「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年10/5日分:荒木和博の巻)

工作員の上陸ポイントについて(10月5日のショートメッセージ: 荒木和博BLOG

 令和2年10月5日月曜日のショートメッセージ(Vol.185)。工作員の上陸ポイントについて、韓光煕著『わが朝鮮総連罪と罰』(2005年、文春文庫)にある山口県長門市青海島の鼻繰岩を中心にお話ししました。

 7分程度の動画です。ばかばかしいですね。
 何がばかばかしいか。そんなことを知ることに今、何か意味があるのか。
 たとえば『山口県長門市青海島の鼻繰岩』とやらが本当に「過去において」上陸地点だったとしても、そんなことを知って今、何か意味があるのか。
 まさか「未だに北朝鮮工作員密入国している」と荒木は強弁する気なのか。
 小泉訪朝で拉致を認めた今、もはやそんなことはあるわけもない。もちろん上陸地点など知ったところで拉致実行犯が逮捕できるわけでもない。拉致被害者が日本に帰国できるわけでも無い。
 なお、神秘の絶景「青海島」で青く透き通った海と洞門クルージング!│観光・旅行ガイド - ぐるたびによれば「山口県長門市青海島」は、風光明媚な場所で、現在は観光地化しているようです。
 青海島が「いつから観光地化したのか」と言う問題もありますが、果たして「仮に深夜でも」そんな「現在は観光地となっているようなところ」を本当に上陸地点にするのかは疑問でしょう(もちろん「観光地の佐渡」で実際に拉致があったので「上陸地点ではあり得ない」とまでは言いませんが)。

【参考】

神秘の絶景「青海島」で青く透き通った海と洞門クルージング!│観光・旅行ガイド - ぐるたび
 日本海に面する山口県北西部の都市である長門市。その市街地の北端、漁港に面して広がる仙崎の街並みの目と鼻の先に「青海島(おおみじま)」はあります。
 山口県日本海側の海岸線は、そのほとんどが「北長門海岸国定公園」に指定されており、美しい景色が連続しています。長門市は海岸線全域が国定公園に含まれており、その中心的な景勝地として知られているのが青海島です。
 40kmほどの青海島の周囲に連続する断崖、奇岩、洞門は、約9000万年前の火山活動やその後の地殻変動、長年にわたる波の浸食によって生み出されたそう。数々の自然の造形美と圧倒的な迫力から“海上アルプス”とも呼ばれ、島全体が国の名勝、天然記念物に指定されています。
(中略)
 青海島一周コースの所要時間は約80分。
▲最初の奇岩「花津浦(はなづら)」。
 10分ほどで見えてきたのは「花津浦*1」と呼ばれる、ぽっかりと穴の空いた奇岩です。
(後略)


康京和外相の旦那【調査会NEWS3342】(R02.10.5) : 荒木和博BLOG

 韓国の康京和*2(カン・ギョンファ)外相のご主人がヨット購入のために米国に向かいひんしゅくを買っています。

 「アンチ文在寅政権」荒木の馬鹿さにはいつもながら呆れます。そんなことと拉致問題と何の関係があるのか。

 明日、拉致問題対策本部にドンチョル・キム氏の政府宛の手紙を持って行くのですが、キム氏はその中で文在寅*3政権を相手にすべきではないと書いています

 ばかばかしい。韓国の現政権は「文在寅政権」であり、「支持率から見て」、当面、「ニクソンウォーターゲート辞任」「朴クネの崔順実疑惑辞任」のような大統領任期途中の辞任の可能性も無い以上「拉致問題で協力を仰ぐべき存在」は韓国においては「遠い将来はともかく」当面は文在寅政権しかありません。
 荒木らはまさか韓国野党を相手にしろとでも言うのか。それとも「韓国の協力は不要」というのか。どっちにしろ主張として馬鹿げていますが。
 いずれにせよ、荒木の主張が事実ならば、この「ドンチョル・キム氏」なる人間が「アンチ北朝鮮、アンチ太陽政策」か「アンチ文政権、ウヨ野党シンパ」かはともかく、およそまともな人間では無いことは明白です。
 相手にすべきで無いのは「ドンチョル・キム氏」や「荒木ら巣くう会」の方です。

*1:これが荒木の言う「鼻繰岩」のようです。

*2:国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)副代表、国連人道問題調整事務所(OHCA)事務次長補等を経て韓国外相(康京和 - Wikipedia参照)

*3:盧武鉉政権大統領秘書室長、「共に民主党」代表などを経て首相