今日の産経ニュース(7/31分)

■【元横綱千代の富士死去】“ウルフ”の愛称で国民的な人気 昭和から平成へ、国技を支え時代を彩った角界のスターが逝った
http://www.sankei.com/sports/news/160731/spo1607310023-n1.html
 永六輔大橋巨泉、そして千代の富士ともう何というか、「昭和の人間がどんどん死んでいくな」感がありますね。


■台湾の立法院長、1〜4日に訪日へ 自民党細田博之*1幹事長代行、民進党枝野幸男*2幹事長と会談
http://www.sankei.com/world/news/160731/wor1607310019-n1.html
 谷垣氏*3が入院してるので谷垣氏に会わないのは当然としてその代役が二階*4総務会長でも稲田政調会長でもなく、細田氏というのは興味深い気がします。
 一方、枝野氏と会うことで分かるように台湾も安倍べったりではないわけです。


■台湾の李登輝氏、沖縄・石垣市で講演 「日台は運命共同体だ」
http://www.sankei.com/world/news/160731/wor1607310017-n1.html
 今の李にまともに突っ込んでも空しい気もしますが、「日本にとっての台湾」は「運命共同体」というほどの重要性はないでしょう。というかいかに重要な国だって「運命共同体」ではないでしょう。
 そう言う情緒的な理解は適切ではない。もっと国家間関係はドライに理解しないと行けないと思う。
 小生は「日本にとって重要な貿易相手国にして軍事同盟相手*5」米国にしたって別に「運命共同体」とは思っていません。まあ冷戦時代は「ソ連に対抗するための運命共同体=米国を中心とした欧米諸国」という理解もできたかも知れませんが今そう言う理解はできないでしょう。中国は「冷戦時代の旧ソ連」と違って「潰すか潰されるか」という関係じゃない。
 結局日本にとって「運命共同体としての国ホニャララ」を想定する必要がない。下手にそんなもん想定したら「運命共同体だから批判控えよう」となってろくなことがない。
 「日本にとって重要な国」という合理的理解で十分でしょう。

*1:小泉内閣官房長官自民党幹事長(麻生総裁時代)、総務会長(第二次安倍総裁時代)を歴任

*2:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)を歴任

*3:小泉内閣国家公安委員長財務相自民党政調会長(福田総裁時代)、福田内閣国交相、第二次安倍内閣法相、自民党幹事長(第二次安倍総裁時代)を歴任

*4:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相を歴任

*5:小生個人は日米安保廃棄派ですが