高世仁に突っ込む(2020年9/2日分)(追記あり)

中国、ノーベル平和賞に圧力 - 高世仁のジャーナルな日々
 まだ投票は先のこととは言え、「菅に不利で、石破に有利な党員投票を否定した上」、麻生派二階派細田派の主流三派閥が菅支持を決定、石原派、竹下派にも働きかけ、「主流派に干されてはたまらない」と事実上、主流派に屈服した両派閥から菅支持の反応を引き出し「菅総裁選出」の流れを固めつつある。
 以前も書きましたが「三派閥の圧力」に他の派閥が屈服し総裁選の流れが固まるというのは安倍三選とほとんど同じ構図です。違いがあると言えば「前回は石破以外は出馬せず岸田派も三派閥に屈した」のに対し今回は「岸田が出馬したこと」でしょう。
 そうしたことに何一つ触れないとは、自称「安倍批判派」高世も本当に変な奴です。

 きょうは幸田文生誕116年だそうだ。

 中途半端な数字で吹き出しました。
 つうか今日(9/1)、日本人にとって大事なことと言ったら、そんなことより「関東大震災」及び「そこで起こった虐殺事件(朝鮮人虐殺、亀戸事件 - Wikipedia福田村事件 - Wikipedia甘粕事件 - Wikipedia)」でしょうに。
 何故高世はそれに触れないのか?
 まあ、亀戸事件が起こったのが9月3日、福田村事件が起こったのが9月6日、甘粕事件が起こったのは9月16日で、事件発生自体は9月1日ではないんですが。
 なお、幸田文(1904年生まれ)以外では9月1日が誕生日の著名人としては

9月1日 - Wikipedia
新渡戸稲造(1862~1933年)
 京都帝国大学教授、東京帝国大学教授(第一高等学校長兼務)、東京女子大学学長、国際連盟事務次長、東京女子経済専門学校(現在の新渡戸文化短期大学)校長など歴任。著書『武士道』や5000円札肖像画でも知られる。
若山富三郎(1929~1992年)
 俳優。弟は俳優の勝新太郎(1931~1997年)。映画『衝動殺人 息子よ』(1979年)で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、キネマ旬報主演男優賞、ブルーリボン賞主演男優賞、毎日映画コンクール主演男優賞を受賞。
小澤征爾(1935年生まれ)
 指揮者。1959年、ブザンソン国際指揮者コンクール第1位。

などがいます。
 逆に9月1日に死去した著名人としては

9月1日 - Wikipedia
井上馨(1836~1915年)
 参議、工部卿、外務卿、第1次伊藤内閣外相、黒田内閣農商務相、第2次伊藤内閣内務相、第3次伊藤内閣蔵相など歴任。元老の一人。
竹久夢二(1884~1934年)
 画家。

などがいます(もちろん関東大震災で亡くなった著名人もいますが俺の知らない人間しかいないので紹介は省略します)。
 また9月1日にあった事件としては「関東大震災(1923年)」以外では

9月1日 - Wikipedia
◆1904年
  与謝野晶子が『明星』で長詩『君死にたまふことなかれ』を発表。
◆1911年
 平塚らいてう*1らが文芸雑誌『青鞜』を創刊。創刊号には「元始、女性は太陽であつた」という平塚の宣言が載せられた。
◆1935年
 第一回芥川賞直木賞発表。
◆1939年
 ドイツがポーランドに侵攻。これに対してイギリスとフランスが9月3日に宣戦し、第二次世界大戦が勃発。
◆1947年
 労働省が発足。女性活動家・山川菊栄社会党の活動家である山川均の妻)が労働省婦人少年局長に就任し、日本初の女性局長となる。
◆1969年
 リビアで国王イドリース1世の外遊中にムアンマル・アル=カッザーフィーカダフィ)らが無血クーデター。国王を退位させ共和国を宣言(リビア革命)。
◆1983年
 ソ連の領空を侵犯した大韓航空機をソ連防空軍が撃墜し、乗員・乗客269人全員死亡(大韓航空機撃墜事件)。
◆2008年
 福田康夫首相が辞意を表明。
◆2009年
 消費者庁発足。

などがあります。

 中国はいよいよ香港の青年の洗脳をはじめる。
 《【香港共同】香港の複数の出版社が9月からの新学期向けの高校教科書を改訂し、1989年の中国の天安門事件や2014年の香港の大規模デモ「雨傘運動」など、民主化運動を巡る内容を削除した。》

 そんなことより、過去において自民党が「日本軍による沖縄集団自決の強要」を「諸説ある」などと抜かして教科書検定によって、教科書から削除させたこと(当時は第一次安倍政権)でも論じたらどうなのか。「日本の歴史問題、教育問題」より「中国のそれ」に関心があるとは高世も呆れた「反中国右翼」です。
 「何、北朝鮮拉致が風化したから、今度は反中国で金儲けですか?。でもライバルは既に沢山居ますよ?」「反中国(香港デモ報道)で会社を建て直そうとしたのに失敗した無能があなたですよね?、高世さん」とばかばかしくて鼻で笑います。

 中国が各国にドスの効いた脅しをかけている。
 チェコ上院議長らが台湾を訪問していることについて、中国の王毅外相は訪問先のドイツで、「1つの中国の原則に異議を唱えるということは、14億人の中国人の敵になることだ」と強く非難した。

 安倍が「徴用工判決」「少女像(慰安婦銅像)」に逆ギレし、韓国相手にホワイト国除外、フッ化水素水輸出規制などという無法(WTO違反行為の疑い濃厚)をやらかし、「日本共産党など批判派も居るとは言え」、そうした安倍の無法を日本国民大多数やマスコミが容認してる日本の国民としては、「日本の酷さを棚上げして」こんな中国非難は恥ずかしくて言う気になりませんね。俺は「恥知らずの高世」と違い「それなりに恥を知る日本人」でありたいので。
 「中国が不当な脅しをー」と言う前に日本人として「安倍の不当な脅し(ただし韓国が毅然とした対応をとったので結果的には脅しになりませんでしたが、それは結果論にすぎません)」でも批判したらどうなのか。
 そもそも「今後危惧される中国のチェコへの報復行為*2」はともかく王毅外相の抗議に「話を限定すれば」全くの正論でしょう。
 上院議長の訪台は「蔡英文が反中国姿勢を強めてること」を考えれば「1つの中国の否定」と評価されるのは不思議ではありません。
 そして中国にとって「一つの中国」は譲れない原則ですから抗議するのも全く当然です。
 当然の抗議を脅し呼ばわりするとは高世はどれほどバカでクズなのか。

 実は、今年2020年のノーベル平和賞には「言論の自由、民主主義、法の支配のために闘う香港の人々」が推薦されている。推薦したのはノルウェーの連立与党の中道右派政党、自由党のグーリ・メルビ教育・統合大臣。
 中国はこれをつぶしにかかっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/18da2a03df73456e389a3adeb73c3cbe09a11ee7
ノルウェーを訪れた王毅外相は「一つだけ言う。過去と今日、そして未来において、誰でもノーベル平和賞を利用して中国の内政に干渉しようとする試みを断固として拒否する。中国はこの原則において確固としている」と強調した。
 王毅外相はこの日、ノーベル賞委員会が2010年に中国の反体制人物である劉暁波氏に平和賞を授与したのち、15年ぶりに訪問した点を強調した。香港デモ隊に賞をあげれば、両国関係が以前に逆戻りし得るとして、圧力を加えたものとみられる。》

 「南京事件資料のユネスコ世界記憶遺産登録」に対して

ユネスコ分担金、日本政府が支払い留保 「南京大虐殺」の記憶遺産登録に反発か | ハフポスト NEWS
・日本がユネスコ(国連教育科学文化機関)に支払う分担金について、外務省は10月13日、2016年の分担金など約44億円の支払いを留保していると明らかにした。毎日新聞などが伝えた。
◆「南京大虐殺」の記憶遺産登録が背景か
 今回の支払い留保の背景には、ユネスコに世界記憶遺産の制度改善を働きかける狙いがあるとみられる。
 ユネスコの分担金をめぐっては2015年10月、中国が申請した「南京大虐殺の記録」が世界記憶遺産に登録された際、審査過程で日本の考え方が反映されていないとして、菅義偉官房長官が不快感を表明。「文書について本物なのか、専門家の検証を受けていない」とし、「ユネスコへの分担金や拠出金の支払い停止を含めて検討していく」と、見直す方針を示していた。
 ユネスコ分担金の支払いは加盟国の義務で、各国の分担率は国連の予算分担率とほぼ同じ。外務省によると、2016年の分担率1位はアメリカ(22%)で、日本は2番目となっている。ただしアメリカは、パレスチナユネスコ加盟に反発し、2011年秋から分担金の支払いを停止。実質的には日本が拠出トップ国となっている。ユネスコ加盟国は、分担金の支払いを2年間停止すると、ユネスコ総会での投票権を失う。

などという愚行(さすがに最終的には払ったとは言え)をやらかした日本の国民として、「日本の酷さを棚上げして」こんな中国非難は恥ずかしくて言う気になりませんね。俺は「恥知らずの高世」と違い「それなりに恥を知る日本人」でありたいので。

 1989年にはダライラマ14世にノーベル平和賞が贈られている。10年前に獄中の劉暁波氏が授賞されたあと、中国との関係が緊張して窮地に陥ったノルウエー。今の中国の影響力はそのころとは段違いだ。ここまですごまれれば、かなりの圧力になるだろう。

 政府と「ノーベル賞委員会」は別組織なので「授賞阻止の圧力(そう言う思惑も若干はあるかもしれませんが)」というよりは授賞した場合でも「あれは民間団体が勝手にやったことですから政府は関係ありません!。これからも経済交流を何とぞよろしくお願いします。政府としては香港デモに肩入れなんか断じていたしません!。自由党のメルビ教育大臣の推薦はノルウェー政府としての行為では無く奴の個人的行為です。メルビには『そんなことはするな』と働きかけたのですが、無視されました。この件だけで奴を大臣から解任するわけにも行かないので何とぞご容赦下さい(ノルウェー首相)」を引き出すための政治的牽制でしょう。
 これについては「少し長くなりますが」

「経済のほうが政治よりよっぽど現実(実状)に正直だ」の実例(追記あり) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

ノルウェー、対中配慮でダライ・ラマと距離(2014.5.2 05:00)
 中国を刺激したくないとして、ノルウェー政府が今月オスロを訪問するチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世(78)との面会を回避する可能性があることがわかった。ノルウェー・ノーベル委員会が2010年に中国反体制活動家の劉曉波氏にノーベル平和賞を授与して以来続く、世界第2位の経済大国との緊張関係を緩和したいという意向の表れだ。
 議会での議論後、ブレンデ外務大臣は記者団に対し、「わが国は中国との関係を重視しなければない。ダライ・ラマ14世と会談すれば関係の正常化が難しくなるだろう」と話し、まだ最終的な結論には至っていないと述べた。
 トムセン国会議長は4月22日、ダライ・ラマ14世との会談を回避する意向を表明した。ダライ・ラマ14世は、ノーベル平和賞受賞25周年を記念して、ノルウェー・ノーベル研究所の招待により同国を訪問する予定。ノルウェー放送協会のインタビューに対し、トムセン議長は「私の課題は中国との関係を改善することだ」と述べた。
 中国は10年、ノルウェーが劉氏にノーベル平和賞を授与したことから、同国との政府高官レベルでの交流を断絶した。2国間の貿易も緊張状態に陥り、中国はノルウェーからのサーモンの輸入を実質的に禁止している。
 中国は、ダライ・ラマ14世がチベット自治権を求めているだけだと主張するなか、独立運動を扇動したとして同氏を糾弾している。同氏は中国統治への反対運動に失敗したのち1959年にチベットを脱出。チベットの独立を支援する団体によると、それ以降、何十万人ものチベット人が中国政府の統治の結果亡くなっているという。
 駐ノルウェー中国大使は昨年、演説のなかで、国交の正常化のためにノルウェーは「レッドポリシーライン(政治的に越えてはならない一線)」を越えないと約束すべきだと述べた。一方、ノルウェー政府はノーベル平和賞受賞者を決定するノーベル委員会に対して何ら権限を持っていない。
 ダライ・ラマ14世は今年初め、米中関係を悪化させるとして中国政府が非難するなか、オバマ米大統領と会談している。
 ノルウェーチベット委員会の委員長も務めたことがあるトムセン議長は、ダライ・ラマ14世との会談回避は「責任の重い」決断とし、「困難な状況から抜け出し、同じ価値観、特に人権を重んじる人々とともに活動する可能性を高められるかが問題だ」と述べた。

 ノルウェーの態度を支持するかしないか、中国側の言い分をもっともと思うか思わないか、チベット亡命政府ダライ・ラマを支持するかしないか、といったことはこの際問題ではありません。つまりは、中国とチベットダライ・ラマとの人権問題で、ノルウェー政府はそう公然とチベット側を支持するわけにはいかない、と認識しているということです。これが重要なことです。
 つまり、私が
経済のほうが政治よりよっぽど現実(実状)に正直だ - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
で指摘した
>ともかく政治と経済では、経済のほうがよっぽど現実と実状に正直です。「反中」なんてことをいくら振り回しても、中国に本当に対峙することは現実問題としてなかなかできないと思います。
ということです。

を紹介しておきます。ちなみにこの件について「俺やid:Bill_McCrearyさんのような『小物』を中国びいきと批判するよりも、中国批判をためらうノルウェーを批判したら?」という俺の突っ込みに「(中国ビジネスが重要な収入である)ノルウェーに霞を食えとは言えない」と詭弁を吐き、俺やid:Bill_McCrearyさんから『じゃあ、我々が仮に中国ビジネスで飯を食っていたら「霞は食えない」といって中国擁護しても何の問題も無いですね?』『我々の飯の種に関係なく*3日本人の多くが今中国ビジネスでメシを食ってるわけで、そう言う日本人は「霞は食えない」といって中国擁護しても何の問題も無いですね?』と更なる突っ込みを受けたらまともに返答できなくなり、ついにははてなブログをプライベートモードにしてしまった馬鹿がMukkeという男です。
 ちなみに「ノルウェー、中国」でググったら

【世界を読む】中国に「ひざまずく」西洋、筆頭はノルウェー…劉暁波氏の死が炙り出した新しい世界の対中規範(1/4ページ) - 産経ニュース
 中国の民主活動家、劉暁波(りゅう・ぎょうは)氏のがん治療と死をめぐって巻き起こった嵐のような中国批判は、すぐ沈静化した。2010年の劉氏へのノーベル平和賞で中国と鋭く対立したノルウェーは今回ほぼ沈黙を通し、変節ぶりを印象づけた。
 「彼女はまるでサケ*4売り商人のようだった。人権や劉氏について一言も触れることはなかった」
 今年4月はじめ、ノルウェーの首相として10年ぶりに北京を訪問したソルベルグ首相について、中国の著名な民主活動家がノルウェー紙アフテンポステンにこう話したという。
 中道右派ソルベルグ政権は昨年末、平和賞でこじれた中国との関係を修復し、約6年ぶりに正常化させた。
 かつてノルウェーの独壇場だった養殖サーモンの対中輸出はカナダやチリに立場を奪われ、多数の経済人を引き連れた首相は失った貿易の機会を取り戻そうと、必死だったに違いない。平和賞の選考委員会はノルウェー政府と表裏一体だとして、中国市場からの締め出される事実上の制裁を受けていたのだ。
 米独が治療のための受け入れなどを表明してアピールする中、沈黙を保ち続けた。国内で「沈黙は中国政府に対する同意のサインだ」との批判も出たが、動かなかった。7月13日、劉氏が死去して初めて「非常に深い悲しみ」を表明して故人の功績をたたえる一方、中国政府への言及は注意深く排除していた。
 「ノルウェーの中国との関係正常化が試されることになった」。
 中国研究家のチチャン・ルル氏は英ノッティンガム大にある中国政策研究所への寄稿論文でこう指摘。
 「実験は成功し、ノルウェーはコストいらずの経済制裁で簡単に影響を及ぼせる国だとわかった。この成功は将来の、より広い地域に対して中国の政策を強要する舞台を用意することになった」という。

ノルウェー、年内に中国との自由貿易協定の合意目指す=貿易・産業相 | ロイター(2020年1月9日)
 ノルウェーのイーサクセン貿易・産業相は8日、同国が2020年中に中国と自由貿易協定の合意を目指していると述べた。
 同相は、当地で行われた工業会の会合でロイターに、「昨年末までに、交渉に好ましい進展が見られた。われわれは引き続き楽観的で、年内に交渉を妥結するのが現実的と考えている」と語った。

なんて記事もヒットしました。

 人質をとって圧力を加えようという動きも。
《中国の国営テレビ局の外国語放送で司会を務めていたオーストラリア国籍の女性が、中国当局に拘束されたことが明らかになり、新型コロナウイルスや香港情勢などをめぐって対立を深める両国の関係が、さらに悪化することも予想される。
 オーストラリアのペイン外相は、8月31日、声明を発表し、オーストラリア国籍の女性、チェン・レイ氏が中国当局に拘束されたことを明らかにした。》(NHK)

 将来はともかく少なくとも現時点では「オーストラリアがそう発表した」にすぎず、中国は「現在事実確認中」としており真偽は不明です。
 また仮に「拘束された」としてそれが高世が言うような「脅し云々」なのか、そうではなく「彼女個人に何らかの問題があったのか」も不明です。将来はともかく少なくとも現時点では、「反中国右翼」高世のように「人質云々」などといえるほど、情報は明確ではありません。

「ならずもの国家」としての姿をむき出しにしてきた。さあ、我々はどうするか。

 隣国にして「重要な商売相手」を「ならずもの国家」呼ばわりとは全く非常識です。そして「我々はどうするか」て高世は何をどうして欲しいのか。
 「まずは習主席訪日の中止」とでも言い出すのか。

 わけあって、皇室について調べている。上皇の象徴としての自覚、民への心配りには感銘することが多い。アフガンで凶弾に倒れた中村哲医師が「天皇好き*5」だったのも素直にうなずける。

 「わけ」てどんなわけでしょうか。「天皇がらみで本を出す」「天皇がらみで講演する」とか金儲け関係か。
 それにしても「民への心配り」とは「戦前か!」「産経か!」「日本会議か!」ですねえ。
 俺は「昭和天皇よりはずっとマシ」とは思いますが高世ほどの高評価はしないですね。
 むしろ、最近だと大坂なおみが示した「日本人離れ」の、さわやかな個性 | ちきゅう座(澤藤統一郎)が評価する「大坂なおみのBLM運動支持」の方がよほど「立派だ」と思いますね。そして天皇一家は立場上、大阪のような行動はできないわけです。
 結局「毒にも薬にもならない行為」「当たり障りの無い行為」しかできないのが天皇一家です。高世のように高評価できる事など彼らは何もしていない。大体彼らが「ホニャララしたい」といっても政府が「ダメです」と言えばそれで終わってしまうわけですし。
 しかも「中国に散々悪口した」上で、天皇時代に訪中した「前天皇上皇)」絶賛という「謎の行為(論理的に矛盾してないか?)」。
 「反中国右翼」高世には

◆前天皇天皇時代、1992年(当時は宮沢内閣)に訪中したことをどう思いますか?(まあ、天皇の立場上、政府が決めたことに反対したら違憲行為なので、仮に彼が訪中に否定的でもそんなことはできませんが)
◆安倍の習主席訪日計画に天皇が何も言わないことをどう思いますか?(まあ、習主席訪日に賛成でアレ反対でアレ、意見を言ったら違憲行為なので言えないわけですが)
◆「やはり、あれですか、高世さんの言う『上皇の象徴としての自覚、民への心配り』とは、つまり『中国ビジネスは大事なので私が訪中することが国益のために大事だ。宮沢政権の日中友好の思いに応えたい』と前天皇は思っていた、『上皇天皇時代訪中した意義は大きかった、天皇に感謝したい』という立場が高世さんなんですか?」
◆「アレ、でも高世さんって反中国右翼じゃ無かったですかあ?(高世をバカにしたような感じで)」

と聞きたくなります。
 体を張った高世一流のギャグでしょうか。

【参考:天皇訪中(ウヨの反発など)】

中華人民共和国ご訪問に際し(平成4年) - 宮内庁
問3
 今回の訪中をめぐりましては,内外に様々な反対意見もありました。この点について陛下のお考えをお聞かせ下さい。
天皇陛下
 言論の自由は,民主主義社会の原則であります。この度の中国訪問のことに関しましては,種々の意見がありますが,政府は,そのようなことをも踏まえて,真剣に検討した結果,このように決定したと思います。私の立場は,政府の決定に従って,その中で最善を尽くすことだと思います。
【在日外国報道協会代表質問】
問8
 1970年代に日中間の国交が正常化されたとき,中国が戦争について公式の補償を放棄したことは,これは寛大な行為だと思われますか。
天皇陛下
 このことに関しましては,政府が関係する問題でありますので,お答えは差し控えたいと思います。

https://www.asahi.com/articles/ASKBR7X1VKBRUTFK02Q.html
 1992年、天皇陛下の訪中をめざした宮沢喜一*6内閣が直面したのは、国内の激しい反対論だった。首相官邸幹部らが異例の「保守強硬派対策」に乗り出し、半年余りかけて訪中決定にこぎ着けた。「皇室外交」の歴史は、政治の責任とは何かを問いかけている。
 天皇陛下の訪中計画が動き出したのは、92年1月だった。宮沢内閣の渡辺美智雄*7外相(故人)が北京で銭其琛(チエンチーチェン)外相(故人)と会談し、天皇訪中について「累次にわたる招請を多とし、政府部内で真剣に検討する」と踏み込んだ。同年10月下旬の日程も極秘に示された。
 国内の保守強硬派はいっせいに反発した。藤尾正行*8・元文相(故人)は自民党総務会で「天皇陛下が政治に巻き込まれる恐れがある」と反対を表明。3月末には「天皇陛下のご訪中延期を願う国民集会」が開かれ、天皇の政治利用につながる▽中国は日本の教科書記述や首相の靖国参拝に干渉した▽天安門事件以降、人権抑圧を強める中国への訪問は世界各国から誤解を招きかねない、などとして訪中反対を決議した。5月には「日本会議」の前身である「日本を守る国民会議」などの代表者らが、宮沢首相(故人)に反対を申し入れた。底流には「朝貢外交になる」との反発もあった。

外交部、明仁天皇は中日関係の発展促進に積極的な貢献--人民網日本語版--人民日報(2019年04月30日)
 外交部(外務省)の耿爽報道官は29日の定例記者会見で「明仁天皇は1992年に訪中したほか、中国の党と国家の指導者と会見を重ねて、中日関係の発展促進に積極的な貢献をした」と述べた。

【第597回・特別版】「対日甘言に乗らず」が天安門の教訓 « 今週の直言 « 公益財団法人 国家基本問題研究所
 日本は1992年の天皇訪中によって中国に救いの手を差し伸べてしまった。これが、今日の劇的な中国台頭への道を開いたというべきか。
 中国の銭其琛元副首相は2003年に出版した回想録『外交十記』の中で、天皇陛下の中国ご訪問に触れ、西側の対中制裁を打破するのに「積極的な効果があった」と平然と述べている。

日本会議 北海道本部情報 声明
 国賓としての来日の場合、天皇陛下とのご会見、宮中晩餐会など、天皇皇后両陛下はもとより、皇族方は心を込めたおもてなしにのぞまれることになる。ご会見の席で、習近平主席から天皇陛下に中国ご訪問の要請があることはほぼ間違いあるまい。
 歴史を振り返れば、平成4年、宮澤内閣は中国の求めに応じ、(ボーガス注:当時は天皇、皇后だった)上皇上皇后陛下の中国ご訪問を強行したことがあった。それは、無抵抗の市民・学生を人民解放軍の武力で鎮圧した、いわゆる「天安門事件」によって国際的に孤立していた最中のことである。当時の中国の銭其琛外相は、のちに「日本の天皇がこの時期に訪中したことは、西側の対中制裁を打破するうえで、積極的な作用を発揮した」と、天皇ご訪中を政治的に利用したことを誇らし気に認めている。その轍をふたたび繰り返してはならない。
 もしも政府が、国論が分かれている中で習主席の国賓招聘に固執するならば、「日本国及び日本国民統合の象徴」としての天皇陛下の御品位を傷つけることになる。

【参考終わり】

 ちなみに、中村哲さんが「ご進講」した際の記事。
(’中略)
 中村さんは、国会のテロ対策委員会に参考人として呼ばれ、「(アフガン戦争への)自衛隊派遣は有害無益、飢餓状態の解消こそが最大の問題」と発言して鈴木宗男氏ら自民党議員からの強烈なヤジを飛ばされたが、両陛下はその「札付き」リベラルの彼をわざわざ皇居に招いたのだ。これはすごいことである。

 いやいや、そのくらいのことで、大騒ぎする高世はおかしいでしょうよ。これが

◆安倍政権下で、「安倍批判派」前川元文科次官や東京新聞の望月記者と会って話をした
林博史*9を呼んで沖縄戦について進講を受けた
笠原十九司*10を呼んで南京事件について進講を受けた
◆吉見義明氏*11を呼んで慰安婦問題について進講を受けた

つうなら「スゴイ!」かもしれませんが。
 何も「日本政府批判」というのは、「中村氏の全て」では無い。彼の本業は「アフガン支援」のわけでそれは必ずしも日本政府批判を意味しない。そして天皇が呼びたいと思っても「ダメです」と当時の政権が拒否すればそれで終わりなんだから、「当時(2004年5月)の小泉政権」にはその程度の度量はあったと言うことでしょうよ。いや「うがった見方をすれば」、天皇のご進講をやらせることで「政府批判派の中村氏を懐柔したい」「中村氏の政府批判を弱めたい」とか、それが無理でも「(中村氏に好意的であるかのようにアピールし)小泉政権のイメージアップをしたい」とかいう小泉氏の政治的策略かもしれない。
 いずれにせよ安倍だと多分拒否でしょうね。
 大体、中村氏を呼んだところでそれは、「彼の日本政府批判に明仁天皇(当時)が賛同すること」を意味しないし、実際、呼ばれた中村氏も明仁の立場に配慮して、明仁の前ではさすがに露骨に政府批判なんかしないし、明仁も「あなたの政府批判には全く同感です」なんて言わないわけです。

 おもしろかったのは1996年から2007年まで侍従長だった渡邉允(まこと)氏*12池上彰氏と対談した際に披露したエピソードの数々だ。対談は2017年4月にBSフジで「天皇家の執事が語る皇室の素顔」として放送された。当時は明仁さまは現役の天皇だった。

 高世には「やれやれ」ですね(呆)。
 「天皇万歳」の立場のフジテレビの番組での、「天皇万歳の立場」の人間・渡邉元侍従長が語る話をネタに天皇を美化する。
 「アホの高世」は自分がやってる「明仁礼賛」が例えるなら

NHKで放送された『安倍首相の使用人(?)が語る首相の素顔』をネタに首相絶賛
◆ロシア国営テレビで放送された『プーチン大統領の使用人(?)が語る大統領の素顔』をネタに大統領絶賛
◆中国国営テレビで放送された『習近平主席の使用人(?)が語る主席の素顔』をネタに主席絶賛
北朝鮮国営テレビで放送された『金正恩委員長の使用人(?)が語る委員長の素顔』をネタに委員長絶賛
(もちろんこれらの番組が実際にあるという話では無くあくまでもたとえ話です)

なみのアホ行為だという理解が「何故か無い」ようです。
 高世だって「上に上げたような礼賛番組をネタ」に「イヤー、安倍首相(あるいはプーチン大統領、習主席、金委員長)って本当に素晴らしい人ですね!」なんて言う人間がいたら「国営放送で安倍(あるいはプーチン習近平金正恩)批判なんかあるわけねえだろ。しかも発言者は彼の支持者だぞ!。番組に客観性なんかないじゃないか」と批判してるんじゃ無いか。
 しかし自分がそれと全く同じ行為をやってどや顔してるんだから「呆れたバカ」です。
 「こういう常識のないバカだからジンネットが倒産したんだろうな(呆)」と呆れますね。
 つうか、渡邉氏の紹介するエピソード(いわゆる「裏紙」をメモ帳がわりに使うなど質素倹約に努める。出された食事は何でも食べる)って、まあ、事実ならば「いい人だ(悪い人ではなさそうだ)」とは思いますが、「それだけ」ですね。こんな人間は世の中にいくらでもいるでしょう。
 「足尾鉱毒事件被害者救済に人生を賭けた田中正造」のような「常人には真似のできない感動エピソード」ではない(もちろんそう言う感動エピソードを天皇に求めてなど居ませんが)。
 高世やフジテレビ、渡邉氏が言うほど高評価するようなことでも無いでしょう。
 特に

《免許証については、陛下らしいエピソードがあります。元侍従の一人から聞いた話ですが、皇太子の時代に那須御用邸にいらしたある夏の日、陛下がご自分で運転してどこかに行ってくる、とおっしゃった。そこで警察に連絡して、先導してもらうようにしたんですね。
 準備が整ったあと、陛下はご自分で車に乗られて、門から出ていかれたんですが、少し行ったところで急に陛下が車から降り、走って御用邸に戻ろうとなさる。お見送りをしていた侍従が、何事かと思ってお尋ねすると、「免許証を忘れてきたので、取ってくる」と。そもそも警察が先導するわけだから、誰も車を止めて、「あなた、免許証を持っていますか」と言う人はいないですよね。》
 免許証のエピソードなど、失礼ながら、あまりの生真面目さにおもわず噴き出してしまった。
 こんなに真面目な人、みなさんの周りにいますか?

なんて「渡邉、高世、お前はアホか(横山ホットブラザーズ風に)」ですよねえ。そんなことで無免許運転が許されるわけも無い。
 「つうことは、何、高世君や渡邉君はばれなければ無免許運転していいと思ってるの?。まさかとは思うけどあんたら無免許運転常習じゃ無いよね?」て話です。

【追記】

 地方や外国にいらしたりするとき、万一残されたりすると、まずかったんじゃないかとかお口に合わなかったんじゃないかと心配する人がいるから、出された食事は必ず全部食べようとなさるんです。

 この話を聞いて俺が連想したのは以前雑誌記事で読んだ、松岡修造と林家たい平のエピソードですね。うろ覚えですが書いておきます。
 まず、松岡修造。
 彼は、フジ『くいしん坊!万才』のレポーターを務めていますが、何がつらいかというと「何が出ても美味しそうに食べないといけないこと」(これは松岡に限らず歴代レポーターがそうでしょうが)。
 あの番組は「プロの一流料理人がつくる美食を楽しむ」というTBS『料理天国』、フジ『料理の鉄人』とは違い、素人料理を食べる番組です。
 そしてレポーターだって人間である以上好き嫌いはある。しかし「番組のコンセプト上」、まずいなんて言えないわけです。
 次に、林家たい平。彼は林家こん平の弟子ですが、こん平に口を酸っぱくして言われたのは「芸人にとってお客様は神様だ(三波春夫風に)。ファンサービスが大事だ」「落語が上手ければ、それでいいと思ったら勘違いだ。そして落語が上手くなくてもお客を楽しませるためにできることはいくらでもある」ということだそうです。
 でそのこん平の言ったファンサービスの一つ(もちろん他にもありますが)が「巡業先で食事が出たら好き嫌いを言わずに全部食べなさい」と。
 「食べきれないほど多かったら(相手が歓迎の印としてあえて食べきれないほど提供してるのなら)もちろん残してもいいが、そうでないなら、全部食べないと『嫌いな食べ物なのか?』『体調が悪いのか?』などと巡業先の方々に不快感や心配感を与える。そんなことは芸人としてすべきことでは無い」と。だから、たい平も

秩父のホルモン、幸せな家族の味 林家たい平さん 食の履歴書 - 日本経済新聞
 今も仕事先でおもてなしを受けるとき、必ず食べつくします。「落語が面白かったですね」なんて後で話題にもなりませんが、「残さずに食べた」というのは記憶に残ります。何よりのコミュニケーションで、相手は「気持ちがいい」とまた呼んでくれる。ごちそうするのは自分の獲物を分け与える行為で、残すのは失礼に当たります。

ということで「巡業先で食事が出たら好き嫌いを言わずに全部食べること」にしていると。
 こん平は

 林家こん平 - Wikipedia
 大食いキャラ・食いしん坊ネタを売りにしており

だそうですが、そうしたエピソードの背景には「巡業先で食事が出たら全部食べる」というこん平の態度があるわけです。
 で何が言いたいかと言えばこの明仁のエピソードが事実として「松岡やこん平と変わらない」と言う話です。つまりは「天皇もある種の人気商売」だから「ファンから求められる役割」を松岡やこん平のように演じてると言うことですね。
 それは渡邉氏、高世ほどには「上皇はスゴイ!」と絶賛する話ではないし、ならば渡邉氏、高世は松岡やこん平も絶賛するのかという話です。

*1:戦前、市川房枝(戦後、参院議員、第二院クラブ代表)、奥むめお(戦後、主婦連合会会長)などとともに婦人参政権獲得運動で活躍。戦後は日本婦人団体連合会会長、国際民主婦人連盟副会長、世界平和アピール七人委員会委員など歴任。1962年(昭和37年)に、作家・野上弥生子、画家・いわさきちひろ、女優・岸輝子らとともに「新日本婦人の会」を結成するなど、戦後において、政治的には日本共産党に近い立場だった(平塚らいてう - Wikipedia参照)

*2:ただし上院議長は野党議員であり、チェコ政府・与党自体は訪台に否定的なので特に報復は無いかもしれませんが。

*3:俺個人は直接的には中国ビジネスで飯を食ってはいません。もちろん「中国ビジネスで日本の景気が支えられる」という間接的な意味では「俺に限らず全ての日本人」に中国ビジネスの影響はありますが。

*4:もちろん「アルコール飲料の酒」のことではなく「ノルウェーサーモン」のこと

*5:単に天皇にご進講などに呼ばれて好意的態度をとられたので「天皇好きになっただけ」でしょう。深い理由など恐らく無い。

*6:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、福田内閣経済企画庁長官、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相

*7:福田内閣厚生相、大平内閣農水相、鈴木内閣蔵相、中曽根内閣通産相自民党政調会長(竹下総裁時代)、宮沢内閣副総理・外相など歴任

*8:鈴木内閣労働相、自民党政調会長(中曽根総裁時代)、中曽根内閣文相など歴任

*9:関東学院大学教授。著書『沖縄戦と民衆』(2001年、大月書店)、『BC級戦犯裁判』(2005年、岩波新書)、『シンガポール華僑粛清』(2007年、高文研)、『戦後平和主義を問い直す』(2008年、かもがわ出版)、『戦犯裁判の研究』(2009年、勉誠出版)、『沖縄戦 強制された「集団自決」』(2009年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『沖縄戦が問うもの』(2010年、大月書店)、『米軍基地の歴史』(2011年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『裁かれた戦争犯罪:イギリスの対日戦犯裁判』(2014年、岩波人文書セレクション)、『暴力と差別としての米軍基地』(2014年、かもがわ出版)、『日本軍「慰安婦」問題の核心』(2015年、花伝社)、『沖縄からの本土爆撃:米軍出撃基地の誕生』(2018年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)など。個人サイトWelcome to Hayashi Hirofumi'

*10:都留文科大学名誉教授。著書『アジアの中の日本軍』(1994年、大月書店)、『南京事件』(1997年、岩波新書)、『日中全面戦争と海軍:パナイ号事件の真相』(1997年、青木書店)、『南京事件三光作戦』(1999年、大月書店)、『南京事件と日本人』(2002年、柏書房)、『南京難民区の百日:虐殺を見た外国人』(2005年、岩波現代文庫)、『南京事件論争史』(2007年、平凡社新書→増補版、2018年、平凡社ライブラリー)、『「百人斬り競争」と南京事件』(2008年、大月書店)『日本軍の治安戦』(2010年、岩波書店)、『第一次世界大戦期の中国民族運動』(2014年、汲古書院)、『海軍の日中戦争』(2015年、平凡社)、『日中戦争全史(上)(下)』(2017年、高文研)、『憲法九条と幣原喜重郎日本国憲法の原点の解明』(2020年、大月書店)など

*11:中央大学名誉教授。著書『草の根のファシズム』(1987年、東京大学出版会)、『従軍慰安婦』(1995年、岩波新書)、『日本軍「慰安婦」制度とは何か』(2010年、岩波ブックレット)、『毒ガス戦と日本軍』(2004年、岩波書店)、『焼跡からのデモクラシー:草の根の占領期体験(上)(下)』(2014年、岩波現代全書)、『買春する帝国:日本軍「慰安婦」問題の基底』(2019年、岩波書店)など

*12:外務省中近東アフリカ局長、駐ヨルダン大使、儀典長宮内庁式部官長、侍従長宮内庁参与など歴任。著書『天皇家の執事:侍従長の十年半』(2011年、文春文庫)(渡辺允 - Wikipedia参照)。