今日の産経ニュース(2/10分)(追記・修正あり)

夫婦別姓、賛成42%、反対上回る 内閣府世論調査
http://www.sankei.com/politics/news/180210/plt1802100019-n1.html
 反対上回ると言っても賛成42%で「過半数超えてない」わけですからねえ。
 要するに「強固な反対派は減ってる」が「賛成と明言する」人もなかなか増えず、未だに「わからない」が多いんでしょう。
 正直「選択式別姓」であって「あなたは夫婦別姓にしますか」と聞いてるわけでもないのに反対したり、解らないと答える人間の気が知れません。
 俺なんか「別姓にしたい人はそうすればいいがな」としか思いませんね。

 男女とも60代以下は賛成が多数だが、70代以上は反対が52・3%と過半数を占め

 まあ予想通りですが、戦前生まれだとそうなるんでしょうか?

 平成24年の前回調査は法改正に反対が賛成をわずかに上回っていたが、今回は賛成が前回比7・0ポイント増となり、賛否が逆転した。

 「7ポイント増加は誤差ではなく実際に実態が変化してる」と理解すれば夫婦別姓への国民の理解は進んでるわけです。つうか平成24年の前回調査で反対が上回ってるつうのが俺的には驚きです。

 内縁関係にある夫婦については同じ名字を名乗らなくても「夫婦と同じような生活をしていれば、正式な夫婦と変わらない」との回答が74・6%で過去最高となった。

 今ひとつよくわからない回答です。「だったら夫婦別姓でええやんか」と思うのは俺だけではないでしょう。実際、夫婦別姓にしたいが故にそういう形態をとってる方もいるわけですしね。


■「やましいことないなら、きちんと説明を」と石破茂*1 森友問題めぐり佐川宣寿国税庁長官に注文
http://www.sankei.com/politics/news/180210/plt1802100018-n1.html
 この程度のことすら石破しか自民党内で言う人間がいないのかと思うと呆れます。まあ、その石破も昭恵に対しては「やましいことないなら、きちんと説明を」とはいわないわけですが。


■中国国営新華社通信の日本語配信始まる
http://www.sankei.com/premium/news/180210/prm1802100020-n1.html

 会場の最前列には、新華社の蔡名照社長や程永華*2駐日大使のほか、福田康夫*3元首相、宮本雄二*4・元駐中国大使、明石康・元国連事務次長らが座った。
(中略)
 福田氏は「日中平和友好条約締結40周年、中国にとっては改革開放40周年、そして昨年の第19回中国共産党大会後の年という画期的な記念すべき年に、この事業が開始されるのは大変意味のあることだ」と強調した。
 また、サービス提供で協力する共同通信の福山社長について、「平和友好条約締結時に当時の福田(赳夫)*5首相を取材した担当記者だった。誠実で誠意のある人柄は変わらないので、蔡社長の期待に十分に応えることを期待している」と述べた。

 同じ清和会出身でありながら、安倍と福田氏のこうした違いにはいつもながら驚きます。

*1:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)など歴任

*2:駐マレーシア大使、駐韓国大使などを経て駐日大使

*3:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*4:著書『習近平の中国』(2015年、新潮新書)、『強硬外交を反省する中国』(2017年、PHP新書) など

*5:岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣外相、佐藤、田中内閣蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官などを経て首相