今日の産経ニュース(9/1分)(追記・修正あり)

■【話題の本】『ちひろメモリアル 生誕100年』別冊太陽編集部編 妻、母、娘としての素顔に迫る
https://www.sankei.com/life/news/180901/lif1809010019-n1.html
 ファンも多い著名画家とは言え、松本善明*1衆院議員(共産党)の妻で、自らも党員であるいわさき氏を「反共右翼」産経が取り上げるのは少し意外です。まあ割と文化面、家庭面は産経は「ウヨ路線全開の政治面」なんかよりはマシかもしれません。
 ちなみにググったところ今年2018年が生誕100年と言うことで他にも
朝日新聞いわさきちひろ、絵に込めた平和への執念 生誕100年』
https://www.asahi.com/articles/ASL86463JL86UCVL00H.html
毎日新聞『時代を超える、いわさきちひろの魅力 ちひろ美術館常任顧問・松本猛氏*2
https://mainichi.jp/articles/20180827/ddm/004/070/023000c

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-12-03/2017120301_06_0.html
赤旗『きょうの潮流』2017年12月3日(日)
 世代を超えて愛され続ける画家・いわさきちひろ。2018年に生誕100年を迎えるにあたり、その人生と画業の歩みを紹介する「ちひろの歩み」展が開催中です。(ちひろ美術館・東京で、来年1月31日まで)
(以下略)

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-07-27/2018072703_03_0.html
赤旗『日曜版29日号』2018年7月27日(金)
 「アートなにちよう」は、(ボーガス注:東京ステーションギャラリーで開催中の展覧会)「生誕一〇〇年、いわさきちひろ、絵描きです。」などを紹介します。

https://www.travel.co.jp/guide/article/33870/
いわさきちひろのイメージの刷新を試みる展覧会
 いわさきちひろの生誕100年を記念した特別展が、東京駅丸の内駅舎内“東京ステーションギャラリー”にて2018年9月9日まで、開催されています。
 「いわさきちひろ、絵描きです。」という展覧会のタイトルは、ちひろが後に夫となる松本善明氏との初対面の時に自己紹介したときの言葉。
■「岩崎知弘」が「いわさきちひろ」になるまで
 展覧会の各章のタイトルもちひろの言葉からとられています。第Ⅰ章「わたしの娘時代はずっと戦争のなかでした」ではちひろの幼少期から敗戦の1945年まで、「絵描き」いわさきちひろになる以前の岩崎知弘*3にせまります。
 岩崎知弘は、14歳で画家・岡田三郎助に師事し、デッサンと油絵を学びます。ちひろは女子美術専門学校*4への進学を希望するも両親の反対を受け断念。その後20歳で婿養子を迎え結婚し旧満州に渡りますが、22歳の時夫の死により帰国。その年の12月には太平洋戦争が開戦します。
 ちひろは帰国の翌年、画家・中谷泰に師事し再び油絵を描き始めます。ちひろの戦前期の作品は戦火の中で、そのほとんどが失われていますが、この作品「なでしことあざみ」は中谷泰のアトリエにあったため被害を逃れました。
■絵描き“いわさきちひろ”のスタート
 第II章は「働いている人たちに 共感してもらえる絵を描きたい」。戦後、27歳のちひろは「平和のために圧迫された人民のために斗う(日記より)」をことを決意し、日本共産党に入党。ポスターや挿絵を描くところから戦後の活動を開始しました。
 ちひろはその活動の中で「原爆の図」の作者、丸木位里・赤松俊子(丸木俊)夫妻に出会い、丸木家で開かれていた早朝デッサン会で夫妻の手ほどきを受けています。この作品はこの会でちひろがモデルとなった丸木俊の原爆の図デッサン。この頃のちひろのスケッチの線には強く押し付けた鉛筆の線と陰影のつけ方など、俊の影響が色濃く現れています。
 その後ちひろは、“日本童画会”に入会。新聞のカットや挿絵など多くの作品を手がけ、後に童心社編集長となる稲庭桂子の依頼でアンデルセンの紙芝居『お母さんの話』を描きます。この作品はその2年後に出版され、文部大臣賞を受賞。
■ちひろの作品技法の変遷をたどる
 展示の第III章「私は、豹変しながら いろいろとあくせくします」では、作品ごとに多様な描き方を試んだ、ちひろの作品を、ことに「線」に注目して技法の変遷を辿ります。

https://news.yahoo.co.jp/byline/kanatomoko/20180728-00090793/
高畑勲監督、黒柳徹子が愛する絵本画家「いわさきちひろ」の魅力(海南友子*5
■生誕100年の特別展覧会
 今、ちひろの特別展覧会『生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。』が東京で行われ、反響を呼んでいる。2019年にかけて京都や福岡などを巡回予定だ。ちひろの子ども時代から、初期の作品、そして晩年までのおよそ200点の展示品を通じて、ちひろの技術や作品の背景を振り返る。
 展覧会の一角に、高畑勲監督が生前に選んだちひろの2枚の絵が、天井に届きそうな大きなサイズで飾られている。もともとこの展覧会は高畑勲監督が全体の監修を行う予定だった。長年ちひろの絵のファンであった高畑監督は、2つのちひろ美術館ちひろ美術館・東京と、安曇野ちひろ美術館)の運営母体である公益財団いわさきちひろ記念事業団の評議員として活動しており、この展覧会の企画を率いていたのだが、(ボーガス注:2018年4月に)急逝したため、それを継ぐ形で高畑監督セレクションのコーナー展示がなされている。
■黒柳さんが語る「ちひろ」
 長年のファンであり、現在、2つのちひろ美術館(東京・安曇野)の館長も務めている黒柳徹子さんは、ちひろの魅力をこう語る。
 「ちひろさんのようにうまく子どもを描くひとはそういない。神様からすごい力を与えられて子どもの絵を描きなさいと言われて、必死で55年の間に描いたんだって思います」
 ちひろの絵に想いを寄せる著名人は多い。いわさきちひろ記念事業団の理事長を務めている山田洋次監督をはじめ、安野光雅*6、葉祥明*7さくらももこ*8俵万智*9田島征三*10、イルカ*11くらもちふさこ*12長新太*13さだまさし*14など、さまざまな人に愛されている。

なんて記事もあります。
 なお、海南氏はいわさきちひろドキュメンタリー映画の監督を務めたことがあります。で、この映画には山田洋次黒柳徹子高畑勲各氏も協力したようです。
 海南氏の映画についてはid:Bill_McCrearyさんの記事『これでは、その人物の本質はさっぱり理解できない(理解しなくてもいいのかな?)』(https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/af63484a1fad0105ac6a0c792f71461d)を紹介しておきます。
 まあid:Bill_McCrearyさんの指摘については「海南氏らが営業的な問題を考慮したのだろう」つうことは想像つきますが。
 しかしid:Bill_McCrearyさんも以前の記事で指摘していますが、今回の「生誕100年関係記事」ですが、「日本共産党への入党」について触れてる記事もあるんですが、触れてない記事もありますね。
 「産経記事が触れたがらない」のは大変よくわかりますが(苦笑)。
 なお、ウィキペディア「1918年」によればいわさき氏以外では

・将棋の升田幸三
・脚本家の橋本忍
田中角栄*15元首相
中曽根康弘*16元首相

などが今年で生誕100年ですね。もちろん中曽根のような例外を除きほとんどが既に故人です。


希望の党が政治塾、松沢成文代表ら講義 参院選の候補者発掘にらむ
https://www.sankei.com/politics/news/180901/plt1809010012-n1.html
 松沢の「希望の党」なんざ「自民、公明の与党」「立民、共産、社民、自由の主要野党四党」どころか維新や国民民主すらぶっちぎりで支持率を下回りますからねえ。こんな政治塾に参加するのはよほど「他の党から出馬できない落ちこぼれ」でしょう。

 松沢氏と旧新進党で活動を共にした上田清司埼玉県知事も講義した。塾は12月までの全6回。北川正恭三重県知事らを講師に招く予定だ。

 松沢に頼まれて断り切れなかった程度の話でしょう。


■マウンテンバイクなど私物化か 消防の支給器具、調査対象の司令補自殺 兵庫・姫路
https://www.sankei.com/west/news/180901/wst1809010012-n1.html
 「何らかの懲戒処分は不可避」とはいえその程度のことで自殺しなくてもいい、というか自殺するくらいならそんなことしなきゃいいのにと言う思いが拭えません。

*1:著書『妻ちひろの素顔』(2000年、講談社プラスアルファ文庫)、『平和の鉱脈と日本共産党:国会議員33年、そこから見えてきたもの』(2005年、新日本出版社)、『謀略:再び歴史の舞台に登場する松川事件』(2012年、新日本出版社)、『軍国少年がなぜコミュニストになったのか』(2014年、かもがわ出版)など

*2:著書『母ちひろのぬくもり』(1999年、講談社プラスアルファ文庫)、『ちひろ美術館の絵本画家たち』(2003年、新日本出版社)、『安曇野ちひろ美術館をつくったわけ』(2010年、新日本出版社)など

*3:これは普通に読んだら「いわさき・ともひろ」という男性としか思えませんね。まあ「ちひろ」と読んでも男女共通の名前ですが。これについてはid:Bill_McCrearyさんの記事『男女共通の名前というのも興味深いかも』(https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/b1d19e85b81e0565c9e4fdf15222dfad)を紹介しておきます。

*4:現在の女子美術大学。ただしウィキペディアいわさきちひろ」は「岡田が教えていた美術学校」と書いてあるのでここは、岡田が教員を務めていた「東京美術学校(現在の東京芸術大学)」の誤記かもしれません。

*5:著書『ママと若者の起業が変えたドイツの自然エネルギー』(2016年、高文研)

*6:画家

*7:絵本作家

*8:漫画家。代表作『ちびまる子ちゃん

*9:歌人

*10:絵本作家

*11:歌手

*12:漫画家

*13:絵本作家。著書『ユーモアの発見』(1984年、岩波ジュニア新書)など

*14:歌手

*15:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣通産相などを経て首相

*16:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相