「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2024年5/4日分:荒木和博の巻)

差し控えるのは差し控えたらどうでしょう(R6.5.14)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro*1
軍事について、もうごまかすのはやめませんか(R6.5.13)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
 いずれも、そんなことが「荒木の運動の建前」である「拉致被害者救出」と何の関係があるのかと心底呆れます。
 そもそも拉致問題は「北朝鮮との外交交渉のみで解決する問題」であって軍事で解決できる問題では無い。


もうすぐストックホルム合意10年ですが…【調査会NEWS3821】(R6.5.9)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro

 平成14年(2002)の平壌宣言もそうですが北朝鮮にとって「合意」というのは相手に守らせるものであって自分が守るものではありません。

 勿論こんなのは荒木の詭弁であって守る気がないものを通常約束はしないでしょう。勿論、日本側だって「守る気が無い相手」と合意するわけもない。


辛光洙はなぜ北朝鮮で英雄になったのか(R6.5.8)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro

 2024年5月8日水曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1475号。原敕晁さんを拉致し成り代わり、韓国で捕まった北朝鮮工作員辛光洙は2000年に金大中政権が北朝鮮に送還しました。自白していたのになぜ北朝鮮は受け入れて英雄扱いしたのでしょうか。

 そんなことが拉致問題の解決(拉致被害者帰国)と何の関係があるのかと心底呆れます。
 なお、辛の送還については当然「日本政府の事前了解」は得ているでしょう(日本政府が辛の引き渡しを韓国政府に求める可能性はゼロではないし、にもかかわらず事前了解無しで送還すれば日韓関係悪化の危険性があるからです)。日韓関係悪化の危険性を考えれば「事前了解なし」で送還するとは思えないし、「事前了解なし」で送還したのに日本政府が全く抗議しないとも思えない(なお、送還された2000年9月当時は森*2内閣で外相は河野洋平*3です)。
 こうした日本政府の対応も「北朝鮮が小泉*4訪朝(2002年)を受け入れること(なお、小泉訪朝において金大中政権は日本政府の仲介役も務めたことについては米国のキューバへの対応から、日本の北朝鮮への対応を考えてみる - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)参照)」につながったのかもしれません。荒木らウヨはそうした事実を絶対に認めず「金大中北朝鮮に甘い!(なお、以前荒木が金氏に対し「金大中事件の時に死ねば良かった」と酷い暴言を吐いてることについては荒木和博のブログ記事がひどい - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)参照)」「何故、日本政府は北朝鮮への送還を認めた!」「むしろ日本への引き渡しを求めろ」等と言い募るだけでしょうが(勿論、今更日本に引き渡されても、拉致解決に役立つ有益な情報は出ないとの判断での送還でしょうし、それは正しい判断だったと思いますが)。
 しかし「実行犯の辛の北朝鮮送還すら認める」のだから「もっと小物の金吉旭(辛の子分として原さん拉致に加担)」の引き渡しを日本政府が韓国政府に求めないのも「ある意味当たり前」でしょう。
 金についてはこんなふざけた話をまるで批判しないマスコミもひどいところだと思う - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)を紹介しておきます。
 なお、辛は1929年生まれで現在は存命でも94歳(辛光洙 - Wikipedia参照)。勿論存命かどうかは不明です。


捕まった工作員もいるのですが…(R6.5.4)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro

 「令和6年5月4日(土)荒木和博のショートメッセージ」第1471号。「捕まった工作員はいるのですか」というご質問がありました。

 そんなことが拉致問題の解決(拉致被害者帰国)と何の関係があるのかと心底呆れます。
 帰国した5人(地村夫妻、蓮池夫妻、曽我氏)について「拉致実行犯は逮捕、訴追されてないこと」でわかるようにそんなことは拉致被害者帰国とは全く関係ない。

*1:政府答弁に対する悪口雑言ですがそんなことをしても拉致解決には全くつながらない。

*2:中曽根内閣文相、宮沢内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)等を経て首相

*3:中曽根内閣科技庁長官、宮沢内閣官房長官自民党総裁、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長等を歴任

*4:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相等を経て首相