今日の産経ニュース(5/6分)(追記・修正あり)

■立憲民主・枝野幸男*1、LGBTイベント参加「違い認める社会を」 細野豪志*2小池晃*3*4
https://www.sankei.com/politics/news/180506/plt1805060010-n1.html
 こういうのに自民、公明は出席しないんですかねえ。自民の有力支持団体が現在「LGBTを公然と差別している極右団体・日本会議であること」と考え合わせれば、やはり「こうしたイベントに参加しないこと」については「自民党日本会議差別意識保有しているからではないか」「それを公明党も忖度しているからではないか」と疑わざるを得ません(追記:枝野氏のツイートによれば、自民からの参加者はあったようです)。
 ちなみにこのイベントについて政治家各位のツイート(あいうえお順)。

枝野幸男
・レインボー・プライドを訪ね、パレードにも参加しています。写真は、パレード出発前に、立憲民主党埼玉県連合*5の参加メンバーと。左から、大河原雅子*6衆議院議員(県連合副代表*7)、高木錬太郎*8衆議院議員(県連合選挙対策委員長)、私、井上将勝県議会議員です。お天気に恵まれましたが、暑いです。
自民党さんを含めて、趣旨に賛同する各党(ボーガス注:の議員?)が(ボーガス注:個人としてではなく?)政党(ボーガス注:の代表として?)として参加しています。
・今日のイベントには自民党の国会議員も参加していますよ。

 枝野ツイートの一部は「自民党はなぜ参加しないのか?。もしLGBTへの認識が弱いからという理由ならば、自民支持ではないが政権与党がそんなことでは困ったことだ」と嘆く立民支持者(?)への枝野氏の応答です(俺も既に同様の嘆きを上で書きました)。ふーむ、つうことは産経が「自民党議員がこうしたイベントに参加することについて触れたくない」から記事では「ら」で片付けたのかな?。まあ、自民からの参加者が「立民代表・枝野氏、社民党副党首・福島氏、共産党書記局長・小池氏らと違い、党幹部でない」つうのもあるかもしれませんが。まあ、どんな形でアレ自民から参加者がいたことはいいことです。

小池晃
・東京レインボープライド。love & equalityをテーマに。すべての人が、より自分らしく誇りを持って、前向きに楽しく生きていくことができる社会を!多様な個人の生き方を互いに尊重する社会に!なくそうSOGIハラ超党派の国会議員に皆さんと一緒に渋谷をパレードしました。
・東京レインボープライド。吉良よし子*9、山添拓*10、池内さおりさん*11と。全国から多数の共産党地方議員も参加されていました。欧州各国の大使館も。台湾の方からは、立法化も進んでいると。国会での立法とともに、自治体での条例化にも全力上げねば

 吉良氏、山添氏、池内氏と1970年代後半生まれの俺より皆若いので「俺も年とったんだなあ」感と「共産も共産として若手育成に努めてるんだなあ」感がひしひし。

小池晃リツイート
■フランス大使館
 フランス大使は今日、ヨーロッパ諸国の大使らとともに、東京レインボープライド @Tokyo_R_pride に参加しています。 フランスはLGBTI(性的少数者)の人権を擁護します。

福島みずほ*12
・明日は東京レインボープライドに行きます。集会とパレードに参加をします。国会で、LGBT差別解消法案を成立させるようがんばります。また、同性婚法もパートナー法もないので、法定相続人になることができず、赤の他人なので、多くの問題が生じている。(ボーガス注:同性カップルについて一定の対応をしている渋谷区、世田谷区など)各自治体は頑張っている。国会が遅れている。
・東京レインボープライドで8000人の人たちとパレード。国会でLGBT差別解消法案を成立させたい。また同性婚法を作ってくれという声に応えたい。ビザの問題、性同一性障がいの手術要件の厳しさの緩和など取り組んでいく。

細野豪志
‏ レインボープライドパレードに参加して来ました。(ボーガス注:私・細野が一つの区切りと考えてる、東京五輪がある)2020年までに時間が少なくなってきました。何とか結果を出したいと思います。


■【ASEAN見聞録】ソンミ村虐殺から半世紀 ベトナム対米配慮の中…生存者が語る「あの日」
https://www.sankei.com/premium/news/180506/prm1805060019-n1.html

 ベトナムは米国と95年に国交を正常化し、近年は最大の輸出相手国となった。

 ということでソンミ虐殺などのことはあまり騒がないベトナムだそうです。
 当然ながら
1)ベトナムが安倍の靖国参拝などについて日本政府の右翼的言動について騒がないのも「日本との経済関係重視」のわけです。
 したがって
2)今後ベトナムが中国、韓国のように経済大国化すればそうした配慮はなくなり米国や日本に対する批判が噴出することは十分あり得るでしょう。
 というか韓国なんぞは朴チョンヒ時代などはそうした経済的事情から戦争被害者の日本への批判の声を力で抑え込んでいたのが、経済大国化や民主化などで抑えきれなくなったのが最近の状況の訳です。


■【経済インサイド】相次ぐ不祥事…麻生*13財務相イライラも記者への“口撃”はHPから削除(経済本部 西村利也)
https://www.sankei.com/premium/news/180506/prm1805060003-n1.html

 麻生氏の会見内容は財務省のホームページ(HP)で確認できるが、同省が余計と判断した発言部分は削除され(中略)る。
(中略)
 例えば3月9日の閣議後会見。この日は決裁文書の書き換えの有無について財務省として発表する気がないのかと、質問を重ねる朝日記者に麻生氏がいらだちを見せる場面があった。
 麻生氏が「(大阪地検による書き換えの)捜査の答えが出ていない。捜査は終了したんですか」と朝日記者に得意の逆質問。記者が「それは分かりません」と答えると、「朝日新聞の取材能力のレベルが分かるな」と吐き捨て、会見場を後にした−というのが実際のやりとりだ。だが、財務省のHPでは朝日記者の取材能力に言及した部分はカットされている。
(中略)
 また、3月13日には、東京新聞記者に、不祥事企業ではトップが関知していなくても辞任するケースが多いことについて問われ、「神戸製鋼所(の製品データ改竄)は20年ぐらい続いたのか?」と、ここでも逆質問。記者が「長年にわたって…」とうまく答えられずにいると「その程度の調査か」と、したり顔をみせた。当然のように、財務省HPでは「その程度の〜」の発言部分は削除されていた。

 まあ、発言(失言、暴言部分)が改竄(?)される財務相というのも麻生くらいのもんでしょう。全く恥ずかしい男です。

 大臣会見の詳報くらいは包み隠さず、そのままの形で掲載しても良いと思う

 そのままの形で乗せたらほぼ確実に各方面(例:野党)からの批判が危惧されますからね。でその場合に「なぜそのまま載せた!。俺を野党の攻撃対象にしたいのか」とか言い出しかねないのが麻生でしょう。大体これただの悪口雑言で、「そういう意味では」意味のある発言じゃないですしね。


■データ入力 別の中国系企業に委託 年金機構「時間限られていた」
https://www.sankei.com/life/news/180506/lif1805060012-n1.html

・機構は「他に業者がなく、時間が限られていたため随意契約したが、情報管理は問題ない」と説明している。
・機構は、2月にSAY企画と契約を打ち切ったあと、外部委託先を探していたが、「確実に業務を遂行してもらうため」として、過去に同様の業務を実施した業者9社に打診。唯一、中国系企業が受け入れた。本来ならば競争入札を行うところだが、機構は「時間が限られている」と判断し、随意契約を結んだという。

つう説明が事実ならこの契約に問題はないと思いますね。産経もこの説明について「嘘だ」とはいえないようですし。

*1:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)などを経て立憲民主党代表

*2:野田内閣環境相民主党幹事長(海江田代表時代)、政調会長岡田代表時代)、民進党代表代行(蓮舫代表時代)、希望の党憲法調査会長など歴任

*3:共産党政策委員長、副委員長などを経て書記局長

*4:なぜか記事本文には名前がありませんが、写真についたキャプションだと「社民党の福島副党首」も参加したようです。

*5:枝野氏は埼玉県選出です

*6:都議会議員東京・生活者ネットワーク元代表、世田谷区選出)、参院議員(東京都選挙区選出)をへて衆院議員(比例北関東ブロック選出)(ウィキペ「大河原雅子」参照)。

*7:なぜ都議で東京都選挙区選出の参院議員だった人が「比例北関東ブロック(埼玉、茨城、群馬、栃木)選出」とはいえ埼玉県連副代表なんですかね。まあ、それだけ埼玉の立民の基盤がまだ弱いってことなんでしょうが。

*8:2000年11月から2007年1月まで枝野代議士の秘書として活動。2017年10月の衆院選で初当選。妻はさいたま市議を経て埼玉県議の高木真理(ウィキペ「高木錬太郎」参照)。

*9:1982年生まれ。共産党参院議員、党准中央委員。父は高知県議会議員(共産党高知市選出)の吉良富彦、夫は目黒区議会議員の松嶋祐一郎(共産党)(ウィキペ「吉良佳子」参照)

*10:1984年生まれ。共産党参院議員。弁護士

*11:1982年生まれ。前・共産党衆院議員

*12:社民党幹事長、党首、鳩山内閣少子化等担当相などを経て社民党副党首

*13:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相。現在、第二〜四次安倍内閣副総理・財務相