「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年12/15~17日分:荒木和博の巻)

拉致問題の風化について(12月17日のショートメッセージ): 荒木和博BLOG

 令和2年12月17日木曜日のショートメッセージ(Vol.259」。今日は(ボーガス注:拓殖大学教授として、拓殖大学付属高校の)高校生に拉致の話をしてきましたが、みんな小泉訪朝の時には生まれていない子たちです。時間が経って風化しつつあるのではないか、どうしたら良いかというお話しです。

 7分程度の動画です。
 まあ、小泉訪朝ももう「18年前」なので今の高校生はリアルタイムでは勿論知らない話です。
 「拉致の風化をどうしたら良いか」て一番簡単なのは「拉致に解決の展望が出ること」ですよね。そうすれば注目も集まる。しかし「解決の展望」を出すには「日朝交渉」を進めるしかなく、そのためには「経済支援とのバーター取引」しか手はないでしょう。
 しかし荒木ら巣くう会や「救う会言いなりの家族会」は「バーター取引を否定する」。それでは今後も風化し続けるでしょう。


情報で独裁を倒す【調査会NEWS3373】(R02.12.16): 荒木和博BLOG
 情報が独裁を倒す(12月16日のショートメッセージ): 荒木和博BLOGの動画で荒木が話したことを文章化したものです。既に下で突っ込んでいるので改めては突っ込みません。


情報が独裁を倒す(12月16日のショートメッセージ): 荒木和博BLOG
 5分40秒程度の動画です。「情報が独裁を倒す」とは「はあ?」ですね。荒木ら救う会の建前は「拉致被害者救出」ではないのか?
 「情報が独裁を倒す」などということで荒木ら救う会の目的が「北朝鮮打倒」と言う右翼的目的だと言うこと、拉致被害者帰国など本心では何ら目的としてないことが「改めて分かる」わけです。しかし「情報が独裁を倒す」というなら北朝鮮への情報流入をもたらす「日朝国交正常化」や「太陽政策」を支持すべきじゃないんですかね?(もちろん「日朝国交正常化」や「太陽政策」は「情報が独裁を倒す」と言う思惑ではありませんが)。「日朝国交正常化や太陽政策に反対」しながら「情報が独裁を倒す」だそうです。訳がわかりません。


「拉致濃厚」について(12月15日のショートメッセージ): 荒木和博BLOG
 8分30秒程度の動画です。まあ、馬鹿馬鹿しいですね。

 調査会のリストの中で「拉致濃厚」(通称1000番台リスト)の方は現在77人います。「拉致濃厚とそれ以外の特定失踪者(現在194人)はどう違うのですか」という質問をたびたび受けるのでそれについてお話ししました。前にお話しした浜崎真嗣さんもかなり怪しいのですが現時点では「拉致濃厚」に入れていません。正直私たちとしても試行錯誤を続けています。あまりお答えになっていない話です。

 そもそも特定失踪者などどれ一つとっても北朝鮮拉致と見なすまともな根拠はなく、その結果、既に40人もの人間が国内で発見されてることは荒木ですら渋々認めてるのですがそれはさておき。
 動画を見なくても「上の説明文だけでも分かる」と思いますが、荒木が事実上「拉致濃厚と認定した特定失踪者」と「それ以外の特定失踪者」についてまともに「その違いを説明できない」のだから呆れます。
 学術会議会員任命拒否で「拒否された学者と任命された学者とどこが違うのか」と野党などに追及されての、菅の『総合的、俯瞰的に判断した』という詭弁と大同小異だから心底呆れます。
 まともな根拠で認定してるのならそんな馬鹿な話はない。つまりはまともな根拠で認定してないと言うことです。 
 家族会も「荒木とそのお仲間連中」のようなデタラメな連中と良くつきあえるもんです。
 ちなみに浜崎さんの失踪は浜崎 真嗣 | 特定失踪者問題調査会によれば「2000年1月」です。安明進の「めぐみさん証言」及びそれをきっかけとした家族会結成が1997年。小泉訪朝が2002年です。常識で考えて浜崎さんの失踪が北朝鮮拉致の訳がない。
 ちなみに荒木曰く「特定失踪者のこと」を拡散してくれ、特定失踪者について知らない日本人が多くて特定失踪者問題調査会(荒木が代表)の活動が停滞しているとのことなので「日本国内で既に特定失踪者が40人発見されており、そのことを荒木ですら渋々認めてること」、その中には「日本国内で他殺体で発見されたあげくその犯人は北朝鮮と何一つ関係なかった」足立区女性教師殺人事件 - Wikipediaと言うとんでもない事件もあること、その結果、「荒木ら救う会への疑念を深めた蓮池透氏が救う会批判を開始したこと」を拡散しておきます(荒木ら救う会への皮肉、嫌みのつもり)。