常岡浩介に突っ込む(2019年2月22日分:追記あり)

東京新聞:イエメン暫定政権軍が進攻 西部のホデイダ フーシ派と市街戦:国際(TOKYO Web)

 首都サヌアのラビア・ラーシドさん(28)は本紙の電話取材に「ホデイダの友人と連絡が取れない。戦闘が激化すれば人道支援が滞り、イエメン全土に影響を及ぼす」と不安がった。

 もちろん「現地取材ではない電話取材」には大きな限界がありますが「イエメン取材ガー」といいながらこうした東京新聞のような工夫を何一つしない常岡には「やはりただの売名か?」という疑念を感じざるを得ません。

常岡浩介*1
 ついに日本警察は殺人もやるようになったんだねえ
死亡の警察官が関与か 広島中央署多額窃盗事件 (写真=共同) :日本経済新聞
 2017年5月に広島中央署で特殊詐欺事件の証拠品として保管されていた現金8572万円の盗難が発覚した事件で、広島県警が、事件後に死亡した当時30代の男性警部補が関与していた可能性が高いとみて、容疑者死亡のまま窃盗容疑などで書類送検することを検討していることが21日、捜査関係者への取材で分かった。
 捜査関係者によると、盗まれた現金は見つかっておらず、物証が乏しい中、状況証拠を積み重ねるなどして慎重に捜査を進めている。
 警部補は17年3月まで広島中央署生活安全課に勤務。特殊詐欺事件の捜査にも関与していた。ギャンブルで同僚らから借りていた数千万円を返済しているが、出所が不明で、県警が調べていた。
 警部補は17年9月に自宅で死亡しているのを家族が発見した。捜査関係者によると死因は不明。遺書は見つかっていない。生前の取り調べでは事件への関与を否定していた。県警は知人らから現金をだまし取ったとして、詐欺の疑いでも捜査している。
 事件は17年5月8日、会計課の金庫から現金がなくなっているのに課長が気付いて発覚。当時、金庫は施錠され、鍵は課長が管理する机の引き出しの中に残っていた。県警はこれまで捜査員延べ約3万人を投入。警察署内をよく知る人物が関与していた可能性が濃厚とみて、当時の広島中央署員や元署員ら関係者約600人を事情聴取し、数万件に及ぶ金融機関の口座照会などをしていた。

 常岡って何でこうバカなんでしょうか。報道曰く「死因は不明」ですので「共犯者(同僚警官)が口封じに殺害」つう可能性はゼロではないでしょう(推定無罪とは言え、たぶんこの警官が犯人なんでしょう)。しかし普通に考えて「単独犯で自殺」「自殺は明白だが『死因は不明』でごまかした」んじゃないか。
 いずれにせよいかに「警察内部での泥棒事件」という不祥事とはいえ、広島県警も「自殺を予防できなかったのか」「『死因は不明』でごまかしていいのか」などならともかく、常岡に「これは殺人じゃないか、そしてそれを隠蔽しようとしてるのか」などと誹謗をされるいわれはありません。警察に対しても「自殺したのであろう警官」に対しても、彼の遺族に対しても常岡は無礼の極みで全く非常識です。
 つうか、常岡ちゃんさあ、あんた「イエメン取材ガー」はどこ行ったの?。警察批判するなとは言わんけど、余裕ありすぎやろ。やっぱアレって売名にすぎんかったわけ?
 つうかさ、そんな警察取材がやりたいのなら、「自称戦争ジャーナリスト」なんか廃業してそっち方面に行けよ。元々お前が長崎放送でやってたのはそれなんだし。お前、ぶっちゃけそっちの方が才能あるだろ。


【2019年2/25追記】
 最近ベネズエラ情勢が緊迫してるわけですが、まあ、最近の常岡のツイートと言ったら黒井と一緒にマドロ政権批判ばかりですから心底呆れます。
 いや黒井はともかく、「常岡さんよお、イエメン取材はどこいったん?。マドロは独裁色強めてるようだし、あんたの他にもマドロ批判者はいるから、マドロ批判するなとは言わないけどよお?。あんたの取材予定先がベネズエラだったつうならともかくイエメンだろ?。なんでイエメンそっちのけでマドロ批判なの?」ですね。
 結局、「黒井はともかく」常岡の場合、大事なことは「一に売名、二に売名」なんでしょう(しかしどう見ても失敗してるのが無様で哀れ)。「売名が目的でも行政訴訟した方がいいと思うけどねえ」と俺は思いますが常岡的にはそうではないのでしょう。「行政訴訟は時間と金がかかる割に売名にはならない」「何で訴訟しないのと言われたら、勝てるか分からないのに金と時間がもったいない、その時間と金を取材に当てたい*2と言う。それで納得しない奴は無視すればいい」というのが常岡の価値観なんでしょう。
 「イエメン」というネタがもう売名に使えそうにないので、最近情勢が緊迫してるベネズエラに売名のネタを切り替えたと。ただし、常岡にはベネズエラ取材経験は「もちろん」ないし、すでにベネズエラ取材経験のある記者は大手メディアにせよ、常岡のようなフリーにせよ「当然ながら」すでにいるので、この売名も「イエメン同様」しょぼい成果しか上がらないでしょうけど。正直俺が常岡の立場なら「売名がモロバレ」になるので「最低でもツイートの半分以上はイエメン関係」にしますけどねえ。
 「今ベネズエラが話題だから売名ネタを切り替えました」ってどんだけ浅はかなのか。
 まあ「竜頭蛇尾」つうのはは常岡だけでなく高世仁も同じですが。
再びジャーナリストに旅券返納命令(その2) - 高世仁の「諸悪莫作」日記を2/6日付で書いただけでそれ以降は常岡の件については全く触れないんだから呆れます。
 「お前、重大な問題とか言うたやろ、高世。1回取り上げたきりであと放置プレーってどういう話よ?」ですね。まあ結局、常岡に頼まれて一回紹介した物の、当の常岡も「すでに全然やる気ねえ」し高世としても「どうでもいい話」つうことでしょうね。常岡と高世のデタラメさには心底呆れます。

*1:著書『ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記』(2011年、アスキー新書)、『イスラム国とは何か』(2015年、旬報社

*2:といっても旅券返納した以上、今のままでは国内取材しか出来ませんが。