珍右翼・高世仁に突っ込む(2023年5/4日分)

中村哲医師と不動明王2 - 高世仁のジャーナルな日々

YOKO@入管法改悪NO!!
 阿佐ヶ谷着いたら超絶かっけえ人がひとり街宣してたぜ

 一人でも声を上げる*1という行動はすばらしい。見習いたい。

 これだけ取り上げられば正論ですが「一人でも声を上げた」家族会批判派「蓮池透氏」を結局擁護せずに見捨てた高世が良くも言ったもんだと思います。


普天間基地ゲートでゴスペルを歌う - 高世仁のジャーナルな日々

 11年前から、雨の日も風の日も、毎週月曜夕方に行われてきた。
 会をはじめた神谷武宏牧師に聞くと―
「ゴスペルを歌うのは、神の前にみな同じ人間だよと訴えるため。米軍の中にキリスト者は多いから、そこで通じ合えるのではないかと思う。コブシを振り上げて抗議するより、私たちキリスト者の得意な、力によらない抗議の方法がいいのではないかと始めた。」

 そんなことをするよりストレートに抗議した方がいいのではないか。
 米軍側に「何であいつらゴスペルなんか歌ってるんだろう?(苦笑)」と思われるのが落ちではないか?

1日はおよそ20人が集まり

 「月曜日は平日」とはいえ「たった20人ですか?」ですね。そういうと関係者は怒り出すのかもしれませんが、「数の多寡」も重要な問題でしょう。
 「数が少ないこと」は1)米軍に対する批判として有効か疑問な上に、2)そもそもこの運動の支持者がどれほどいるかも疑問だからです。「米軍基地には反対だがああした運動に有効性を感じない」と言う人間が多いのではないか。

 日本国民の圧倒的多数、8割は日米安保は必要との立場。ならば、米軍基地を本土も引き受けるのが当然だ。
米軍基地を「引き取る」 - 高世仁のジャーナルな日々

 以前も書きましたが「全然当然ではない」。
 この理屈なら

東京原発 - Wikipedia参照(2004年公開)
 津田副知事(段田安則)、笹岡産業労働局長(平田満)、石川都市計画局長(菅原大吉)、大野財務局長(岸部一徳)、泉環境局長(吉田日出子)ら、会議に招集された東京都の幹部職員たち。そこで天馬都知事役所広司)から、東京に原子力発電所を誘致するという驚愕の計画を聞かされる。

なぜ東京湾に原発を作らないのか - 赤木智弘|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
 東京湾原発建設に極めて適している。
 福島第一原子力発電所は主に津波の影響により電源喪失が発生したが、東京湾は湾の入り口が狭く、中が広くなっており、津波が起きにくい構造となっており、リスクを低く抑えられる。
 何より東京湾付近には工場もビルも住宅も多く、電気の大消費地となっている。電気の生産地と消費地が近いと言うことは送電コストや送電ロスも極めて少なくて済む

ということで「東京に原発を!(広瀬隆の著書名)」になってしまう。原発反対派が、「安全だというなら送電ロスの少ない東京に作ってみろ(危険だと思うから作れないんだろ!、お前等は嘘つきだ!)」と推進派相手に「皮肉、嫌みで言う」ならともかく

 日本国民の圧倒的多数原発容認の立場。ならば、原発を電力の大量消費地である東京、大阪、名古屋など、大都市圏も引き受けるのが当然だ(高世文章のもじり)

と「本気で言う」なら正気の沙汰ではない。そんな考えが正しいとは思いませんが、それ以前にそうした主張を受け入れて米軍基地や原発を「引き受ける自治体」があるとも思えない。
 高世の主張はそのレベルの与太です。
 問題にすべきは「米軍基地(原発)の必要性」です。

 (ボーガス注:政府の入管法改定案に)国民民主党は当初は反対の立場だったはずが、賛成に回った。

 以前から「党利党略(自民と立民、どちらについた方が有利か)」でしか動かない国民民主の本領発揮です。
 その結果、自民支持層からも立民支持層からも支持されず支持率低迷なのが国民民主ですが。

 連休明けに衆院で採択する予定だという。
 根本的で大幅な修正(とくに難民審査を独立機関が行うことと収容など身体の拘束に司法の関与を義務付けることなど)がないかぎり廃案しかない。
 どんどん憲法が内実を失っていく。

 何とか法成立を阻止したいところですが、不幸にして法が成立しても「諦めず戦おう」と書いておきます。

*1:「勿論素晴らしい」ですが、とはいっても「入管法改悪反対」自体は「かなり数の多い運動」ですが。