奈良教育大学付属小 教員強制出向/「全員替えろ」文科省圧力か/衆院文科委 宮本岳志議員が追及
同大学は付属小教員4人を4月から強制出向させようとしています。
宮本氏は、(中略)三木達行副学長が「自民党の文科部会でかなりのご意見、批判を受けた」「文科省の上層部から『全員替えろ』と言われて、『それでは運営ができない』ということで、何回も折衝した結果こういうことになってしまった」と説明したという付属小の教員の証言もあるとのべました。宮本氏が「大学に『教員全員を入れ替えるべきだ』と迫ったのか」とただすと、文科省の望月禎総合教育政策局長は「大学に対して指示をしたということはございません」と答え、人事は「各国立大学法人の権限と責任に基づいておこなわれるもの」とのべました。
宮本氏は、証言の記録もあるとし、「大学の望まない全員出向を強制した。教育への不当な支配そのものだ」と批判しました。
宮本氏が批判するように文科省側の答弁は「モリカケ桜疑惑で安倍の関与を否定した財務省等の答弁」同様に「自民党の圧力」を否定するための虚偽答弁でしょう。
オスプレイ 飛行再開取り下げよ/事故原因調査は継続中/衆院安保委 赤嶺氏追及
木原稔防衛相は、米側から事故原因について「詳細に説明を受けた」と述べる一方、「米国内法の制限があり、事故調査報告書が公表されるまで詳細については対外的に明らかにすることができない」と説明を拒否。
「米国の説明に納得した→だから飛行再開」としながら、「説明は拒否」とは「俺(木原)の言うことを無条件で信じろ」と言う暴論でしかない。木原が嘘をついてない保証も、「嘘はついてない」が、間違った認識をしていない保証もないのだから話になりません。
大規模備蓄は国の責務/能登地震 井上氏「TKB48」強調/参院予算委
勿論元ネタは「AKB48」ですが、被災地において
T=清潔なトイレ
K=温かい食事が取れるキッチン
B=熟睡できるベッド
を「48時間以内に整備することが重要」だそうです。
「尋常ではない」。
岸田政権が進めるGDP(国内総生産)比2%への大軍拡をこう批判するのは元外務省事務次官の薮中三十二(みとじ)氏*1。近著の『現実主義の避戦論』(PHP研究所)で「おそらく数兆円規模の増税にならざるを得ないのではないか」と心配します
「元外務次官」薮中氏は勿論日米安保支持の保守派であり、PHPも右派の出版社です。
しかし薮中氏のような「左派ではない保守派」でも、「まともな人間なら平和主義の観点だけでなく、国民生活破壊(大増税や大幅な福祉予算切り捨てが危惧される)の観点からも危惧する」のが岸田軍拡です。当然そうした意味合いでの赤旗による「薮中発言の紹介」です。
というか、昔の自民党なら「三木派などいわゆる護憲ハト派(岸田の宏池会も過去はそうした護憲ハト派だった)」からこうした軍拡への批判が出たでしょう。
日本において「岸田軍拡」へのマスコミや世論の批判が弱いことにはげんなりします。「最大野党立民」が「岸田軍拡容認」の右翼政党「国民民主、維新(自公と共に悪政四人組のメンバー、自公補完勢力)」に忖度してか、ろくに批判しないことの悪影響でしょう。俺としては「共産支持、この道しかない」ですね。
衆院東京15区(江東区)補選/腐敗政治絶つ共産党/宮本徹議員応援 小堤予定候補が訴え
「補選理由となったのは柿沢未途*2の議員辞職」であり「自民の柿沢」当選で分かるように、「共産単独では失礼ながら勝ち目が薄い」ので、野党共闘候補をたてて欲しいところですが、「立民の動きが鈍い状態」が今のまま続くのならば残念ながら「共産独自候補(小堤氏)」もやむを得ないでしょう。