「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2024年7/3日分:島田洋一の巻)

◆島田*1ツイート

島田洋一
 LGBT利権法について安倍昭恵氏。
 古くから日本は性的少数者を寛容に受け入れてきた*2
「必要のない法律を作れば、それにかこつけて利権ができる、そこを主人は危惧していました」(月刊Hanada8月号)
 昭恵さん証言に、LGBT利権法を推進した自民党議員らはどう答えるのか

 こんな発言は安倍が「LGBT差別者だ」と宣伝してるのも同然(実際、差別者でしょうが)ですがそうは思わないらしい昭恵と島田には呆れます。
 そもそも「LGBT法反対=統一協会の立場」「安倍は統一協会とズブズブで、その結果、山上の恨みを買って暗殺」の今、「安倍がLGBT法反対だったのは、統一協会の票や献金目当てだろ。それこそ利権じゃ無いのか?」「LGBT法の何処が利権だ?」「モリカケ桜の疑惑政治家がよく言う。安倍こそ加計学園に利益提供した利権政治家だろ」と呆れられるのが落ちです。
 しかし、こうした昭恵発言も今や「月刊文春」等ではなく「月刊Hanada」ですか。昭恵も安倍死後の「自らの政治力低下」を痛感してるでしょう。
 「安倍死後の補選」では自民が担いだ候補(当選者)は「安倍とのつながりが薄い人間」でしたし、その当選者は「次の衆院選では定数減の結果、自民が候補を減らさざるをえない」ため、選挙出馬を断念するだろう(他に山口から出馬予定の岸信千世*3、林官房長官等に比べ立場が弱いため、山口から出馬する候補を一人減らすとしたら彼しかいない)とみられています。その結果、山口の国会議員としては安倍政権下において「第二次、第三次安倍内閣農水相、第四次安倍内閣文科相」を務めたとは言え、岸田派所属で安倍に近いわけではない「林官房長官(岸田内閣で外相を経て官房長官)」の力が強まっていく(その結果、山口での昭恵ら安倍関係者の力は衰退していく)という見方が強い。まあ、岸信千世は「安倍とつながりがある(父親は安倍の実弟)」とはいえ、大臣経験は無いし「林官房長官と比べて政治力など無い」わけです。

*1:福井県立大名誉教授。救う会副会長。国家基本問題研究所評議員兼企画委員。著書『アメリカ・北朝鮮抗争史』(2003年、文春新書)、『3年後に世界が中国を破滅させる』(2020年、ビジネス社)、『アメリカ解体』(2021年、ビジネス社)、『腹黒い世界の常識』(2023年、飛鳥新社)等

*2:そんな事実はそもそもないでしょう。だからこそ例えば「生前、三島由紀夫両性愛者であること(妻とは別に男性の愛人がいること)を公表しなかった(できなかった)」。

*3:安倍の実弟岸信夫防衛相(菅内閣)」の息子。