黒坂真に突っ込む(2020年3月18日分)

黒坂真
 村上龍さん*1の「半島を出よ*2」という小説を左翼の皆さんには是非読んで頂きたいですね。北朝鮮武装工作員が福岡を占領する物語です。

 やれやれですね。
 そんなもんはフィクションの世界においてのみありうることで現実的にはあり得ない話です。
 村上龍ががちで「あり得る話だ」と思って書いてるなら「産経新聞並みのバカ右翼」ですが、ネタ(エンターテイメント)だとしても「救う会拉致議連など反北朝鮮ウヨの与太『北朝鮮の日本攻撃論』を助長しかねない」ので個人的にはあまり感心しません。というか村上龍って小説家として社会的に評価されてるようにはとても思えませんね。世間的には「テレ東・カンブリア宮殿の司会やってる、態度がでかい(そして顔面もでかい?)偉そうな謎のおっさん」でしかないでしょう。
 しかし経済評論家でもない村上龍が「カンブリア」の司会であることは俺にはさっぱり理解できませんね。
 「カンブリア」のアシスタントが小池栄子というのもさっぱり理解できませんが。「カンブリア」が視聴者として想定している「ビジネスマンの親父」に人気がある女性が彼女なのか、はたまた単に村上龍が彼女のファンなのか?

*1:1952年生まれ。1976年、『限りなく透明に近いブルー』で群像新人文学賞及び芥川龍之介賞を受賞

*2:2007年、幻冬舎文庫