今日の人民日報ニュース(4/5分)

■『中国文化部、過激で暴力的なアニメにメス 「進撃の巨人」も対象に』
http://j.people.com.cn/n/2015/0402/c94473-8872686.html

 中国文化部(文化省)はこのほど「第23次違法・違反インターネット文化活動取り締まりリスト」を発表した。未成年を違法行為や犯罪、暴力、わいせつ、テロ活動に駆り立てる疑いのあるアニメ・マンガサイトや社会の公衆道徳に反するインターネットアニメ・漫画作品が取り締まりリストに含まれている。
(中略)
 今回、取り締まりリストに入れられた違反インターネット漫画・アニメは主に3つに分けられる。
(1)暴力テロ活動の内容が含まれるもの、暴力によって暴力を制する思想を広めるもの、暴力や暴力テロ、犯罪活動を広めるもの
(2)映像が血なまぐさくグロテスクで、正常な人に極めて適さないもの
(3)わいせつな描写や要素で人の目を引きつけるもの、きわめて低俗なもの
(中略)
 今回の取り締まりリストに入っている違反インターネット漫画・アニメ作品には、暴力テロや銃器の使用の詳細な描写、爆弾装置の製造方法、犯罪方法などの内容が含まれている。例えば、「残響のテロル」(中国題:東京残響)は、少年が国に復讐するため、テロ爆弾を製造する様子が描かれているほか、核兵器の材料を盗み、爆弾を製造する様子が描かれ、「この世界に引き金をひけ」をキャッチコピーとしている。
 また、血なまぐさくてグロテスクな映像作品として取り締まりリストに入っているのが、「Blood-C」だ。少女と怪物が繰り広げる戦いが描かれる同アニメには、血しぶきが飛び散る流血シーンや手足や頭が切断される虐殺シーンなどが大量に含まれている。特に噴水のように流血するシーンが最も血なまぐさいものとなっている。
 わいせつな要素で人目を引くなど低俗極まりない作品に挙げられているのが、「学園黙示録」だ。わいせつのラインぎりぎりのきわどい描写が、明らかに社会道徳の規準や公序良俗に反している。

 「どんな話か、見てみたい」と思いますね。つうかこんなニュースでもないと「アニメにあまり興味ない」俺はこんなアニメ見たいと絶対思わないな(つうかそれ以前に知らない)。ちなみに「残響のテロル」がフジ、「Blood-C」がTBS、「学園黙示録」が独立UHF局TVK、東京MX、千葉テレビなど)で深夜に放送されていたようです(ウィキペ参照)。別に中国の規制が正しいとは言いませんが、おそらく日本でも「深夜だから流せた」「ゴールデンタイムじゃちょっと無理」てのはあるんじゃないか。

このほか、日本や中国で絶大な人気を誇る「進撃の巨人」「寄生獣」「東京喰種 トーキョーグール」「デスノート」なども放映禁止作品リストに入っている。

 たぶん禁止理由は映像が血なまぐさいて事なんでしょうね。しかし「中国って随分日本アニメ普及してるのな」と思いますね。ここに名前が上がってるのは全部日本アニメですからね。