黒坂真に突っ込む(2019年11月16日分)

■黒坂ツイートにコメント

黒坂真リツイート
‏ 野垣あきこさん。街角トークで、不破哲三*1はなぜ中国共産党科学的社会主義の理論交流*2を長年続けてきたのか、御説明下さい。
■野垣あきこ*3JCP杉並
‏ 笠井あきらさん*4を呼んで、阿佐ヶ谷駅南口噴水前で街角トーク❗️
 桜を見る会から始まり、ジェンダー平等や中国共産党について等々、街頭からの質問に答えています。

 志位氏*5の「香港デモでの中国批判」をなんとか矮小化しようとして持ち出してきたネタがこれのようです。「何だかなあ」ですね。
 まずは黒坂の立場(中国批判)なら高世仁のように「中国批判、ありがとうございます」じゃないのか。
 「とにかく、日本共産党の中国批判を、たいした価値はないとおとしめよう」というんだから「やれやれ」です。
 まあ、とはいえ、黒坂の因縁とは関係なく、「1998年の党関係回復後の日中両党の交流」を今現在においてどう評価するのかというのは別途考えるべき話ではあります。
 

黒坂真
 大阪大学朝鮮文化研究会の皆さん。昔々の日本は、ナチスが行ったユダヤ人虐殺のような行為はしていません。

 何のことかというと「東京五輪旭日旗を持ち込もうなど、非常識だ」「旭日旗(昔の日本海軍旗、今も海上自衛隊旗)はたとえるならナチス旗(例のハーケンクロイツが書かれてる旗)のようなもんだ」という「大阪大学朝鮮文化研究会の皆さん」に対する無茶苦茶な居直りです。
 まあ「特定の民族を絶滅させようとする行為(ナチスユダヤ人虐殺)」は確かに日本はやってないでしょうが「南京事件」「731部隊」「慰安婦」などといった戦争犯罪はやらかしてるわけです。
 そもそも韓国、中国など戦争被害国の感情を傷つけてまで、なんでお前ら極右は旭日旗なんか五輪会場に持ち込みたがるのか、五輪は海軍関係イベントでもないし、旭日旗は国旗でもないのに、中韓への嫌がらせか?、つう話です。

*1:書記局長、委員長、議長を歴任。現在、日本共産党常任幹部会委員、党付属社会科学研究所所長。著書『日本の中立化と安全保障』(1968年、新日本新書)、『人民的議会主義』(1970年、新日本出版社)、『沖縄基地とニクソン戦略』(1972年、新日本新書)、『現代前衛党論』(1980年、新日本出版社)、『スターリン大国主義』(1982年、新日本新書)、『古典への旅:マルクスエンゲルスレーニンを訪ねて』(1987年、新日本新書)、『自然の弁証法』、『「資本主義の全般的危機」論の系譜と決算』(以上、1988年、新日本出版社)、『科学的社会主義と執権問題』(1990年、新日本文庫)、『ソ連覇権主義の解体と日本共産党』、『私の宮本百合子論』(以上、1991年、新日本出版社)、『現代史のなかの日本共産党』(1992年、新日本新書)、『科学的社会主義の運動論』(1993年、新日本出版社)、『労働基準法を考える』(1993年、新日本新書)、『回想の山道』(1993年、山と渓谷社)、『史的唯物論研究』(1994年、新日本出版社)、『マルクスエンゲルス百年』(1996年、新日本出版社)、『エンゲルスと『資本論』(上)(下)』(1997年、新日本出版社)、『現代日本における大衆的前衛党』、『千島問題と平和条約』(以上、1998年、新日本出版社)、『「首都移転」を考える』(2000年、新日本出版社)、『ここに『歴史教科書』問題の核心がある』(2001年、新日本出版社)、『歴史教科書と日本の戦争』(2001年、小学館)、『古典研究・議会の多数を得ての革命』、『古典研究・マルクス未来社会論』、『チュニジアの七日間』(以上、2004年、新日本出版社)、『いまこの世界をどう見るか:アジア・アフリカ・ラテンアメリカ』(2005年、新日本出版社)、『私の戦後六〇年:日本共産党議長の証言』(2005年、新潮社)、『日本の戦争:領土拡張主義の歴史』(2006年、日本共産党中央委員会出版局)、『憲法対決の全体像』『日本共産党史を語る(上)(下)』(以上、2007年、新日本出版社)、『小林多喜二 時代への挑戦』(2008年、新日本出版社)、『マルクスは生きている』(2009年、平凡社新書)、『日米核密約』、『マルクスエンゲルス革命論研究(上)(下)』(以上、2010年、新日本出版社)、『不破哲三 時代の証言』(2011年、中央公論新社)、『「科学の目」で原発災害を考える』(2011年、日本共産党中央委員会出版局)、『私の南アルプス』(2011年、ヤマケイ文庫)、『「資本論」はどのようにして形成されたか』(2012年、新日本出版社)、『科学的社会主義の理論の発展』(2015年、学習の友社)、『「科学の目」で日本の戦争を考える』、『マルクス資本論』発掘・追跡・探究』(以上、2015年、新日本出版社)、『『資本論』刊行150年に寄せて』(2017年、日本共産党中央委員会出版局)、『『資本論』探究(上)(下)』(2018年、新日本出版社)、『党綱領の未来社会論を読む』(2018年、日本共産党中央委員会出版局)、『『資本論』のなかの未来社会論』(2019年、新日本出版社)など。

*2:これについては例えば、不破『日本共産党中国共産党の新しい関係』(1998年、新日本出版社)、『北京の五日間』(2002年、新日本出版社)、『21世紀の世界と社会主義:日中理論会談で何を語ったか』(2006年、新日本出版社)、『激動の世界はどこに向かうか:日中理論会談の報告』(2009年、新日本出版社

*3:杉並区議(日本共産党

*4:党政策委員長(衆院議員)。著書『政治は温暖化に何をすべきか:日本共産党、ヨーロッパを訪ねて』(2008年、新日本出版社

*5:書記局長を経て委員長