「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2023年1/20日分:荒木和博の巻)

◆荒木ツイート

荒木和博 on Twitter: "令和5年1月25日水曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1016号。もう政治の世界から足を洗って長いので見当違いかもしれませんが現在の制度はもう見直して良いように思います。 https://t.co/i6ZByiQZ9D @YouTubeより" / Twitter

 6分35秒の動画です。「小選挙区制と政党助成金の廃止」を主張し「中選挙区に戻した方がまし」とする荒木です。俺個人も

小選挙区
死票が多く、大政党に不当に有利
◆「1選挙区1候補」なので、公認権を悪用して党執行部が執行部独裁をやりやすくなる
→小泉郵政選挙はその典型

政党助成金
◆つかみ金となって政治の緊張感を失わせてる
◆大政党に多額の金が入るので、小政党が余計不利になる
◆党執行部が「政党助成金の党所属議委員への分配権限」を悪用して執行部独裁をやりやすくなる

には否定的な立場ですがそんなことは「荒木が活動目的とする拉致解決」とは関係ないので心底呆れます。まあ、小選挙区制のために「旧民社党」は消滅(立民党や国民民主党内に旧民社グループとして存在はするが)し、「旧民社党職員」荒木は失業したので「小選挙区に否定的」なのはよくわかります。

参考
主張/政党助成法の廃止/民主主義を壊す制度なくそう2022.2.8
主張/「1票の格差」判決/小選挙区制の矛盾は明らかだ2022.2.18

荒木和博 on Twitter: "3月11日に北朝鮮人権映画祭映画実行委員会の主催で北朝鮮の家族の悲劇を描いた映画「愛の贈り物」の上映と、ご自身が政治犯収容所を体験し脱北した金ギュミン監督を招いてのトークを行います。貴重な機会ですのでお時間がある方はぜひおいで下さい。 https://t.co/cRanfvEE3Q" / Twitter

 拉致問題解決が「予備役ブルーリボンの会&特定失踪者問題調査会代表」荒木の活動目的の「はず」なのにそれと関係ないことに精を出すのだから呆れます。もはや荒木も拉致問題についてやる気を失ってるのではないか。

荒木和博 on Twitter: "令和5年1月24日火曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1015号。平成22年(2010)11月23日、北朝鮮軍は黄海の韓国領延坪島に突然砲撃をしかけました。この事件は様々な教訓を生み出しています。 https://t.co/4pm2SPayhA @YouTubeより" / Twitter

 7分48秒の動画です。説明文だけで見る気が失せます。そんな事が拉致問題の解決と何の関係があるのか。

荒木和博 on Twitter: "令和5年1月23日月曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1014号。北朝鮮で「首が飛ぶ」と言えば本当に首が飛ぶのですが、しぶとく生き残る2人のお話しです。まあいつまで持つか分かりませんが。 https://t.co/UtrVob9fzX" / Twitter

 5分11秒の動画です。説明文だけで見る気が失せます。そんな事が拉致問題の解決と何の関係があるのか。なお、動画を一応見ましたが2人とは「ナンバー2ではないかとされる崔竜海*1」「ナンバー3ではないかとされる趙甬元*2」のことでした。

荒木和博 on Twitter: "令和5年1月20日金曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1011号。何度かお話しし、現地ライブもやっている山本美保さんの問題。風化することが一番怖いです。皆さんぜひ拡散ご協力をお願いします。 https://t.co/zJ9GwupXoh" / Twitter

 8分59秒の動画です。説明文だけで見る気が失せます。「忘れないでください」以前にほとんどの人間はこんな与太は知りません。
 そしてこの与太を知る人間(俺もその一人ですが)は、「ある程度、まともな人間」なら「山梨県警がDNA鑑定結果を故意に捏造した*3」とまともな根拠もなく、

◆荒木『山本美保さん失踪事件の謎を追う:拉致問題の闇』(2012年、草思社

もう一度「山本美保さんDNAデータ偽装事件」を考える【調査会NEWS3571】(R4.3.3): 荒木和博BLOG
 お父さんが警察OBだから家族は警察に刃向かわないだろうとか、本当に卑劣としか言いようがありません*4
 この事件に関わった主犯格の人間はある者は国会議員*5になり、ある者は警察の幹部になり、また情報機関の長*6になったりと、皆出世*7しています。

などで放言する荒木等、特定失踪者問題調査会のバカさに呆れるだけです。

*1:朝鮮人民軍総政治局長、朝鮮労働党軍事委員会副委員長、国防委員会副委員長、国家体育指導委員会委員長、朝鮮労働党副委員長、国務委員会副委員長等を経て最高人民会議常任委員会委員長、国務委員会第1副委員長。父親は人民武力部長(国防大臣)、国防委員会副委員長等を歴任した崔賢(崔竜海 - Wikipedia参照)

*2:朝鮮労働党組織指導部第1副部長、朝鮮労働党政治局員候補などを経て国務委員、朝鮮労働党政治局常務委員、党組織担当書記、党軍事委員会委員。朝鮮人民軍総政治局副局長、戦車教導指導局長等を歴任した元明均が義父とされる(趙甬元 - Wikipedia参照)

*3:「鑑定ミスをした上、責任問題を恐れて居直ってる(過失の正当化)」ならまだしも「最初から故意の捏造だった」と荒木が明言したことには心底呆れます。

*4:完全な「警察への誹謗中傷」ですね。荒木の方こそ「特定失踪者家族を非難することを躊躇して警察は手厳しい荒木批判を避けるだろう」と卑劣なことを考えてるくせに良くも言ったもんです。

*5:一時、衆院議員(2005~2009年)、参院議員(2010~2016年)を務めた小野次郎氏(元警察官僚、鹿児島県警本部長、警察庁暴力団対策第一課長、小泉内閣首相秘書官など歴任)のこと。自民党みんなの党、結いの党(幹事長)、維新の党(政調会長)、民進党(副代表)を経て2021年衆院選挙で立民党南関東ブロック候補(29位)で出馬したものの落選。現在も小野氏が立民からの政界復帰を目指しているのかどうかはググった限りでは不明(小野次郎 (政治家) - Wikipedia 参照)

*6:内閣情報官(2011~2019年、野田、第二~四次安倍内閣)や国家安全保障局長(2019~2021年、第四次安倍、菅内閣)を務めた北村滋氏(徳島県警本部長、警察庁警備局警備課長、警備局外事情報部外事課長、第一次安倍内閣首相秘書官、兵庫県警本部長、警察庁警備局外事情報部長など歴任)のことと思われる(北村滋 - Wikipedia参照)

*7:勿論、彼らが出世したのは「有能と評価されたから」であって、荒木の陰謀論は論外です。