今日の産経ニュース(2019年7月24日分)

自民“移籍組”参院選貢献アピールも明暗 細野氏は不発 - 産経ニュース

旧民主党政権で要職を務め、無所属のまま二階派志帥会)入りした細野豪志*1環境相衆院静岡5区=
 細野氏は自民の吉川赳衆院議員=比例東海=と競合するが、選挙区は変えない方針だ。
参院選では1人区で接戦となった滋賀、岩手両選挙区の応援に入った。だが、滋賀の候補は吉川氏と同じ岸田派(宏池会)所属で、陣営は「応援依頼はしていない」と突き放す。
 旧民主党で仕えた国民民主党小沢一郎*2総合選対本部長相談役が強固な地盤を築く岩手入りは「踏み絵を踏まされただけ」(関係者)。いずれの選挙区も自民候補が負けた。

 産経が細野を嫌ってることがよく分かります。まあ俺も「元民主党幹部でありながら恥知らずにも二階派入りした」細野は嫌いですが。
 まあ、「静岡の細野」と関係ない、かつ「嘉田元県知事が出馬(滋賀)」「小沢氏の強固な地盤(岩手)」という「自民敗北の可能性の高いところ(実際、自民が敗北)」に行かされるなど、どう見ても自民党内でも細野は軽く扱われてるように思います。


【正論】日本の悪口言う文系学問の落日 筑波大学名誉教授・古田博司 - 産経ニュース
 まあ古田*3らしい駄文です。問題は「日本の悪口」だの「褒め言葉」だのではなくその理論が学問的に適切かどうかなのですがこの種の産経文化人の馬鹿にそういうことを言ってもむなしい気がします。 
 なお、政治学、経済学など日本の社会問題を論じる学問は大なり小なり古田の言う「悪口」はせざるをえないでしょうね。
 「日本はバラ色で何の問題もない」なんてことはもちろんないからです。
 というか、それは日本に限った話ではなく、どこの国でも同じ事ですが。というか、社会問題を扱う学問が褒め言葉しか言わなかったらその方がおかしい話です。

*1:野田内閣環境相民主党幹事長(海江田代表時代)、政調会長岡田代表時代)、民進党代表代行(蓮舫代表時代)など歴任

*2:中曽根内閣自治相・国家公安委員長自民党幹事長(海部総裁時代)、新生党代表幹事、新進党党首、民主党幹事長、自由党代表など歴任

*3:著書『悲しみに笑う韓国人』(1999年、ちくま文庫)、『東アジア「反日」トライアングル』(2005年、文春新書)、『朝鮮民族を読み解く:北と南に共通するもの』(2005年、ちくま学芸文庫)、『新しい神の国』(2007年、ちくま新書)、『ヨーロッパ思想を読み解く:何が近代科学を生んだか』(2014年、ちくま新書)、『「統一朝鮮」は日本の災難』(2018年、飛鳥新社)など