今日のロシアニュース(2024年4月6日分)(追記あり)

プーチン氏はナワリヌイ氏殺害「命じず」 米情報機関が分析、米紙報道 - 産経ニュース

 今年2月に北極圏の刑務所で死亡したロシア反政府活動家ナワリヌイ氏について、米紙ウォールストリート・ジャーナルは27日、プーチン大統領による直接的な殺害の命令はなかった可能性が高いと米情報機関が判断したと報じた。

 以前も別記事で触れましたが、「投獄によって体調が悪化した→直接の死因は病死でも、暗殺も同然」と言う理解をするならともかく「毒殺」等のような暗殺ではないようですね。


ウクライナ「ゲームチェンジャー」の期待 米ATACMS供与、すでに実戦使用 - 産経ニュース
 過去に「ゲームチェンジャー」と言われながら実際に供与されても、「そもそも大した兵器では無かったのか」「供与数が少なすぎるのか」はともかく大して戦況に影響なかったことがあったので、今回も「実際に戦果が挙がるまでは」話半分ですね。
 

ウクライナ農業相、国有地の不正取得容疑で勾留 前日に辞表提出 [ウクライナ情勢]:朝日新聞デジタル
 「容疑が事実」と仮定しての話ですが、ロシアの侵攻で大変な状況でも「汚職をやる奴はいるのか」とげんなりします。


ウクライナ、アメリカ支援で劣勢挽回 ロシア進攻に防御固める - 日本経済新聞

 ロシア軍の戦力を消耗させ、2025年春の反攻開始を視野に入れる。

 過去の「反攻」発言が全て「狼少年だった」がゆえに、もはや「今年中の反攻」とは書けないようです。


ウクライナ緊急予算を米下院が可決、支援再開へ トランプ氏の主張で一部は借款に - 産経ニュース
 気になるのは「イスラエルとの軍事支援」とセットで可決という点ですね。ウクライナ支援に消極的な共和党を懐柔する狙いがあるのでしょうが、イスラエルの暴走を助長しないか。


ウクライナの「和平提案」

ウクライナの和平案「平和の公式」、スイスで6月にハイレベル会合開催 - 産経ニュース
 スイス政府は10日、中部ビュルゲンシュトックで6月15~16日に、ウクライナが提唱する和平案「平和の公式」について話し合うハイレベル会合を開催すると発表した。

ウクライナ提唱の和平案 6月のハイレベル協議で共同声明調整へ | NHK | ウクライナ情勢
 G7=主要7か国や新興国などの高官が27日、中東のカタールで非公式協議を行い、ウクライナが提唱する和平案の実現に向けたことし6月の首脳などが参加する協議で、共同声明の採択を目指すことを確認したことがわかりました。

 ロシアが入らない会議では「我々は和平の意思がある、悪いのはロシアだ(ウクライナ)」という「ロシア非難の政治宣伝の場」にしかならず「現実的和平」と言う意味では無意味です。一方、6月15日までに戦況がウクライナ有利に大幅に好転していることも考えづらく、ロシアの参加(現実的和平)を目指すならウクライナの妥協は不可避でしょう。果たしてどうなるか?


チェコが砲弾80万発調達、ウクライナ供与を計画…実現すれば戦況に変化もたらす可能性 : 読売新聞
 「たられば」の話でしかないので、実現化するまではとても鵜呑みにはできません。過去にも「欧米の戦車供与」等について「戦況の変化(ウクライナの反転攻勢→ウクライナ有利での戦争終結)」が云々されても、実際に供与されても結局目に見える変化は無かった。
 しかも「武器提供する用意があるが、チェコには武器購入する金がないので、各国が資金提供してくれ」と言う話なので「資金提供が米英仏独等からなければ」武器提供が現実化しない可能性もある。そもそも「チェコに資金提供して買ってもらう」なんて迂遠な策をとるくらいなら、米英仏独等が「武器購入のための金銭なり、武器そのものなり」を直接ウクライナに供与するのではないか。「ウクライナ直接支援に比べチェコへの資金拠出の方がメリットがある(例えば、資金提供への国民の同意が得やすい)」なんてことがあり得るのかどうか?


ザポロジエ原発で軍事行動活発化 ウクライナ軍、無人機攻撃 重大な被害なし - 産経ニュース
 ロシアの主張にすぎないので鵜呑みにできませんが事実ならば、「ウクライナが非難されて当然」のとんでもない話です。


対ロシア制裁、宝飾品ダイヤの輸入禁止強化 政府 - 日本経済新聞
 「未だに輸入してるの?」ですね。