「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2019年10月3日分:高英起の巻)

文在寅「GSOMIA破棄」で在韓米軍が“巻き添え”の大問題(高英起) - 個人 - Yahoo!ニュース

 北朝鮮が2日、潜水艦発射弾道ミサイルSLBM)と見られる飛翔体1発を日本海で発射したことを受けて、韓国の鄭景斗*1(チョン・ギョンドゥ)国防相は同日の国会国防委員会による国政監査で、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)に基づき、日本に関連情報の共有を要請したことを明らかにした。

 まあこの辺り韓国政府の考えをどう評価すべき所か、つうところですね。思いつくまま書けば
1)安倍のホワイト国除外などへの反発で延長停止したものの、「純粋に」軍事情報的な意味で困ってる
2)実は「純粋に」軍事情報的な意味で何一つ困ってないが「延長停止したから北朝鮮がミサイル発射している」「韓国の安保が脅かされてる」「外交失敗だ」などという自由韓国党やトランプ政権の一部から出ている文政権非難に耐えかねた。ジーソミア再開はしないが情報提供要請はすることにした
3)安倍政権も外相と防衛相が変わった*2ので「首相は安倍のまんま」とはいえ、対応が変わるかもしれないと判断し「ミサイル発射」をいい口実(?)にした(文政権が、何があろうと日韓関係改善の意欲がないかのように国内外に評価されても困る)
といったところでしょうか。
 1)なら話は別ですが、2)、3)なら安倍に断られても「政治的な問題(日韓友好的な意味)」はともかく軍事的には何一つ困ってないことになります。
 しかし、この件で「ジーソミア延長停止を撤回しろ」としかいわず、安倍の「ホワイト国除外」などの無法に何一つ言わない高英起の「名誉日本人しぐさ」「日本ウヨ・オナペットしぐさ」「アンチ文政権・しぐさ」は相変わらずで心底呆れます。
 まあ、それにしても安倍側の対応も注目されるところですね。安倍だと「断る」の一言で終わらせる可能性も否定できません。

*1:空軍参謀次長、空軍参謀総長、合同参謀議長などを経て国防相

*2:とはいえ防衛相は前外相の河野ですが