拉致問題 啓発集会 来月11日 神戸で開催 加藤官房長官も出席へ | 拉致 | NHKニュース
「コロナ禍(集会出席者が大幅に制限され、ズームでの参加で代替)」及び「拉致の風化」によって開催されてもほとんど話題にならないだろうなとは思います。この報道自体大して話題になってませんし。
習主席「朝鮮半島の平和と安定を守りたい」、金正恩氏とメッセージ交換 : 国際 : ニュース : 読売新聞オンライン
つまりは「中国は北朝鮮打倒論には与しない」という改めてのアピールです。「予想の範囲内」ではあります。
◆北朝鮮がマレーシアと国交断絶
北朝鮮 マレーシアにある大使館を閉鎖 | 北朝鮮情勢 | NHKニュース
北朝鮮がマレーシアとの外交関係の断絶を宣言したことを受けて、北朝鮮は21日、首都クアラルンプールにある北朝鮮大使館を閉鎖し、外交官とその家族は国外へ退去しました。
北朝鮮は今月19日、マレーシア当局がマネーロンダリングに関わったとして北朝鮮国民の身柄をアメリカに引き渡したことを敵対行為だと批判し、外交関係の断絶を宣言しました。
これに対し、マレーシア政府も反発して首都クアラルンプールの北朝鮮大使館に勤める外交官とその家族に国外退去を命じ、両国が対立する中、北朝鮮は20日、大使館を閉鎖しました。
マレーシアはもともと北朝鮮の友好国ですが、4年前にキム・ジョンウン(金正恩)総書記の母親違いの兄のキム・ジョンナム(金正男)氏がマレーシアの空港で(ボーガス注:北朝鮮工作員の犯行とみられる行為で)殺害された事件をめぐって関係が悪化していました。
先にマレーシアの「マネロン容疑者(北朝鮮工作員?)の米国への引き渡し」という「敵対的行為*1(?)」があったとはいえ、「マレーシアから」ではなく「北朝鮮から」というのが意外です。
経済的に苦しい北朝鮮にとって果たして「メリットなのか?」とは思いますが、それなりの計算はあるでしょう。その計算が正しいかどうかはともかく、「北朝鮮崩壊も間近」と言う話にはならないでしょうね。
さて「拉致の風化」「コロナの蔓延、総務省疑惑、五輪組織委員会の度重なる不祥事、米中首脳会談などの他のビッグニュース」もあってマスコミもろくに騒がないのは「予想の範囲内」ですが、もう一つ意外なのは、現時点では、荒木和博(特定失踪者問題調査会代表、予備役ブルーリボンの会代表、元救う会事務局長)、島田洋一(救う会副会長)と言った拉致右翼が「この件についてまるで触れない」ことですね。
島田洋一(Shimada Yoichi) (@ProfShimada) | Twitterはもっぱら「ウイグルガー」などの中国批判です。荒木や島田がこれをネタにすぐさま「北朝鮮の崩壊が近づいた」と言い出すかと思っていたのですが。
断交宣言の19日以降の荒木記事は
金与正と李雪主 北朝鮮の女の争い(3月19日): 荒木和博BLOG
太平洋側からの上陸【調査会NEWS3414】(R03.3.19): 荒木和博BLOG
水仁線とか韓国鉄道の話(3月21日): 荒木和博BLOG
北朝鮮から送られた蛇酒の話(3月22日): 荒木和博BLOG
ということで断交騒動には何一つ触れません。
もちろん昔なら積極的にこの件を取り上げていたであろう高世仁も
最新の研究が変えた恐竜のイメージ - 高世仁の「諸悪莫作」日記2021.3.20
大竹英洋『ノースウッズ―生命を与える大地』に土門拳賞 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2021.3.21
ということで何一つ触れません。
「北朝鮮、マレーシア」でググったら「制裁逃れの多発地」の悪評を覆すマレーシアの英断が、北朝鮮を追い詰める | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイトや、北朝鮮に打撃 マレーシア断交(Japan In-depth) - Yahoo!ニュース(朴斗鎮*2)なんて「北朝鮮に重大なダメージ」と騒ぐ「北朝鮮崩壊するする詐欺」のウヨ記事もヒットはしますが決して多くはありません。
「拉致の風化」を改めて実感すると共に、「救う会ももう完全にやる気を失ってる」感がありますね。
「ステイホーム」からこぼれ落ちる人びと – イオWeb
「朝鮮、韓国」と「関係ないといえば、関係ない」のですが「日刊イオ(朝鮮総連の機関紙・朝鮮新報のブログ)」ということでここに書いてみました。
詳しくはリンク先を読んでもらえればと思いますが
1)ステイするホームがない人(ホームレス)
2)ホームにステイすることで起こる問題(在宅勤務の父親による母親へのDVや児童への虐待、竹内結子、三浦春馬のようなコロナ鬱による自殺、ステイホームでの家飲みによるアルコール依存症の深刻化)
などを考えた上で「ステイホーム」と言う言葉を使うべきでは無いかと言う話です。
もちろん「ステイホーム」の趣旨(コロナ感染予防)を全否定しているわけではない。
【参考:ステイホーム】
コロナで顕著化 “ステイホーム”で苦しむ“ホーム”なき女性たち 松本俊彦さんに聞く(上) | 医療プレミア特集 | 西田佐保子 | 毎日新聞「医療プレミア」2021年1月30日
◆松本俊彦*3
違法薬物やアルコールなど依存症の患者さんたちが、お酒や薬物をやめ続けるために効果的なのは、(当事者やその家族が互いに支え合い、問題を乗り越える)「自助グループ」に通うことですが、コロナ感染拡大防止のため多くのミーティングが休止されました。
「依存症は孤立の病だ」と私はいつも言っていますが、コロナ禍でますます孤立が深まっています。
世の中には、「ハウス」はあるけれど、「ホーム」がない人たちがいます。ハウスというのは物理的に人が居住する建物を指しますが、ホームは安心してくつろげる居場所を意味すると思います。10代の市販薬乱用者の中には、もともと両親の仲が悪かったり、親にアルコール依存の問題があったりする家の中でしんどい思いをしつつも、学校や放課後の遊びを息抜きにしてきた子もいます。でも、「ステイホーム」で過密化した家の中でストレスが強まり、「消えたい」という気持ちが強くなり、リストカットや自殺をしようとする。このような女性が増えてきました。これはあくまでも私の体感ですが
ステイホームの裏側 孤独・孤立対策迫られる政府: 日本経済新聞(政治部副部長・大場俊介)2021年3月14日
ワクチン接種が追いつかない以上、リバウンドを防ぐには宣言解除後も当面は国民に一定の我慢を強いるほかない。
70分間に及んだ5日の首相記者会見は、冒頭からそんな思いがにじんだ。
「女性の自殺が増えている。外出自粛で望まない孤独や孤立で不安を抱えている方がたくさんいる」。
ステイホームの裏側の問題に触れたのは、我慢の代償が経済的な補償だけで賄いきれなくなっているからだ。
女性の非正規やひとり親の就業に加え、子どもの見守りや自殺防止の相談を担う団体などを積極的に支援する考えを表明した。
【参考終わり】