「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2023年6/27日分:荒木和博の巻)

◆荒木ツイート

荒木和博
 令和5年7月1日土曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1173号。太平洋側だから「まさか」と思う人もいるでしょうが、静岡も不審な失踪の多いところです。話に出てくる大屋敷正行さん・鈴木清江さんの現場ではライブもやっていますのでそちらもご覧下さい。

 5分13秒の動画です。そもそも大屋敷氏、鈴木氏は「政府認定拉致被害者」ではなく「特定失踪者」なのでお話になりません。

荒木和博
 令和5年6月30日金曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1172号。今日大澤孝司さんのお兄さん昭一さんらと新潟県警に要請に行ってきました。横田めぐみさんの事件だけでなく大澤孝司さんの事件も最初から拉致だと分かっていたのではないか、そんな気がしています。

 7分56秒の動画です。そもそも大澤氏は「政府認定拉致被害者」ではなく「特定失踪者」なのでお話になりません。


田中実さん・金田龍光さんについての本出版へ【調査会NEWS3730】(R5.6.27): 荒木和博BLOG

 本書は晩聲社からオンデマンド出版で出版されます。注文は全てAmazonなどインターネットでの申込になり、書店では購入できません。

 売れ行きが悪いことが明らかなので「オンデマンド出版」なのでしょう。
 そして過去に

◆『拉致救出運動の2000日』(2002年)
◆『内なる敵をのりこえて、戦う日本へ』(2006年)
◆『日本が拉致問題を解決できない本当の理由』(2009年)
◆『山本美保さん失踪事件の謎を追う』(2012年)
◆『北朝鮮の漂着船』(2018年)

といった荒木本を出した草思社ももはや荒木を相手にしないようです。
 なお、草思社ですが最近の著書が

【刊行年順】
西岡力『韓国の大統領はなぜ逮捕されるのか:北朝鮮対南工作の深い闇』(2022年)
西岡力『増補新版・でっちあげの徴用工問題』(2022年、草思社文庫)
◆荒木信子*1『韓国の「反日歴史認識」はどのように生まれたか』(2023年)

ですからね。心底呆れます。
 なお、「創業者」和多田社長時代には

【刊行年順(刊行年が同じ場合は著者名順)】
◆山田泰二郎『アメリカの秘密機関』(1976年)
萩原遼*2『淫教のメシア文鮮明伝』(1980年)
森村誠一『〈悪魔の飽食〉ノート』(1982年)
大塚一男*3『松川弁護十四年』(1984年)
◆村上義雄*4天皇の教科書:「新編日本史」の狙い』(1986年)
有田芳生*5霊感商法の見分け方』(1988年)
安仁屋政昭*6編『裁かれた沖縄戦』(1989年)
本多勝一編『裁かれた南京大虐殺』(1989年)
森村誠一編『裁かれた七三一部隊』(1990年)
本多勝一編『南京大虐殺の研究』(1992年)

等を出し、左翼出版社だった晩聲社も、和多田*7が会社を1999年に譲渡してからは今回の荒木以外にも

【刊行年順】
◆佐藤勝巳*8『朝鮮情勢を読む』(2000年)
田中明*9『韓国はなぜ北朝鮮に弱いのか』(2004年)
黒田勝弘*10『ボクが韓国離れできないわけ』(2008年)
◆玉城素『玉城素の北朝鮮研究』(2009年)
◆佐藤勝巳『「秘話」で綴る私と朝鮮』(2014年)

とウヨの著書を出しており、もはや左翼出版社とは言えない存在です。

*1:荒木和博の妻

*2:但しその後萩原は反動右翼化し、党を除名されますが(例えば、赤旗萩原遼氏を除籍(2005.6.23)参照)

*3:著書『回想の松川弁護』(2009年、日本評論社

*4:元朝日新聞編集委員。著書『人間久野収』(2002年、平凡社新書)、『東京都の「教育改革」: 石原都政でいま、何が起こっているか』(2004年、岩波ブックレット)、『暴走する石原流「教育改革」』(2004年、岩波書店)等

*5:著書『歌屋・都はるみ』(1997年、文春文庫)、『テレサ・テン十年目の真実』(2007年、文春文庫)、『ヘイトスピーチとたたかう!』(2013年、岩波書店)、『改訂新版・統一教会とは何か』(2022年、大月書店)、『北朝鮮拉致問題』(2022年、集英社新書)等

*6:沖縄国際大学名誉教授

*7:1945~2016年。著書『編集現場でルポルタージュを考える』(1985年、晩聲社)、『生きてるうちが花なのよ:編集現場で考える』(1986年、晩聲社)、『ドキュメント帝銀事件』(1988年、ちくま文庫)等

*8:現代コリア研究所長、救う会会長を歴任

*9:拓殖大名誉教授

*10:共同通信ソウル支局長等を経て、現在、産経新聞ソウル駐在特別記者兼論説委員