「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(1/21分:荒木和博の巻)(追記・訂正あり)

■膨らむ疑問
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/03/post-d979.html
 むしろこちらの方こそ荒木に対して「山梨県警はDNA鑑定を捏造した」だの「小泉訪朝後も拉致があった」だの「耳を疑うようなこと」ばかりいう荒木とそのお仲間「巣くう会」は正気なのかと「疑問が膨らむ」ばかりですね。正気とは思えないが、嘘を嘘と知りながら垂れ流すにしては嘘が非常識すぎて相手がどん引きするだけではないのかと。産経ですらここまで酷い嘘に対してはほとんど報じないわけです。たまにおつきあい程度にしか報じない。

今回調査の過程でお母さんにお聞きして不思議に思ったことがいくつかあります。その一つは失踪後にお母さんが名古屋に行って千種警察に赴いたとき、住んでいた下宿やバイト先に行きたいと言ったところ、応対した男女2人の警察官から止められ、このまま山形に帰るようにと言われたということです。

 まるで下宿先やバイト先に北朝鮮拉致実行犯がいて警察が拉致を隠蔽したかのような荒木の物言いですが、本当なんですかね。何で警察がそんな犯罪隠蔽をしないと行けないのか。大体、犯罪隠蔽をするならもっと巧妙にやるでしょう。
 そもそも下宿先やバイト先に犯人がいたとしてお母さんが会っただけで「この男がうちの子どもを拉致したのよ!」とわかるわけもないでしょう。
 お母さんが子ども(布施範行氏)の突然の失踪に精神的に異常を来していて訳のわからないことを言うので、下宿先やバイト先の方とトラブルを起こしてはまずいと思い「今の精神状態では会わない方がいい」「気持ちが落ち着くまでいったん山形に帰った方がいい」と警官が言ったのをお母さんが変に誤解してるだけというのが一番ありそうな話ではないのか。警官の対応にも問題があったのかもしれませんが、陰謀論は失礼です。
 荒木は山梨県警に対しても山本美保さんの件で誹謗中傷していましたが今度は愛知県警を誹謗ですか?。「逮捕権限を持つ」警察を誹謗して恐怖を感じないとは「俺のバックには政治家がいる」とよほど思い上がってるんでしょう。普通の人間なら名誉毀損で逮捕されると思いますよ。

(注:布施さんが下宿していた)アパートの家主であるY氏は朝鮮総連の幹部

 要するに荒木は『Y氏が拉致に関与した』と印象操作したいのでしょう。「Y氏が総連幹部」が事実だとしてもそんなことだけであらぬ疑いをかけられてはY氏も迷惑です。

 布施範行さんは昭和51年3月に東京にある亜細亜大学*1を卒業しています。住んでいたのは中央線国立駅の近くです。国立の三つ東京寄りが武蔵小金井で、この近くの東京学芸大の学生だった藤田進さんが失踪したのが同年2月です。
 亜細亜大は武蔵小金井の隣りの東小金井とその隣りの武蔵境の中間にあります。そのもう一つ先が三鷹で、政府認定拉致被害者である久米裕さんは三鷹市役所のガードマンでした。拉致されたのは昭和52年の9月です。また中央線沿いではありませんが三鷹市の南、調布市にある電気通信大学*2の学生だった高野清文さんが神津島で失踪したのが昭和51年7月です。布施さん、藤田さん、高野さん、そして久米さんがそれぞれ同時期に極めて近い範囲にいたのは果たして偶然でしょうか。

果たして近いんですかね、これ。近くないと思いますが近いとしてもこんなことではね。「偶然でしょうか?」と荒木に聞かれても「偶然じゃないの?」としか言いようがない。
布施さんの場合、「場所が近い」と荒木が言う「場所」は、失踪場所(勤務していた企業があった名古屋)でなくて「大学生時代の下宿場所」ですから無理矢理こじつけてるようにしか見えません。
それに「場所が近い」という荒木の言い分を認めても、何の接点もないのでは「北朝鮮拉致」云々以前に「同一人物の犯行による失踪」かどうかすら疑問です。

布施さんが失踪したのは名古屋ですが、山形出身の人がなぜ名古屋の会社に就職したのかも不明

 いや、仮に不明だとしても拉致認定する理由にならないでしょ、それ。名古屋での就職まで「北朝鮮の工作」とでも言う気でしょうか。だったら就職させてから拉致しないでとっとと拉致するんじゃないの?
 そもそも「山形出身の人が名古屋に就職すること」がそんなに変ですか?。「名古屋が好きだから名古屋で就職した」「結婚を前提に当時つきあっていた女性が名古屋の人だった」「別に名古屋に就職したかったわけではないが、自分の希望に合うちょうどいい会社が名古屋にあった」、いろいろ理由はありうるでしょう。
 そして「お母さんは布施さんから就職理由について何も聞かなかった」んですか?。お母さんとの間に「山形へ戻って地元で就職してくれればありがたいのに」とか「何で名古屋に就職したの?」とか会話はなかったんでしょうか?
 当時、よほどお母さんと布施さんは仲が悪かったんでしょうか?


■政府主催海外啓発行事への参加について
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/03/post-9e15.html
 荒木曰く「偽ドル札製造のために日本人印刷工を拉致した疑惑が出てきた」そうですがどうなんですかね?。今まで日本政府によってそんな拉致認定は勿論されてないわけです。もちろん俺も否定するだけの根拠もないので現時点では否定はしませんが荒木一派は平気でデタラメなことを言うのでうかつに信用できません。

印刷関係者の拉致については(中略)手嶋龍一・元NHKワシントン特派員の著書『ウルトラ・ダラー*3にも書かれています。

・ただし、この手嶋本、出版は2007年と今から6年も前です。にもかかわらず当時は大して騒ぎもしなかった荒木一派が今頃「印刷工拉致疑惑」など持ち出すのはいかなる事なのか?。「小泉訪朝から10年がたち追い込まれた荒木一派」が何でもかんでも北朝鮮叩きに使えそうな物を持ち出してるようにしか見えませんが。
・しかも荒木のこの書き方だと、手嶋本は「ノンフィクション」「ドキュメンタリー」のようですが実は小説です。つまり「おもしろさ追求のため虚構を書いた」可能性があるわけです。小説を「印刷工拉致疑惑」の根拠に持ち出すとは荒木もいい度胸です。
・しかし手嶋氏ってどういう方なんですかね。荒木のような極右でなければよろしいのだが。


■ご都合
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/03/post-e4ab-1.html
 いわゆる政府の拉致三条件(「失踪者が北朝鮮にいること」「北朝鮮にいるのが自己の意思でないこと」「北朝鮮に連行したのが私人ではなく政府機関であること」の3つが確実でない限り拉致認定しない)が気にくわないという荒木。
 しかしならば荒木はどんな要件を考えているのかまともに説明しないから呆れます。少なくとも「失踪者が北朝鮮にいること」は外せないでしょうが、それすら不要と考えるらしいから呆れます。そんな怪しい代物を拉致認定してどうするのか。こんな荒木に荷担する有田芳生には心底呆れます。

古川了子さんは安明進氏の目撃証言があり

 安が後に覚醒剤の使用で逮捕され、「覚醒剤を買う金欲しさにあることないこと言った」と自白してることは少し調べればわかります。要するに安証言など今や信用するに足りません。

「拉致認定」が恣意的に決められているのだとすれば、この状態の責任は誰がとるのでしょうか。

 拉致認定を恣意的に決めてるのは政府よりもむしろ荒木ら巣くう会でしょうに。荒木ら巣くう会一派の『「拉致認定」が恣意的に決められているのだとすれば、この状態の責任は誰がとるのでしょうか』?。荒木ですか?。西岡力ですか?。島田洋一ですか?
 ま、荒木ら巣くう会一派は詭弁はいて責任取らないことはよくわかりますが。北朝鮮罵倒のためなら「北朝鮮拉致か怪しい失踪者を拉致だと言って失踪者家族に迷惑かけても恥じない」とはどれほど荒木ら巣くう会一派の人間性は腐ってるんでしょうか。


■1万キロ現地調査第14回報告
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/03/114-972e.html
 すでに『1万キロ現地調査第14回終了』(http://araki.way-nifty.com/araki/2013/03/114-f425.html)で言いたいことは全部一通り書いたのだろう、『4月6日』(http://araki.way-nifty.com/araki/2013/03/46-ed5f.htm)なんて『1万キロ現地調査第14回』と全く関係ないエントリを書いてるからと思いきや、まだ書き足りなかったようです。当然ながら、内容的にはかなり『1万キロ現地調査第14回終了』(http://araki.way-nifty.com/araki/2013/03/114-f425.html)とかぶってるようですね。

 紀子さん(身長約161cm)が運転するときのシートポジションがいつもより後ろに下げてあり、父・泰晴さん(身長168.5cm)がそのままのポジションで違和感なく運転できたこと。

 ま、彼女とは別の人間が運転したって事でしょうね。で、当然その運転した人間が「失踪に関与してる」と思うのが普通です。で、警察は『取材で知り合った尾鷲市在住のA氏』とやらをおそらく「運転した人物」「失踪に関与した人物」と見なし、逮捕、起訴したものの有罪に出来なかったわけです。

支援者の調査で津市内の繁華街にあった飲食店に由美さんが通っていたことが判明したが、辻出紀子さんもこの店舗を取材で訪れていたことも判明した。

 くだらないですね。そんなのが接点になるんでしょうか?。辻出紀子さんは「雑誌記者」なんだから取材でいろいろ行くでしょう。でその取材先の一つに「大政由美さん行きつけの飲食店」があったら何がどうだと言うんでしょうか?。普通なら「偶然の一致」で片付く話です。

安西正博さん
失踪日:平成8 (1996)年4月14日
勤務していた会社*4の関連会社が安西さん失踪当時北朝鮮からの研修生を受け入れていた

「へえ、まだ1996年当時ってそういうこと(北朝鮮から日本企業への研修)ができた時代だったんだ」ってのが正直、意外です。まあ、それはともかく「その研修生と安西さん」に何か接点があるのならともかくこの程度で拉致だ何だと言えると本気で思ってるならただのバカです。

当時、安西さんが居住していた会社寮の建物は当時のままであったが、内部は現在介護施設となっていた。

 そりゃ何年も経ってるんだから当たり前。現地調査などしたところで今更わかることはないでしょう。「会社寮が介護施設に変わってしまった」安西さんのケースはわかりやすい例ですが他のケースだって「何年も立てば状況は変わる」わけです。失踪当時のままの訳がない。


■4月6日
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/03/46-ed5f.html

現在の(1)警察による捜査、(2)内閣による拉致認定、(3)外務省による交渉、というやり方が救出には全くと言って良い程効果を挙げておらず、今後も挙げられる可能性がほとんどない

 そもそも「(3)外務省による交渉」は荒木ら巣くう会一派が「経済制裁すれば向こうが折れてくる」と言い続けたせいで小泉第二次訪朝で「蓮池さんら5人の帰国拉致被害者の家族の日本帰国」という成果を上げた後は事実上、何もやってません。だから成果は当然上がらない。何も外交をやってないのに、そしてそれは「交渉など必要ない、経済制裁さえすればいい、制裁に根を上げて北朝鮮が日本の言い分を丸呑みして屈服する」という荒木ら巣くう会のせいなのに「外務省のせい」に出来る荒木の恥知らずさには心底呆れます。制裁などせず、外交を着実に進めれば拉致が解決した可能性は充分あったと思います。
 こんな荒木ら巣くう会を支持し、荒木らを批判した蓮池透氏を除名した家族会にも心底呆れます。

私たち自身もこれまでやってきたやり方を全面的に見直すため、関係者によって忌憚のない議論を行うことを目的

 嘘も大概にして欲しい。「忌憚のない意見」として「制裁解除もタブー視すべきでない」「拉致が解決しさえすれば北朝鮮を経済支援してもいい。我々家族会や巣くう会の目的は拉致解決であり、それ以外の何物でもない」「目的は北朝鮮打倒でも北朝鮮民主化でも何でもないはず」と言った人間・蓮池透氏に北朝鮮シンパのレッテル貼って家族会から追放した人間の一人・荒木がよく言う。
 誰かが「じゃあ蓮池さんの言うように制裁路線を見直そう」といったら「何馬鹿なことを言ってるのか」なんて切り捨てずに耳を傾けるのか?。ま、巣くう会はゴロツキ右翼の巣窟なのでそういう意見は出ないのだろうが。

ただし現時点では「認定」を後回しにしたとして、では代わりに何を目標にするかという明確な方針には辿り着いていません。

 荒木も「拉致認定しろ、しろ」言っても政府がこれ以上拉致認定することはまずあり得ない、たとえあったとしても特定失踪者まで拉致認定して大幅に認定拉致被害者数を増やし、現状の2倍だの3倍だの、認定数が100人越えるだの大幅増加することはあり得ないと自覚しているらしい。

ちなみに今日(23日土曜日)夕方のTBS系「報道特集」では一時期大きな話題を呼んだ平壌市民210万人のデータについて報道されますが、このような重要な情報についても政府はどの機関がどの程度精査したのか、全く分かりません。

 調査した結果、「現時点では使い道がない」と判断したんでしょう。「報道特集」がどんな報道をするのかわかりませんが荒木が事前に報道を知ってると言うことは荒木を専門家扱いして、あることないこと(あるいはないことないこと)流すんでしょうか?。もしそうならお話になりませんね。
 TBSは報道特集打ち切ってアニメの再放送(例:鋼の錬金術師)でもやれよ。
 裏番組のNHK「海外ネットワーク」で海外ニュースでも見た方がよほど為になるでしょう。他にも日テレ「名探偵コナン」「満天☆青空レストラン」、フジ「ミュージックフェア」「もしもツアーズ」、テレ朝「人生の楽園」、テレ東「釣りロマンを求めて」などの裏番組があります。

脱北者情報などは「確証がない」とか言って相手にせずでは何も前に動きません

 確証がないんだから仕方がないだろ。外国(北朝鮮)の情報が簡単にとれるわけもないし。

特定失踪者のご家族やしおかぜネットワーク参加組織の方以外でご意見のある方がありましたらお寄せ下さい。必要と思われるものは6日の懇談会ないしその後の調査会理事会で取り上げさせていただきます

 「経済制裁をやめるべきだと思います」なんて自分に都合の悪い意見は「必要ない」の一言で切り捨てるんだろ?。本当にお前らってくだらないな。生きてて恥ずかしくないのか?。お前らみたいなゲスは「死ねばいいのに」。


■1万キロ現地調査第14回終了
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/03/114-f425.html

あらためて報告しますがやはり「事件は現場で起きている」で、行ってみて分かったことが色々ありました。例えば大政由美さんと辻出紀子さんは大政さんの三重大学時代1年間同じ津市におられたこと*5が明らかになり、同じところに行ったことも確認されています。時期が異なりますし、おそらく二人に面識はなかったと思います。

 ばかばかしいですね。まず第一にこんな事(二人とも津市に住んでいたことがある)は現地調査なんかしなくてもわかることでしょう。第二に「時期が異なる」し「面識がない」のなら単なる偶然ではないのか。「二人に面識があった」とか「面識はないが共通の知人がいた」とか何らかの接点があるのならともかくそんな接点はない(少なくとも荒木らはそうした接点をつかんでいない)のに何故「偶然ではない」と荒木は言えるのか?
 第三に「同じところに行ったこと」の「同じ所」とは具体的に何なのか?
 たとえば「大政さんも辻出さんも三重県の映画館Aに行ってBという映画を見ている」「Bは上映する映画館が少ない作品だった」としましょう。それからわかるのは「大政さんも辻出さんもBを見るために必死になってBを上映している映画館を探すほどの映画好き」ってことだけでしょう。
 「面識はなかったが大政さんも辻出さんもどちらも映画愛好家サークルCに入ってる」とか「Bを二人が見るキッカケは共通の知人Dにすすめられたから」などといった特殊事情がなければそんなことは何の接点にもなりません。荒木が「同じところに行ったこと」と曖昧に表現し「三重県の映画館A」のようにはっきり言わないのは「場所がどこか、はっきり言うと『ただの偶然だろ?』と反論されると荒木本人も自覚しているから」でしょう。

また大政さんの失踪は韓国慶州なのですが、大政さんについては三重大学在学中に目を付けられた可能性もあります。

「拉致だったら三重大学生時代に目をつけられてたんじゃないか」なんてのは誰だって思いつくことです。そもそも「1991年」という失踪時期からして、拉致の疑いは低いでしょうし、百歩譲って拉致だとして荒木の言う「三重大学時代」云々というのは具体的根拠のある話では全くないでしょう。


■明日から愛知・三重現地調査
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/03/post-8799.html

辻出紀子
失踪日:1998(平成10)年11月24日

 「1990年代後半」という失踪時期から考えて拉致ではないでしょう。政府認定拉致も全て1970年代失踪だったと思います。
 1988年には政府が北朝鮮拉致疑惑を公式に認めた「橋本質問への梶山、宇野答弁」があります。個人的には1988年以降の失踪は拉致の可能性はまずないと思います。
また1996年、1997年には

1996年10月号で朝日放送・石高健次の書いた「めぐみさん拉致疑惑」記事が「現代コリア」に掲載された。このことが発端になり、1997年2月に「アエラ」「産経新聞」などでめぐみさん拉致疑惑がとりあげられた。
1997年3月25日に「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」が結成される(ウィキペディア横田早紀江」参照)

んですから、なおさら1998年に拉致なんかやらないでしょう。これらの報道を受けて1997年には橋本敦共産党参院議員(当時)が、1998年には木島日出夫・共産党衆院議員(当時)が拉致問題の質問をします。橋本、木島質問については『共産党の「北朝鮮拉致問題追及」のすばらしさをしんぶん赤旗で学ぼう』(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20071015/1307052595)で紹介しましたが改めて後で紹介します。
1999年には『めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる』(横田早紀江著、草思社)という本も出ます。大体、小泉訪朝が2002年であることを考えればそのわずか4年前に拉致があったと考えるのは馬鹿げています。まあ、荒木一派は「小泉訪朝後も拉致があった」と言うほどのバカですが。

参考(橋本、木島質問やその背景にあっためぐみさん拉致疑惑報道について)

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik2/2003-09-17/00_01.html
■フジテレビ12日夜放映「完全再現!北朝鮮拉致“25年目の真実”」
「ノンフィクションドラマ」をうたった番組は日本共産党にかんする事実をどう偽ったか、より一部引用
 日本共産党は、日本政府に初めて北朝鮮拉致疑惑を認めさせた橋本質問のあとも、事態の解明をすすめない警察にきぜんとした捜査を求めた諌山博参院議員の質問(九〇年六月、参院地方行政委員会)、横田めぐみさん事件をとりあげた橋本議員の質問(九七年六月、参院法務委員会)、拉致をめぐる日朝交渉の現状をただした木島日出夫衆院議員の質問(九八年三月、衆院法務委員会)などを繰り返しおこなってきています。兵本氏も九八年に除名されるまでは、橋本議員の秘書として拉致疑惑解明の一端をになっていたのです。
 兵本氏が拉致問題に一人で取り組んだかのように描き、日本共産党はそれを妨害しているだけのように描くことは、真実をまったく歪曲するものです。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik/2002-11-17/08_0401.html
■「拉致調査妨害」など事実無根 ――日本共産党国会議員団はこの問題にどう取り組んだか
参議院議員 橋本敦、より一部引用
 (注:「梶山・宇野答弁」により政府が拉致を公式に認めるきっかけとなった橋本質問があった)一九八八年以後、拉致疑惑の解明問題が大きく動いたのは、横田めぐみさんの件が大きく明るみに出た一九九七年になってのことであった。
 横田さんご夫妻は、熟慮の上、実名で救出運動に立ち上がることを決意され、同年二月には朝日放送産経新聞・『アエラ』なども横田めぐみさん拉致事件を初めて実名で報道し、三月二十五日には「『北朝鮮による拉致』被害者家族連絡会」も結成されるに至った。
 このような被害者家族の皆さんの切実な要求実現を支援するために、私は政府に対して拉致疑惑解明にいっそうの努力を求めて、さらに質問する必要があると考え、同年六月五日、参議院法務委員会で質問に立った。
 「初めて耳にした娘の消息に私の体はショックと驚きで震えました。議員会館のある永田町に向かう途中、次第に娘は生きていたという喜びが湧き上がってきました。一刻も早くめぐみを救出できるなら自分の命さえも惜しいとは思いません。代われるものなら代わってやりたいと思うのは、子を持つ親なら誰でも同じではないでしょうか」という『文藝春秋』誌に寄せた横田滋さんの文章を引きながら、政府として「関係閣僚会議、そのもとで必要な対策室を設けるなど」して、早急に必要な総合的統一的体制を作って疑惑解明に積極的に取り組むよう強く要求した。
 さらに同年十一月十三日、私は、法務委員会において質問に立ち、いっそうの事件解明に努力するとともに、家族の皆さんに可能な限りの情報を提供することを、政府に約束させた。私は、その後、九八年四月七日にも、政府に対して、拉致事件の徹底的な解明を求める質問を行った。
 拉致疑惑解明は、私一人ではなく、議員団として取り組んでいたので、私のほかに、諌山博参議院議員が一九九〇年六月二十五日、同院地方行政委員会で、さらに九八年三月十一日、木島日出夫衆議院議員が同院法務委員会で、それぞれ私とも緊密に連絡しつつ質問に立って、政府に対し、疑惑の解明と外交的努力を強く求めている。
 木島議員はその質問で、一九九七年八月に行われた日朝国交正常化に向けての審議官級の予備交渉と、それに続いて行われた日朝間の赤十字連絡会議の状況について質したが、政府の答弁は、北朝鮮側は拉致の事実はないと言い、与党訪朝団の訪問を受けて、「一般の行方不明者として調査する」と言うのみで、まったく具体的な進展がなかったことを示した。そのため木島議員は、「もっと毅然たる態度で交渉に臨んでほしい」と強く要望した。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik/2002-11-18/04_0401.html
拉致問題、88年以来、質問を積み重ね解決の道開いた日本共産党国会議員団
対談:橋本敦前参院議員×木島日出夫衆院議員、より一部引用
インタビュアー「木島さんの質問は、九八年三月でしたね。」
木島「参議院の橋本さんがもう十年も前に徹底してこの問題をとりあげて、日本共産党の議員団として、北朝鮮による拉致の疑いを浮き彫りにしていたのを、私も確信にしていました。そのうえで、これら一連の事件についてかなり深く調べ上げました。」

話が脱線しましたが話を荒木のエントリに戻しましょう。

 前日までタイに旅行に行っており、帰国したばかりだった。失踪の直前、取材で知り合った尾鷲市在住の男性から数度本人に電話があり、その男性と駐車場で待ち合わせをしたと推測されている。同男性によれば、「自分の車の中で取材の件で辻出さんと1時間ほど話をして、別の海岸に近いところで辻出さんを降ろした」というものだった。三重県警は、同男性を被疑者として別件(別の女性の拉致監禁容疑)で逮捕したものの、裁判で無罪となった。

・荒木の文章も実にわかりづらい文章です。
 まず第一に「別件で逮捕」「しかし裁判で無罪」と荒木は書いていますが結局「本件」である辻出さん失踪では逮捕、起訴はされたんでしょうか。
 この書き方では
A「別件で逮捕起訴したものの、本件である辻出さん失踪事件ではついに起訴できず、起訴した別件事件も無罪となった(つまり完全な無罪)」
B「別件で逮捕起訴し、本件でも逮捕起訴したが本件でも別件でも無罪(これまた完全な無罪)」
C「本件で起訴したものの無罪となったが別件では有罪となった(つまり辻出さん事件のみ無罪)」のどれなのかわかりません。「本件で処罰できなかったこと」しかわからない。
 また別件が冤罪事件でよくある「拘留中の自白強要をねらった、こじつけによる逮捕」なのか、別件は「拉致監禁と疑われても仕方ない行為だった」のかもわかりません。別件が「拉致監禁と疑われても仕方ない」のなら逮捕は当然ですし、その場合、本件である辻出さん事件での追及も違法ではありません。別に拉致監禁をやらかした疑いのある人間なら「辻出さんもこの男が拉致したのでは」と考えるのは自然でしょう。
 別件と本件に関連性がある場合は、別件逮捕は違法ではないというのが確か通説・判例です。問題は「本件と全く関係ない別件(辻出さん失踪事件の場合だと寸借詐欺とか無銭飲食とか)で逮捕して本件を追及すること」ですので。
 荒木は故意に曖昧に書いてるのかと疑いたくなります。
・それはともかく荒木はこの男性についてどう考えてるんでしょうか。
1「この男性こそが北朝鮮工作員の一味」*6
2「この男性は事件と無関係で、別に北朝鮮工作員が拉致した」のどちらかでしょうがどっちなんですかね。なお、1)だなんて言ったら正直、名誉毀損で訴えられても文句は言えないでしょうね。その場合、荒木が裁判に負けるでしょう。荒木曰く「無罪判決が出ている」わけですから。
 2)だとして「犯罪捜査のプロ」警察が必死の捜査をしても「この男性以外被疑者が浮かび上がらなかった」のに何故「犯罪捜査の素人」荒木は北朝鮮拉致と言えるのか、と普通は思いますよね。ま、荒木が口から出任せほざく男だってだけの話ですが。ご家族も「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」「とにかく世間に娘のことを注目して欲しい」と思ってるだけでさすがに「間違いなく北朝鮮拉致だ」なんて思ってないでしょう。ま、ご家族の気持ちはわかりますが荒木のデマ垂れ流しに荷担する行為には賛同できません。
 しかし俺だったら「検察が起訴したんだからあいつが犯人じゃないのか!。他に被疑者はおらんかったんやろ。裁判所が無能なのと違うか?。俺があいつを締め上げたる。半殺しの目に遭わせて娘の居場所を吐かせたる。犯罪者が無罪放免なんて許せるか!」とかなりそうです*7が、ご家族はどうも違うようです。いや締め上げたらまずいですけどね*8。裁判の結果、「一点の曇りもなく真っ白」となったのか?
 ちなみに辻出さんの名前でネット検索をかけたところいくつか興味深い記事が見つかったので紹介しましょう。


毎日新聞『忘れない:雑誌記者・辻出紀子さん不明から14年 情報提供呼びかけチラシ配布』
http://mainichi.jp/feature/news/20121124org00m040999000c.html
産経新聞『「私をさがして」三重の女性記者不明から14年 情報、今年まだ1件』
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/121125/waf12112510180010-n1.htm
 毎日は北朝鮮拉致だなんて勿論書いていませんが、産経も地方版の記事だからか「何らかの犯罪に巻き込まれた疑いがある」とは書いても、「北朝鮮拉致」の言葉は一回も出てきません。まあ、まともな人間なら産経記者でも「これは北朝鮮拉致かもしれない」なんて恥ずかしくて書けないでしょう。

http://www.logsoku.com/r/news4vip/1290276434/
辻出紀子さん失踪事件
渡鹿野島(売春島として有名らしい)の人身売買を調べて行方不明に。

 まあ、明らかに怪しいネタなので、ご家族の心情も考え、これ以上は引用しませんが、三重県のローカル雑誌の記者だった彼女が「三重県の恥部」といわれる通称・売春島(渡鹿野島)の取材をしてヤクザとか危ない連中とトラブって、危害を加えられたんじゃないかという話ですね。渡鹿野島がどういう島なのかは、ウィキペ「渡鹿野島」を読めばわかるでしょう。今は交通の便が悪いので昔と違って島での売春産業は廃れてる、そんな田舎の島に行くくらいなら都市部のその種の店に行くという話もあるようですが俺も島に行ったことは勿論ないし、勿論島民でもないし、調べた訳じゃないので真偽はわかりません。
 いずれにせよ荒木の言う北朝鮮拉致なんて話より「雑誌記者として取材中に取材相手の誰かとトラブった」と考える方がよほど自然でしょう。

大政由美
失踪状況:慶州ユースホステルにチェックインし、翌朝10時に荷物を置いたまま外出し、その後消息不明。現地、慶州警察署で捜索。

 不慣れな外国(韓国)で一般の犯罪に巻き込まれただけじゃないんですかね。北朝鮮拉致だという根拠は何でしょうか?

辻與一
失踪状況:勤務校では同和地区の生徒の指導を担当。下宿で洗濯機を回している時、生徒に呼び出され出て行き、白い車に乗せられて行った。部屋には朝鮮関係の本がたくさんあった。

 誰しも思うのは「呼び出した生徒」「白い車」の方面から捜査がなされたのではないのか、その結果はどうだったのかと言うことでしょうね。
 なお、朝鮮関係の本があったらどうだというんでしょうか。今はともかく、辻氏失踪当時は在日差別が酷かったでしょうし、「同和地区の生徒指導」に取り組むような人なら「人権問題に興味があって、朝鮮関係の本もいくつか読んでた」としても不思議はないでしょう。でそんなことが北朝鮮拉致疑惑を騒ぐ根拠になるわけもない。


国民新聞
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/03/post-6855.html
 荒木が国民新聞なる右翼新聞(http://www.kokuminshimbun.com/index.html)に掲載したコラムの紹介です。
 この新聞が何がものすごいってウィキペ『国民新聞』によればペマ・ギャルボが大騒ぎしてる中国を誹謗する怪文書『日本解放第二期工作要綱』を1972年に初めて掲載したのがここです。要するに産経新聞なんか目じゃないほどの極右なわけです。そういうところにコラムを平気で書くんだから荒木はまともじゃありません。
 なお、ここは「徳富蘇峰国民新聞」と関係があるかのようなことを言っていますがはっきり言ってデマです。というのもウィキペ「国民新聞」に書いてありますが、「都新聞」と蘇峰の創刊した「国民新聞」が戦争中に合併してできたのが実は今の東京新聞だからです。何で東京新聞という正当後継者がいるのに勝手に蘇峰の後継者を名乗れるのか?。蘇峰の名前にすがる権威主義というか何というか。
 それはともかく荒木のコラムのタイトルもすごい。
 『北朝鮮解放は我が国の歴史的使命』だそうです。「拉致問題解決」じゃない。そして荒木の言う解放とは要するに「北朝鮮政権転覆」のわけです。そういうことを拉致被害者関係団体「巣くう会」の幹部・荒木が言うことは明らかに、北朝鮮の反発を買い「拉致被害者北朝鮮に今も居るとしてですが)」「日本人妻」「ヘギョンさんや寺越武志さん」の命を危機にさらしかねませんが荒木にとって一番大事なことは「北朝鮮打倒」なんでしょう。ハト派の俺はそういう打倒論を支持しませんがタカ派・荒木がそう主張したければすればいいでしょう。
 ただしそれならば荒木は「巣くう会」運動に関わるのはやめるべきです。「巣くう会」とは蓮池透氏が主張してきたように「本来拉致被害者救出が最優先の団体であり、そのためなら太陽政策も容認する団体のはずだから」です。巣くう会が制裁路線を取るとしてもそれは拉致解決が目的であり、したがって拉致解決に役立つのであれば太陽政策もあり得るわけです。
 蓮池さんが荒木一派に疑念を抱き批判を始めるのも当然でしょう。むしろ蓮池さんを裏切り者扱いし家族会から除名した「家族会の三悪人」「家族会の三バカ」(飯塚繁雄会長、有本明弘副会長、増元照明事務局長)と彼ら「三バカ」「三悪人」の暴走を許す横田夫妻らの脳みそが理解できません。


金正恩の強硬姿勢は内政危機の表れ
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/03/post-0f59.html
 荒木は北朝鮮崩壊論・危機論しか言わない男なので信用するのは馬鹿げています。「金日成死去で北朝鮮崩壊(勿論崩壊せず)」「日本の経済制裁北朝鮮崩壊(小泉訪朝後10年やっても崩壊せず)」と言い続けた狼少年が荒木です。

日経ビジネスオンラインにインタビュー記事(http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130311/244800/?rt=nocnt)が掲載されました。

 以前も別の件で日経ビジネスには突っ込みましたが、あそこは極右雑誌なんですかね。ビジネス誌が非常識な極右って読めばかえって有害でしょうね。なお、あえて詳細なコメントはしませんが、過去にも日経ビジネスは荒木にインタビューしておりそれも酷いです。
日経ビジネス「韓国の反日はどこへ行くのか」(http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20120827/236008/)ですからね。「慰安婦否定論者の荒木にこんな事を聞けば」街宣右翼のように日本は少しも悪くないと強弁するだけでしょう。「例の慰安婦否定広告に賛同した」荒木やそんな荒木に日韓関係についてインタビューして恥じない日経ビジネスのような存在こそが「韓国の反日」を産んでるのですが。


 さて荒木のインタビュー記事「金正恩の強硬姿勢は内政危機の表れ」に突っ込んでみましょう。

例えば金正恩第1書記に対するテロが起きて、政権の中枢が崩壊するかもしれません。

まあ、根拠なんかないでしょう。そうなってほしいという荒木の願望でしょう。しかしそうなった場合「アウンサン暗殺後のビルマ」「サダト暗殺後のエジプト」のように「後に残った人々がうまく回していく」可能性もありますが、「国自体が危なくなる(内戦など)」可能性も当然ありますし、荒木が望んでるのは明らかに「北朝鮮崩壊」でしょう。
ただしあの国には「日本人妻」「ヘギョンさん」「寺越武志さん」といった日本人同胞が居るわけで国内が混乱したら彼らが死にかねません。そうなっても構わないとは荒木はどれほどゲスなんでしょうか。そしてそう非難されたくないからと言うのもあってか荒木は「混乱時には自衛隊で救出」なんて言うわけですが無理でしょうよ。

「対南武力統一」の方針は一切放棄していません。

 そりゃ「建前では放棄していない」んでしょう。建前の上でも放棄したらいいと俺は思いますがそれはさておき。本音の世界でも放棄していないと思うのはただのバカか「北朝鮮批判のためなら平気でウソを垂れ流す」嘘つきか、どちらかでしょう。

ただ、北朝鮮の人民軍が韓国を全面占領することは不可能ですから、韓国内の親北勢力を動かして宥和政策を拡大させ、実質的に朝鮮半島全体を自らの意のままに動かすということでしょう。

 宥和政策論者はハト派なだけで「北朝鮮主導の統一」なんか望んでる人間なんかほとんどいないでしょう。荒木とは本当に非常識な男です。

インタビュアー:金正恩氏は権力基盤を確立できていないのでしょうか?
荒木:できていません。

 勿論何の根拠もないでしょう。さすが「金日成死後、北朝鮮は急速に崩壊」「日本の経済制裁北朝鮮は急速に崩壊」とデマ吹いただけのことはあります。「金日成死後、北朝鮮は急速に崩壊」「日本の経済制裁北朝鮮は急速に崩壊」などの荒木のデマの方こそが「急速に崩壊」したわけです。
 まともな人間なら過去に酷いデマを吐いたらそれを恥じて姿を消すでしょうが荒木は消さないし、日経ビジネスもそんなバカにインタビューするんだからどうしようもありません。荒木なんかとつきあえる家族会は全く理解ができません。 

インタビュアー:「体制を揺るがす動き」にはどんな可能性があるでしょう。
荒木:例えば外国による介入です。中国かもしれないし、アメリカかもしれない。もしかしたら日本かもしれません。

 荒木の言う介入とは何でしょうか。もし「軍事介入」を意味しているとしたらよくもまあ「もしかしたら日本かもしれません」なんて馬鹿なことが言えるもんです。憲法違反じゃないですか。

 かつて韓国で朴正煕大統領が側近の金載圭・中央情報部長に殺されました。あの時、金載圭氏は「アメリカが自分に味方する」と勘違いしていたようです。
 彼は情報機関のトップだから、当時の韓国の民情をよく理解していた。「朴正煕離れ」がかなり進んでいると。そんな時にカウンターパートである米CIAの人間がやってきて、いろいろ耳打ちしていった。それを受けて「自分が事を起こせばアメリカが支援してくれる」と思った。

 荒木発言はどう見ても「CIAが金に朴暗殺をそそのかした(当時のカーター政権の陰謀か、それともCIAの暴走かどうかはともかく)」と言ってるようにしか見えませんが正気なんでしょうか。証拠があるのか?。こんなアホなことを言う荒木もバカなら、記事にする日経ビジネスもバカです。

 実は北朝鮮が中国のメンツをつぶしたのは、これが初めてではありません。2000年に米国のオルブライト国務長官平壌を訪れた時もそうでした。あの年はちょうど朝鮮戦争の開戦50周年で、中国の遅浩田・国防大臣が先に来ていたのです。にもかかわらず、金正日氏はオルブライト長官に先に会った。
 朝鮮戦争において、中国軍は北朝鮮を助けた味方です。アメリカ軍は敵です。なのに、中国の国防大臣をほったらかしにして、敵の国務長官を大歓迎した。中国側は、恐らく本当に頭にきたと思いますよ。
 あのとき北朝鮮は、アメリカとくっつけば中国にうるさいことを言われなくなると思っていたのだと思います。しかし、話はそううまくは進まなかった。大統領選挙でブッシュ氏が勝利し、政権が移りました。そのブッシュ政権は9.11テロの影響もあって、北朝鮮向けの政策をぱたっと転換してしまった。
 アメリカには見放された。いまさら中国にもいけない。それが、2002年の日朝首脳会談につながっているのです。

・ま、この荒木発言がどこまで信用できるかは疑問です。荒木は北朝鮮崩壊論を言うしか能のない男ですから。
・それにこの荒木発言が事実なら「日本がうまく交渉すればいくらでも北朝鮮からいろいろ引っ張れた」ということなんじゃないんですか?。にもかかわらず交渉を否定する荒木には心底呆れます。

インタビュアー:小泉首相は利用されただけという感じですね。
荒木:そうですね。でも、北朝鮮に拉致を認めさせる、という進展はありました。

 インタビュアーといい、荒木といい「拉致被害者帰国」を全く評価していないらしいのには呆れます。どこが「利用されただけ」なんですか?


■第二次人権救済申立で補充申立
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/03/post-8ec2.html
 「特定失踪者を拉致と政府が認定しないのは人権侵害だから日弁連に救済を申し立てる」ってばかばかしくて話にならないですね。こんなアホな代物は日弁連もまともに相手をしないとは信じてますが。しかし「過労死問題の草分けの一人」という偉業を持ちながらこんなバカをやらかして恥じない川人博は心の底から軽蔑しますね。どうすれば川人のような酷い落ちぶれ方をできるのか川人本人に是非教えて欲しいもんです(皮肉)。そして川人の周囲には奴を批判する人間は一人もいないんでしょうか?。「おだてる取り巻きしか居ない」「苦言を呈してくれる真の友人は皆、『苦言を無視する』川人に呆れて去っていった」んでしょうか?


■訃報(山田ゆり様)
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/03/post-0d8a.html

特定失踪者山田建治さんのお母様である山田ゆり様が9日逝去されました。88歳でした。

 ま、特定失踪者なんて拉致じゃないですから。そして荒木ら巣くう会一派も特定失踪者どころか「政府認定拉致」すら解決する気は全くないでしょう。
 こういうようにご家族から死者が出たら「北朝鮮のせいだ」と叩きネタにするゲスが荒木一派です。
 「かわいそう、無念だったろう」などといいながら「死んでくれてありがとう、北朝鮮叩きネタにできる」と内心では喜んでるであろう連中が荒木一派です。全くもって人間のくずですね。


■特別指導班
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/03/post-9681.html
 くだらないですね。新設されたという「警察庁特別指導班」が「各都道府県警」に何をどう「特別に指導すれば拉致問題の解決が進む」んでしょうか?
 「特別指導班」の「特別指導」とはどんな代物で、指導班の面子はどういう理由で選出されるんでしょうか?
 ということをまともに聞かれたらおそらく警察も古屋国家公安委員長もまともには答えられないでしょう。産経や巣くう会一派だってまともには答えられないでしょう。

「特別指導班」にはぜひ山本美保さんに関わるDNAデータ偽造事件についても調べてもらいたいものです。

 荒木もいつまでデマで美保さんのご家族に「偽りの希望」を抱かせ、山梨県警を誹謗し続ければ気が済むのか?。しかしバックに安倍晋三がいると、荒木のように警察に向かって明らかなデマ中傷をしても逮捕されないんですね。俺が同じこと言ったら確実に逮捕されるでしょうに。
 恐ろしいですね。


■土台人
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/03/post-27ac.html
 土台人ってのは荒木ら巣くう会一派が愛用してる言葉で「在日朝鮮人・韓国人で北朝鮮のスパイ活動に協力してる人」と言うような意味です。
 これが巣くう会一派が発明した用語なのか、「公安警察が発明した用語」なのかは不明です。こんな変な用語を使うくらいなら普通に「在日のスパイ協力者」でいいと思いますが。
 なお、そういう人が本当にいるのかどうか俺は知りません。

私が勤務している拓殖大学海外事情研究所で発行する月刊「海外事情」の2月号に「西新井事件捜査を顧みて」という論文が掲載されています。警察OBの方*9の手による論文です

 要するに「西新井事件」というのは公安警察が動くような事件、そして荒木が取り上げる事件だから北朝鮮関係だってことぐらいは誰でも察しがつきますね。しかし「公安警官の思い出話」のどこが「海外事情」なんでしょうか。

先日守る会の前代表*10である三浦小太郎さんが同会のホームページで映画「かぞくのくに」(ヤン・ヨンヒ監督)のDVD発売の紹介をしていました。

 別に映画「かぞくのくに」を紹介するにおいて「守る会」だの「三浦小太郎」だのに触れる必要はどこにもありません。にもかかわらずこういうことをわざわざする事によって「守る会と巣くう会」「荒木と三浦」がダチ関係にあることがよくわかるわけです。

この映画では主人公(監督自身がモデル)の女性*11に一時帰国で北朝鮮から戻った帰国者の兄(井浦新)が北朝鮮の工作活動に協力できないか(もっと間接的な言い方だったと思いますが)と遠慮がちに語るシーンがあります。

 ま、映画ですからね。本当かどうかはわかりませんし、事実だとしても荒木や三浦が正当化しようとする朝鮮学校差別の正当化なんか、こんな事で許されるわけがないでしょう。
 このあたり、ヤン監督にはっきりと『私は朝鮮学校無償化除外には反対だ』と運動して欲しいですね。せめて「私の映画を朝鮮学校無償化除外などの正当化材料に使わないで欲しい、そういう目的で作ったんじゃない」位言って欲しい。荒木や三浦のように「無償化除外」正当化に映画を悪用するバカがいる以上、「映画をそういう政治利用するな」というのは人としてしなければならない最低限の行為でしょう。
 もしヤンという人が三浦らの政治的悪用を黙認し続けるのであれば彼女も朝鮮学校差別の共犯者、同罪といっていいでしょう。

 「朝鮮学校への補助金は子供の人権のために支給すべきだ」という人がいます。

 言うまでもなく俺もその一人です。荒木は在日からスパイ工作で逮捕者が出てる云々といいたいようですが、そんな事は朝鮮学校とは全く関係ないわけです。大体そんな事を言うなら巣くう会からテロ集団・刀剣友の会が出たことを理由に「巣くう会も否定できる」でしょうが、それをされたら荒木は激怒するでしょうに?
 貴重な民族教育の場「朝鮮学校」を否定するゲス共を人として絶対に許せないと改めてここに書いておきます。


■誰?
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/03/post-e728.html

これは昨年12月24日の労働新聞ですが、金正恩*12崔竜海*13の間に立っている人物の名前をご存じの方はおられませんか。
(中略)
 この件はおそらくすでに色々報道されているはずなのですが、恥ずかしながらちゃんとフォローしておらず、まだ今一つ理解できていません。

 自称・北朝鮮ウオッチャーがこんな恥ずかしいことをよく公言できると思います。『自分に可能な限り、新聞、テレビ、ラジオの北朝鮮報道などを徹底的に調べたし、大学の同僚や巣くう会の仲間など知っていそうな人間にも聞いてみたけれど、どうしてもわからない』ならまだしも

この件はおそらくすでに色々報道されているはずなのですが、恥ずかしながらちゃんとフォローしておらず

ですからね。自称北朝鮮ウオッチャーが北朝鮮問題をフォローしないで何をフォローしてるんでしょうか?


■「実行犯引き渡し」は可能か
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/02/post-fec8.html
 可能なわけがないでしょう。向こうが引き渡すわけがない。どこの国だってそうでしょう。軍事独裁時代韓国は「金大中拉致事件」の実行犯・金東雲を日本に引き渡さなかったし、ロシアは「リトビネンコ暗殺犯として英国が引き渡しを求めた人間」の引き渡しには応じないわけです(ウィキペ「アレクサンドル・リトビネンコ」を参照した)。
 拉致被害者を何が何でも救出したければ「犯人引き渡しなど引っ込める」のが普通の人間でしょう。しかし今日の施政方針演説で安倍は恐ろしいことに「犯人引き渡しを求める」などととんでもないことを言うわけです。以前からそういうことをいってはいましたが。既に首相官邸ホームページに安倍演説(http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement2/20130228siseuhousin.html)が全文載ってますので「拉致の部分」だけ紹介しましょう。他も「日中関係に領土問題など存在しない」「いじめ対策に道徳教育の義務化」「現行の教育委員会制度を改正する(要するに教育への国家統制を強める気でしょう)」「日米安保は公共財」「11年ぶりに防衛費を増額する」など極右な内容満載でうんざりしますが。

これは政府の方針として続いてきたもので民主党政権のときも基本的には同じだったと思います。

嘘も大概にしろよ。「被害者救出」「真相解明」はともかく「犯人引き渡しが絶対に必要」なんて言い出したのは今回の安倍が初めてだから。

拉致問題については、全ての拉致被害者の御家族が御自身の手で肉親を抱きしめる日が訪れるまで、私の使命は終わりません。北朝鮮に「対話と圧力」の方針を貫き、全ての拉致被害者の安全確保及び即時帰国、拉致に関する真相究明、拉致実行犯の引渡しの三点に向けて、全力を尽くします。

 アホかとしか言いようがないですね。引き渡すと思ってるのかよ?。
1)こんなアホなことを言う輩が首相で
2)こんなアホを救う会と家族会が絶賛
というのには頭が痛くなります。
では次に荒木の文章に突っ込みましょう。

(注:安倍施政方針演説のうち、)前の二点*14はともかく、「拉致実行犯の引き渡し」というのはあまりにも無理があるように思います。

 あまりにもまともすぎて目を疑いました。荒木なら「よく言ってくれた、安倍さん!」「そうだ、引き渡しを求めるべきだ!」「何故今まで求めなかったんだ!」と言い出すかと思っていたのに「引き渡し要求なんて無理じゃね?」とまさかの安倍批判です。ま、荒木ですら引き渡しなんて無理だと思ってることを指摘しておきましょう。
 しかしこれ以降、荒木の発言はいつものトンデモになります。

北朝鮮の拉致は対南赤化統一という国家方針の一環として行われたことであり、実行犯は基本的に命令によって行動しているのですから、戦時における軍の行動を殺人や傷害で処罰できないのと同様、工作員個人を処罰するのは事実上不可能であるように思います。

 引き渡しなんて無理という結論には同感ですが、荒木の言うような問題(法的に引き渡し要求は無理)じゃないと思いますけどね。大体その理屈だとラングーン事件大韓航空機爆破事件の犯人が現地警察などに捕まって処罰されたことを荒木はどう理解するんでしょうか?
 むしろ、法的な問題よりも、法的にたとえ引き渡し要求が可能でも現実問題、引き渡すわけがないし、引き渡しよりも「拉致被害者救出」の方がずっと大事なわけです。
 「犯人を引き渡しさえすれば被害者が救出できなくていい」という人より「被害者を救出できれば犯人引き渡しなど二の次」という人の方が多いでしょう。
 それはともかく「工作員個人を処罰するのは無理」って、荒木さんよ、以前あんた「工作員の国際指名手配」を積極的にやるよう主張してなかったか?。過去の発言との整合性はどうなってるんだ?。過去にさんざん無茶苦茶なことを吹いていたが「この辺りで軌道修正すること」に決めたのか?。もしそうならさんざん吹きまくってからそんなことしても遅いだろ?。大体この「引き渡し要求は無理」発言は巣くう会のお仲間の了承は得たのか?。後で西岡や島田当たりに「自己批判要求」とかされて「謝罪文を書く羽目」にならないようにな。

国際指名手配している「実行犯」にしても、北朝鮮が仮に身柄を引き渡してもいざ裁判となって公判維持ができるのか疑問です。

要するに「公判を維持できる証拠があるのか」「有罪判決がとれる証拠があるのか」ってことですね。全く同感ですが「そのあんたの発言は過去のあんたの発言と矛盾してないか、荒木さん?」と問い詰めたい気分にさせられます。

 やるならば北朝鮮にいる実行犯引き渡しより遥かに簡単なはずの日本国内にいる実行犯の摘発が先なはず。それによって「真相究明」を少しでも進めるのが当然でしょう。
 すでに原敕晁さんや有本恵子さん、田中実さんの日本国内にいる拉致実行犯*15は分かっているのです。彼らに対する法的措置*16が一切なされず、北朝鮮に向かって実行犯の引き渡しを求めるというのはどう考えても異常です。

 言葉に詰まる珍論です。
 「日本国外の犯人引き渡しを北朝鮮に求めるより国内の犯人をまず処罰すべきだ。実行困難なことよりまず実行可能なことからやるべき」
 抽象論としては正しいのですが具体論としては論外です。なぜなら「国内の犯人が処罰できるのならば荒木ごときに言われなくても処罰するから」です。要するに「証拠がない」「時効が成立」のどちらかで処罰できないと言うことでしょう。荒木は根拠もないのに「逮捕起訴できるのにお目こぼししてる」と警察、検察への誹謗を始めるんでしょうが。


■「お答えを差し控えたい」
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/02/post-77cf.html
 特定失踪者の件で荒木に近い極右国会議員が国会質問したら帰ってきた答えは「捜査中のためお答えを差し控えたい」が多かったと荒木は憤ってるという話です。もちろん「捜査に支障を来す」って理由もあるのかもしれませんが、最大の理由は「首相安倍の存在」でしょう。
 安倍は巣くう会とずぶずぶですから、巣くう会に批判的なことは言いづらい。とは言え、安倍も「巣くう会の主張がデタラメで到底まともにとりあげられるようなものではないこと」はよくわかってるでしょう。野党議員時代ならともかく、首相の今、うかつに巣くう会に媚びると「じゃあ、山形の遺体は山本美保さんじゃないと認めろよ、山梨県警の鑑定は故意の捏造だと認めろ」「美保さんを拉致認定しろ、今も北朝鮮に彼女がいると認め、交渉で取り返せ」「山梨県警の幹部を懲戒処分しろ」「捏造鑑定の黒幕である小野次郎(当時、小泉首相秘書官、現在、みんなの党参議院議員)を証人喚問しろ」などと「実際にやろうとしたら各方面から批判を浴びるであろう」恐ろしいことを要求されません。で、「捜査中のため回答を控える」になるんでしょう。
 荒木が憤りながらも「安倍晋三は期待はずれだ!」などと安倍を正面から非難しない点も興味深いですね。


■1万㎞現地調査(三重・愛知)/根本の間違い
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/02/1-8ab2.html

伊勢市・津市・桑名市等調査

 伊勢神宮とその周辺を観光旅行してるようにしか見えません。大体特定失踪者なんて拉致じゃないし、百億歩譲って拉致だとしても、警察官でも何でもない「犯罪捜査の素人・荒木」が失踪から、何10年も時間が経ってから調査したってわかることがあるわけないでしょう。
 警察の捜査でわからないことが何10年も時間が経ってから素人名探偵の捜査でわかるなんてのはミステリー小説、ミステリードラマでしか起きないことです。
 いい大人がアホな探偵ごっこも大概にしろと言いたい。よく荒木のようなペテン師を拉致被害者家族会や「失踪者の家族」も信用できるもんです。

君(注:横田早紀江)の心がわかるとたやすく誓える荒木に
なぜ君はついていくのだろう、そして泣くのだろう
君がすさんだ瞳で強がるのがとても痛い。
(注:北朝鮮を)憎むことでいつまでも荒木に縛られないで
平壌にいるよ、ヘギョンはまだ
平壌にいるよ、うつむかないで
ヘギョンと君との間には今日も冷たい荒木がいる
ヘギョンが笑ってくれるなら君は朝鮮に行け
中島みゆき「空と君の間に」の替え歌「ヘギョンと君の間に」)

 で、このエントリの前半の「1万㎞現地調査(三重・愛知)」への突っ込みはおわり。
 次に後半の「根本の間違い」に突っ込みます。
 荒木は最近韓国に行ったそうですが、旅行会社に頼んでチケットを取ったんでしょう(そう考えないと荒木のミスは理解できない。自分でチケットをとりながらこういう勘違いは普通しないでしょう)。
 がそのチケットは「行き:羽田空港金浦空港」「帰り:仁川空港→中部国際空港*17だったのに、「行きも帰りも、羽田と金浦で同じだろ」と勘違いした荒木は、帰りに「金浦」に行ってしまい、あわてて、「仁川」に向かって事なきを得たそうです。しかし旅行会社から「行きと帰りは空港が違うから気をつけて下さい」という注意はなかったんですかね。だとしたら随分不親切な旅行会社です。それとも説明があったのに荒木がスコーンと忘れてしまったのか?
 ま、たとえ、旅行会社から説明がなかったとしても実際に金浦に行って「あれ、俺の乗る便がない。もしかして仁川?。やべえ、仁川だよ」となる荒木も「相手を笑わせるための作り話ではなくて本当の話」なら相当ドジだと思いますが。

この話のオチがどこにあるかというと、ちゃんとお金を払ってチケットを買って時間通りに空港に行っても仁川発の便に金浦からは乗れないということ。どんなに予算と人を使ってやっても根本を間違えている現在の拉致問題への取り組み方では拉致被害者の全員救出は不可能ということです。

 根本を俺も間違えてると思います。どこが間違えてるかと言えば「荒木達、巣くう会とは縁を切るべきだ」「北朝鮮とは交渉すべきだ」「制裁路線はやめるべきだ」「早急に国交正常化すべき」ということですね。
しかし荒木がそんなことをいうわけもなく「特定失踪者も拉致認定しろ」「山本美保さんの死亡認定を取り消して拉致認定しろ」だの馬鹿なことしか言わないんだから話になりません。問題はこうした荒木の馬鹿さを蓮池透さんが批判したとき「蓮池さんの言うとおりだ!。救う会とは縁を切ろう」と動けば良かったのに、とち狂った家族会タカ派飯塚繁雄*18会長、有本明弘*19副会長、増元照明*20事務局長など)によって蓮池さんが除名されたのが最悪だったと思います。
 ちなみに俺は「西岡力巣くう会会長、島田洋一巣くう会副会長、荒木和博特定失踪者問題調査会代表・元巣くう会事務局長」の三人を「巣くう会の三悪人(または三バカ)」、「飯塚繁雄会長、有本明弘副会長、増元照明事務局長」の三人のことを「家族会の三悪人(または三バカ)」と呼んでいます。


■情報開示に関する質問主意書
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/02/post-a0d1.html
 荒木人脈の極右議員が特定失踪者「藤田進氏」「山本美保さん」関係で国会質問したという話です。うんざりします。


■「海外事情」朝鮮半島特集
表紙写真が載ってますけど見てなんだかなと思った。
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/02/post-a256.html

荒木和博『朝鮮半島統一という「幻想」』

 荒木一派は「経済制裁北朝鮮が崩壊して結果的に統一」と常日頃言ってますのでここでいう「統一の幻想」とは「太陽政策による平和統一」でしょうね。正直「経済制裁北朝鮮が崩壊して結果的に統一」の方が幻想だと思いますが。


■で、どうするのか
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/02/post-4a08.html

北朝鮮が核実験を行いました。安倍総理
1)関係省庁は緊張感をもって情報を収集し分析につとめること
2)国民に的確な情報提供を行うこと
3)米国、中国、韓国、ロシアをはじめとする関係諸国と連携を図ること
などの指示をしたと報道されています。
これはおそらくどの政権(民主党政権も含め)でも同じことでしょう。
(中略)
批判として申し上げたいのは、「で、どうするのか」ということです。

と、タカ派の荒木は安倍の対応が不満のようです。今後、安倍がどういう態度をとるか知りませんが、関係各国の動きを把握せずに自分一人だけタカ派に暴走するような馬鹿なまねは極右の安倍だっていくら何でもするわけがないでしょう。日本だけ孤立する危険性があります。さすがに安倍は荒木とは違うわけです。

六者協議*21などもやってきましたが、肝心の北朝鮮核兵器廃棄に何のプラスにもなりませんでした。

 結果的にはね。とはいえ、外交枠組みを否定するわけにも行かないでしょう。今まで通りの6カ国協議路線でいくか、枠組みを作り直すかはともかく。6カ国のどこも戦争なんかやりたくないし、やるべきでないから6カ国協議をやってきたわけです。

北朝鮮の体制と核・ミサイルは表裏一体、不即不離であり、後者を破棄させるためには前者を変えることが必要不可欠です。

 冗談も大概にして欲しい。「北朝鮮の体制と「核・ミサイル」は別物です。後者を放棄させるために前者を変えることが不可避なんて関係にないですし、無理にそんなこと(体制崩壊*22)をやったら「第二次朝鮮戦争」という恐ろしいことになりかねません。
 ま、こういう事を言うと怒り出す人もいるかもしれませんし、俺も積極的に主張する気はないですが、こうなると「北朝鮮の核廃棄は当面あきらめる」「その代わりに相互不可侵条約でも結ぶ」という妥協案もやむなしかもしれません。


■DNA鑑定
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/02/post-6693.html
 古屋の行為はくだらないパフォーマンス以外、何物でもないです。特定失踪者のほとんどは拉致じゃないでしょう(「全て拉致じゃないだろう」と言い切ってもいい気もするが、「ほとんど拉致じゃないだろう」と言うにとどめておく)。
 また、めぐみさんの件のように「めぐみさんの子ども・ヘギョンさん(日本政府鑑定では本物)」「北朝鮮が提出しためぐみさんの遺骨(日本政府鑑定では偽物)」といった「DNA鑑定する対象」がなければ「DNA鑑定用のデータ(失踪者の親族のDNA情報。血液でしょうか?)」を失踪者親族から採取しても何の意味もありません。
 まあ、鑑定する対象がなければ、「鑑定用データがあっても意味がない」のはDNA鑑定に限らず、「指紋」「声紋」「血液型鑑定」なんでもそうでしょうが。
 その上、荒木一派にいたっては山梨県警のDNA鑑定(山形県の身元不明遺体は山本美保さん)のように自分に都合の悪い鑑定結果だと根拠もないのに捏造、陰謀呼ばわりし、美保さんは北朝鮮で生きているはずだと与太を飛ばすんですから全くいい度胸です。実際には遺体を美保さんと認めた上で「何が起こったのか」を追及すべきでしょうに(まあ、真実追究は大変困難だと思いますし、不幸にして美保さんの死亡理由が自然災害ではなく、仮に殺人だとしても「時効が成立している」or「証拠不十分で犯人の割り出しは不可能」でしょうが。まあ殺人の場合でも常識で考えて北朝鮮は関係ないでしょうね)
 親族もよほど「美保さんが死んだという事実」を認めたくないのでしょうが「警察が捏造鑑定してまで北朝鮮をかばう理由」などあると本気で思ってるんでしょうか。かわいそうですが彼ら(美保さんのご遺族)が巣くう会に盲従するせいで誹謗中傷されてる山梨県警の無念、憤りを思えば「目を覚ませ、馬鹿野郎」と言わずにはいられない。


■3条件
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/02/3-2714.html
まあ、荒木らしい酷い暴論です。
荒木曰く政府の拉致認定には3つの要件があるんだそうです。
1)失踪者が北朝鮮にいることが確実
2)失踪者が北朝鮮にいるのは自己の自由意思ではなく他者からの強制
3)その強制をした他者は北朝鮮の民間人ではなく北朝鮮政府関係者(いわゆる工作員って奴ですね)

 2)、3)はともかく、少なくとも1)は必要でしょう。「北朝鮮にいないかもしれないが拉致認定しろ」など正気の沙汰じゃない。ところが荒木一派は1)すら必要ないと言うんだから呆れます。
 普通の人間なら「絶対に拉致であることが確実という物だけを認定し、それを北朝鮮との交渉に持ち出そう」と思うでしょうし、それが政府の立場の訳ですが荒木は「1%でも拉致の可能性があれば認定しろ」と言う立場でどんどん特定失踪者なんて怪しい代物の数を増やしてしまうんだからあまりのばかばかしさに言葉を失う。実際、特定失踪者認定された者のうち拉致でない人(日本国内で所在が確認された人)というのが出現したことは荒木も認めざるを得ないのですが「真実がわかって良かった、これも我々が騒いだおかげだ」と居直ってしまうんですから怒りを覚えます。
 まともに拉致を解決する気があるとはとても思えないし、だからこそ蓮池透氏は荒木らを批判したのですが、逆に荒木一派に操られている家族会多数派に会を除名されてしまうんだから家族会多数派の馬鹿さに腹が立ちます。
 ま、いくら安倍でも荒木の主張「3要件など取っ払い特定失踪者を全員拉致認定しろ」はさすがに飲まないでしょう。俺の願望込みですが。そんな荒木の暴論がまかり通ったら拉致問題はいつまで経っても解決しません。とはいえこのエントリ最後の「拉致認定って意味あるの?」と言う趣旨の一文を見るに荒木も内心では「特定失踪者なんて政府は拉致とは認めてくれないさ」と思ってる節もあります。

本質的なことで言えばそもそも「拉致認定」という制度自体が必要なのかも疑問に感じられます。ご家族からすれば国が認めるかどうかですから、重大な問題ではあるのですが、北朝鮮が認めるならともかく、日本政府が認めても帰ってくるわけではありません。

 過去にさんざん拉致認定しろ、しろいいながら「日本政府が認定しても北朝鮮が認めないなら無意味じゃね?」はないでしょう。どう見ても拉致被害者家族や特定失踪者家族が持つかもしれない当然の疑問「特定失踪者が拉致認定されないなんて巣くう会の言ってることってデタラメばっかりなんじゃないの?*23」に対して「特定失踪者を政府が拉致と認めてくれなくてもたいした問題ではないのです」と予防線を張ってるようにしか俺には見えません。

【追記】
この荒木エントリの書き出しは

1月28日、有田芳生参議院議員は二つの質問主意書を院に提出しました

となっていますがこれは有田氏が荒木一派の走狗として動いてると言うことなんでしょうか。そうでないなら幸いですがそうであるなら有田という人を俺は心の底から軽蔑します。まあ、国籍法改正に関して田中康夫と一緒に在特会と同レベルのデマを流した段階で有田という人を俺はほとんど評価していませんが。


■火線式
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/01/post-9bf4.html

最近政府が拉致問題でテレビコマーシャルをやりそうだという話が入って来ています。本当であればこれこそ机上の空論*24というか、無駄の最たるものではないでしょうか。
 もしコマーシャルをやるなら北朝鮮のテレビで流すとか、労働新聞に広告でも出したらどうでしょう。もちろんできる可能性はほぼゼロですが、そういうことであれば意味があるでしょう

 この荒木の理屈だと「拉致について知らない人が多い」国外*25での啓発事業はともかく、「拉致について国民がよく知っている」国内の啓発事業は全て無意味と言うことにはならないのか?。
 たとえば日本国内で「北朝鮮人権侵害問題*26啓発週間(12月10日〜16日)」*27を設定し、その期間に啓発事業をやることは全く無意味と言うことになると思うのだが?。日本国内で「横田さん講演会」をやることは全く無意味と言うことになると思うのだが?。巣くう会当たりが自費でやるならともかく、少なくとも税金を使ってすべきことではないことになるだろう。しかしそういう主張を誰かがしたら荒木は怒り出すだろう。
 とにかく政府批判して自分の存在をアピールしたいというげすな考えがあるから、論理整合性の全くないことが平気で言えるのだろう。逆に政府が拉致CMなどやらないと言ったら、政府批判で自己アピールするために「国民世論を高めるためにやれ」と言いだしかねないのが荒木だ。
 まあ、そもそも巣くう会には本気で拉致問題を解決する気など全くないだろうが。

政府もこの際「労働新聞」社説をしっかり受け止めて、救出活動を「火線式」に転換してもらいたいものです。

 「火線式」とは日本流に言えば「現実主義」「現場主義」といったことらしい。労働新聞は「北朝鮮の国家運営を火線式でやろう」というものであって日本には全く関係ないし、労働新聞社説に関係なく「現実主義」「現場主義」が大事なのは当たり前だろう、荒木はアホかと思うがそれはさておき。
 俺が思うに現実主義に立つなら交渉路線以外には方法はないだろう。制裁継続などと言う馬鹿げたことは辞めるべきだ。

それにしてもこの「1970年代のように」という言葉はちょっと気になります。北朝鮮内部の葛藤が表出したのかも知れません。

 ばかばかしい。現状に一定の困難があることを北朝鮮が認めただけで、北朝鮮崩壊論に結びつけるなよ。1970年代云々ってのは、日本で「東京五輪(1964年)のあった高度成長時代(1960年代)が栄光の時代扱いされることがある」ように「北朝鮮では1970年代が栄光の時代扱いされることがある」ってだけだろ。それが正しいのかとか、それで北朝鮮が何を目指してるのかとかまでは素人の俺は知らないが。


金剛山電鉄
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/01/post-31b8.html

白頭山偉人には申し訳ないのですが、この電車は白頭山ではなく金剛山を走っていた電車です。

言ってることが意味不明。荒木の紹介を読む限り、労働新聞記事のどこにも「白頭山」を走っていたとは書いてないと思うが?

早いところまともな国になってもらって(こっちもそのための努力をしなければなりませんが)、正面から入ってこの電車にもご対面したいと思います。

「早いところまともな国になってもらって(こっちもそのための努力をしなければなりませんが)」
 また心にもないでまかせを言いやがって。経済制裁だの、朝鮮学校無償化反対だの、有事には自衛隊北朝鮮に送りこめだの、拉致だか怪しい特定失踪者を騒いだり、現実性のない拉致実行犯引き渡しを要求したりするのがその努力なのかよ?

「この電車にもご対面したい」
 反北朝鮮分子の荒木をあの国が入国許可するか、入国許可したとして荒木が行きたがるか(「北朝鮮が俺に何するかわからない」とびびって行かないかもしれない*28)はともかく普通の人間なら普通に入国してこの電車を見学し、安全に帰国できるだろうに、何を訳のわからないことを言ってるんだか。


■特定失踪者家族と大臣の面会
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/01/post-25f1.html
 何度も書いてて飽きてますけど、改めて書けば特定失踪者なんて拉致かどうか怪しいわけです。
 特にどう見ても怪しいものは
 1)巣くう会の認定後、日本国内で所在が判明した(例の山本美保さんもそのお一人です)
 2)小泉訪朝後の失踪者
、でしょうね。


アルジェリア事件と飯倉公館事件
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/01/post-83c1.html
 アルジェリアテロでの死亡発表と、小泉訪朝での拉致被害者死亡発表と何の関係があるんですかね。前者は確認可能でしょう。後者は現実問題として確認しようがないでしょう。北朝鮮の言い分を「ひとまず、はいで受け入れる」しかないでしょう。で、後で「北朝鮮の死亡主張が疑わしく思われる」新事実が出てきたら再交渉すると言うスタイルしかないでしょう。
 向こうが死亡を証明するものを持っていればありがたいけれど、そもそも拉致なんて表にするつもりはなかったでしょうから、死亡を証明する物がなくても不思議じゃないでしょう。ま、荒木もそれを見越して「生きてるはずだ」と因縁つけてるだけでしょうが。


■25日の要請事項
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/01/25-e407.html

特定失踪者のご家族が最も心配しているのは、拉致認定されている被害者だけで幕引きになるのではないかということです。

 幕引きも何も特定失踪者なんて拉致じゃないから。ま,「拉致じゃない」と断言するのが言い過ぎなら「現時点では拉致だとして北朝鮮や国際社会相手に持ち出せるような証拠が何もない失踪者」だな。そんなもんを北朝鮮との交渉で持ち出せるわけがあるまい。「特定失踪者について今後、北朝鮮拉致であることが間違いないという新証拠が見つかる」などの幸運がない限り*29、「幕引き」になるのは当たり前だ。

現在拉致被害者の救出にはほとんど防衛省自衛隊が関与していません。

 救出に必要なのは外交交渉であって自衛隊が関与しないのは当たり前。「自衛隊レンジャー部隊送って救出」なんてバカ考えてるのかよ、手前は。居場所がわかってても難しいだろうが居場所がわからないのにどこに送るんだよ。ま、居場所がわかってても難しいってのは今回のアルジェリアとか、過去の駐イラン・アメリカ大使館占拠事件とかでわかりきった話だが。
 よく拉致被害者家族も特定失踪者家族*30も荒木みたいなバカとつきあえるよな。

その第一歩として外部及び自衛隊内部に対する広報啓発活動として護衛艦*31自衛隊機・車両等にブルーリボンのマークを掲示されるよう要請します。

糞くだらない。そんなことに何の意味があるんだ。

藤田進さん(埼玉)
(中略)
[1]警察庁・科研*32による鑑定(平成16年8月11日付) 結論は「同一人物と考えられる」
[2]埼玉県警による鑑定(平成16年10月4日付)結論は「同一人物と推定される」

 であるなら拉致認定されて当然だろう。にもかかわらず拉致認定されないのは「そんな事実はなく荒木が嘘をついている」「そういう事実はあるが、荒木らの恫喝に警察側が屈服しただけで最後の最後でさすがに踏みとどまった」のどちらかだろう。
 ま、ここで荒木は「拉致認定しないのは黒い闇がある」と言いだして陰謀論を持ち出すわけだが、こんなアホな連中につきあえる藤田隆司(進氏の弟で荒木の支持者)の気が知れない。一言で言えば「藤田隆司はどうしようもないバカ」。

山本美保さんに関わるDNAデータ偽造事件の真相究明について

 そんな寝言を安倍の子分とは言え「古屋拉致担当相」に持ち出してもたぶんまともに相手しないだろう。さすがに安倍にも古屋にもそのレベルの常識はあると信じたいところだ。「警察が謀略した」だの「黒幕の一人は小野次郎(元警察キャリア官僚、美保さんの遺体発見当時、小泉首相秘書官、現在、みんなの党参議院議員)」だの相手にできるわけがない。

大臣の失踪現場の視察について

 そんなことをしたから何がどうだというのか。全くばかばかしい。しかも拉致被害者ならまだしも「拉致か怪しい特定失踪者」の失踪現場視察など冗談ではない。

懸賞金による情報収集について

 これだけ時間が経っては懸賞金つけたからといって情報など来ないだろう。そもそも懸賞金を付けろと言うなど「今の情報では拉致と認定できない」と自白してるのも同然ではないか?。かつ懸賞金をつけると金目当てに怪しい情報まで来る恐れがあることに注意が必要だろう。


■大臣面会及び記者会見について
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/01/post-29f4.html
 特定失踪者なんぞと会ったところで古屋もさすがに拉致認定しますとは言わないだろう。馬鹿げたパフォーマンスも大概にして欲しい。しかし特定失踪者家族とやらもどれだけバカなんだろうな。


■現地調査(静岡)報告
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/01/post-4252.html

橘邦彦さん
○邦彦さんの電話口での応対の様子から、「木村」と名乗った男は(中略)そんなには親しくない相手とみられ、長い電話(約10分間)は、「邦彦さんを家の外に呼び出すために何らかの説得に要した時間ではないか?」との推測に至った。
○電話を切った直後に外出しようとする邦彦さんに母・智子さんが「どこに行くの?」と声をかけたにも関わらず無言で家を出ていることから、他の特異な失踪者と同様に「小さな嘘」的な兆候が見られた。
○また、外出時の服装は普段着で手ぶら状態だったこと、失踪後に家族が室内を調べた結果、免許証などは机の上に置かれたままで、財布程度しか持ち出していないことから「ちょっとそこまで」程度のつもりで外出したものと考えられる。

 こんなことは全て失踪当時の警察の調査でわかってる事でしょう。外出後、行方不明になれば当然警察だって「呼び出した謎の男・木村によって橘さんは犯罪に巻き込まれたんじゃないか」「橘さんが外出先や木村との関係について家族に語らなかったのは何かトラブルに巻き込まれてて家族にそれを言いたくなかったからではないか」「しかしほとんど何も持ち出さず外出したと言うことはそのトラブルは簡単に解決できると橘さんは考えていたのではないか」ぐらいのことは思いつくでしょう。
 当然、「謎の人物・木村は誰か」「橘さんは何かトラブルに巻き込まれてなかったか」当たりに捜査のポイントを絞るでしょう。でも木村の正体も、トラブルが何かも残念ながらつかめなかったんでしょう。でこれを、荒木が「北朝鮮拉致」と思う根拠がさっぱりわかりません。

大屋敷正行さん
〇関連の有無は不明だが、大瀬崎の宿にはかつてときどきロシア人が宿泊したことがあり、それを警察が監視していたという。

でそれが北朝鮮拉致と何の関係が?。根拠もないのに「旧ソ連が共犯」と言い出す気でしょうか。

*1:ちなみに亜細亜大の最寄り駅は中央線武蔵境駅です

*2:最寄り駅は京王線調布駅です

*3:2007年、新潮文庫

*4:http://www.listserver.sakura.ne.jp/cgi-bin/list/list3.cgi?word3=166&mode=search3によれば荏原製作所

*5:伊勢市の会社に勤めていた辻出さんはともかく三重大学の学生だった大政さんが津市に住むことは当然でしょう。三重大学は津市にありますから。

*6:なお、警察は逮捕したとは言えさすがにこの男性を北朝鮮工作員だなんて思ってないでしょう。普通の刑事犯罪として処理したんでしょう

*7:冤罪事件では「あいつが犯人じゃなかったら誰が犯人なんや!。あいつが犯人じゃないなんて今更信じられるか!」という家族の悲痛な叫びはよく聞く話です

*8:もちろんそういうことをしたらまずいことぐらい俺もわかりますがそういう立場になった場合「無罪になった被疑者相手」に発狂して暴力行為に及ばないという自信は正直、ありません

*9:拓殖大のサイトを調べたら佐々木健二という名前はわかったが経歴などは不明

*10:そして現在、副代表

*11:演じたのは安藤さくらなる女優らしい

*12:国防委員会第一委員長、朝鮮労働党第一書記・中央軍事委員会委員長、朝鮮人民軍司令官

*13:国防委員会委員、朝鮮労働党政治局常務委員・中央軍事委員会副委員長、朝鮮人民軍総政治局長

*14:被害者救出と真相解明

*15:有本さん拉致荷担を告白した人間として八尾恵という人がいますが、他に誰か今国内にそういう告白した人がいましたっけ?

*16:処罰と言うことでしょうがまあ、無理でしょう

*17:韓国には「金浦空港」「仁川空港」と二つの空港があります。

*18:拉致被害者田口八重子さんの兄

*19:拉致被害者有本恵子さんの父親。愚かにも田原総一朗氏を訴えた愚人。

*20:拉致被害者・増元るみ子さんの弟

*21:北朝鮮を国と認めたがらない荒木は6者協議と言いたがる。

*22:荒木の場合は軍事侵攻すらオプションに入ってるのだろうが

*23:なお「巣くう会はデタラメだ」と確信して巣くう会への批判をしてるのが蓮池透氏です。

*24:荒木ら巣くう会の『北朝鮮有事での自衛隊出撃論』の方がよほど「机上の空論」だろう。拉致被害者の居場所がわからないのに何ができるというのか。憲法上の問題(憲法九条違反の疑い)や外交問題中韓の反発の恐れ)以前の問題だ。おそらく荒木のやりたいことは「拉致を口実にした自衛隊海外出兵」でしかなく拉致被害者救出など全く考えていないのだろうが。

*25:もちろん北朝鮮には限らない

*26:北朝鮮が人権を侵害している問題」であって、「北朝鮮日帝米帝南朝鮮(韓国)に不当な経済制裁などで人権を侵害されてる問題」でないことに注意。もちろん、主として拉致のこと。

*27:ま、ほとんどの人が知らないという意味で無意味な期間だが。俺も巣くう会ウオッチングやるまで知らなかった。

*28:それ以前に入国申請を荒木がしないだろうが

*29:まあ、常識で考えてそんな幸運はないだろうが。そもそもほとんどのケースが北朝鮮拉致ではないだろう。

*30:そもそも特定失踪者なんて拉致ではないが

*31:俺は軍事音痴なので何故荒木が「艦船」一般ではなく「護衛艦」としているのかはよくわからない

*32:原文のまま。科警研のことか?