高世仁に突っ込む(2019年10/10分)

香港の若者は「暴徒」なのか? - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 高世仁に突っ込む(2019年10/2分) - bogus-simotukareのブログでコメントした香港で高校生が警官に撃たれ重体 - 高世仁の「諸悪莫作」日記の続きです。

 周庭さんが私たちをレノンウォールに案内してくれたとき、日本の皆さんに見せたいスローガンがあると指差したのが「沒有暴徒、只有暴政」(暴徒はいない、暴政あるのみ*1)だった。
 デモ隊は「暴徒」なのか?これは政府と市民側の最大の対立点である。
 デモ参加者には「和理非(和平・理性・非暴力の略)派」と実力行使も辞さない「勇武派」がいるとされる。ニュースで火炎瓶を投げ、地下鉄のインフラを破壊する若者たちを見て、「暴力は決して許されない」と反発を感じる日本人は多いだろう。
 そこで今回は、徹底的に「勇武派」を追いかけて、彼らは「暴徒」なのかというテーマを考えてみることにした。
(つづく)

 どうせ高世のことだから周庭と一緒に「造反有理(反抗には道理がある)」「愛香港・無罪(香港を愛するが故の行為なので無罪)」つうことで「勇武派は暴徒じゃない」と強弁するんでしょうね。
 いや「文革時代(造反有理)」「小泉政権時の中国反日デモ愛国無罪)」みたいで素晴らしいですね。やはり高世先生は「文革支持」で「反日デモ支持」なんでしょうか(勿論皮肉のつもり、高世は反中国なので多分違う)。
 まあ(つづく)を楽しみに待つことにしましょう。
 正直「和理非派(平和デモ)はともかく勇武派(暴力デモ)は暴徒以外の何物でもないだろ」「警察が暴力振るうのが悪いってそんなことで地下鉄や親中国企業認定した吉野家ぶっ壊してもいいってのかよ?。安田峰俊も批判ツイートしてたが、警官殴るのならともかくそんな店舗破壊が許されるわけねえだろ」「そんな馬鹿なことするからマスク禁止法なんじゃねえか!。俺はだからマスク禁止法は必要悪だと思うね」「日本や欧米で同じようなことが起こっても高世は支持するのか?」「そういえば高世ってフランスの『黄色いベスト運動』が一部暴徒化したのを支持してったっけ?」ですね。
 つうか「追いかける(密着取材する)」のなら「勇武派」だけじゃなくて「和理非派」「政府当局」「勇武派に店をぶっ壊された企業」なども追いかけろ(密着取材しろ)て話です。
 「お前、勇武派の『俺たちは暴徒じゃない』つう言い訳を垂れ流すだけだろ。お前が非難する過去の北朝鮮帰国事業報道とどこが違うんだよ!」「お前みたいなバカはジンネットを廃業しろ。会社を続ける場合でも、後進に道を譲りせめてお前だけでもマスコミ業界から消えろ」て話です。
 かつこんなこというのなら「朝鮮学校教職員、生徒、保護者」を「追いかけずに(密着取材せずに)」朝鮮学校に悪口雑言するな、馬鹿野郎、て話です。いつもながら高世のクズぶりには心底頭にきます。

参考

「デモ隊に中国スパイがいる?」「周庭さんがリーダー?」今さら聞けない“香港デモ入門・12のQ&A” | 文春オンラインから一部紹介
Q1. 
 最近、日本では暴力的な抗議の様子を伝える報道も増えています。当初は平和的な傾向が強かったと思いますが、なぜ「暴徒化」しているのでしょうか。
A1
 運動当初の6月9日の大規模デモの後に、香港政府がそれを無視して逃亡犯条例改正案の成立を急いだことで、「平和的なデモだけでは民意を届けられない」とする考えが説得力を持ちました。デモ隊全体として「不譴責(互いを批判しない)」「不割席(仲間割れしない)」というスローガンがあることも、勇武派が認められる理由になっています。
 9月時点の香港中文大学の世論調査では、市民の約56%は抗議の過激化に理解を示しています。
 そういう社会のムードに、先進国社会に特有の閉塞感を覚えていた、10代の若者たちが乗る形で暴力的な行為を起こしています。政府と警察が悪いという大義名分があることで、一部の若者の暴徒化に歯止めがかからなくなっていると言えるでしょう。
Q4.
 デモに参加するのはどういう人たちなんでしょうか?
A4.
 数量的には和理非がいちばん多く、8月18日の合法デモでも170万人(主催者発表)が集まりました。 
Q5. 
 暴力行為をおこなうデモ隊は香港警察や中国のスパイである、といった話もよく聞きますが?
A5.
 もちろん、デモ隊の大群衆には間違いなくスパイが紛れ込んでいます。警察のスパイ行為はすでに複数がバレています。ただ、これらのスパイたちがデモ隊の暴力行為を先導しているかといえば、こちらは考えにくいと思います。
 隊列からはぐれた警官やデモに抗議する一般人へのリンチや、破壊行為に対しては、周囲のデモ参加者が傘をさして現場を囲み、悪行がメディアに撮られないように協力しています。
Q5(続き)
 でも、日本側では「スパイ説」がかなり広がっているようですが。
A5(続き)
 香港のデモ隊には文宣(プロパガンダ)部隊がおり、SNSなどでデモ隊に有利な情報操作を日本語でおこなう集団がいます。後述しますが、日本でしばしばメディアに登場する周庭(アグネス・チョウ)さんもこれに該当する。また、デモ隊の文宣作戦に組み込まれたり感化されていたりする日本人のインフルエンサーも存在します。
 行き過ぎた行為について、デマを上書きすることで事実関係を曖昧にし、イメージの低下を防ぐのが彼らの仕事です。たとえば、7月に親中派議員の何君尭の親の墓が荒らされた際には「あれは何議員から報酬をもらえなかったヤクザがやった」、10月上旬に地下鉄の観塘駅がひどく破壊されたときには「あれは警察がやった」といった主張を拡散するわけです。
 デモ隊に不祥事があればひとまずデマを流すことで真偽不明の状態に変え、世間の関心を次の話題に移らせることで真相をウヤムヤにするというプロパガンダのノウハウも、なかば確立しています。仲間のいきすぎた行為に内部でブレーキをかけず、隠蔽したりデマを流したりして世界の人々(日本人を含む)を騙すことに注力する。また、デモ隊に批判的なメディアには「中国の回し者」として糾弾する宣伝をさらにおこなう。
 (ボーガス注:中国政府を擁護する気はないですが)彼らにこうした部分があることはやはり指摘せざるを得ないところです。
Q6. 
 周庭さんは日本のメディアでは香港デモのリーダーとして取り上げられることも多いようですが、違うんですか?
A6.
 違います。彼女は日本語ができることから、日本で「香港デモの顔」として知られていますが、今回のデモに対して指導的な立場ではありません。
 今回の抗議運動での周庭さんの役割は、日本に対する文宣(プロパガンダ)です。デモ隊は今回、吉野家などの日系チェーンの店舗を多数破壊(後述)しているのですが、(中略)吉野家襲撃の理由をTwitterで説明するなかで、店舗破壊を「ボイコット」と言い換えるなど、実態としてはデモ側の対日プロパガンダ戦略を実行するエースとして活動していると考えるべきでしょう。日本のメディアが彼女の言葉を無批判に流している現状は、ちょっと問題があるようにも感じます。
Q7. 
 中国の武装警察や人民解放軍が香港のデモ隊を鎮圧しないんでしょうか?
A7.
 9月までの時点では「ありえない」話だったが、10月以降は一笑に付せなくなってきた、というところだと思います。
 香港基本法憲法に相当)には、香港がコントロール不能な状態になった場合の中国内地からの介入を認める条項がありますが、一国二制度の縛りもありますし、現実的にはよほどのことでないと実行されません。
 ただ、10月1日の国慶節(中国の建国記念日)の前後にデモ隊が暴れすぎたこともあってか、林鄭月娥は禁じ手である緊急法を発動しました。これはすでに「よほどのこと」ですから、今後は何が起きても不思議ではありません。
Q8. 
 中国の武装警察や人民解放軍が、香港警察の部隊に大勢加わっているという話もありますが?
A8.
 日本の独立系ジャーナリストのメディアなどが伝えていますが、こちらは現時点ではほぼデマと見ていいでしょう。デモ隊や市民の間では風説レベルでそうした話があるものの、裏は取られていません。
 ネットなどでは「香港警察が普通話(標準中国語)や中国訛りの広東語を話していた。正体は大陸から来た武警や解放軍だ」といった話もよく流れています。しかし、香港はもともと移民都市で、返還前から中国大陸出身者を新規に数多く受け入れ続けています。移民やその子どもは職探しが大変ですが、(ボーガス注:慢性的な人手不足である)警察の末端なら就職は比較的簡単です。普通話母語だったり、中国訛りの広東語を喋る香港人(=移民)が警察のなかにいた、と考えるほうが妥当ではないでしょうか。
Q9. 
 デモが暴徒化するなかで、吉野家などの日系企業の店舗が破壊されていると報じられていますが?
A9
 事実です。破壊対象になっているのは吉野家や元気寿司などで、いずれも日本の本社はグループ企業として扱っている会社です。香港でのフランチャイズの運営元の美心グループが「親中的」であるというデモ隊の論理のもとで、店舗の破壊がおこなわれています。
 当初、襲撃対象は(デモ隊が「香港を裏切った」とみなした)香港地下鉄だけでしたが、それが中国銀行などの中国系企業、東亜銀行や優品360などの「親中的」な香港企業へと波及し、吉野家や元気寿司、さらに同じく美心グループのスターバックスなどの外資系チェーンの店舗にもどんどん拡大している形です。
 例によって日本向けの文宣部隊は「僕たちは日本が大好きです」「フランチャイズ企業は香港企業であり日本と無関係」といったメッセージで火消しを図っています。ただ、これは危険な傾向です。
 なぜなら、デモ隊は破壊行為のたびに「彼らは〇〇だからだ。正当な理由がある」と主張するわけですが、この「正当な理由」の解釈権は彼らにしかありません。ゴールポストがどんどん動くので、今後の情勢次第では、香港に拠点を置き中国内地で工場や店舗を展開している他の企業も狙われる可能性は否定できないと思います。
 たとえばユニクロ無印良品は現時点では無事ですが、いずれも中国に広範に店舗を展開しているため、デモ隊側の解釈がより過激になれば、いまにやられてもおかしくないでしょう。
Q10. 
 香港は台湾や韓国とならんで、日本人にとっては身近な旅行先のひとつです。現在、香港旅行をするうえで注意点はありますか?
A10.
 9月なかばまでは、勇武派が参加する激しい衝突現場を避ければOKでした。航空券もホテル代も安くなっているのでむしろオススメできるくらいでしたが、10月からは情勢がかなり混乱しているので勧められません。
 デモや集会が事前予告なく突発的におこなわれる例も増えており、一般の旅行客が回避するのは難しいものがあります。週末は地下鉄がほとんど停まってしまいますし、現在の香港への不用意な渡航は避けたほうが無難です。少なくとも広東語か英語で普通にコミュニケーションが取れる人や、現地の土地勘がある人でなければ、やめたほうがいいと思います。
 出張者が現地でデモに遭遇した場合は、催涙ガスにまかれたり流れ弾に当たらないよう(殺傷力が低いとされるゴム弾などでも当たりどころが悪ければ失明の可能性があります)、すぐにその場を離れ(中略)ましょう。
 いっぽう、デモ隊の行動に抗議したり撮影をした場合でも、中国のスパイだと疑われて暴行を受ける可能性があります。香港の若者はある程度なら日本語がわかる人が多く、対日感情もおおむね良好なので、トラブルのときはまず日本語を口に出したほうがいいかもしれません。普通話(標準中国語)は仮に話せたとしても、話さないのが無難です。パスポートは必ず携帯しましょう。
Q11. 
 香港のデモを支援したい日本人もいると思います。その場合は何をすればいいでしょうか?
A11.
 在日香港人留学生が月に1回くらいのペースで、千代田区の香港経済貿易代表部(大使館に相当)への請願運動や、渋谷駅前などでの街頭デモ・集会などをおこなっています。Twitterに複数ある、日本語を使う香港人の文宣アカウントに連絡すれば情報をもらえるでしょう。募金なども可能だと思います。
 日本でのデモや集会は平和的なので、参加しても問題ありません。ただ、香港デモは現地においては、すでに激しい暴力や破壊活動をともなう政治騒乱に変わっていますので、その一端に参加する自覚は持ったほうがいいと思います。また、日本国内の左右の政治団体や宗教団体がかかわる香港支援集会もあるため、よく調べてから加わったほうがいいでしょう。香港に渡航して「応援」しに行くのは、よほど広東語が流暢で、現地で逮捕されることをおそれない人でなければ勧めません。
 また、日本だけではなくカナダなどでも見られる現象ですが、第三国での香港人のデモ支持集会には、中国系と見られるデモ破り集団がしばしば登場します。彼らは(中略)罵声を浴びせてくるなど、かなり不快な妨害をおこないます。トラブルが起きないようにカウンター勢力からは距離を置くようにしてください。

香港デモの若者を市民は見放しつつある | 中国・台湾 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
 勇武派は、(ボーガス注:一時、香港警察に身柄を拘束されたことで)日本でも著名となった黄之鋒(ジョシア・ウォン)、周庭(アグネス・チョウ)に率いられる「香港衆志」(デモシスト)の若者らが中心となり、抗議活動を過激化させている。8月12日には香港空港を占拠。キャセイパシフィック航空を中心に数百便以上が欠航となった。空港占拠は2日で幕を下ろしたが、香港空港には厳重な警備態勢がとられ、空港への出入りにはパスポートとチケットの提示が必要となった。
 勇武派は9月にも空港占拠を再び計画した。警察当局によって空港占拠に失敗した勇武隊は、空港と市内を結ぶエアポート・エクスプレス線路内に投石、線路内に侵入して運行を停止させた。
 「俺のハネムーンをどうしてくれるんだ!」
 スーツケースを押して駆け足で空港へと急ぐ外国人の姿が、テレビ各局で繰り返し放送された。警察当局は膨れ上がる勇武隊に加勢しようと空港周辺に向かう若者の足を止めるため、エアポート・エクスプレスの運行停止を指令。さらにエアポート・エクスプレスに接続する地下鉄の運行を取りやめさせた。
 「先週は隣の太子(プリンス・エドワード)駅構内、地下鉄車内で黒シャツ隊と警察が衝突して負傷者を出した。運行停止命令はありがたい。もうあんな衝突に巻き込まれるのは真っ平御免だよ!」
 九龍一の繁華街で香港の歌舞伎町との異名をとる旺角駅の駅員は怒りがおさまらない。
 普段なら人でごったがえす日曜夜であるのにもかかわらず、香港の銀座通りともいえる彌敦道(ネーザン・ロード)には人影もまばら。ひっきりなしに行き来するはずの2階建てバスも間引き運転されている。
 「あと一時間で閉店なんだけど、よろしいですか?」
 香港夏の美味、黄油蟹(バター・クラブ)で有名なレストランSは、100人以上が入れるお店にもかかわらず、ガラガラだった。中年の女性店員はいきなりため息交じり。黒シャツ隊が抗議活動を過激化させてから、1カ月以上、週末は閑古鳥が鳴いているという。
 「こんな状態が続けば、(店は)やっていけなくなる。103万人、200万人デモには自分も参加したが、今はもう平和的なデモではない。地下鉄駅の券売機、自動改札を破壊し、警察に対して消火器を放ち、火炎瓶を投げる。これは暴動ではないのか」
 週末の夜になると繁華街で黒シャツ隊が暴れまわる結果、外食中心で週末は家族、友人と団欒の食卓を囲む香港人は繁華街に足を運ぶことができなくなっている。
 8月の香港来訪者数は前年同月比約40%減、そのうち年間延べ5000万人以上の中国観光客は約90%も減少している。ホテルの稼働率は50%となり、中国人観光客を最大の顧客にしていた飲食店、薬品店、高級衣料品店などの打撃は想像に難くない。
 3カ月以上にわたっている抗議活動は市民生活を破壊、香港経済に深刻な影響を与えている。
 あるレストラン経営者は「6月の大規模デモには自分も参加した。しかし、事ここに至ればもはや参加する気もなければ同情する気持ちもない。(デモ隊を)一網打尽にして、奴らが反対していた中国へ移送してもらいたい気分だよ!」と天を仰ぐ。
 100万人単位のデモ参加者を一網打尽にすることは現実的ではないが、香港警察が一部の先鋭化した集団を逮捕、拘束することはたやすい。それでも足りなければ隣接する深センに結集した武装警察隊、人民解放軍に応援を求めればいいだけだ。
 香港の一般市民の間に(ボーガス注:過激暴力デモの取締まり限定だが)いま、中国政府の軍事介入を非難せず、歓迎する雰囲気が徐々に醸成されている。

■コメント
■ランバージャック
 「中国共産党政府VS一般市民」から「香港警察VS過激派」へと構図が変われば後は「あさま山荘事件」の焼き直しみたいに一般市民が警察が過激派学生を取り締まる様子をテレビにくぎ付けになって観る、という祭りの後の状況になってしまう予感がする。そうなってしまえば米英など諸外国も中国政府への干渉はできない。
 あるいはここで条例撤廃を勝ち得たとして区切りをつけ、(どうせまた繰り返されるであろう)自治のはく奪に通じる政府側の策動があれば再び何度でも、という気概とネットワークの温存・強化に向かったほうが良いのかもしれない。
■となりのねこ
 学生運動が過激化して精鋭化してしまう典型ですね。
 仕舞には連合赤軍のように自滅することになりますね。
 本人たちは高揚しているのでしょうが、誰かいさめないと、結局、中国本土の意のままになってしまう。
■たう
 報道を見ている限り,デモじゃなくて,暴動になっているような。既に国外勢力が協力姿勢を見せることが出来る活動ではなくなっている。

*1:完全な詭弁ですね。こんなことをいう周庭は明らかに「勇武派」の幹部でしょう。