「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年4/29分:荒木和博の巻)

情報とは【調査会NEWS3250】(R02.4.29): 荒木和博BLOG

 金正恩の状況について様々な情報が飛び交っています。それぞれの情報については私も信憑性が高いとか、これはガセないし偽情報ではないかとか、色々感じるところはあるのですが、いずれにしてもどれが正しかったかは蓋を開けてみないと分かりません。いや、蓋が開いても分からないことも少なくありません。
 でも決断をしなければならない立場の人はその不確かで少ない情報から判断しなければなりません

  ばかばかしいですね。もちろん「不十分な情報でも決断の必要がある場合」はある。
  典型的には「今の新型コロナ」がそうでしょう。
 「渡航制限をするかどうか(する場合どの範囲でするのか)」、「軽症者の扱いをどうするか」、「緊急事態宣言を発令するのか」など、荒木の言うように勿論、情報が少なかろうと「決断しなければいけない場合」は決断するしかない。
 ただし一方で「情報が少なすぎて動きようがない場合」もあれば、そもそも「急いで決断する必要はどこにもない場合(情報が充分集まってから動いても何ら問題ない場合)」もある。
 金正恩が健在かどうかなどと言う話は、現在において「情報が少なすぎて動きようがない場合」であり、かつ「急いで決断する必要はどこにもない場合」でしょう。 
 そもそも荒木は一体「健在かどうか」をどんな情報を元に判断するのか。
 そして健在と判断するにせよ、「死亡した」「死亡はしてないが執務がとれる状況にない」などと判断するにせよ、その判断を元に荒木は「日本政府がどう動くべきだ」と思ってるのか。
 まずは荒木はそれを語れという話です。
 なお、情報が少なかろうと「決断しなければいけない場合」は決断するしかないですが、その場合でもいったん行った決断を、「新規情報によってその後、修正すること」はありえます。
 例えば、当初は、『病床不足の恐れ』から、重症者のみ病院療養で、軽症者はホテル療養だけでなく、自宅療養もOKとしていたが、自宅療養者から容体急変による死亡者(埼玉県白岡市東松山市)が続出したこと、しかし、軽症者まで病床に収容するとやはり『病床不足の恐れ』があることから『軽症者はホテル療養』が原則となりました。

 今の北朝鮮は1世紀少々前の日清、日露戦争当時のような状況になりつつあるのではないか

 言ってることがまるきり意味不明ですね。「1世紀少々前の日清、日露戦争当時のような状況」とは一体どんな状況なのか。
 そして荒木は何故そう判断したのか。その判断を元に荒木は日本政府に「どう動いて欲しいのか」、どう動けば「拉致被害者救出につながると思っているのか」、いずれについても荒木の考えはさっぱりわかりません。