今日のMSN産経ニュース(7/3分)(追記・訂正あり)

 日付が完全にずれてますが連続更新という形を取りたいので。

(その1)産経抄
産経抄】7月8日
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120708/plc12070803200002-n1.htm

爆殺された父親の張作霖

関東軍(旧日本軍)に爆殺された」と書かない点が田母神のトモダチ・産経らしい。

易幟は張学良が蒋介石の軍門に下り、手を結ぶことを宣言していた。それ以来、この地の中国人による反日運動が強まる。危機感を持った日本の関東軍満州事変を起こすことになるのだ。

蒋介石・張学良への責任転嫁」乙。

まるで中国、台湾の共闘による尖閣攻撃に見える。

見えるんじゃなくて事実共闘だろうに、台湾はどうしても批判したくない産経。


産経抄】7月11日
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120711/ent12071103160001-n1.htm
途中までまあ普通だが、最後が酷い。ブクマでも突っ込まれてるが。

ただ芸名ゆかりの伊勢神宮は来年、20年ごとに社殿を隣に移す式年遷宮を迎える。それを見届けなかったのは心残りだったかもしれない。そう勝手に思っている。

いやそれ何の根拠もないでしょ?


(その2)産経の酷すぎるオピニオン
【主張】集団的自衛権 当たり前のこと決断急げ
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120711/plc12071103200006-n1.htm
いや何を根拠に当たり前と言うんだか。当たり前じゃないから容認されてこなかったんでしょうに。しかし産経に「野田さん、集団的自衛権容認の見解を政府審議会に出させてくれてありがとう」って産経にべた褒めされるほど野田や民主党が酷いとはな。
いつのまにか「政権復帰なう産経」ですよ。


【正論】評論家・木元教子 原子力否定しても何も生まれず
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120711/plc12071103180004-n1.htm
 ブクマもつけましたがこの論説で何が一番酷いかと言ったらこの一文でしょうね。

私は、1998年から3期9年間、内閣府原子力委員会委員を務めていた。

福島原発事故後、原子力推進派の一員だった人物が「反省の言葉もなく」、推進派の一員だったことを公然と認めた上で、「原子力否定からは何も生まれない」とお説教ですよ。まずは真摯な反省があってしかるべきでしょうに。
もちろん「原発推進派」だったことを隠して、中立な第三者のふりをして、こういう「原子力否定からは何も生まれない」という文章を書くのは卑怯ですが、原発推進派だったことを公然と認め、かつ「福島事故には私にも責任があると思う」などといった反省の言葉一つなく、こういう事が言える、言って脱原発派が納得してくれると無邪気に思えるというのは「天然ぼけが酷い」というか、人間として大事な何かが欠落しているとしか思えませんね。卑怯者よりは天然ぼけの方がマシかもしれませんが。
 この文章で「産経文化人」にありがちな下品な罵倒言葉がないことは評価できますがそれ以外は全く評価できないですね。