「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2022年1/2分:巣くう会集会の巻)

救う会:★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2021.12.27)飯塚繁雄家族会前会長ご逝去について会見記録

飯塚耕一郎事務局長(田口八重子さん長男、飯塚繁雄さん養子)
 前代表の死去につき私から説明させていただきます。2021年11月18日に急遽入院しました。
 その時医者から告げられたのは間質性肺炎でした。
 家族会の横田拓也さん、哲也さん、浜本七郎さん*1の役員に相談をし、この先長くはないということで代表を移管する相談をしました。12月13日の「拉致問題セミナー」の前の家族会臨時総会で拓也さんが代表ということになりました。
 12月13日(月)は症状が相当危険な状態でした。なんとかその状態を持ち直して、水、木はほっとした状態ではありましたが、12月17日の金曜日に病院に呼ばれ、「もう予断を許さない状態」と言われました。
 その日はなんとか持ちこたえ、我々家族も一旦帰宅したのですが、深夜12時半すぎにまた連絡があり、母と私と姉と姉の夫が病院に向かいました。着いたところ、既にモニターの数値がゼロになっていました。

 ということで代表交代時(12/13)には既に「飯塚繁雄の死去」は「時間の問題」と周囲の人間には分かっていたわけです(12/18深夜に死去)。
 ちなみにこんな健康状態なのに

西岡力救う会会長)
 11月15日に飯塚代表に電話をしました。「12月10日の家族会・救う会拉致議連セミナーをどうされますか」、「去年も欠席でしたからお休みになられたらどうですか」と言ったら、「今調子いいんだ。来られるかもしれないから直前にもう1回電話して」というのが、私が声を聞いた最後でした。
 最後まで、少しでも調子がよければ行こうというのも、「あきらめるな」ということかなと思いました。

だそうです。「お前は鬼畜か」ですね。「11月18日が緊急入院」で西岡の電話はその前とはいえ「11月15日時点で出席はおそらく無理」なことはわかっていたでしょう。あげく、最後まで、少しでも調子がよければ行こうというのも、「あきらめるな」ということかなと思いました。等と言ってお涙頂戴に利用しようとする。俺なんか「お涙頂戴」どころか、「西岡へのおぞましさ」しか感じませんが。

◆飯塚耕一郎
 「即時一括帰国」に向けて動いていただきたいと思います。
◆横田拓也(横田めぐみさん弟、家族会代表)
 「全員の即時一括帰国」。これ以外求めていません
西岡力
 「全拉致被害者の即時一括帰国」をしなければならないという決意を改めてしています。

 「アンチ北朝鮮の西岡(拉致を解決する気などない)」には何も期待していませんが、家族会は何で未だにこんなバカを言ってるのかと心底呆れます。何故、段階的帰国ではだめなのか(全拉致被害者に特定失踪者まで入れてるのも問題ですが、それについては詳しくは触れません)。
 おそらく、理由の一つは「家族会が救う会の言いなりだから」でしょうが、他の理由として「実は家族会内部に信頼関係など全くないからではないか」と俺は疑っています。
 「拉致被害者のうち、帰国する人間が出たら、その家族は家族会から去るのではないか」という疑念があるのではないか。
 だから「一括帰国」にこだわるのではないか。
 そうした彼らにとっては「弟・蓮池薫氏が帰国した蓮池透氏の家族会批判」は「やはり段階的帰国だと裏切り者が出る。蓮池透がそうだ。裏切り者を出すから段階的帰国はだめだ」という無茶苦茶な認識がされてるのではないか(勿論、妹(地村(旧姓:浜本)富貴恵氏)が帰国しても家族会役員を務める浜本七郎のような人間はいますが)。
 まあ、確かに「弟が帰国したから透氏は冷静になれた」と言う面はあるでしょうが。
 家族会があれほど「横田夫妻の孫の面会」に反対した理由もおそらくは「孫との面会」を契機に「彼らが家族会から去る危険性」でしょう。だから「家族会から去らない」のであれば「モンゴルで孫と面会」しても「横田夫妻批判」は自重する。
 「信頼関係などまるでないのに、信頼関係があるかのように偽る」、そのあげく「信頼関係重視(?)のために段階的帰国という現実的路線を否定する」。何とも醜悪な風景です。家族会を見ていると人間不信になりますね。

 なお今後は上尾の自宅では取材を受けられませんので宜しくお願いいたします。私の家族は対応する術がありませんので、ご了承ください。

 飯塚繁雄会長時代は、耕一郎も自宅で取材を受けていたんでしょうね(繁雄と同居していたんでしょうか?)。おそらく父「繁雄」から「そうするように言われて」、断り切れなかったのでしょう。ただ内心では「自宅での取材はノーサンキューだった」、そういうことでしょう。もちろん「耕一郎に限らず」、公人(政治家、官僚、大物財界人など)でも無い限り「取材を受けること」は義務ではないので「受けなくて一向に構わない」のですが。
 それにしても「家族」云々というのは苦しい言い訳ですね。自宅取材したいマスコミとて「事前にアポを取った上で耕一郎相手に取材したい」のに決まってるでしょう。
 「耕一郎が自宅にいるかいないか分からないのに、自宅に突撃取材し、耕一郎がいなくても家族に取材対応を強要し、家族を困惑させる」なんてことを考えてるわけがない。
 つうか「受けられません」ではなくて「受けません」といって、受けない理由も「家庭生活に拉致問題を持ち込みたくない(実際はそういうことでしょう)」と言えばいいでしょう。しかし、そうは言えないのはそう言うと「繁雄に言われて嫌なのに断れなかった」と事実上認めることになって「繁雄のことを内心では嫌ってた」などと「疑われる」と思ってるんですかねえ?。

横田拓也
 「横田家の人が言っているからそうしよう」、「飯塚家の人が言っているからこうしよう」、「家族会の人が言っているからそうしてみよう」というようなことでは、主従の関係がおかしいと思います。

 やれやれですね。
 「田中均氏を個人攻撃して外務省退官に追い込んだこと」で「主従関係が生じた」と言う理解はこの男にはないのか。
 つうか「政府」が「我々は家族会とは主従関係にはない、家族会の要求に従う義務はない」といってたとえば「経済支援とのバーター取引での解決」をめざし、その前段階として「平壌への常駐事務所設置」や「制裁の一部解除」をしたら文句言うのが家族会でしょうに、よくもいったもんです。
 それにしても「主従関係が良くない」つうならそれは論理的には「主(家族会)が間違ってる(主が間違ってなければ結果的には主従関係でも大きな弊害はないわけですから)」ということになるでしょうが「そうはならない」のだから横田拓也には呆れます。
 ついでにいえば「主従の関係がおかしい」といえば「家族会と救う会の関係」もそうでしょう。本来「救う会=支援団体に過ぎず当事者ではない」のだからあえて言えば「家族会=主」なのに今はどう見ても「救う会=主」になっています。

*1:地村(旧姓:浜本)富貴恵氏の兄