今日の中国ニュース(2019年10月31日分)

I濱Y子
‏ 米中合作のアニメがこれじゃもうあかん。イェティをヒマラヤに返すというストーリーってもうなんか中国こびこび。
中国の映画・漫画に東南アジア猛反発 子供たちの洗脳を狙った文化輸出に発禁処分相次ぐ(1/6) | JBpress(Japan Business Press)
 米中合作のアニメ映画「アボミナブル」で中国*1が独自に主張する「九段線」*1が登場することから、領有権を争うベトナム、フィリピン、マレーシアの東南アジア諸国で相次ぎ上映禁止が決定され、公開中止の事態が続出している。
 同作品は、米映画制作大手ドリームワークスと中国のパール・スタジオが共同制作した子供向けアニメで、10代の中国人少女がヒマラヤの伝説の雪男イエティの帰郷を手助けするというストーリー。
*1=中国が主張する南シナ海の領海を断続する9つの線(破線)によって示したもの。

 まあ普通に考えてこの種の「反中国記事」を鵜呑みにするのは大変危険であり最低限「実際の映画を見るべき*2」でしょうが、「多分見てねえんだろうな、だって反中国のI浜だから」と思います。
 つうか

イェティをヒマラヤに返すというストーリーってもうなんか中国こびこび

つうのはどういう意味でしょうか。何度読んでも意味が分かりません。
 かつどんな理由があろうとも「九段線批判」「アボミナブル批判」ならまだしも「アボミナブル上映禁止」など「権力の不当な介入」として批判すべきでしょうにI濱女史が容認してるらしいのがなんともかんとも。
 「ああ、この人、ただのアンチ中国なんやな、知ってたけど」「本当にくだらない人間やな」ですね。

参考

■アボミナブル(ウィキペディア参照)
■あらすじ
 上海。ある日の夜、イー(クロエ・ベネット)は自宅のアパートの屋根にイエティの子供がいるのを発見した。イエティは捕らえられていた研究所から脱走し、故郷であるエベレストへと帰ろうとしていた。2人は意気投合し、イーはイエティをエベレスト(ルパート・グレッグソン=ウィリアムズ)と名付けた。エベレストの願いを叶えるために、イーは友人ジン(テンジング・ノルゲイ・トレイナー)とペン(アルバート・ツァイ)の協力を得てヒマラヤ行きを決意した。そんな3人+1匹に対し、コレクターのバーニッシュ(エディー・イザード)と動物学者のザラ博士(サラ・ポールソン)は貴重なイエティを捕獲すべく、精鋭部隊を差し向けてきた。

米最新アニメ映画、上映中止=中国と領有権争う海域地図で-ベトナム:時事ドットコム
 複数のベトナム・メディアによると、米ハリウッドの映画制作大手ドリームワークス・アニメーションの最新アニメ映画「アボミナブル」が13日、ベトナムで上映中止となった。作品中の地図の映像に、中国が南シナ海で領有権を主張するために使う独自の境界線「九段線」が映っているため。

ベトナム政府、「アボミナブル」上映許可で当局幹部を降格 : 国際 : ニュース : 読売新聞オンライン
 南シナ海で中国が歴史的権利を主張する「九段線」が登場する米中合作のアニメ映画「アボミナブル」が、10月中旬にベトナムで上映中止となった問題で、越政府は当初上映を許可した当局幹部を降格処分にした。政府系ニュースサイト「VNエクスプレス」が29日、伝えた。
 降格されたのは、文化・スポーツ・観光省の映画担当部局の女性トップで、処分により、部長代行から副部長となった。越政府は、映画を10日間上映したシネコンにも1億7000万ドン(約79万円)の罰金を科すという。

*1:正確に言えば「中国&台湾」ですね。

*2:まあ日本では見られないのかもしれませんが、であるのなら評価は現時点では避けるべきではないか。