「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2023年10/29日分:荒木和博の巻)

◆荒木ツイート

荒木和博
 2023年11月3日金曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1298号拉致被害者を救出しないことの方が憲法違反ではないかと思うのですが。

 4分46秒の動画です。「憲法九条などない米国」も「プエブロ号事件 - Wikipedia解決」「ワームビア君救出」は米軍特殊部隊ではなく、外交交渉だったことで分かるように「憲法九条の制約」があるから拉致被害者自衛隊特殊部隊で救出しないわけではない。
 第一に「居場所が分からない」からであり、第二に居場所が分かってる場合でもイーグルクロー作戦 - Wikipediaが失敗したことで分かるように強攻策はリスクが高い。

荒木和博
 韓国のインターネット放送「ベナTV」でお話ししました。タイトルは「直接感じた反日感情」ですが私は直接韓国人と話していて反日感情を感じたことはほとんどありません。まあそういう人は私と口をきかなかったんでしょうし、報道や政治家の発言、ネットの反日は溢れてますが。

 11分の動画です。荒木&「ペナTVのインタビュアー」の発言は韓国語で「日本語字幕もない」ので韓国語が分からない人間(俺もその一人ですが)には全く意味不明です。
 いずれにせよ「韓国の反日感情」云々が拉致被害者救出と何の関係があるのか、呆れて二の句が継げません(荒木の言う【1】「反日感情」云々が「日本ウヨ荒木の逆ギレでしかないこと」【2】荒木のような「居直り」を是とするなら「ウクライナの反露感情(プーチンロシア)」等といった「不当な非難」も成立することはひとまず置きます)。
 拉致の解決はあくまでも「北朝鮮と日本の外交交渉」の問題であって「韓国の反日感情」は何一つ関係ない。
 それにしても、荒木を呼ぶようなネット放送ではどんな連中か予想はつきます。「反共、反北朝鮮のためなら朝鮮植民地支配正当化の極右・荒木と野合するのか」と心底呆れます。

荒木和博
 令和5年10月28日土曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1292号。平成8年(1996)9月に日本海側の江陵(カンヌン)市の海岸で北朝鮮潜水艦が座礁した事件の話です。

 7分25秒の動画です。そんなことが拉致被害者救出と何の関係があるのか、呆れて二の句が継げません。
 なお動画内では「北朝鮮と韓国の戦闘*1」にふれる荒木ですが、紹介文では「北朝鮮潜水艦が座礁した事件」と奇妙な表現をし「北朝鮮と韓国の戦闘」に触れない荒木です。

*1:江陵浸透事件 - Wikipediaによれば韓国内に侵入して偵察活動を行っていた工作員を回収しにきた北朝鮮の特殊潜水艦が座礁。潜水艦の乗員(北朝鮮兵士)が韓国に上陸し、韓国軍と戦闘。その結果、『北朝鮮側が逮捕1名(現在は転向し、北朝鮮批判の政治運動に従事してるらしい)、行方不明1名、(韓国軍による)射殺13名、集団自決11名』、『韓国側が軍人12名(事故死4名を含む)、警察官1名(事故死)、民間人4名(事故死1名を含む)の計17名が死亡、27名が負傷』『北朝鮮側は当初、この事件について韓国領海に侵入した原因は訓練中の潜水艦の故障によるものであり、座礁したため緊急避難として韓国内に上陸したものだと説明し、潜水艦と乗組員の返還を要求した。これに対し、韓国側はスパイ行為であるとして返還を拒否し緊張が高まった。北朝鮮側はさらに避難した乗組員たちは非武装であったと主張し、彼らを殺傷した韓国側を逆に強く非難した。しかし、大量の武器が押収され、海流の分析から「漂流した」との北朝鮮側の主張が虚偽であることが明白になると、韓国政府(当時は金泳三大統領)が強硬姿勢に立ったこともあって、北朝鮮が1996年12月末に「深い遺憾の意」を表明。韓国側もこれに一定の評価をし、表面的には一応の決着をみた』。この事件の教訓はいろいろあるでしょうが、私見ではその一つは「深い遺憾の意」ですね。北朝鮮だって「強硬姿勢で常に敵対的」ではない。「分が悪い」と思えば「深い遺憾の意」を表明する程度の政治的計算はするし、だからこそ今も国が続いている。だからこそ2002年の小泉訪朝で拉致被害者も帰した。今後も「日本政府の適切な外交(私見ではバーター取引)」で拉致被害者の帰国は「あり得る(生きていればですが)」でしょうが、歴代内閣、与党、外務省が救う会、家族会の「反北朝鮮タカ派意見」に迎合するから困りものです。