今日も増元照明氏と「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(11/8分)

【その1:増元照明

2011.11.7
「めぐみさん生存情報」

 現時点では決定的な証拠などない怪しげな情報です。
 脱北者の証言は脱北者本人の目撃情報ではなく、又聞きですし「知りすぎたから返せない」そうですが、何を知りすぎたのかさっぱり分かりません。
 住民データは「めぐみさんと血液型が違う」し。誤記だとか、わざと書き換えたんだというなら、「めぐみさんかもしれないと判断した部分のデータ」も誤記かもしれませんから、そういうのはただのご都合主義でしょう。

違うサイドから同様な情報が入っているということは間違いなく「めぐみさん」が2005年に平壌にいたということだろうと推測する。

違うサイドから入ろうと怪しい情報は怪しい情報です。
それに週刊朝鮮に情報を持ち込んだ人間が、生存証言した脱北者とつながりのある人間なら、違うサイドどころか、全く同じサイドです。

議連の総会で安倍元総理が言われていたが、「北朝鮮との交渉においては、金正日が自身の体制維持のためには『拉致被害者の解放が不可欠』と考えたときでないと実現しない。私も94年から拉致問題に関わってきた。その中で北朝鮮に善意を期待した時期もあったが裏切られ続けてきた。今は、圧力をかけて取り戻すことが必要なのだと確信している」という内容の発言をされた。

一体いつ安倍が北朝鮮の善意を期待してハト派外交を唱えた時期なんかあったんでしょうか。教えて欲しいものです。
むしろ以前、id:kojitaken氏が、気まぐれな日々「週刊現代の記事「安倍晋三拉致問題を食いものにしている」」(http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-155.html)で紹介した週刊現代の報道を信用するならば「安倍の善意を期待して裏切られた」のは北朝鮮の方です。
しかし「94年から関わってきた」と自慢げにいうとは。94年から拉致問題に関わってきた人間が首相になっても解決できないとは、普通に考えれば「無能の証明」ですが?

金正日が自身の体制維持のためには『拉致被害者の解放が不可欠』と考えたときでないと実現しない。

というなら巣くう会副会長・島田(安倍の元ブレーンといわれる男)のように「拉致被害者を解放しても金正日は除去」(http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2424768/)などというのは問題行為ですが、その点、安倍や増元はどう考えてるのでしょうか。

圧力が必要な時に中途半端な交渉姿勢を示していくことがどれほど危うく、北朝鮮に利用されるかという事を認識しない人たちへの牽制だろう。

圧力が必要という根拠は何でしょうか?
安倍の発言など牽制になるんでしょうか?

めぐみさんの生存情報と日本国国会議員の訪朝問題が浮上していること自体、不可思議な動きと言える。

めぐみさんの生存を知られて困った北朝鮮が、めぐみさんを帰さずに国交正常化する道を求めたとでも増元はいいたいのでしょうか?。
でも「国交正常化交渉を潰すため、信頼性の怪しいめぐみさん生存情報をウヨが流した」と解釈も出来ます。
いずれにせよ、訪朝それ自体が問題だとは俺は少しも思いません。問題は成果でしょう。
で今のままでは成果は上がらないのだから何でもやってみるべきです。

北朝鮮が困窮し、あらゆる食指を韓国政界や日本の政界に延ばしていることもあり、警戒しながら行動すべき時であろう。

北朝鮮に限らず外交に於いて相手の意図を見極め、相手に上手く利用されないようにするなんてのは当たり前のことです。

私は、先にも言ったが「拉致被害者の生存情報」は多く入ってきており、もはや、疑うものではない

いや疑えよ。情報量が多いことは信頼性の保障には全くならないが。

ロシアの政策研究所の発表では「2020年(注:正確には「2020年代」だったと思います)、北朝鮮の独裁体制が崩壊する」との観測がなされているが、はっきり言わせていただくと私たちにはそこまで待っている時間的余裕は無い。

「俺は50代だからあと10年や20年くらい余裕で待てるぜ」というかと思ったらそこまでアホなことをいう気はないらしい。増元以外には高齢な人もいますし、この予想あたる保障はないので当然ですが。でもそれだったらそれこそ衛藤訪朝には反対すべきじゃないでしょうに。

56才という年齢を迎え、あとどのくらいの余命があるのか、既に生きてきた時間より死に向かう時間のほうがはるかに短い年齢に達してしまった。

増元のことだから「俺は日本で最も長生きの老人になる、120歳を超える」とか言うかと思ったのに(毒)
120歳越えれば「既に生きてきた時間より死に向かう時間のほうが長い」ですよ?

野田総理には、「先送りは許されない」という信念がお有りのようだが、「拉致問題」こそ先送りはありえない問題であることを意識して動いてもらいたい。

なら何で衛藤訪朝に反対するの?


【その2:島田洋一
ダライ・ラマとの面会が口頭注意―藤村官房長官の惑乱」
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2503002/

 中国共産党の叱責を怖れた藤村修官房長官が、会談に参加した長島昭久首相補佐官を呼び、「(ダライ・ラマは)入国に当たり政治的行動や日本政府関係者との接触をしないのが通例だ」と口頭注意したという。

叱責というより反発な。そんなの自民党時代からそうなんだが?。自民党時代は批判してたのか?
そして余りこういうことは大声では言いたくないが、ダライと政府要人があって何かいいことがあるのか?
日本と中国は貿易で密接な関係にあるんだが?。
無責任に中国に喧嘩売るなんてバカのすることだろ?

 ダライ・ラマとの面会が口頭注意なら、金正日との握手などは当然死刑だろう。

言ってることが意味不明。

 小泉第一次訪朝に官房副長官として同行し、金正日との握手を余儀なくされた安倍晋三氏が、今回ダライ・ラマと握手して、穢れた手を清められたのはよかった。

首相在任中は中国の反発が怖くてやらなかったこと(ダライとの会見)を首相をやめたらやるってただの無責任野郎だろ。