今日の韓国・北朝鮮ニュース(2019年3/22分)

北朝鮮への非難決議案を採択 国連人権理、12年連続 | 共同通信 ニュース | 沖縄タイムス+プラス

 採択前に中国とキューバが「対話が必要な時に圧力と対立をもたらすだけだ」と反対

 小生も中国やキューバの主張に全く同感です。

 昨年まで11年連続で共同提出してきた日本は、拉致問題解決に向けた日朝対話を狙い、今年は提案国にならなかった。

 問題は賛成したのかどうかということですね。「提案し、賛成してきた」過去の経緯を考えれば反対は無理にしても、棄権しなければ提案国にならなくても、全く意味はありません。どこの世界に「賛成しても提案国でなければいい」なんて人間がいるのか。「棄権した」と書いてないと言うことは賛成したと言うことでしょうか。もしそうなら馬鹿馬鹿しい限りです。それにしても何で「賛成したかどうか」きちんと記事に書かないのか。


拉致問題映画上映に注力 「救う会佐賀」が来年度方針|まちの話題|佐賀新聞ニュース|佐賀新聞LiVE

 2019年度は、18歳選挙を背景に若者の拉致問題に対する認識を深めようと、映画「めぐみ-引き裂かれた家族の30年」の県立高校での上映活動に力を入れる。

 馬鹿馬鹿しい。そんなことがどう拉致解決に役立つのか。


北朝鮮が共同連絡事務所から撤収 | NHKニュース
 これだけでは評価は困難ですが、なんとか南北融和の方向に動いてほしいもんです。


「自由朝鮮」が“北指導者”肖像画破壊映像|日テレNEWS24
 まあ馬鹿馬鹿しいですね。今更そんなことしなくてもこの団体が北朝鮮批判団体なんて事は皆知ってるし、肖像画破壊しても北朝鮮が反発する以外の効果は何もないわけです。


中国企業、北朝鮮と航路開設合意 制裁緩和見据え | 全国のニュース | 福井新聞ONLINE
 ということで中国としては北朝鮮打倒論に与する気はないわけです。


【主張】北朝鮮の制裁逃れ 不法拡大に厳しい対応を - 産経ニュース

・国連安全保障理事会北朝鮮制裁決議の履行状況を監視する専門家パネルの年次報告書が、「瀬取り」の拡大など北朝鮮の制裁逃れが続く実態を明らかにした。
・報告書で目を引いたのは、昨年10月のポンペオ米国務長官の訪朝の際、金委員長が乗っていた「ロールスロイス」について「明確な決議違反」と断じた点だ。
・韓国の文在寅大統領訪朝の際に登場した「レクサス」も決議違反であり、金委員長が北京やシンガポールで利用したナンバープレートのない「ベンツ」についても調査対象になっている。

 「へえ、そうなんや」ですね。米朝や南北の首脳会談の場で堂々とそういうことをする北朝鮮の考えが今ひとつよく分かりませんが。
 ただ俺的には
1)もはや制裁で何とかしようとか諦めた方がええんやないか(むしろ「金丸*1訪朝、小泉*2訪朝、韓国の太陽政策」のように「制裁解除するからバーターでホニャララしてくれ」にすべきではないか)
2)別にベンツとかレクサスとかロールスロイスとかどうでもええがな、軍事物資が北朝鮮に入ったわけでもないし
と思いますね。

2度の米朝首脳会談を経ても北朝鮮の非核化に前進はない。

「完全な非核化がされてない」つう意味では確かに前進していませんが
1)非核化に向けた交渉を米朝とも否定していない
2)現在、北朝鮮が公然と核開発をアピールすることはない
という意味では一定の「前進」つうか成果はありました。

*1:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官福田内閣防衛庁長官自民党国対委員長(大平総裁時代)、総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、副総裁(宮沢総裁時代)を歴任

*2:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相