今日のしんぶん赤旗ニュース(2023年12/30、31日分、2024年1/5日分)(追記あり)

◆1月5日の赤旗記事
 PDFで全ての記事が読めるようになっています。
【2面】
 既に各方面から「震災という非常事態だから土日祝日でも閣議を開け。何故できないのか」と批判される「予備費使用の9日閣議決定(予定)」に触れています。俺も批判には同感です。
【9面(くらし・家庭)】
 「校則ないのに染髪禁止」 品川翔英高の生徒2人が人権救済申し立て [東京都]:朝日新聞デジタルで報じられた事件を取り上げています。
 「校則廃止」を中学生に宣伝しながら、実際に入学したら「髪型や服装の指導がある(事実上校則がある)」とは無茶苦茶です。最低限「嘘の宣伝で集めた生徒」に対しては指導を止めるべきです。指導をするなら「事実上の校則」をきちんと校則として明文化した上で「髪型や服装の指導がある」と「今後、正しい宣伝」を行ってから「入学した生徒」に限るべきです。


大学無償化 「2子では×」理由だんまり/宮本徹議員への政府答弁書
 「3人以上でなければ無償化しない」と「少子化克服につなげようとする(産めよ殖やせよ)」のは邪道であり、宮本氏*1が批判するように、子どもの数に関係なく無償化すべきです。そもそも「二人以上の子ども」は現在少ないのでこれでは「現在既に3人以上子どもがいる女性」「今後3人以上子どもが持てる女性」という少数派しか利益がない。


軍事ローン 13兆円超/2年で倍増 過去最大に
 無茶苦茶な軍拡の結果であり、怒りを禁じ得ません。


痴漢被害 都が初の調査/女性45.4%が経験/共産党が対策要求

 女性のうち生涯で痴漢被害の経験があると回答した人は2156人に上り、女性全体の45・4%を占めました。男性は298人で男性全体の8・6%でした。

 女性が圧倒的に多いとは言え、男性回答があるのが興味深い。
 「ジャニー喜多川の性加害報道」で回答しやすくなった面もあるのかもしれない。


埼玉・嵐山 国立女性教育会館/「町民の誇り」残して/塩川・梅村両氏 町長と懇談2023.12.30

 埼玉県嵐山*2町の国立女性教育会館の閉鎖が取りざたされている問題で、日本共産党塩川鉄也*3衆院議員と梅村さえこ*4ジェンダー平等委員会委員(衆院北関東比例予定候補)は28日、佐久間孝光町長と懇談しました。共産党の城下のり子*5県議、川口浩史、藤野和美両町議も参加しました。
 11月、国は町に対して現行施設を撤去移転する旨の説明を行いました。
 梅村氏は「国立女性教育会館は女性たちの研修、調査、交流の場であり、貴重な資料や図書がたくさんある。この機能が撤去移転で果たせるのか。充実強化が必要」と述べました。

 県民とは言え、嵐山町住民でもないし、この件について無知ですが一埼玉県民として紹介しておきます。今回特にコメントはしませんが「今後何か動きがあり、無知な俺でもコメントできるならば」コメント予定です。無知なので今回初めて塩川氏が埼玉出身だと知りました。
【追記】
国立女性教育会館残せ/埼玉 塩川・梅村氏が視察2024.1.11

 埼玉県嵐山町国立女性教育会館(NWEC)の閉鎖移転が取りざたされている問題で、日本共産党塩川鉄也衆院議員(衆院北関東比例予定候補)と梅村さえこ党ジェンダー平等委員会委員(同)は10日、視察を行いました。
 NWECの担当者から説明を受け、収集した資料を展示する女性アーカイブセンターなどを見学。
 参加者から「資料が移転によって散逸してしまうのではないか」(中略)との声がありました。

 続報ですね。ひとまず紹介しておきます。共産が「資料の散逸の恐れ」を警戒してることは分かります。
【追記終わり】


茂木派元事務総長2氏を告発 上脇教授/収入不記載疑い

 告発されたのは自民党新藤義孝*6・経済再生担当相と山口泰明*7衆院議員。告発状によると、両氏は事務総長として同派会長とともに政治資金収支報告書の記載方針を決定する立場にあったとしています。

 単なる偶然にすぎませんが、新藤が埼玉2区(川口市)、山口が埼玉10区(東松山市坂戸市鶴ヶ島市比企郡)で埼玉選出です。

*1:衆院議員。日本共産党中央委員

*2:京都は「あらしやま」ですが埼玉は「らんざん」と読みます(但し『京都嵐山の風景に似ていたことから本多静六により命名された(嵐山町 - Wikipedia参照)』ので地名の由来は京都の嵐山)

*3:埼玉県日高市生まれ。埼玉県立川越高校、東京都立大卒。日高市役所職員、共産党専従職員を経て衆院議員、党幹部会委員

*4:愛知県名古屋市生まれ、豊田市育ち。愛知県立豊田西高校、立命館大学卒業。現在、埼玉県蕨市在住。衆院議員1期(2014~2017年)。党中央委員

*5:党県議団長

*6:川口市議を経て衆院議員。第二次安倍内閣総務相等を経て、現在、岸田内閣経済財政担当相

*7:祖父・山口圭一郎は「旧中山村長」、父・山口泰正は「元川島町長」という世襲政治家。現在は政界引退し、次男の山口晋が後を継いでいる。