今日の産経ニュース(2023年11/24、25日分)(追記あり)

「その改憲、本気なの?」 解散阻止へ立民ぶちあげ 真意疑う声も - 産経ニュース
 「解散権に法的な制限をかける」という考えについて「支持するのか、支持しないのか?」、まともに論じることもせずに「法的に制限するには改憲が必要だが立民は護憲政党ではなかったのか?」と立民党を茶化すだけのアホ記事です。


東海テレビが容疑者と別人の写真を放送 死体遺棄事件で - 産経ニュース
 そもそも「何故、顔写真を出す必要があるのか?」と思いますね。


楽天・安楽投手、ハラスメント疑いで自宅待機 契約更改は無期限延期 - 産経ニュース
 今時「投手として能力があればハラスメントを容認する」と言う時代ではない。ハラスメントが事実と認められれば、場合によっては楽天から戦力外通告もあり得るでしょう。そしてその場合に果たして楽天の代わりに「またハラスメントをやらかす恐れのある」彼を引き取る球団があるかどうか。


61勝目の霧島が初の年間最多勝 大関以上は2年ぶり - 産経ニュース
 その立場上「優勝争い」が期待される「大関以上」が最多勝なのはある意味「当たり前」であり、それが「照ノ富士の休場」「貴景勝のカド番」などで「2年ぶり(年間最多勝 - Wikipediaによれば2021年が当時、大関照ノ富士、2022年が当時、関脇の若隆景)」とは何ともかんともです。
 今回の九州場所も「霧島(11/25現在12勝2敗:明日、霧島が貴景勝に勝てば、あるいは負けても、熱海富士(11/25現在10勝3敗)が関脇・琴ノ若に負けるか、熱海富士が勝っても優勝決定戦で霧島が勝てば霧島の優勝なので霧島が断然有利)」が「2小結(阿炎*1北勝富士*2)、3関脇(若元春*3琴ノ若*4、大栄翔*5)等といった上位力士を破り、優勝争いに最後まで絡んで大関としての面目を果たした」以外は

横綱
照ノ富士:休場
大関
貴景勝:11/25現在、9勝5敗(関脇の琴ノ若、大栄翔等に敗北)
◆豊昇龍*6:11/25現在、9勝5敗(関脇の琴ノ若大関貴景勝等に敗北)

と「大関以上」が優勝争いから脱落の「何だかなあ」の成績です。この結果、「先場所優勝(11勝4敗)」貴景勝の「綱取り(原則として二場所連続優勝かそれに準じる成績が必要)」は振り出しに戻り、霧島が来場所も好成績(ベストは今場所、来場所二場所連続の優勝)なら「来場所後に横綱の可能性」があるが、霧島も「カド番になったこと」もあり、圧倒的な強さを誇ってるわけではないので「来場所どうなるかわからない」状況ではあります(とはいえ今回の結果を見る限りは横綱最有力候補は霧島なのでしょうが)。「今場所休場」と照ノ富士の体調が良くなく、「何時引退してもおかしくない」ので早く「新横綱誕生」が望まれるのですが。
【追記】
大相撲九州場所 大関・霧島が優勝 ことし春場所以来2回目 | NHK | 大相撲
 大方の予想取り、霧島(13勝2敗)が貴景勝(9勝6敗)を破り優勝を決めました。熱海富士が大栄翔(9勝6敗)に敗れたので霧島が負けても優勝ではありましたが。なお、「最後まで優勝争いに絡み、大関・豊昇龍(10勝5敗)を破った熱海富士(11勝4敗)」、「2小結(阿炎(6勝9敗:来場所では小結から陥落の見込み)、北勝富士(5勝10敗:来場所では小結から陥落の見込み))、1関脇(大栄翔)、2大関貴景勝、豊昇龍)、千秋楽まで優勝争いに絡んだ熱海富士を破った関脇・琴乃若(11勝4敗)」「途中までは単独トップだった一山本(11勝4敗)」が敢闘賞で、「技能賞、殊勲賞」は該当無しとのこと。


【蝶々発止。】「言わんこっちゃない」女風呂侵入事件 LGBT法は口実与えた 桂春蝶 - 産経ニュース
 勿論言いがかりでしかない。
 それにしても

「共産党躍進に期待します」/各界著名53氏メッセージ
立川談四楼*7
立川談之助*8

鶴瓶も「赤旗」で護憲を主張! 芸能人・文化人の間で共産党が人気な理由|LITERA/リテラ2014.12.11
 笑福亭鶴瓶が「しんぶん赤旗 日曜版」(11月30日)の「ひと」欄に登場し、憲法9条について触れ話題になった。
 インタビューでは、鶴瓶の師匠・六代目松鶴が85年に共産党参院議員だった沓脱タケ子と対談したことに関し鶴瓶はこんなことを語っている。
「師匠はどちらかというと共産党に考えが近く、自民党には歯向かってたね」
「僕らの世代が戦争に行くことはないでしょうけど、僕の孫の世代が戦争へ行かされるなんて道理に合わない。日本は絶対憲法9条をなくしちゃいかんと思います」

古今亭菊千代 | 朝鮮幼稚園保護者連絡会
古今亭菊千代さん*9
 「幼保無償化制度から外国人学校幼稚園が除外」という記事が載っていた。
 日本に住み、日本人と同じように税金を払いながら、日本の未来を支えていく小さな子どもたち、その家族をなぜ差別するのか、まったく理解できない。

という「アンチ右翼」の落語家もいるのに「何やねん、このアホ右翼の落語家は(呆)」ですね。


国民民主、薄氷の補正予算案賛成 集約難航「トリガー」次第で進退も - 産経ニュース
 自民にとって国民民主の協力がなくても多数議席で予算案は可決できるし、今後、国民民主の面子を潰しても「国民民主支持者」から恨まれるだけで、「自民支持層」からは批判されないのだから「玉木のもくろみ」が上手くいく保証はどこにもない。玉木も全くアホな男です。


「ポンコツは除名を」 長崎の維新3市議が離党、パワハラ主張 - 産経ニュース
 「ポンコツは除名する」とパワハラして、結果、離党なら自業自得しか言いようがない。維新の愚劣さには全く呆れます。


【浪速風】不毛すぎる左派の教育勅語批判 - 産経ニュース
 不毛なのは教育勅語批判派に「左派」と言うレッテルを貼ることが批判だと勘違いしてる産経の方でしょう。
 まず第一に教育勅語批判派は必ずしも左派ではない。今時あんな「天皇個人崇拝」の代物を肯定するのは極右だけです。
 第二に「左派」かどうかという批判者の属性ではなく、問題は「批判の内容」です。
 なお、「親孝行」等を求める教育勅語のルーツは「儒教道徳だ」と言うのが通説です。
 まあ江戸時代は儒教は武士の教養として藩校などで教育されてたし、新井白石(6代将軍・徳川家宣のブレーン)、室鳩巣(8代将軍・徳川吉宗のブレーン)など儒学者が「幕府や各藩」の政権幹部だったわけです。
 つまりは「勅語=日本の伝統」というのは事実に反するし、勅語を美化しながら、ケント・ギルバート儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』(2017年、講談社+α新書)などとウヨが儒教に悪口するのは論理矛盾も甚だしい。

*1:11/25現在、6勝8敗で負け越し、来場所は小結から陥落の見込み

*2:11/25現在、5勝9敗で負け越し、来場所は小結から陥落の見込み

*3:11/25現在、5勝9敗で負け越し、来場所は関脇から陥落の見込み

*4:11/25現在、10勝4敗で勝ち越し

*5:11/25現在、9勝5敗で勝ち越し

*6:多分、相撲協会は14日目、15日目(千秋楽)で大関・霧島に対して大関貴景勝、豊昇龍をぶつけるつもりだったのでしょうが、豊昇龍が早々と優勝争いから脱落した上、貴景勝と比べ相撲内容が良くないと判断したのか、霧島は貴景勝とのみ千秋楽で対戦し、豊昇龍と対戦しない(14日には霧島は熱海富士と対戦)という異常事態になっています。

*7:1951年生まれ。立川談志(1936~2011年)の弟子。1983年、落語協会での真打昇進試験において、談四楼と兄弟子・小談志(後に談志門下を離れ、談志の弟弟子・五代目鈴々舎馬風(1939年生まれ)門下に移籍し喜久亭寿楽(1952~2008年)になる)が不合格になる。これをきっかけに談志は弟子をつれて落語協会を離れ、落語立川流を結成。1983年11月、談四楼は落語立川流真打に昇進

*8:1953年生まれ。立川談志の弟子。1978年に真打ち昇進

*9:1956年生まれ。二代目古今亭圓菊(1928~2012年)の弟子。1993年に三遊亭歌る多(1962年生まれ、三代目三遊亭圓歌(1932~2017年)の弟子)と共に初の女性真打に昇進