■二階俊博氏*1発言は「言い過ぎ」 公明・石田祝稔*2政調会長が苦言
https://www.sankei.com/politics/news/180627/plt1806270043-n1.html
「子どもを持たない人間はおかしい」なんて、言い過ぎじゃなくて明らかな差別、偏見じゃないですか。
例えば「公明党は今も日蓮の国教化目指してる」などといったらそれは言い過ぎになるのか。ただのデマでしょうよ。こう言われたら公明党もマジギレするでしょうに公明党と関係ない*3他人への誹謗なら言い過ぎで片付けるのか。
まともに批判ができないとは公明党も落ちぶれたもんです。これなら何も言わない方がまだましじゃないか。
■【男子ゴルフ】片山晋呉選手が謝罪「ゴルフ人生の糧に」「きちんと猛省」 主な一問一答
https://www.sankei.com/sports/news/180627/spo1806270046-n1.html
まあ率直に言って片山にも問題があるのかもしれませんが、そもそもスポーツ選手の主な仕事は「試合に勝つこと」ではないのか。
皆が皆「アマチュアゴルファー(タニマチ?)の接待なんかしなくてもいいんじゃないか」、つまり「片山がやりたくないなら無理して接待させなくてもいいんじゃないか」と俺なんか思いますけど、そういう時代じゃないんですかね。
と同時にいくら片山が非礼でも普通に抗議するのではなく、勝手に帰ってしまう今回のアマゴルファーも少し大人げないんじゃないですかね?。そういう大人げないことをする方には問題はないのか。
日本ゴルフツアー機構が、「あなたにも問題がある」といえないような力関係にでもあるのか。
■連合が自民に政策要望 岸田*4政調会長と相原事務局長が会談
https://www.sankei.com/politics/news/180627/plt1806270044-n1.html
「高度プロに反対じゃなかったのか!」と説教したくなりますね。
本当に連合執行部が「高度プロに反対なら」、強行採決を画策してるという今こんな会談はしないでしょう。いや会談する場合でも「強行採決などするな」などかなり厳しい物言いをしなければ「やる気があるのか!」つう話になるでしょう。どうも連合執行部にはやる気はなさそうですが。
まあ共産党を敵視したあげく、労組に理解があるわけでもない小池にへいこらするような連中ですからね。
■参院、加藤勝信厚労相の問責決議案を否決 与党、働き方改革法案の29日成立目指す
https://www.sankei.com/politics/news/180627/plt1806270032-n1.html
安倍が「どこが働き方改革だ!」という野党の追及に逃げ切れず、「時短が目的じゃない」と「過去の答弁に反する」無茶苦茶なことを言い出したのに、朝日新聞、東京新聞など一部を除きまともにマスコミも批判報道せず、下手したら今週可決というのだからうんざりします。特にひどいのがテレビ局でしょう。
この件といい、加計森友といい、もはや日本の民主主義、法治主義は相当にやばいところに来ています。もちろん可決阻止が最善ですが可決成立という最悪の場合も「この法のひどさを訴え再改正を目指す戦いをしていく(場合によっては裁判闘争も検討する)」必要があるでしょう。
再改正が楽だとはいいませんが、「その問題点を実感しづらい制度(例:特定秘密保護法)」に比べたら「その問題点を国民も実感しやすい(再改正を訴えやすい)」んじゃないか。
しかしこの期に及んで安倍を支持する連中といい、安倍をまともに批判せずW杯報道だの片山晋呉の謝罪などにかまけるマスコミといい「あほか!」とぼやかずに入られません。
しかし自民党も「財界が残業代払いたくないというからそうする」なんて無茶苦茶なことをすれば、おそらくワーキングプアが増え少子化克服に逆行するつうことも、もはやどうでもいいんでしょうか?
であるがゆえの「移民導入論」か。とはいえ思いつきで移民導入などやればそれこそ差別の助長になりかねません。いやその前に「中国や韓国の経済が発展する中」、経済が決していいわけではない、外国人差別もひどい日本に来たがる移民がどれだけいるかどうかすら怪しいのですが。
■国民民主党、9月上旬に代表選 自民党総裁選に先行させ「埋没」回避
https://www.sankei.com/politics/news/180627/plt1806270041-n1.html
埋没してるのは他野党に比べ魅力がないからでこんなことをしても無意味です。まあ、そんなことは国民民主の連中もわかってるけど「何かやらないと不安」程度の話でしょう。
■【単刀直言】国民民主・前原誠司*5元外相 標榜すべきは「リベラル右派」 いつかは首相になりたい
https://www.sankei.com/politics/news/180627/plt1806270002-n1.html
「改憲右派」「反共右派」前原のどこがリベラルなんでしょうか。世間的には「リベラル右派とは立憲民主のことだ」「リベラル左派とは社民党のことだ」「そして前原は極右だ」でしょう。
いやそれ以前に「希望の党騒動」で大いに評判を落とし、国民民主所属でも要職に就けず、事実上謹慎状態の男が「いつかは党代表になって、首相にもなりたい」とはふざけるのも大概にしろつう話です。しかも国民民主の支持率は自民、立憲民主どころか公明や共産を下回る惨状ですし。
別に前原がでかい面しなくても、旧民進党系政治家に限っても「枝野*6立民党代表」「岡田*7無所属の会代表」「玉木*8、大塚*9国民民主党共同代表」などいますし、彼らが前原を今後重用するとも、前原が彼らから主導権を奪えるとも思えないのですがねえ。だからこそ産経独占インタビューなんでしょうし(苦笑)。産経以外は今時前原なんぞインタビューしない。まあ産経的には前原を使って野党共闘破壊がしたいんでしょうね。そして前原も「産経以外が相手にしてくれないから」インタビューを受けると。
つうか仮に前原が復権を企むにせよ、やるべきことはこんな大言壮語よりも、地道な政治活動でしょうよ。立憲民主や共産、社民や自由どころか国民民主からも「あいつは何様のつもりだ」つう非難が出るんじゃないか。
トップが何とかしてくれるという「お客さん」気分でいる人が多いです。昨年の衆院選前、私が旧民進党と旧希望の党を合流させようとしたときも同じ感覚の人がたくさんいました。
おいおいですね。それは「自分で切り開こう」などと少しも考えず「小池*10人気でなんとかなる」と考え解党などという愚挙をやった前原のことではないのか。
一方「前原が解党&枝野グループ排除をやらかしたため、新党結成に動かざるを得ないからやっただけ」ですが「自分で道を切り開いた」のが「立憲民主党のメンツ」でしょう。
国民民主党に参加しなかった方々とも将来的な連携は模索していきたいです。
例えば野田佳彦*11前首相。私にとって、野田政権時代に旧民主党政調会長として進めた「社会保障と税の一体改革」は、オール・フォー・オールの原点です。細野豪志*12元環境相や長島昭久*13元防衛副大臣、樽床伸二*14元総務相も「リベラル右派」のど真ん中にいますよね。
極右の長島がリベラルとは前原も全く感覚が狂っています。なお、「前原の自画自賛に過ぎない」ので、これらのメンツがどれほど前原と連携してるかは疑問です。まあ連携してるとしても彼らも前原同様、今は大して政治力は今ないでしょうが。負け犬連合と言っていい。
・立憲民主党の枝野幸男代表の「独自路線を大事にしたい」という気持ちはよく理解できます。
・将来的に、国民民主党と立憲民主党が連立政権を組む可能性は十分にあると思います。枝野さんとは長い付き合いなのでよく分かります。彼は官房長官や経済産業相を経験し、リアリズムの考え方を持っている。連立を組むことになっても何の心配もありません。
よくもまあ希望から排除しておいてこんなことがいえたもんです。枝野氏ら立民側は前原には今も怒り心頭でしょう。
かつ国民民主幹部でもない前原が玉木、大塚共同代表などを無視してよく放言できるもんです。
来年夏の参院選は、改選1、2人区は野党共闘、3人区以上と比例代表は切磋琢磨(せっさたくま)するというやり方で、与党を過半数割れに追い込むことは夢物語ではありません。
前の衆院選で枝野グループ排除で「枝野立民、希望」の分裂選挙を引き起こした男がよくも言ったもんです。
■【野党ウオッチ】野党の参院選戦略見直し 立民は共産と距離? 新潟知事選「共闘」に限界
https://www.sankei.com/premium/news/180627/prm1806270006-n1.html
産経記事だしまさか立憲民主もこんな馬鹿なこと考えてないと思いたいところです。
「野党共闘限界」といったところで「野党共闘以外に手はない」でしょう。新潟県知事選のいう結果の教訓は「負けたから野党共闘しても意味がない」ではない。
「野党共闘すれば票差が4万票にまで縮められる」と理解すべき話です。
ではその 4万票の差をどう埋めるべきだったのかについて俺には回答などもちろんありません。いずれにせよ「野党共闘など無意味」という結論が馬鹿げてることは確かです。
負けたことに野党陣営にショックがないとはいいませんが産経がいうほどでもないでしょう。米山前知事が勝利した選挙においても「圧勝したわけではないし」、米山氏の不祥事辞任によって野党側に一定の逆風が吹いていたと考えられるからです。
「大敗はないにしても勝利は難しいかもしれない」つうことは認識していたでしょう。
新潟県知事選と同じ10日に投票された東京・中野区議補選も立憲民主にとっては参院選の戦略を練る上で一つの判断材料となる結果となった。
同補選は自民、立憲民主、共産各党の公認候補による三つどもえで争われた。同区は長妻昭*15代表代行(58)の地元で、立憲民主は新潟県知事選同様に枝野幸男代表(54)や福山哲郎*16幹事長(56)、蓮舫*17参院幹事長(50)ら幹部を続々と投入する力の入れようだった。
結果、立憲民主公認候補が約4万票を獲得し、当選した。共産公認候補と反自民票を分け合う構図だったにも関わらず、次点の自民候補に1万票近い差をつけての圧勝だった。福山氏は選挙後、記者団に「自民、共産、立民の公認3者の中で、うちがあれだけの票をとれたというのは非常に大きい」と話した。立憲民主幹部は「(構図が)すっきりしていた方が実は戦いやすいということだ」と解説する。
ばかばかしい。単に長妻氏の地元なので立民支持者が中野に多いだけの話でしょう。
俺の住む埼玉など、前回衆院選では、代表の枝野氏以外は立民はほとんど候補を立てられませんでしたし、立てても勝ってない。全国的には立民が共産など他野党の支援なしで自民に勝てるところなど残念ながら大してないでしょう。こんなんで野党共闘を軽視したらそれこそ「希望の党騒動」の二の舞です。
立憲民主幹部は「候補者の一本化は目指すが、共産含め他党の候補を推薦することはないだろう」と話し、あくまで候補者のすみ分けにとどめる考えだ。
どんだけ図に乗ってるんですかね。まあ名前が出てないということはこの幹部が「実在」だとしても彼の個人的意見に過ぎない可能性もありますが。
*1:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)などを経て幹事長
*2:第一次安倍内閣厚労副大臣、福田、麻生内閣農水副大臣などを経て公明党政調会長
*3:といっていいかは微妙ですが。子どものいない公明党支持者だっているでしょうからねえ。つうか自民党ですらいると思いますが。
*4:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二次、第三次安倍内閣外相を経て自民党政調会長
*5:鳩山内閣国交相、菅内閣外相、民主党政調会長、野田内閣国家戦略担当相、民進党代表など歴任
*6:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相、民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)などを経て立憲民主党代表
*7:鳩山、菅内閣外相、民主党幹事長(菅代表時代)、野田内閣副総理・行革相、民主党代表代行(海江田代表時代)、代表を歴任
*8:民主党政調副会長、民進党幹事長代理、希望の党代表などを経て国民民主党共同代表
*9:菅内閣厚労副大臣、民進党代表などを経て国民民主党共同代表
*10:小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)などを経て都知事
*11:鳩山内閣財務副大臣、菅内閣財務相、首相、民進党幹事長(蓮舫代表時代)を歴任
*12:野田内閣環境相、民主党幹事長(海江田代表時代)、政調会長(岡田代表時代)、民進党代表代行(蓮舫代表時代)など歴任
*13:鳩山、菅内閣防衛大臣政務官、野田内閣防衛副大臣、希望の党政調会長を歴任
*15:鳩山、菅内閣厚労相、民主党代表代行(岡田代表時代)、選対委員長(前原代表時代)などを経て立憲民主党政調会長(代表代行兼務)
*16:鳩山内閣外務副大臣、菅内閣官房副長官、民主党政調会長(海江田代表時代)などを経て立憲民主党幹事長
*17:菅、野田内閣行政刷新担当相、民主党代表代行(岡田代表時代)、民進党代表などを経て立憲民主党参院幹事長(副代表兼務)