「反党裏切り分子」松竹伸幸に今日も悪口する(2023年12/18日分)(追記あり)

共産党のASEAN訪問について | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 19日から訪問するのに訪問前に評価するのはできない話でしょう。訪問が終わってから「志位氏の報告」をもとに評価すればいい話なのに松竹も何を焦っているのか?

 党大会を前に、全党が「130%の党づくり」をしているときに、党首がその先頭に立たないでどうするんだ。そんな声も多い*1ようです。あるいは「(ボーガス注:裏金問題で?)岸田政権を追い詰めるべきときに」という声も。

 「ブログ記事で自民裏金問題について何一つコメントしないで、党執行部に悪口ばかりの反党分子のお前がそういうこと書くか、松竹(呆)」ですね。「志位執行部に悪口が言えれば、過去の自分の振るまい(自民裏金問題にノーコメントで、党に悪口)などどうでもいい」という松竹のクズさにはいつもながら呆れます。
 そもそもこの種の外遊はかなり前から予定を組んでるでしょう。最近になって裏金疑惑が炸裂したからといってそう簡単に日程をキャンセルできるわけがない。相手に失礼です。
 そもそも「志位委員長、田村政策委員長(副委員長兼務)、緒方副委員長(国際委員会責任者兼務)」は外遊(赤旗志位委員長、東南アジア3カ国訪問へ/東アジアの平和構築で意見交換/19日から参照)しても「小池書記局長、穀田国対委員長、山添政策副委員長」など留守を預かる幹部もいる。今時、電話や電子メールでいくらでも連絡も取れるでしょう。
 訪問日時も「19~27日」で9日にすぎない。年明けは通常国会だし、ならばいつ外遊しろというのか。また、「そんなことはまずあり得ない」でしょうが、「どうしても必要なら」、会談相手に謝罪した上で志位氏らも帰国するでしょう。

 私は、そういう声も理解できますが、もしASEAN訪問*2が党の存在意義を浮き彫りにする価値を生み出すものになるなら、肯定的に捉える立場です。ただし、自分で価値があると言ってもダメで、誰が見てもそうだという評価を得るものでなければなりません。

 やれやれです。そもそも「成果」をどうやって評価するのか。外交は「売り上げ金額」のような「客観的な評価基準」がないですからね。
 例えば

上川外相 日中外相会談「戦略的互恵関係」推進で一致 | NHK | 日中関係(2023.11.25)という「上川外相と中国外相の会談」
上川氏「安保に女性視点を」 日インドネシア外相が対談 - 日本経済新聞(2023.12.16)という「上川外相とインドネシア外相の会談」

等をどう評価すべきかと考えれば「話は簡単ではない」のは明白でしょう。
 例えば松竹はこうした会談をどう評価するのか?
 そして「自分で価値があると言ってもダメで、誰が見てもそうだという評価を得るものでなければなりません」などと偉そうなことを抜かす松竹は「松竹の運動」がそうしたものでは「明らかにないこと」をどう思ってるのか。
 松竹や「松竹の同類(鈴木元や紙屋研究所内田樹等)」がどんなに松竹を賛美しようとも世間は松竹の運動をろくに評価してないことは今や松竹がマスコミに全く取り上げられないこと、松竹の対談相手が未だに「内田樹等、特定個人に限られること(広がりがないこと)」でも明白でしょう。あるいは松竹の著書がどれほど世間に評価されてるというのか。

 アメリカ政府も日本政府も、ASEANの枠組みをずっと以前から評価し、その枠組みのなかで活動してきました。だから、共産党ASEANの枠組みをただ評価しただけでは、共産党の価値を高めることにならないし、アメリカや日本の問題点を深めることになりません。

 ASEANに価値を認めてるとは言え、日米(岸田やバイデン)は「ASEANと日米で中国封じ込め」「ASEANを中国の側ではなく、日米の側につける」である。
 先日の

岸田首相とASEAN首脳ら、共同声明採択…インフラ整備支援など4・9兆円以上の官民投資表明 : 読売新聞
 海洋安全保障協力を含む安保協力を強化する。

も思惑は「中国封じ込め」でしょう。これに対するASEANの対応は「米日ともめたくないが中国とももめたくない」という曖昧戦術である(中国の名前を出さないことを条件に『海洋安全保障協力を含む安保協力を強化』という声明に同意するなど、日米の要請に応じる)と見ていいでしょう。
 一方、共産党は「ASEAN、中国、日米で東アジア共同体のような方向を目指すべき(中国をいたずらに敵視すべきではないし、ASEANを反中国の先兵扱いすべきではない)」でありその方向性は「ASEAN評価」といっても大きく違います。その点に松竹が全く触れないのが「おいおい」です。
 恐らく志位訪問団は「岸田・ASEAN首脳会議」へのカウンターとして「中国を敵視すべきではないこと*3」を主張し、「中国ともめたくない&志位訪問団を受け入れた以上、今後もそれなりの友好関係を日本共産党と維持したいであろう各国(インドネシアベトナムラオス)」は「公然と米日批判はしない」でしょうが、志位氏の指摘「中国を敵視すべきではない」に賛同の意を表明するのではないか。それをどう評価するかはもはや「価値観の問題」であり、ある意味「絶対の正解」はない(どうせ「反党分子」松竹は成果に乏しいと悪口するのでしょうが)。
 なお、上記は「土方歳三」名義で松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「松竹信者の賛同コメントしか載せない」くせに「自由な言論」とほざく松竹の虚言癖には心底呆れます。
 松竹は

◆乏しい才能、人脈、知名度
◆小池共産党書記局長(1960年生まれ)、前原「無償会」代表(1962年生まれ)、枝野前立民党代表(1964年生まれ)、田村共産党政策委員長(1965年生まれ)、西村立民党代表代行(1967年生まれ)、玉木国民民主党代表(1969年生まれ)、大椿社民党副党首(1973年生まれ)、泉立民代表、山本れいわ代表(共に1974年生まれ)、大石れいわ政審会長(1977年生まれ)、山添共産党政策副委員長(1984年生まれ)など「既に与野党で活躍してる政治家」と比べ高齢であること(1955年生まれ)
→松竹と同じ1955年生まれとしては加藤勝信*4官房長官、紙共産党参院議員団長(党農林・漁民局長)、浜田*5前防衛相、福島社民党党首、保坂世田谷区長など

以前に「低劣な人間性」が論外です(勿論才能だって松竹が自画自賛するほどではないでしょうが)。

【追記その1】
 松竹だと「後日、断りもなく削除」の可能性もありますが「珍しく」拙コメントが以下の通り掲載されました。

土方歳三
アメリカ政府も日本政府も、ASEANの枠組みをずっと以前から評価し、その枠組みのなかで活動してきました。だから、共産党ASEANの枠組みをただ評価しただけでは、共産党の価値を高めることにならないし、アメリカや日本の問題点を深めることになりません。


 ASEANに価値を認めてるとは言え、日米(岸田やバイデン)は「ASEANと日米で中国封じ込め」「ASEANを中国の側ではなく、日米の側につける」である。
 先日の「岸田・ASEAN首脳会議」も思惑は「中国封じ込め」でしょう。これに対するASEANの対応は「米日ともめたくないが中国とももめたくない」という曖昧戦術である(中国の名前を出さないことを条件に『海洋安全保障協力を含む安保協力を強化』という声明に同意するなど、日米の要請に応じる)と見ていいでしょう。
 一方、共産党は「ASEAN、中国、日米で東アジア共同体のような方向を目指すべき(中国をいたずらに敵視すべきではないし、ASEANを反中国の先兵扱いすべきではない)」でありその方向性は「ASEAN評価」といっても大きく違います。その点に松竹が全く触れないのが「おいおい」です。
 恐らく志位訪問団は「岸田・ASEAN首脳会議」へのカウンターとして「中国を敵視すべきではないこと(勿論それ以外にも色々主張するでしょうが)」を主張し、「中国ともめたくない&志位訪問団を受け入れた以上、今後もそれなりの友好関係を日本共産党と維持したいであろう各国(インドネシアベトナムラオス)」は「公然と米日批判はしない」でしょうが、志位氏の指摘「中国を敵視すべきではない」に賛同の意を表明するのではないか。それをどう評価するかはもはや「価値観の問題」であり、ある意味「絶対の正解」はない(どうせ「反党分子」松竹は「成果に乏しい」と悪口するのでしょうが)。

【追記その2(1/6追記)】
 その後、訪問については赤旗で以下の報告がされましたが、松竹が特にコメントしないのが滑稽です。
“対話の習慣”を東アジアに/インドネシア政府と志位委員長が意見交換2023.12.22
東アジアの平和創出へ 政党・市民社会との協力を/志位委員長、ASEAN事務局次長と会談2023.12.23
“対話の習慣”を東アジア全体に広げ、平和をつくりたい/ジャカルタで志位委員長会見2023.12.23
志位委員長、インドネシア元外相と会談/対話による平和創出 語り合う2023.12.23
東アジアの平和・核廃絶で協力/ラオスのトンルン書記長と志位委員長が会談2023.12.24
東アジアの平和構築をめざして/志位委員長、ベトナム外交学院で講演2023.12.26
志位委員長、ベトナム共産党マイ書記局常務と会談/AOIP促進・核兵器廃絶・ベトナム人労働者権利擁護で連携2023.12.27
東アジアの平和構築をめざして/ベトナム外交学院 志位委員長の講演2023.12.27
両党が協力して東アジアの平和構築を/ベトナム共産党チョン書記長と志位委員長が会談2023.12.28
東アジアの平和構築へ 東南アジア3カ国 発見と感動の9日間/志位委員長が新春緊急報告2024.1.1

*1:松竹が勝手に抜かしてるだけで「多いかどうか」は勿論不明です。そもそも「価値観の違い(松竹の価値観では『多い』)」どころか、「根拠レス」で「多い」とデタラメな放言をしてる疑いすらあります。

*2:今回、ASEAN加盟国10カ国(インドネシアカンボジアシンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイベトナム、マレーシア、ミャンマーラオス)のうち「インドネシアベトナムラオスの3カ国」を訪問

*3:それ以外にも志位氏は色々主張するでしょうが

*4:第二次、第三次安倍内閣官房副長官、第四次安倍内閣厚労相自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、菅内閣官房長官、岸田内閣厚労相等を歴任

*5:麻生、岸田内閣防衛相、自民党国対委員長(第二次安倍総裁時代)等を歴任