今日の産経ニュース(3/26、27分)(追記・訂正あり)

■【月刊正論】近づく尖閣危機…中国による対米プロパガンダ攻勢を侮るべからず 産経新聞特別記者・湯浅博
http://www.sankei.com/premium/news/160327/prm1603270024-n1.html
 実に産経らしいくだらない記事です。
 尖閣について言えば米国は「日中は余計なもめ事をおこしやがって」という否定的感情しかないでしょう。尖閣なんぞの為に「日本なり中国なり」に肩入れする気は米国には全くないでしょう。「対米プロパガンダを侮るな」も何も、日本でアレ、中国でアレ、台湾でアレ「いかなる形のプロパガンダ」であれそんなもんに肩入れする意思は米国にはないわけです。

 地震*1発生から4日後の「東方日報」の記事が、彼らのホンネをよく表していた。
 「釣魚島(尖閣諸島)を奪還するには、コストとリスクを最小限にしなければならない。日本が強いときには手出しができない。日本が弱っても手を出せないならば、釣魚島はいつ奪還できるのか。日本が大災害で混乱しているこの機会が絶好のチャンスである」

 まあ事実なら非常識にも程がありますが「党機関紙・中央日報」ではないし、「右翼系の新聞」かなんかじゃないですかね。まさか本気で中国人一般や中国政府がそんな馬鹿を思ってることはないでしょう。
 もちろん中国政府としては追悼談話とか、経済支援の申し込みとか「常識的対応だった」はずです(わざわざ確かめてはいませんが)。

ハーマン氏らによると、70年代までの中国は日本が尖閣の領有を主張しても、これに同意したようにみえた。

 当時から同意なんぞしていません。棚上げにしただけです。

米外交誌『フォーリン・ポリシー』1月15日号に、尖閣諸島をめぐる日中衝突で「日本は5日間で敗北する」という衝撃の仮想シナリオが掲載された。

 まあ現実問題自衛隊もそこまで弱くないでしょう。まあそれ以前にそんなことをしたら中国の国際的評判も悪くなるので、「仮に勝てたとしても」やるわけもないですが。「尖閣に石油があって、商業的にもペイするんじゃないか」というのは現時点では「可能性の話」に過ぎません。尖閣を手に入れれば石油の利益でウハウハという話ではない。その程度の話で軍隊は出さないでしょう。
 結局このシナリオってのは産経のような極右への牽制じゃないですかね。ただ「自衛隊はそんなに弱くない(まあ確かにそうでしょうが)」と反発する産経を見る限り、あまり牽制になってなさそうですが。

「米国が小さな無人島に関与して中国との紛争に巻き込まれ、米国の国益を損なう」というパターンの中国プロパガンダに沿ったものになっていた。 

 プロパガンダも何もあんな無人島に関与する動機は米国にはないでしょう。
 とはいえ「日中で軍事衝突が起こってしまえば」、日米同盟があるため、苦しい立場に追い込まれるわけで「そうならないよう日中両国を牽制する」というのが米国の基本方針でしょう。

正論5月号主な記事
支那事変と敗戦で日本革命を目論んだ者たち:『風見章日記』で読む近衛内閣と大東亜戦争
 近現代史研究家 林千勝*2

 バカバカしい。「敗戦による日本共産革命」なんてもんは現実的にありません。そこまで当時の日本の共産主義者も能天気じゃないし、そもそも「近衛内閣」に共産主義者なんかいません。
 近衛ブレーンの一人・尾崎秀実(ゾルゲ事件で死刑)はもちろん「共産主義者」ですが、彼は「近衛ブレーンの中心人物」ではない。彼がしたことも基本的には「情報スパイ」でしかありません。
 まあ、彼はいわゆる南進論者でしたし、そこには「北進論は支持できない」という「ソ連へのシンパシー」があったでしょうが「彼の言動の背後に政治的な裏がある疑いがあるもの」はせいぜい南進論くらいでしょう。なお南進論にしても「尾崎が主張したから国策になったわけでもない」。
 また風見章(近衛内閣書記官長、司法相を歴任)は戦後、社会党国会議員になりますが、そこから根拠レスで一気に「風見は敗戦革命論者に違いない」なんて言うのは陰謀論にもほどがあります。
 そもそも産経が無茶苦茶なのは日米開戦についてあるときは「このようなスターリン陰謀論コミンテルン陰謀論)」を唱え、あるときは「ルーズベルト陰謀論」を唱え、またあるときは「アジア解放聖戦論」を唱え、またあるときは「自衛戦争論」を唱えてると言う事です。
 「ルーズベルトスターリンの陰謀によって起こった戦争で、日本はやりたくなかったが、日本の戦争目的はアジア解放の聖戦であり、また自衛戦争でもあった」なんて無茶苦茶な話はない。結局「日本は悪くない」と言えそうなネタなら産経にとっては何でもいいわけです。

・緊急寄稿 張作霖爆殺ソ連犯行説 見逃された重要証言
 青山学院大学教授 福井義高*3

 もちろん張作霖暗殺はソ連の犯行ではなく日本(関東軍・河本大作大佐ら)の犯行です。
 日本の犯行だからこそ
1)田中義一*4首相が「中央の了承もなく暗殺を実行した」河本らの処罰を昭和天皇に約束
2)しかし陸軍の反発に田中は屈し約束を反故に
3)前言を撤回した上で天皇に謝罪する田中だが「できもしないことをできると言ったのか」という天皇の激怒に田中は政権運営をあきらめ首相辞任
という事態になるわけです。
 張作霖蒋介石に帰順しそうになったため「張作霖と違って操りやすいバカ息子」と見なしていた張学良を「日本のロボット化」するため、張作霖を暗殺したわけです。日本にとって誤算だったのは「張学良はバカでないどころか有能な人物」で、しかも彼が蒋介石に帰順したことでしょう。当てが外れた関東軍は次に「張学良排除」のための満州事変を実行するわけです。

・「民共」協力に秘められた日本共産党の打算と野望
 政治評論家 筆坂秀世

 筆坂秀世も本当に落ちぶれたもんです。「お前だって共産党幹部(政策委員長)時代は幹部の一人としてお前なりの野党共闘を模索してたんじゃねえのか」と心底呆れます。


■消費増税「反対」は64%、同日選は賛否拮抗 共同通信世論調査内閣支持率は微増
http://www.sankei.com/politics/news/160327/plt1603270060-n1.html
 アベノミクスも安保法制も評価しない回答が多いのに何故か「内閣支持率微増」と言う意味不明な調査結果です。頭痛がしてきますが「(主として景気低迷を理由に)安倍政権の政策への批判や疑念が強まりつつあること」に希望を見いだした上で地道に批判していくほかはないのでしょう。


■元四国放送アナウンサーの遠藤彰良氏、徳島市長選に初当選
http://www.sankei.com/west/news/160327/wst1603270063-n1.html
 わざわざ推薦した現職が落選したことはおおさか維新にとってはショックでしょう。結局「大阪ローカルでの力しかない」事を露呈したわけです。さらに「自民党へのすり寄り」が強まっていくのでしょうか。


■【民進党結党】際立つ「左旋回」 国歌斉唱なし、来賓はSEALDs…まるで旧態依然の革新政党
http://www.sankei.com/politics/news/160327/plt1603270057-n1.html
 シールズは護憲団体であっても左翼団体ではありません。「国歌斉唱がない」て、ならば保守かどうかはともかく、左翼政党ではあり得ない「公明党」は国歌斉唱してるんでしょうか。過去に存在した保守政党新自由クラブ新生党新党さきがけ新進党自由党など)、あるいは現在存在する保守政党(自民、おおさか維新、生活など)は全て例外なく「党大会で国歌斉唱」してるんでしょうか。
 あるいは海外において党大会で国歌斉唱することは普通のことなのか。
 この程度で左翼呼ばわりなど馬鹿げた話です。単に産経が極右であるにすぎません。


■日台スカラシップの研修団、台湾6日間の旅終え帰国 副総統表敬や地元大学の授業に参加
http://www.sankei.com/world/news/160327/wor1603270030-n1.html
 「主催:産経新聞」という時点で何か「反教育的な不純な動機と教育内容」を疑うのですが、その点どんなもんなんでしょうか。


■【手帖】「役不足」ってどういう意味だっけ? 『文化庁国語課の勘違いしやすい日本語』文化庁国語課著
http://www.sankei.com/life/news/160327/lif1603270019-n1.html

 「役不足」とは力量に対して役目が重すぎるのか、軽すぎるのか、「気が置けない」とは、気配りや遠慮が必要か不要か−。ほかにも「敷居が高い*5」「流れに棹(さお)さす*6」「破天荒*7」「手をこまねく*8」など、勘違いしやすい言葉の意味を、日常の会話シーンを例に、世論調査のデータとともに紹介している。

 こういうのは大変便利なので機会があったら買おうかと思います。「お前は政府盲従の権威主義だ」と小生を批判する方もいるでしょうがまあ「文化庁編纂」なら国語的な意味での間違いはないでしょう。
 ちなみに「自分の能力より下の仕事を与えられて不満だ」という場合に使うのが「役不足」であり、「自分の能力より上の仕事を与えられて恐縮だ」という場合に使うのが「力不足」です。しかし文化庁調査では最近では「役不足=力不足=自分の能力より上の仕事を与えられて恐縮だ」という誤用が増えてることがわかっています(むしろ誤用が定着している疑いすらある)。
 「気がおけない」というのは「気をおく=気を使う」なので「気配りや遠慮が不要」と言う意味ですが文化庁調査では最近では「気が抜けない(気を使う)」と同じ意味だとする誤用が増えてることがわかっています(これまた、むしろ誤用が定着している疑いすらある)。
 ちなみに「誤用が完全に定着してしまった」のが「鳴かず飛ばず」「姑息」でしょう。
 以前見たNHKの番組に寄れば「鳴かず飛ばず」のもともとの意味は「能ある鷹は爪を隠す(能力のある人は本当に必要なとき以外は無駄に能力を使わない)」と言う意味で褒め言葉ですが、今は完全に「うだつが上がらない」という意味でしか使われないわけです。
 姑息も「卑怯」と言う意味では本来はなく「一時しのぎ」と言う意味ですが、小生はもう自ブログでもついつい「産経は嘘つきで姑息だ」と書いちゃいますし、「もう無理して誤用を直さなくていいかな」と個人的には思っています。

参考
文化庁『ことば食堂へようこそ!』
http://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kokugo_shisaku/kotoba_shokudo/
 良くある誤用の一部が文化庁によって紹介されています。


■【書評】大阪市立大学教授・朴一*9が読む『性風俗のいびつな現場』(坂爪真吾*10著) 貧困女性の最後のよりどころ
http://www.sankei.com/life/news/160327/lif1603270014-n1.html

 確かに50歳を過ぎて、シングルで持病を抱え、パソコンもできない女性が、まともな仕事を探すのは困難だろう。そんな人にとって、年齢*11や事務能力を問わない性風俗店は、救いの場であるかもしれない。

 とはいえ「誰でも売れっ子性風俗嬢になれるか」といったら普通に考えてそんな事はないわけです。
 あれは「ある種の接客業」であり、「ある種の接客テクニック」が求められるわけです。
 定食屋で「オフクロの味」が求められるように「疑似(本物ではない)」とはいえ「恋人的な関係」が客によって求められるんじゃないですかね。
 多くの場合は「性風俗嬢もうまくいかない」というケースではないですかね。


■18円ドロボー逮捕 神戸・長田神社で賽銭箱ひっくり返す
http://www.sankei.com/west/news/160327/wst1603270044-n1.html
 この程度の微罪が「逮捕したり」ましてや「マスコミに発表したり」する事とは到底思えませんが。


■【「巫女のくせに」発言】谷垣*12幹事長「意味不明で誠に不適切な発言だ」と不快感 24日の大西氏発言に
http://www.sankei.com/politics/news/160325/plt1603250018-n1.html
1)「神社本庁自民党支持*13なのに、巫女が自民支持したくないとは何事だ」と言う意味
2)巫女など賤業(?)だと言う認識の元に「巫女ごとき賤業が天下の自民党の支持を嫌がるとは何事だ」と言う意味
など諸説あるようですがまあ、確かに意味不明です。いずれにせよこの大西氏が「選良の資格などない馬鹿」であることだけは確かです。


■【埼玉失踪少女保護】「助けて欲しい」自ら110番…一緒いた男性姿消す 27日昼、父親に「東中野にいる」
http://www.sankei.com/affairs/news/160327/afr1603270013-n1.html
 以前拙エントリで紹介した怪事件ですが少女が無事に身柄を保護されたようです。何があったのかさっぱり分かりません*14が、「遺体での発見」という最悪の事態でなかったことはまずは素直に喜びたいと思います。
 ちなみにこの種の「謎の失踪事件」を根拠レスで北朝鮮拉致認定し、後で「そうではないことが発覚」という醜態を何度も繰り返してるのが救う会という団体です。


■「中国は環境活動のヒーロー」レオ様の“称賛”に物議 「偽善者」とネットで嘲笑も
http://www.sankei.com/world/news/160326/wor1603260003-n1.html
 「産経の異常な反中国」と「レオ様(ディカプリオ氏)の温暖化問題への強い思い」がよくわかる記事です。

 米俳優のレオナルド・ディカプリオさん(41)が、先に悲願の米アカデミー賞主演男優賞を受賞した映画「レヴェナント 蘇えりし者」のプロモーションのため訪れた北京で、「中国は環境活動のヒーローになれる」と発言し、物議を醸している。中国は、言わずと知れた地球温暖化の原因である二酸化炭素(CO2)の世界最大排出国で、北京の大気汚染も深刻化している。熱心な環境活動家としても知られるディカプリオさんの中国称賛発言は、世界最大を視野に入れる中国映画市場での興行収入を意識したものと受け止められており、ネット上では「偽善者」「愚か者」といった嘲笑があふれている。
■努力たたえた?
 「持続可能な代替エネルギーの分野で中国は急進的な前進を遂げた」
 問題の発言は、「レヴェナント 蘇えりし者」の公開に合わせて20日に北京で行われた記者会見で、大勢の現地記者を前に飛び出した。そして、「中国は環境活動でも、気候変動の防止活動でもヒーローになれると思う。世界を変えるチャンスを与えられており、実際、そうするつもりだろうと信じている」と言い切った。
(中略)
 今回の発言は、16日に国際エネルギー機関(IEA)が発表した調査結果に基づくものとみられる。それによると、2015年の世界のCO2排出量は321億トンで、2年連続で横ばいとなり、中国は前年より1.5%減少した。太陽光発電風力発電の導入を強化したことが要因とされ、この努力をたたえたかったようだ。

世界最大を視野に入れる中国映画市場での興行収入を意識したもの

などという産経のディカプリオ氏への非難が言いがかりであることは皮肉にも産経記事を読むだけで明白です。

「持続可能な代替エネルギーの分野で中国は急進的な前進を遂げた」
 問題の発言は、「レヴェナント 蘇えりし者」の公開に合わせて20日に北京で行われた記者会見で、大勢の現地記者を前に飛び出した。そして、「中国は環境活動でも、気候変動の防止活動でもヒーローになれると思う。世界を変えるチャンスを与えられており、実際、そうするつもりだろうと信じている」と言い切った。

というディカプリオ氏の発言は「中国への媚び」というよりは叱咤激励と理解すべきでしょう。ディカプリオ氏の発言は抽象化すれば

1「Aさん(個人または団体)はBという問題で一定の成果Cを上げた、このことは私も評価する」
2「しかしAさんの能力ならCなどまだ不十分でより大きなDという成果を上げられると思う」
3「AさんもDする気はあると私は信じてる」

つう話です(ディカプリオ氏の発言だとAが中国、Bが温暖化問題、Cが『実際に中国が達成した温暖化ガス削減成果』、Dが『環境保護団体などが中国に希望する温暖化ガス削減目標』です)。
 こんなのは「子どもの学業成績に対する親の叱咤激励」「部下の営業成績に対する上司の叱咤激励」など世間にいくらでもあるでしょう。
 そう言う叱咤激励は「賞賛」なのか。まあ「お前はよく頑張ったな」といってるという意味では賞賛ですがそれはあくまでも「でもお前はもっとできるはずだ」という「激励の前振り」でしかないわけです。
 まあ賞賛が嘘だとは言いませんが叱咤激励の場合、「激励の効果を高めるためにあえて賞賛の言葉を強く表現する」つうことはあるでしょう。
 つまりはこういう話では「賞賛は本筋ではなく」あくまでも「成果を上げて欲しいから」賞賛するわけです。
 別に「映画の営業成績」なんて話ではなくディカプリオ氏は単に「叱咤激励すること」によって中国から「環境問題でのより積極的な貢献」を引き出そうとしてるだけでしょう。
 「お前はDする能力があるはずなのに、DしないでCしかしないなんてどういうことだ、早くDしろ」と批判するのではなく「Cしたことは素晴らしいが、Dする能力があるはずだ」といった方が中国に対し、より効果的と、ディカプリオ氏が判断してるだけでしょう(その判断の是非はひとまずおきます)。
 中国にとってはむしろ「Dなどしたくない」のに、「前振りで褒められてる」のでうかつにディカプリオ氏批判もできないという可能性もあるのではないか。
 そう言う主旨の発言で「中国を褒めたから『愚か』だ、『偽善者』だ」なんて言うのはそれこそ愚かでしょう。
 まあ、「そういう褒めてのばす戦略は中国には効き目がないからディカプリオ氏は愚かだ」というなら話は別ですが明らかに産経のディカプリオ氏批判や「産経が紹介する、産経と同レベルの英米のネットでの反中国ウヨ(あるいはただの反ディカプリオ?)によるディカプリオ氏批判」は「ディカプリオ氏は中国に媚びてる」という曲解を元にしたとんでもない代物です。
 こういう連中には中国に対する態度は「賞賛か非難か」の2つしかないのでしょう。「ある問題では賞賛するがある問題では批判する」とか「褒めてのばすという態度であえて褒める」とかいった複雑(?)な考えは頭にないわけです。

*1:東日本大震災のこと

*2:著書『日米開戦・陸軍の勝算:「秋丸機関」の最終報告書』(2015年、祥伝社新書)。まあ確かに陸軍は「勝算がある」と思ったんでしょうがそれが間違ってたことは今さら言うまでもないでしょう。大体「陸軍には勝算があった」と「敗戦革命」とまるで両立しないでしょうに(苦笑)。

*3:著書『中国がうまくいくはずがない30の理由』(2006年、徳間書店

*4:原、山本内閣陸軍大臣などを経て首相

*5:正しい意味は「迷惑をかけたのでその人の所に行きにくい」と言う意味ですが文化庁調査では「値段や格式が高いので高級な店には行きにくい」と誤用されることがわかっている。

*6:正しい意味は「時代の流れに従う」と言う意味ですが「棹をさす」というのが「棹で流れに抵抗する」というイメージがあるのか「流れに抵抗する」と誤用されることが文化庁調査で分かっている。

*7:正しい意味は「(良い意味で)前人未踏」と言う意味ですがその言葉の響きから「豪快」と言う意味だと誤用されることが文化庁調査で分かっている。

*8:正しい意味は「何もしないで傍観している」と言う意味ですが「こまねく=細かい」という誤解があるのかのか「細かいところまで十分な準備をしておく」と誤用されることが文化庁調査で分かっている。

*9:著書『<在日>という生き方』(1999年、講談社選書メチエ)、『朝鮮半島を見る眼:「親日反日」「親米と反米」の構図』(2005年、藤原書店)、『僕たちのヒーローはみんな在日だった』(2016年、講談社プラスアルファ文庫)など

*10:著書『セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱』(2012年、小学館101新書)、『男子の貞操』(2014年、ちくま新書)、『はじめての不倫学』(2015年、光文社新書)、『セックスと障害者』(2016年、イースト新書)

*11:年齢は問われるでしょうね。多くの風俗店では「50代の女性(せいぜい20〜40代の女性でしょう)」はあまり求められてないでしょうし、肉体労働ですから、年を取れば体力的にもきつくなります。

*12:小泉内閣国家公安委員長財務相自民党政調会長(福田総裁時代)、福田内閣国交相、第二次安倍内閣法相など歴任。

*13:もちろん「政治団体ではないはずの神社」が自民党支持ということ自体変な話ですが。以前ネットでも話題になっていましたが最近、某神社に行ったら「今こそ自主憲法制定を」的なのぼり旗があって心からげんなりしました。

*14:普通に考えれば拉致監禁でしょうが「何故少女はこの男に拉致され今まで逃げられなかったのか」「何故今回逃げ出せたのか」さっぱりわかりません。