「法と証拠」という虚構【調査会NEWS3007】(R01.6.17): 荒木和博BLOG
虚構でも何でもなく「日本に限らず法治国家においては」「法と証拠」に基づかなければ、いかなる行政行為も違法無効です。
「実際にはいい加減な根拠で行政がされることもある」と強弁する荒木ですがそんなんは「是正すべき話」であって「だから俺たち救う会の主張に根拠がなかろうと認めろ」と居直るなど全く論外です。
荒木は馬鹿も大概にしろという話です。
まあ「特定失踪者」などという与太を正当化するためには「法も証拠も無視しろ」という馬鹿話になるわけですが。「法も証拠も無視しろ」などまともな人間にはおよそ言えない話です。普通は「本音はともかく」、建前では「我々救う会の主張は法に合致してるし証拠もある。法と証拠に基づいたら救う会の主張には従えません、つうのは不当な評価です」つうでしょうにね。
そもそも「憲法九条などない米国」だってワームビア君救出は軍事作戦ではなく外交でした。
もちろんそれは「ワームビア君の居場所が分からなかったから」です。日本人拉致被害者だって話は同じです。改憲の是非はともかく*1、改憲が拉致解決につながらないことは明白です。
「改憲が拉致解決につながる」などというのは「バカか嘘つきか」どっちかです(もちろん荒木は嘘つきでしょう)。どっちであれろくでもないですが。
そしてこうした暴論「拉致解決のための改憲」が「改憲しなくたって小泉訪朝で拉致被害者が帰ってきたじゃないか」「護憲派だって拉致解決を望んでるはずだ」「そもそも憲法九条がない米国だって身柄拘束された米国人の救出は外交じゃないか」として蓮池透氏の救う会批判を招いたわけです。