首相を利用してプーチン氏*2への期待を復活 新潟県立大学教授・袴田茂樹*3
http://www.sankei.com/column/news/170728/clm1707280005-n1.html
袴田が、安倍や森氏が画策している「日露経済交流で北方領土返還路線」に極めて否定的なことはよく分かります。「日朝交渉を否定する救う会のような存在=袴田」のわけです。
勿論、ロシアのやらずぼったくりの危険はある。プーチンは「島の返還」など未だに明言してないし、「仮に島を返す場合でも」ただで返す気はないでしょう。相当の経済支援をする必要が多分ある。
また、袴田のような反対論を抑え込むために、安倍や森氏が必要以上に「楽観論を流してる」のも事実です。
ただ一方で外交交渉以外では島の返還は無理でしょう。
袴田と産経が卑怯なのは「島の返還について自分の意見を曖昧にごまかしてること」でしょう。彼らは「安倍、森路線じゃ駄目だ」としかいわない。
安倍や森氏を批判する袴田ら*4は
1)島の返還はもはやあり得ないと思ってるのか
2)あり得るがそれは少なくともプーチン政権下では無理で、ポストプーチン以降の問題だと思ってるのか。
3)プーチン政権下において島の返還はあり得るが、相当の政治的工夫が必要で、安倍、森氏の手法では駄目だと思ってるのか
1)〜3)のどの立場なのか明確にすべきでしょう。
もちろん、明確にしない理由は簡単に分かります。
1)といった場合は「島を見捨てるのか、それでも日本人か」という非難が袴田らに来るでしょう。
2)といった場合は「いつプーチン政権が終わるというのか、当面終わりそうにないではないか」「何故ポストプーチンなら島の問題が動くと思うのか、プーチンと何が違うのか」などという袴田らに非難が来るでしょう。
3)といった場合には「ならばどういう手法ならいいのか」という非難が袴田らに来るでしょう。結局そうした非難から逃げたいが為に袴田らは曖昧にごまかすわけです。安倍、森氏らの外交の是非と関係なく、袴田らの態度は「日朝交渉を否定するだけで拉致解決の展望を全く示さない救う会並みに」卑怯で無責任と言っていいでしょう。
■【稲田朋美防衛相辞任】逆境から逃げるか、谷底から這い上がるか 決めるのは稲田氏自身の志と行動(原川貴郎)
http://www.sankei.com/politics/news/170728/plt1707280053-n1.html
福田康夫政権になり党内のリベラル勢力が主要ポストに就く。
具体的に誰のことだか教えて欲しいモンです。そんな事実はないと思いますが。もしかして谷垣氏(福田首相・総裁時代に自民党政調会長や国交相に就任)の事か。
しかし彼は「小泉内閣財務相」「第二次安倍内閣法相」を務めてますし、別に福田内閣閣僚になってもおかしくはないでしょう。
また、福田内閣は当初はいわゆる居抜き内閣(安倍内閣閣僚の留任が多い)だったし、改造後もそうした「居抜き内閣的なところ」はあまり変わってないのですが(しかも改造内閣は短命に終わった)。
党三役も「谷垣政調会長を除けば」、伊吹*5幹事長、麻生*6幹事長、保利*7政調会長、二階*8総務会長で全然リベラルじゃありません。
■【稲田朋美防衛相辞任】首相の情けが将来の芽も摘んだ 何度も更迭の機会ありながら逸した(田北真樹子)
http://www.sankei.com/politics/news/170728/plt1707280051-n1.html
「都議選の失言が騒がれるまで」、つまり、つい最近まで産経も稲田更迭など口にしてなかったのに全く無責任です。
平成24年の第2次安倍内閣で当選3回ながら行革担当相に抜擢(ばってき)した。
さしたる成果はなかったが、26年9月には政調会長に起用した。
「行革相としてさしたる成果はなかった」か知りませんが少なくとも産経が政調会長就任当時そうはいってなかったことだけは確かです。全く無責任な産経です。
自らの手で女性首相候補を育てたいとの思いがあったのだろう。
イヤー、安倍にそんな思いはないでしょう。単に「稲田が気に入ったから重用した」程度の話でしょう。
ウィキペ「稲田朋美」によれば
・安倍晋三首相は2016年2月に企業の女性幹部らが集まるシンポジウムの歓迎会で、(ボーガス注:当時、自民党政調会長だった)稲田をきわめて有力な総理候補者であると答えた。
そうですがリップサービスで本気じゃないでしょう(リップサービスにしても酷いですが)。
だが、力量不足は明らかで農協改革など重要政策では立ち往生した。最後は首相や二階俊博総務会長(当時)に泣きつくことが多く、党内の信望を失った。財政政策では財務省のシナリオ通りに動くことが多く*9、甘利明*10経済再生担当相(当時)らを怒らせた。
稲田氏の風評は首相の耳にも届き、首相は政調会長交代を決断するが、28年8月の内閣改造では防衛相に起用した。周囲は反対したが、首相は「彼女に安保・防衛を学ばせたい」と耳を貸さなかったという。
これまた「お前、防衛相就任時にそんな事一言も言ってなかったろうが、産経」ですね。全く無責任な産経です。むしろ「農協改革は稲田の手柄」とか言ってたんじゃなかったか。
つうか防衛相辞任について言えば「日報隠蔽」が原因だから「勉強不足」とか言う話じゃないでしょう。
防衛政策に疎い稲田氏は野党の格好の標的となった。8月15日の全国戦没者追悼式に欠席したことを民進党の辻元清美衆院議員に批判され、涙ぐんだこともある。
「8/15欠席」は「防衛政策に疎い」つう話じゃないでしょうに。
「米国は靖国参拝を批判してるのに何故?」という困惑の声は無論ありました。しかし産経は逆に「よくやった」と当時褒めていたと思います。
学校法人「森友学園」の問題では、(ボーガス注:森友学園と全く無関係と答弁した後に、森友の裁判で森友側)代理人として訴訟に出廷したことが分かり、国会が紛糾。
「稲田の虚言は批判されて当然」とはいえ、森友の本丸はもちろん安倍夫婦であり、稲田ではありません。
野党が強く要求していたのも稲田よりもむしろ「名誉校長・昭恵の証人喚問」です。
「籠池が暴露した100万円寄付は事実か」「籠池が暴露したFAXはどういう事なのか」「何故名誉校長になったのか」などということを昭恵に問いただしたかったわけです。
■【蓮舫代表辞任】民進党代表選は前原誠司*11、玉木雄一郎*12、枝野幸男*13、長妻昭*14各氏らを軸に展開か
http://www.sankei.com/politics/news/170728/plt1707280008-n1.html
こうなると「前原、枝野の幹事長就任辞退」は「蓮舫おろしへの荷担&次期代表狙いだったのか」ということで正直、両名に対しては腹立たしいものがあります。
俺的には右寄りの前原は論外ですね。
まあ元幹事長の枝野氏は「幹事長時代の振る舞いから考えるに」、「もちろん左派ではない」ものの共産党を含む野党共闘を容認し、党内左派にそれなりの配慮をする程度には「穏健保守かと思う」ので敢えてこの中で一番「俺にとっていい候補」を挙げれば、「幹事長就任辞退による蓮舫おろしへの荷担」という「不愉快な事実」を考慮しても枝野氏でしょうか。
「社会党右派出身」とはいえ社会党書記長経験者の赤松広隆氏*15をリーダーとする旧社会党グループが枝野擁立に動いてるそうです。
玉木氏、長妻氏はよく分かりません。よく分からない人間は不安なのでとても支持は出来ません。
アンチ前原の俺としては「山尾氏ってそんな人なのか」とげんなりですね。
なお、山尾については
M.kyoya
山尾さんはどうして横浜市長選で現職の応援に入っちゃったんでしょうか。がっかり感がハンパないです
有田芳生@aritayoshifu
民進党新代表は「昔の名前で出ています」ではなく「何かやりそう」という刷新イメージが必要だ。山尾代表を実現できないか。「ポスト蓮舫」があるならばと胸に秘めていました。その勝手な期待=希望は(ボーガス注:山尾氏の林市長応援という裏切り行為とそれに対する野党支持者の反発で)消えてしまいました。
a.kimitoki
(ボーガス注:有田氏ら民進党関係者は)山尾さんに、林市長応援の真意を伺い立てしてもいいのでは
ryozanpaku
(ボーガス注:横浜市長選での裏切りで)少なくとも山尾議員(ボーガス注:の代表)はない。横浜市長選林候補応援の経緯が知りたい。なにがあったのですか。
という批判もあります。横浜市長選で野党候補が勝利すれば、あるいは勝利せずとも善戦すれば安倍も苦しいでしょうに有田氏らのツィートが事実なら「山尾が何を考えてるのか知りませんし知りたいとも思いませんが」山尾の行為は酷い裏切りです。
こんな人間に代表の資格などない。
■【蓮舫代表辞任】前原誠司・枝野幸男両氏一騎打ちへ 民進、9月上旬までに代表選
http://www.sankei.com/politics/news/170728/plt1707280054-n1.html
産経記事が事実なら「元代表VS元幹事長」でまるで新鮮みがない上に、どちらも「左派だのリベラルだのとは到底言えない人間」です。しかも二人とも蓮舫氏の幹事長就任要請を辞退し、蓮舫おろしに事実上荷担した人物です。俺的には「こんなんしか代表候補がいないのか」「なら蓮舫のままでええがな」ですね。
まあ、あえて言えば俺は枝野支持ですが、それは「反共極右(内心では野党共闘に極めて否定的)」で「ガセネタメール騒動(脇が甘い)」の前原が論外だからにすぎません。
・前原氏は28日、旧民社党系グループを率いる高木義明*16元文部科学相と会い、立候補する考えを伝えた。
・昨年9月の代表選で前原氏を支えた松野頼久*17元官房副長官のグループも会合を開いた。
・一方、枝野氏は28日、旧社会党系グループを率いる赤松広隆前衆院副議長や民主党政権時代に官房長官として仕えた菅直人*18元首相とも面会し、代表選に向けた党内情勢などについて話し合った。岡田克也*19前代表とも電話で意見交換した。
ということで支持者も露骨に「前原支持は旧民社系、松野など極右、枝野支持は旧社会党系、菅氏など極右以外」となっています。
俺の枝野支持は、「安倍と安倍以外(岸田*20外相や石破*21元幹事長、石原伸晃*22経済財政担当相ら)なら安倍以外の方がマシ」程度の話にすぎません。
■【稲田朋美防衛相辞任】「遅すぎる」… 自民落選候補からは恨み節
http://www.sankei.com/politics/news/170728/plt1707280048-n1.html
「迷惑だった。辞意表明が遅すぎる」と憤るのは、野村有信氏(76)=青梅市。
当初、優位に選挙戦を進めているとみられていたが、形勢が逆転し、落選した。「稲田氏を高く評価してきた安倍首相も辞めるべきだ」と怒りを隠さない。
都議選落選者とは言え、自民党関係者から公然と「稲田氏が責任をとって辞めるというなら、首相にもやめて欲しい」と言う言葉が出てくるのはもはや今の自民党は尋常な政党とはいえないでしょう。
■【国際情勢分析】インドの「ニセ交戦」疑惑に最高裁が捜査命令 軍が昇進に悪用 「超法規的殺人」が横行か
http://www.sankei.com/premium/news/170728/prm1707280002-n1.html
「分離独立運動のあるカシミール州」などで、テロリストでも何でもない人間を私利私欲で軍人が殺害したあげく「テロリストのやむを得ない殺害=だから合法」で片付けることが横行してると言うんだから恐ろしい話です。
■「プレ金」消費効果伸びず 導入6カ月目、成功例は一部
http://www.sankei.com/economy/news/170728/ecn1707280013-n1.html
そもそも「国や地方自治体ですらプレ金で早期退庁してるのか」て話です。
国や自治体すら、「忙しくてそんなコトできない」「『そんなに暇なのか』という世間の眼が気になってできない」というならそれこそ民間企業はそんな事しません。
つうか本来はプレ金ではなく「毎日可能な限り早期退社」であり、それを促進するという取組が安倍が声高に叫んだ「働き方改革」「1億総活躍」だったはずなのですが。
■【今井絵理子氏不倫報道】今井絵理子参院議員、離婚協議中に交際求められたと主張 「略奪不倫」を否定
http://www.sankei.com/politics/news/170728/plt1707280006-n1.html
安倍自民の落ち目ぶりを象徴していますね。
安倍が落ち目でなければ「元人気タレント」とはいえ陣笠議員の不倫がこれほど騒がれることはおそらくなく
「(ボーガス注:森友・加計問題などで)自民党が大変な時期に私事でさらなるご迷惑をかけたことも、おわび申し上げます」と謝罪
と今井が謝罪することもなかったでしょう。
■【蓮舫代表辞意】墜ちた女王、栄光と挫折 「ジャンヌダルク*23」を殺した民進 蓮舫氏*24、満身創痍で退場
http://www.sankei.com/politics/news/170728/plt1707280005-n3.html
(ボーガス注:テレビタレント出身の?)蓮舫氏が余人をもって替えがたい発信力とキャラクターを備えていることも否定できない*25。
蓮舫氏は旧民主党政権時代、むだな予算に敢然と切り込む姿から「仕分けの女王」と称された。人気は根強く、先の東京都議選では党勢が低迷する中、蓮舫氏がビラを配ると他の議員とは比べものにならない早さでビラがなくなった。
昨年夏の都知事選前に民進党内で蓮舫氏擁立論が浮上した際、小池百合子*26知事は(ボーガス注:参院東京選挙区でトップ当選したことがある)強力なライバルの登場を懸念し、蓮舫氏出馬の可否を注視していたとされる。有権者を引きつける独特の存在感を蓮舫氏が持つことの証左にほかならない。
(中略)
党再生の切り札になり得る「ジャンヌダルク」を殺してしまったことは民進党の大きな損失と言わざるをえない。
「代表辞任すれば御の字、それが無理でも彼女のイメージダウンや民進党の内紛を助長できればOK」とばかりにさんざん彼女を「二重国籍問題」というデマで誹謗していた癖にふざけるな、と思いますがそれはさておき。
あの産経ですらこういってることを「彼女を引きずり下ろしたり」「そうした動きを阻止せず黙認したりした」民進党の連中はどう思ってるのか。
蓮舫支持者でない俺ですら民進党の連中の愚劣さには怒りを禁じ得ません。
正直「困難とは思いますが」蓮舫氏の復権を願ってやみません。こうなると「都知事選に出馬していた方が彼女にとっても民進党にとっても都政、国政にとっても」良かった気すらしてきます。
■駐日デンマーク大使館ツィート
駐日デンマーク大使館 @DanishEmbTokyo
デンマークでは外国籍を取得しても、デンマーク国籍を離脱する必要はありません。
首相や政治家が外国籍を持つことを禁止する法律もありません。
産経「二重国籍騒動」とは関係なく、深い意味はないのかも知れませんが、深い意味を感じてしまうのは俺が勿論日本人だからです。いずれにせよこのツィートで分かるように二重国籍を禁止する制度がない限り「政治家の二重国籍」は違法ではないし、「違法でないモノ」を「違法ではないが不当」と判断、評価するかかどうかは単に個人の価値観(俺はこのケースで不当と判断するのは差別的価値観だと思いますが)でしかありません。
■【民主化活動家が結集】人権弾圧にNO! 「中国への経済援助は中国共産党を支援していること」「日本は対中政策を再検討せよ」(政治部 原川貴郎)
http://www.sankei.com/premium/news/170728/prm1707280006-n1.html
「中国民主論壇」はシンポジウムで、海外の中国民主化運動の中心地を従来の欧米から香港、台湾、日本に移す方針を明らかにした。欧米での中国の民主化に対する関心は薄れている上、近い地域からアピールした方が中国に与える影響が大きいと考えたためだ。
まあこれが事実なら考え違いも甚だしいですね。
「欧米が駄目だから日本でやる」なんて安易な気持ちでうまくいくわけがない。下手したら日本の反中国右翼に事実上乗っ取られますよ。つうか既に乗っ取られてるかも知れませんが。
シンポジウム2日目の24日には盛氏が登壇した。台湾社会で中国の影響が強まっているとして、国際社会が台湾を支援すべきだと考える盛氏は、米国の台湾関係法にならい、日台関係に法的根拠を与える「日本版『台湾関係法』を制定すべきだ」と訴えた。
やれやれですね。そんなモン現実問題作れるわけがないし「中国の民主化」イコール「(反中国という意味での)台湾の支援」でもない。こんなことを言えば「台湾支援に消極的な人間」は民主化運動から手を引きますし、中国から「民主化のバックには台湾の反中国派がいる。彼らの民主化は口から出任せで目的は反中国だ」とネガキャンされるだけでしょう。
23日の日程の終了後、中国民主論壇の秦晋共同主席が産経新聞の取材に応じ、「真の日中友好は、中国が民主化して初めて実現する」などと語った。発言の詳細は次の通り。
「かつて日本には中国から文化が伝えられたが、明治維新で日本は換骨奪胎し、中国を、そしてアジアをリードする国になった。現在でも、日本は各分野で中国にまさっている。唯一劣っているとすれば核兵器ぐらいだろう」
まあ反中国右翼へのおべっかでしかないですね。「中国が大国化したこと」もあり、もはや今の日本は「全ての分野で中国に勝ってる」と豪語できるほどではないでしょう。
(ボーガス注:1992年の天皇訪中など)1989年(ボーガス注:の天安門事件)以降の日本の対中政策はすべて間違っている。日本だけでなく、全世界の間違いでもある。
そんな事今さら言ってもどうにもなりません。
世界に養われた中国は強大になり、今や経済の規模は世界第2位となった。だが、中国の政治制度は、人類の発展とマッチしておらず、世界に危害をもたらしている
「不十分な民主化(民主化の足りなさ)」により「国民に害悪を与えてる」ならともかく「世界に危害」はもたらしてはないですよねえ。
「世界に危害をもたらす」ようなら誰も中国が提案するAIIBや一帯一路に応じたりはしません。
1930年代には、英仏のナチス・ドイツに対する宥和政策が第二次世界大戦を招いた。現在、西側諸国全体と中国の実力差は大きく、中国に対する宥和政策が世界大戦を招くことはないだろう。
実力差も何もそんな事する動機がないですからね。
西側諸国は、経済発展すれば中国の民主化の道を歩むと考えたが、それは間違っていた。
建前はともかく実態はそう言うきれい事で中国と貿易したり、ODAしたりしているわけではない。
日本には再びアジアをリードしてほしい。かつて大東亜共栄圏の夢があったではないか。
やれやれですね。「産経の発言捏造でなければ」完全に日本ウヨに運動を乗っ取られたようです。こういうバカを言えば当然ながら日本ではウヨ以外は彼らを敬遠します。
「中国の民主化」=「戦前日本賛美」ではないからです。つうかこんな事言ったら日本だけでなく、欧米でも相手にされないでしょう。
そして中国は彼らを「日本ウヨと野合する歴史修正主義者」とネガキャンするわけです。
政府の教育で民族感情をあおられ、日本を恨み憎むこともなくなるはずだ。
日本鬼子、三光政策…。私が小さいころもこうした教育を受けた。だが、海外に出て多くの情報は間違っていることが分かり、日本を見直し、公平に見るようになった
まあ日本ウヨに媚びる輩の言う事なので話半分に聞いておきます。
「中国人観光客のいわゆる爆買い」「中国でのドラえもん人気」などを考えるだけでも
1)そのような教育が本当にあるか疑問
2)あったとしても「戦前日本の侵略は酷かったが今は日中関係は友好関係になった」として戦前と戦後はきちんと分けている
3)仮に戦前と戦後をごっちゃにして糞味噌に日本を罵倒する教育があったとしても、中国国内で流通する日本の商品、文化(アニメなど)の影響もあって、国民に全く浸透してない
などと見るべきでしょうね。
もちろん「歴史認識問題で安倍政権批判すること」は「日本を憎むこと」ではないし、ここまで中国が日本政府を批判するのも極右・安倍政権くらいのモンです。
いずれにせよ中国の民主化が将来あるにせよこいつらに活動の舞台はないでしょう。日本ウヨと野合するようなバカに活動の場があるとも思えない。
時代状況が今と全然違います。しかもここで名前が挙がってる人間は政治家の犬養以外は「民間右翼」でしかない。
■【阿比留瑠比の極言御免】憲法改正を恐れ、ひるみ、印象操作か メディアは「言論の自由」と「風説の流布」をはき違えるな
http://www.sankei.com/premium/news/170728/prm1707280007-n1.html
無茶苦茶な詭弁ですね。安倍が不正をやらかすから批判してるだけで改憲がどうとか全く関係ない。
例えば「岸信介元首相*28がダグラス・グラマン疑惑で批判され国会議員引退に追い込まれた」のも「中曽根康弘*29元首相、安倍晋太郎*30自民党幹事長がリクルート疑惑で批判された」のも「村上正邦*31がKSD疑惑で起訴された」のも彼らが改憲派だからではない(まあリクルートは「宮沢喜一氏*32のようなハト派」も名を連ねてましたが。あの事件ではタカ派、ハト派関係なく自民党幹部連中は軒並み名を連ねてました。その結果、傍流の宇野宗佑氏*33、海部俊樹氏*34に首相の座が回ってきます)。
一方で「加藤紘一氏*35が金庫番秘書の脱税で批判された」のも「辻元清美氏*36が秘書給与詐取問題で批判された」のも「産経のようなウヨはともかく」、一般人は「ハト派だから批判してる訳ではない」。
そもそもあれだけ支持率が下がって「護憲云々」もないでしょう。安倍批判派が軒並み護憲派だと言う事は「護憲派の俺にとって残念ですが」ありそうにもない。
安倍が「クリーンで公私混同しないタカ派」であればこんな事態にはならなかったわけです。
*1:中曽根内閣文相、自民党政調会長(宮沢総裁時代)、宮沢内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相
*2:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相を経て大統領
*3:著書『現代ロシアを読み解く』(2002年、ちくま新書)など
*4:この「ら」には「アンチプーチン」の常岡浩介や黒井文太郎も含まれます。
*5:橋本内閣労働相、森内閣国家公安委員長、第一次安倍内閣文科相、自民党幹事長(福田総裁時代)、福田内閣財務相、衆院議長など歴任
*6:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長などを経て首相。現在、第二次、第三次安倍内閣副総理・財務相
*7:佐藤内閣官房長官、自民党幹事長(佐藤総裁時代)を務めた保利茂の息子。海部内閣文相、小渕、森内閣自治相・国家公安委員長、自民党政調会長(福田、麻生総裁時代)など歴任
*8:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相、自民党総務会長(福田、第二次安倍総裁時代)などを経て自民党幹事長
*9:つうか財務省のトップは元首相の麻生ですからねえ。「稲田は麻生とガチンコでやれ」なんて要求するのは無茶でしょう。
*10:小渕内閣労働相、第一次安倍、福田内閣経産相、麻生内閣規制改革担当相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第二次、第三次安倍内閣経済財政担当相を歴任
*11:元代表。鳩山内閣国交相、菅内閣外相、民主党政調会長(野田代表時代)、野田内閣国家戦略担当相など歴任
*13:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相、民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)を歴任
*16:菅内閣文科相、民主党選対委員長(野田代表時代)、国対委員長(海江田代表時代)など歴任。
*17:鳩山内閣官房副長官、維新の会国会議員団幹事長、維新の党代表など歴任
*18:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相などを経て首相。現在、民進党最高顧問
*19:鳩山、菅内閣外相、野田内閣副総理・行革相、民主党代表代行(海江田代表時代)、代表など歴任。現在、民進党常任顧問
*20:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相を経て第二次、第三次安倍内閣外相
*21:小泉内閣防衛庁長官、福田内閣防衛相、麻生内閣農水相、自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相を歴任
*22:小泉内閣国交相、自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相を歴任
*23:ある意味今回の彼女の扱われ方(党内の蓮舫おろし)は「火あぶりになったジャンヌダルク並み」に酷い代物でしょう。
*24:菅、野田内閣行政刷新担当相、民主党代表代行(岡田代表時代)を歴任
*25:だからこそ産経は二重国籍疑惑というデマ中傷に走ったわけです
*26:小泉内閣環境相、第一次安倍内閣環境相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)を経て都知事
*28:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相。戦後、自民党幹事長、石橋内閣外相を経て首相
*29:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相、自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官を経て首相
*30:三木内閣農林相、福田内閣官房長官、自民党政調会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党幹事長(竹下総裁時代)を歴任
*32:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相を経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相
*33:田中内閣防衛庁長官、自民党国対委員長(三木総裁時代)、福田内閣科学技術庁長官、大平内閣行政管理庁長官、中曽根内閣通産相、竹下内閣外相を経て首相
*34:福田、中曽根内閣文相を経て首相
*35:中曽根内閣防衛庁長官、宮沢内閣官房長官、自民党政調会長(河野総裁時代)、幹事長(橋本総裁時代)を歴任
*36:社民党国対委員長、鳩山内閣国交副大臣、菅内閣首相補佐官(災害ボランティア担当)、民主党政調副会長、民進党役員室長など歴任。