「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年10/19日:荒木和博の巻)

とりあえず目をつぶってでも選挙に行きましょうという話(R3.10.20): 荒木和博BLOG

 小選挙区制は(ボーガス注:中選挙区と違い、当選者1名で、そもそも候補者も自民と立民しかいないところも多く)選択肢が狭くなり「投票したい候補者がいない」という人も多いでしょうが、ともかく投票しましょう。政治というのは(ボーガス注:最悪の事態を避ける、よりましな選択を考えるべきで)上等なことを望むべきではありません。目をつぶってでも鼻をつまんででも(ボーガス注:よりましな候補として)誰かを選んで(どうしてもいなければ白票でも)投票しましょう。

 7分29秒の動画です。今日の朝鮮・韓国ニュース(2021年10月19日分) - bogus-simotukareのブログでも触れたように、予想の範囲内ですがやはり「李恩恵質問の橋本敦氏」死去について触れる気はないようです。
 動画タイトルと説明文だけで見る気が失せますね。一般人なら「これでもいい」でしょう。俺も「死票が多い小選挙区制」には反対の立場です。また「よりましな候補に投票しよう、棄権や白票はできるだけ避けよう」つう考えにも同感です。
 後、荒木の主張に、俺の考えを付け加えるなら「比例もある(せめて比例区には投票しよう)」でしょうか。
 しかし「拉致被害者救出」を建前とする荒木の立場上、具体的な政党名、政治家名をあげられないにせよ「我々はホニャララという考えだ。だからホニャララという政策を主張する政治家、政党に投票しよう*1」と言うべきでしょう。こんな「とにかく投票しよう」なんて発言でいい訳がない。あるいは、この種の選挙では良くある「我々はホニャララという考えですが、あなた方の意見は?(モリカケ・桜追及、学術会議議員任命、夫婦別姓などいろいろありますが)」というアンケートを政党や政治家にやって「ネットで公開」してもいい。
 それができない、つまり「既成政党、政治家」に期待できないなら「増元照明」が過去に選挙に出たように荒木らが選挙に出てもいい。
 ところが「荒木らの立候補」もできない(まあ、過去の増元のようにほとんど話題にもならず落選が確実ですからね)。つまりは「舌先三寸」ですら荒木は「拉致解決の展望」を示せない。こんなことで拉致が解決するわけがないでしょう。
 拉致被害者家族会が拉致解決のためにすべきこと、それは「荒木ら救う会」と縁切りし、蓮池透氏と和解することです。もはや俺はそれが家族会にできるとは全く期待しておらず、拉致解決は「ほとんど諦めています」。
 それにしても荒木が「今も民社党があって、私が民社党職員なら躊躇なく民社党支持を訴えるのですが」と言い出したのには吹き出しました。民社党が消滅したことについてよほど悔しい思いがあるのか。まあ、人脈や政策的には「国民民主党」が一番、民社党に近いのですが、荒木も「国民民主党支持」を訴える気はなさそうです。


署名活動と北朝鮮(R3.10.19): 荒木和博BLOG

 令和3年10月19日火曜日のショートメッセージ(Vol.573)。ときどき「署名活動ってどのくらい効果があるんですか」と聞かれます。これまで政府を動かすのと日本国内の啓発についてお答えしてきたのですが、最近北朝鮮は意外と日本の世論を気にしており、その意味でも重要なのではないかと思うようになりました。

 7分4秒の動画です。
 動画説明文だけで見る気が失せますね。
 第一に「署名者」からこんなぼやきが出る時点で「署名にもはや意味などない」。荒木がどう言い訳しようが「小泉訪朝から19年経っても何の成果もないじゃん」で終わる話です。
 第二に荒木ですら「署名活動で政府を動かしてる」、その結果「拉致が解決に向かってる」とは言えず「啓発云々」というわけです。
 何せ小泉訪朝から19年も経ってるのに何ら「目に見える成果(拉致被害者帰国)はない」ですから。
 国民に啓発して、拉致被害者帰国という意味で何の意味があるのか。何の意味もない。
 別記事でも書きましたが、拉致は「LGBT、障害者、外国人などへの差別」等と違い「啓発」で解決する問題ではない。
 荒木が言ってることは

北方領土問題を解決するために、映画樺太1945年夏 氷雪の門 - Wikipediaを日本全国で上映しよう

位馬鹿げています。
 第二に荒木は「国内の啓発→北朝鮮への反発を扇動して拉致最優先を続ける(日朝国交正常化の先行を認めない)」と言う趣旨のことを言いますが、これは客観的には「拉致を口実にした国交正常化の妨害」でしかありません。
 「拉致を口実にした国交正常化の妨害」を公言するような連中「救う会」と付き合っていて、拉致問題が解決するわけがないでしょう。
 家族会の馬鹿さには心底呆れます。
 それにしても荒木が「横田滋が死んで拉致は一層風化した、横田早紀江が死ねばもっと風化するだろう、と北朝鮮が言ってるらしいが我々救う会はそれを許さない」と言い出したのには吹き出しました。
 まさに「語るに落ちています」。荒木ら救う会が明らかに「早紀江死去」を恐れてるのは間違いないでしょう。
 また荒木が「署名をする人は減っているがゼロではない」「署名活動自体に意味がある。救う会運動が続いてると国内外に宣伝すること自体に意味がある」云々と言いだしたのにも吹き出しました。
 「自虐ジョークなのか(呆)」と言いたくなる無様な話です。「署名する人が減ってる」こと自体が「署名の無意味さ」の証明でしょう。

*1:拉致議連メンバーに投票しよう」「衆院の拉致特別委員会メンバーに(以下略)」と言うかと思いきやそれも「なし」です。