■【イスラム国殺害脅迫】「次の声明は1〜2週間後の可能性も」 中東調査会の金谷美紗研究員(イスラム過激派分析)
http://www.sankei.com/affairs/news/150124/afr1501240036-n1.html
現時点で犯行グループの動きがないのは、次の声明をいつ出すか考えているからだろう。
イスラム国は人質を拘束している動画を世界中に発信することで、脅威を示したいと考えている。サウジアラビア国王の死去という大きなニュースが(注:中東で)あったため、今はメディアが大きく報じないと判断したのではないか。
であるのなら当面「殺害はない」ということでしょう。そうなら喜ばしいことです(1/25追記:その後湯川氏殺害との情報が残念ながら入ってきました)。
人質の解放には、日本政府がトルコ政府を通じた働きかけやイスラム国とつながりのある地元の部族を介して粘り強く交渉を続けるのが最善の方法だと思う。
「何をパイプとするか」「トルコは仲介役として適切か」はともかくそういう交渉方法しかないでしょう。特殊部隊なんて論外です。
■『「対処法は3通りしかない」「人質奪還へ法改正のとき」 英国際戦略研究所(IISS)のベン・バリー上級研究員』
http://www.sankei.com/world/news/150124/wor1501240058-n1.html
人質奪還作戦については、これまで何度も行われたが、最近は成功していない。それほどに困難なのだ。
と言いながら結論が
日本は、自国民がテロリストの人質となった際に、国外でも特殊部隊を運用できるよう、今こそ法改正をすべきではないか。
ですからね。「拉致被害者救出の為に北朝鮮に自衛隊レンジャー部隊突入を叫ぶ荒木並みに」支離滅裂きわまりないし完全に結論ありきです。大体イスラム国のどこに特殊部隊を突っ込むのか。
「お前どこの荒木和博だよ?」「今後、IISSのことは英国版巣くう会、あるいは英国版国家基本問題研究所と呼ばせてくれ」「今後バリー君、君のことは、英国の荒木和博と呼ばせてくれ」ですね。