「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2024年7/3日分:島田洋一の巻)(副題:宮田笙子をかばう島田)

◆島田*1ツイート

島田洋一
 体操女子のエースで福井・鯖江高出身の宮田選手。
 反省してもう手を出さないなら、ちょっとタバコを吸ったぐらい、いいだろう。
 協会役員やマスコミの連中も、叩けばいくらでもホコリは出るはずだ

島田洋一
 厳重注意と罰金50万円(後輩の育成費用に使う)くらいで十分だった。間違った処分。
 宮田選手が余りに可哀想だ
 宮田選手の放逐処分を取り消し、保身に走った体操協会会長は辞任すべき
宮田、パリ五輪代表辞退 19歳、飲酒と喫煙発覚―体操女子:時事ドットコム

島田洋一
 偉そうに、宮田選手への五輪辞退強要処分は当然と言っている連中は、どんな立派な生活を送っているのか
→ボーガス注:飲酒、喫煙という法律違反をすればペナルティがあるのは当然であり、「お前はどれほど立派なのか?」とかそういう話じゃないでしょう。勿論これは宮田に限りませんが。

 宮田笙子の悪評なんて、体操界では知られた話ではなかったか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)も指摘するように、今の時代、「出場OK」というわけにもいかないでしょう。せめてもの救いは体操協会が「我々にも責任がある」として宮田を切断処理してないことです。
 まあ喫煙はともかく、「飲酒場所」が「都内の居酒屋」ならともかく「五輪代表の宮田など特定人物しか使えない国立トレーニングセンター(例えば宮田笙子、喫煙はプライベートの場 飲酒はNTC宿泊施設内の自室/体操(サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース参照)」では「喫煙はともかく、飲酒については体操協会がどう見ても『見て見ぬふり』で黙認していた(そのため、宮田も甘く考えていた)」としか思えず、これでは協会も「宮田が勝手にやったこと、我々は被害者だ」とはとても言えないでしょうが。

島田洋一
 未成年の喫煙は法律違反だから宮田選手への五輪辞退強要は当然というなら、週2回ソープランド*2に行っている「買春」新藤義孝*3の経済財政担当大臣辞任も求めるべきだろう。LGBT利権法強行に功績があったから目をつぶるというわけか。

 少なくとも建前では「ソープランドは買春ではない(だから新藤が通ってる店も売春防止法違反で摘発されない)」し、そこまで島田が言うなら「ソープランドの廃止」を主張すべき話です。
 なお、LGBT法云々については以下を紹介しておきます。

新藤義孝 - Wikipedia
 2023年5月18日に衆議院で受理された自民党公明党提出の議員立法LGBT理解増進法案』の議案提出者の筆頭である。なお、LGBT理解増進法案は、岸田総裁の指示のもと、自民党内の部会での全会一致を経ずに、部会長一任で議員立法提出を行った初めてのケースである。

林芳正氏〝斬り〟内閣改造、保守派取り込み画策も 目を引く〝論功行賞〟二世議員も…安倍氏信頼厚かった木原氏が防衛相に(1/4ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト
 新藤氏を経済再生担当相として再入閣させる方針は反発を生みそうだ。
 LGBT法では、保守系議員(中略)から強い反発が出た。ところが、党委員会幹部だった新藤氏らは強引に(ボーガス注:全会一致や多数決*4では無く、幹部)一任を取り付け、国会に法案を提出した。党議拘束をかけて反論を押さえ込み、法制化にこぎつけただけに、党中堅は「保守の〝裏切り*5〟だった。今回の人事は、完全な『ご褒美』とみなされる」とあきれかえる。

島田洋一
 詰まらない問題でエースを外した日本体操界のナイーブさに、ライバルの中国はほくそ笑んでいるだろう。

 中国もライバル国の一つとは言え、ライバル国は勿論中国だけではない(例えば、2021年の東京五輪個人総合、女子ゆかでは米国選手が金メダル(2020年東京オリンピックの体操競技 - Wikipedia参照))のにこんなことを書くとは「出場辞退はやむを得ない」主張に「中国の手先」レッテルでも貼りたいのか?。いずれにせよ「中国」云々で島田が気にしてるのは「日本女子体操がメダルが取れなくなる恐れ」でしか無いことがモロバレです。


「日本に予算増加させた」 バイデン氏、また失言:時事ドットコム

 バイデン米大統領は5日、米ABCテレビのインタビューで「私は日本に予算を増加させた男だ」と述べた。バイデン氏は昨年6月にも日本の防衛予算増を巡って「私が(ボーガス注:増やすよう)説得した」と述べた後、「わが国自身の判断」とする日本政府の申し入れを受け撤回した経緯がある。今回は何の予算か言及しなかったが、(ボーガス注:恐らく「防衛予算」であり、過去の発言撤回を忘れたのか)重ねての「失言」で同氏の認識が改めて問われそうだ。

 「トランプ支持」島田が「こんな男が大統領候補でいいのか」と悪口ツイートしてましたが「トランプよりマシ」とはいえ「何ともかんとも」です。

島田洋一
 LGBT利権法について安倍昭恵氏。
 古くから日本は性的少数者を寛容に受け入れてきた*6
「必要のない法律を作れば、それにかこつけて利権ができる、そこを主人は危惧していました」(月刊Hanada8月号)
 昭恵さん証言に、LGBT利権法を推進した自民党議員らはどう答えるのか

 こんな発言は安倍が「LGBT差別者だ」と宣伝してるのも同然(実際、差別者でしょうが)ですがそうは思わないらしい昭恵と島田には呆れます。
 そもそも「LGBT法反対=統一協会の立場」「安倍は統一協会とズブズブで、その結果、山上の恨みを買って暗殺」の今、「安倍がLGBT法反対だったのは、統一協会の票や献金目当てだろ。それこそ利権じゃ無いのか?」「LGBT法の何処が利権だ?」「モリカケ桜の疑惑政治家がよく言う。安倍こそ加計学園に利益提供した利権政治家だろ」と呆れられるのが落ちです。
 しかし、こうした昭恵発言も今や「月刊文春」等ではなく「月刊Hanada」ですか。昭恵も安倍死後の「自らの政治力低下」を痛感してるでしょう。
 「安倍死後の補選」では自民が担いだ候補(当選者)は「安倍とのつながりが薄い人間」でしたし、その当選者は「次の衆院選では定数減の結果、自民が候補を減らさざるをえない」ため、選挙出馬を断念するだろう(他に山口から出馬予定の岸信千世*7、林官房長官等に比べ立場が弱いため、山口から出馬する候補を一人減らすとしたら彼しかいない)とみられています。その結果、山口の国会議員としては安倍政権下において「第二次、第三次安倍内閣農水相、第四次安倍内閣文科相」を務めたとは言え、岸田派所属で安倍に近いわけではない「林官房長官(岸田内閣で外相を経て官房長官)」の力が強まっていく(その結果、山口での昭恵ら安倍関係者の力は衰退していく)という見方が強い。まあ、岸信千世は「安倍とつながりがある(父親は安倍の実弟)」とはいえ、大臣経験は無いし「林官房長官と比べて政治力など無い」わけです。

*1:福井県立大名誉教授。救う会副会長。国家基本問題研究所評議員兼企画委員。著書『アメリカ・北朝鮮抗争史』(2003年、文春新書)、『3年後に世界が中国を破滅させる』(2020年、ビジネス社)、『アメリカ解体』(2021年、ビジネス社)、『腹黒い世界の常識』(2023年、飛鳥新社)等

*2:新藤のソープ云々については例えば元総務相・新藤議員、年始めの超高級ソープ通い 後援者の葬儀後に(全文) | デイリー新潮参照

*3:第二次安倍内閣総務相等を経て現在、岸田内閣経済財政担当相

*4:勿論多数決で勝てる保証がない上に、勝った場合も対立の表面化でしこりが残ることを恐れた

*5:新藤は2012年自民党総裁選では安倍の推薦人の一人となり、第二次安倍内閣総務相で、また『2012年(平成24年)8月18日、超党派日本の領土を守るため行動する議員連盟」の一員として尖閣諸島を洋上視察』『青山繁晴櫻井よしこ西村幸祐などが呼びかけ、 2012年11月4日にアメリカ・ニュージャージー州の新聞「スターレッジャー」紙に掲載された慰安婦広告に連名』、『女性天皇に反対』などの右翼言動(新藤義孝 - Wikipedia参照)のために「LGBT法案反対」を期待されていたのに逆に「LGBT法案推進」の立場で動いたため「新藤が裏切った」と島田洋一らウヨの恨みを買うことになった。

*6:そんな事実はそもそもないでしょう。だからこそ例えば「生前、三島由紀夫両性愛者であること(妻とは別に男性の愛人がいること)を公表しなかった(できなかった)」。

*7:安倍の実弟岸信夫防衛相(菅内閣)」の息子。