今日の産経ニュース(2023年10/16、17日分)

岸田首相の所信表明は23日 会期は12月13日まで 臨時国会 - 産経ニュース
 「補選前に、選挙勝利を狙ってバラ色の所信表明演説をして国民だましをやるようなことは認めない」と立民に言われて「補選後の23日実施」を受け入れてる時点でkojitakenの言うような「早期解散の可能性」は「ゼロではないが低い」でしょう。
 「あまりにも無茶苦茶なことをやって党利党略と非難されたくない」と言う思いが岸田に強いのではないか。


「借金返済に追われ闇バイト応募」 自衛官を特殊詐欺関与容疑で逮捕 愛知県警 - 産経ニュース
 公務員なのだから「博打や女」等で無茶苦茶な浪費をしない限りこうはならないので心底呆れますが、周囲も異変に気づかない物なのか。


「百田新党」の共同代表に河村名古屋市長、事務総長に有本香氏 - 産経ニュース
 「南京事件否定論」「大村知事リコール運動」河村がまともだとは思っていませんが、さすがに百田の日本保守党と手を組むほど非常識とは思ってもみませんでした。なお、「維新」「国民民主」「参政」「政治家女子」と「ライバル右翼政党」が既に多数ある中、日本保守党の選挙勝利の可能性は乏しいでしょう。そもそも河村も手が組めるなら既に国会に議席がある「維新」「国民民主」「参政」「政治家女子」と手を組みたいでしょう。


【産経抄】コーヒー飲める時代続くか - 産経ニュース
 「コーヒー飲める時代続くか」とはどういう意味かと言えば、以下のような話です。温暖化問題の深刻さを改めて実感します。

コーヒー産地で何が? | NHK | ビジネス特集 | 農業2023.9.29
 コーヒーは育てるのがとても難しいと言われている。寒さに弱く、日光を好むものの、過剰な日光はダメージになる。乾燥にも弱い。そして肥えた、水はけのよい土壌を好む。こうした気温や日射量など絶妙な条件をクリアし、生産に適しているとされるのが「コーヒーベルト」と呼ばれる一帯だ。赤道を挟んで北緯25度、南緯25度の間に位置している。
 世界で消費されるコーヒーのほとんどが、この限られた地域で栽培されている。世界の流通量の6割を占めるのは、アラビカ種と呼ばれる品種だ。しかし、国際的な研究機関「ワールド・コーヒー・リサーチ」などは、気候変動*1によって「アラビカ種の栽培に適した土地が、このままでは2050年には半減する可能性が高い」と警鐘を鳴らす。
 これが、コーヒーの2050年問題だ。
 東京に本社を置くコーヒーの製造・販売会社「キーコーヒー」も取り組みを進める。気候変動に適応できる品種を開発することに力を入れるという。
 世界のコーヒーの産地が危機に直面する一方、実は日本でもコーヒー栽培を始める動きがあると知り、取材に向かった。
 長野県に本社を置くエンジンのピストン製造メーカー(ボーガス注:アート金属工業*2)は、ことし6月からコーヒーの試験栽培を始めた。
三城社長
「これから日本人の大好きなコーヒーが飲めなくなる、もしくは非常に価格が高くなるということが言われている。そのなかで私たちは工業化の技術を使って、コーヒーを提供できるようになれば、少しでも貢献できるのではないか」。
 2050年、私たちは今まで通りコーヒーを飲むことができているのだろうか。

 このままでは産地が減る一方で需要は増えている(例:中国で「過熱」続くコーヒー市場 競争は地方都市へ 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News)のだから対策(温暖化対策等)を取らなければコーヒー値上がりは不可避です。


ソフトバンク藤本監督が退任 小久保2軍監督の昇格有力 - 産経ニュース
 「2014年リーグ優勝&日本一(日本シリーズ対戦相手は阪神)」(秋山監督)、「2015年リーグ優勝&日本一(日本シリーズ対戦相手はヤクルト)」、「2017年リーグ優勝&日本一(日本シリーズ対戦相手はDeNA)」、「2018年日本一(日本シリーズ対戦相手は広島、但しリーグでは2位(優勝は西武))」、「2019年日本一(日本シリーズ対戦相手は巨人、但しリーグでは2位(優勝は西武))」、「2020年リーグ優勝&日本一(日本シリーズ対戦相手は巨人)」(いずれも工藤監督)と一時は無類の強さを誇ったソフトバンクが2021年4位で工藤監督が退任してから、2022年2位、2023年3位(いずれも逆転日本一もできず)で藤本監督が退任とは「Aクラスとは言え、優勝から遠ざかり、何故こんなに弱くなったのか?」と不思議です。
 「2019、2020年6位(西村監督)」だったオリックスが「2021年リーグ優勝」「2022年リーグ優勝&日本一」「2023年リーグ優勝(日本一はまだ未定)」(中島監督)と強くなったのも謎ですが。


【産経・FNN合同世論調査】年内解散 自民支持層6割が否定的 立民支持層は早期望む - 産経ニュース
 自民支持層が解散を嫌うのは分かります。今の政権支持率では「議席減→岸田退陣」のリスクが高いからです。
 「反自民、野党支持層」にとっては残念ながら「政権交代」はないでしょうが、自民支持層でも「自民政権が続きさえすれば岸田が辞めても一向に構わない」と言う人はさすがに多くないのでしょう。
 一方、理解に苦しむのは「立民支持層」の多くが解散希望と言うことです。
 泉代表になってから「参院選敗北」「補選全敗」といい結果が出てない。支持率もついに維新に抜かれた。つまり解散した場合、最悪の場合は「維新>立民」と最大野党が変わった上に、「新進党の解散」のような「立民党解散」すらありうる。
 「今の泉代表」で解散総選挙に臨むのはあまりにも敗戦(議席減)のリスクが高すぎる。仮に議席増するにしても泉が「敗戦でも居座りを正当化するために言わざるをえなくなった150議席獲得(現在、約100議席なので1.5倍)」はとても無理でしょう。

*1:温暖化のこと

*2:アイシン(トヨタ自動車の子会社)の子会社