■【産経抄】5月22日
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130522/plc13052203080004-n1.htm
個人的感想を言えば「微妙」ですかね。「96」はともかくさすがに「731」は731部隊云々じゃないでしょう。とは言え何でそんな飛行機にわざわざ乗ったのか、偶然だとしたら奇妙な偶然があるもんだと疑問には思いますし、安倍が「河野談話見直し」を口にするような極右でなければこんな騒がれ方をすることもない。谷垣総理ならこんな騒がれ方はしないでしょう。そういう意味では産経のように「いいがかり」と切って捨てる気にはなれないですね。
ま、産経が「河野談話見直しを公言して何が悪い」と思ってる極右であることはよくわかっていますが。
もっとも韓国が今、困っているのは円安のようだ。それを安倍首相のせいにして難癖を繰り返している面もある。だがそれでは、日本の景気を回復させ、利用しようという国際社会の動きから、韓国が取り残されてしまいそうだ。
ばかばかしい。96や731をネタにした安倍批判に円安なんか関係ありませんよ。あくまでも「安倍が極右だから」疑念をまねいて批判されてるだけですが。円安誘導を批判したければそう批判するでしょう。つうか韓国マスコミの一部は実際そう批判してると思いますが。
かつ「外国が困ろうと知ったことか」と言う態度もいかがなものか。急激な円安で迷惑だと主張してるのは何も韓国に限りませんが?
また「円安で景気回復できるかどうか」も一応議論の余地はあります。円安なら海外への輸出には有利ですが、輸入品は値上がりしますし、トータルで見れば景気回復に役立つかどうかは疑問でしょう。
■【湯浅博の世界読解】「強者の恫喝」印と回避 中国、瀬戸際外交の極意
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130522/chn13052212130001-n1.htm
チベットもウイグルも中華民国時代から領土扱いしてるんだけどねえ。分捕るって表現は不適切だな。
ニューデリー政策研究センターのブラーマ・チェラニー教授が米紙ウォールストリート・ジャーナルに寄せた論稿によると、首脳が訪印するたびに、強硬策をとってまず、緊張を高めるところから始まるという。
チェラニーってインド訪問した櫻井よしこたち国家基本問題研究所一派と平然とあって一緒に中国罵倒するような反中国極右じゃん。そんな奴の発言はとても信用できないな。もう少しまともな学者はいないのかよ?。しかしそんな奴の文章が載るなんてウォールストリートジャーナルってのは右寄りで反中国なんでしょうね。
安倍晋三首相が、ロシアのプーチン大統領との間で外相と防衛相による「2プラス2」会議を創設し、インドとも現在の次官級「2プラス2」を閣僚級に昇格すれば、中国は3正面の敵対国と向き合わなければならなくなる。
「3正面の敵対国」って何考えてるんですかね。インドもロシアもそこまで中国を敵視する動機もないでしょうよ。日本にだってないし。
日本が尖閣諸島を守ることができなければ、沖縄の領有までもが危うくなる
この最後の一文がこの文章の中で一番低レベル。危うくならねえよ。中国が沖縄侵略するとかその場合は自衛隊では防げないとか正気で思ってるのかよ?
本気か反中国極右に媚びてるのか知らないが全国紙に載せてはいけないレベルの妄言だな。