草加耕助氏に突っ込む(7/5分)(追記・訂正あり)

【追記】
当初はタイトルを「草加耕助というバカ」云々とし、タグもそうしていたのだがいくらむかっ腹がたったとは言えそこまで侮辱的な態度を取るのは大人げないと思い単に「草加耕助氏」と訂正した。



今日はid:noharra先生と同レベルのバカ草加耕助にも突っ込んでみましょう。
旗旗「本日の官邸前行動に警察が強弾圧を予告…だが、したたかに集まろう」
http://bund.jp/modules/wordpress/?p=10062

要するに、左翼がこんな上から目線で大衆を見下している限り、「その『次』」、つまり大衆の怒りや不満は左翼ではなく、今後とも石原や橋下のようなファシストに根こそぎもっていかれますよということです。

草加の言う「上から目線」とは何かと言うと「反原発デモに歴史修正主義右翼が参加し、その歴史修正主義的主張を平然と反原発運動に持ち込むこと」を「差別主義と批判し、そのような差別者とは連帯すべきでない、として彼らの暴挙を容認する自称反原発主義者を非難すること」のようです。
 要するに非常に平たくわかりやすく言えば「ヘイスピなどの問題意識は間違ってる」「針谷某ら極右の存在を認めて何が悪い」ということですね。
 冗談も大概にしてほしいですね。そのような批判をしなければ「サヨが批判しないのだから大した問題じゃないんだ」となり、かえって「石原や橋下のようなファシスト」が力を持つでしょうね。
 そしてその程度の歴史修正主義批判すらできない「反原発運動」などまともな人間は見捨てるでしょう。まあそう言う価値観の人間はなぜか草加においては「大衆」ではなく「大衆とは右翼」で「そうした右翼性に媚びることが大衆性の証明」のようですが。
 ただそう言うことを言ったら「何故脱原発運動だけは歴史修正主義者を包含してもいいほど、それほどすばらしいのか」「大衆性に媚びるんだったら脱原発運動なんか最初からやめたら」と言うことになりかねないと思いますね。
 まあ、自己にとって有利か不利か以前に「筋論」「道義的問題」をそうした「党利党略の問題」「サヨにとって有利か不利かという問題」にしている点で、草加は「論外の存在」ですが既に指摘したように「党利党略という観点」だけで見ても逆効果でしょう。どれほどバカなんですかね、この男は。バカは政治問題に口出すんじゃねえよ。三里塚で「空港二期工事反対運動という無意味なオナニー」でも一生してろ。
そもそも有利不利というならこの男が今も携わってるらしい「空港二期工事反対運動」ほど「今や何の価値もない無意味な運動」もないでしょうに。今時空港二期工事反対運動に賛同する奴がどこにいるんだよ。橋下や石原のような奴は「空港二期工事に反対するとは本当に反対しか能のないバカな人たちですね」というだろうし、支持者も「その通り」というだろうが、「空港二期工事反対派」らしいあんたはそう言う連中にどう応答する気かね?
他にもこの文章には突っ込み所がありますな。

その後の闘争の発展はあったろうかと思います。

「闘争の発展」ねえ。三里塚闘争が途中から、既成左翼(社会党共産党、労組)が手を引き(見限った、捨てたと言ってもいいでしょうか?)、マスコミも全く取りあげなくなり事実上、世間から「極左の暴力運動」と同一視され「闘争が衰退」していった歴史はこの人の脳内には存在しないようです。
埼玉県民の俺が物心ついた1980年代には既に成田闘争など「過去の闘争」でした。
それでも「発展」ですか?
まあ、「闘争の衰退」が脳内にあったとしても、そう言う自分に都合の悪いことは「俺たちを捨てた社会党その他が悪い」、そして「世間が取りあげなくなっても運動はある意味発展している」となるんでしょう。それこそ「上から目線」だと思いますが。そして「社会党その他から見捨てられても」自分は悪くない、見捨てられないために節を曲げるなどということはできなかった、云々というなら、草加が「有利不利を口実に反原発運動へのウヨ受け入れ容認を主張すること」とは話が矛盾してしまうのですが。「世間に受け入れられること」と「筋論」とどっちが大事なんですか、草加先生?

総じて「新しい」を強調するより、私は左翼は原点に立ち返るべきだと思います

 「原点」ってのが右翼に媚びることなんですか?。逆じゃねえの?


【俺が同感するエントリ】

http://d.hatena.ne.jp/dempax/20120712
国立でむぱ研究室櫻分室「首都圏反原発連合は歴史修正主義を容認する集団ではない」
 歴史を歪曲する集団そのものである。

http://beneverba.exblog.jp/m2012-07-01/
aliquis ex vobis『お知らせ:脱原発運動と日の丸・歴史修正主義/これまでの記事の紹介』
 脱原発は可能である。日の丸と歴史修正主義脱原発運動に持ち込むことで、脱原発が可能になるわけでは全くない。そうすることで、脱原発運動がその目標に向かって前進するわけではない。日の丸も歴史修正主義もない脱原発運動を目指すことは可能であるだけではなく、合理的な判断であり、倫理的な義務である。

http://beneverba.exblog.jp/17025071/
aliquis ex vobis「意見:脱原発運動は敵を見誤ってないか――朝日新聞レイシスト肯定記事に」
 いずれにせよ、針谷を受け入れよという時、彼らは脱原発のためならマイノリティはどうでもいいと言っている
(中略)
 そのマキャベリ的な冷酷さ(あるいは鈍感さ)からは、どんな美名も大義も覆いつくせない腐臭がする。
(中略)
 繰り返し確認されるべきなのは、この問題が脱原発運動内部における右翼傾向のある人物と左翼的傾向のある人物のもんちゃくなどでは決してない点だ。冒頭に述べたように、針谷はレイシストであり歴史修正主義者である。他者を排除することを政治的信条とする団体を主催する人物である。それを受け入れる「大同団結」が強要されていることこそが問題なのだ。
 この問題が左右の政治的もんちゃくなどではない理由は、この点にある。既に多くの人が指摘し、私自身も指摘したように、差別に基づく排除を掲げている人物を脱原発運動に招き入れることこそが、分断工作であり運動を弱めるものだ。したがって、「脱原発に右も左もない」「脱原発イデオロギーはない」というスローガンは(先に述べたような意味において)イデオロギーとしての機能を果たしている。
 それはまさしく「左でも右でもない」を自認する人が、自分でそうと知らないままに掲げているイデオロギーである。それは「脱原発に右も左もない」という形のイデオロギー、右のみを包容し、マイノリティと「左翼」と「政治」と見なされるものを排除するイデオロギーであり、「イデオロギーを持ち込むな!」という形をとるイデオロギーだ。
(中略)
 私は原発とは日本の権力構造そのものではないかと考えている。なぜ、(俺の注:岸内閣科技庁長官・原子力委員会委員長、田中内閣通産相・科技庁長官等として、原子力三法、電源三法の実現等に尽力し、原発を推進した)中曽根康弘が未だに詰問されないのか考えてみればいい。なぜ政権与党が変わったのに(俺の注:原発)政策が変わらないのか考えてみればいい。その構造を変えることなしに脱原発は成功するだろうか?
 脱原発運動がこの先どうなるかわからない。しかし、私は今の運動は敵を小さく見積もっているという気がしてならない。杞憂かもしれない。しかし、私たちが、民主的な社会を築くというヴィジョンなしに、脱原発運動のみを続けていて、達成されるほどそれは簡単なものなのだろうか?この問いは、共有されるに足る問いであると信じる。

【追記】

flurry氏のツイッター
ははは。もう知らんがな。>(池田香代子氏)『脱原発杉並 は「日の丸を振る人にも来てほしい」という方針のもと、西尾幹二さんに賛同者になっていただきました。お願いに上がったのは私です。西尾さんとは「新しい歴史教科書」問題で真っ向対立してますが、それと原発は関係ない。教科書問題は別の所でやりあいます』
https://twitter.com/ikeda_kayoko/status/224143759972106240

kats1400‏氏のツイッター
「日の丸を振る人にも来てほしい」を方針化したそうです「脱原発杉並」。よりによって核武装論者の西尾幹二を仲間に。
(中略)
最悪の事態になりつつあるね今。

flurry氏のツイッター
そういえば西尾幹二核武装論者でござった。『日の丸を振る人にも来てほしい』どころか『核武装論者にも来てほしい』だったのか脱原発杉並。何をやりたいのかさっぱりわからぬ。

 「小沢信者」らしい池田氏に期待などしていないがバカが酷すぎるな。
 いやあのな、マジなら終わってるだろ。よりによって公然と西尾幹二と手なんか握ってるんじゃねえよ。しかも西尾から頼んだんじゃなくて池田氏の方から「お願いに上がった」のかよ。さすがに「脱原発派」でもid:kojitaken氏、id:vanacoral氏、id:Apeman氏なんかが聞いたらあきれ果てるんじゃないかな。id:noharra先生や草加耕助先生はバカだから大同団結とか平気でいうんだろうが。
 kojitaken氏は『信頼されている有名人が安易にブログを書く弊害(「池田香代子ブログ」論)』(http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20101102/1288656037)のような物を、id:Apeman氏は「「ヘイトスピーチに反対する会」有志の公開質問状を支持する」(http://d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20110616/p1)のような物をまた書くのであろうか。