「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(9/30分:巣くう会集会の巻&北朝鮮最新ニュース、ほか)(追記・訂正あり)

 巣くう会集会以外にも色々と書いています。
■産経『教科書への拉致記述「今年度は困難」…神奈川県が朝鮮学校補助金の支給留保』
http://www.sankei.com/world/news/161108/wor1611080038-n1.html
 うんざりします。そんなことが留保条件*1になると黒岩知事は本気で思ってるのか。
■日刊イオ『補助金留保、の報を聞いて』
http://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/cde3aeb710bc3b059b69881f4dd9f9bdが指摘していますがならば無償化対象、補助金対象のアメリカンスクールは原爆投下を批判的に教えているのか(たぶんそうでじゃないでしょう)。
 日本人として朝鮮学校関係者に申し訳ないという自責、贖罪*2の思いを禁じ得ません。


朝鮮日報児童虐待犯の処罰基準を大幅強化、死刑求刑も=韓国検察』
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/11/14/2016111401076.html

 韓国の大検察庁(日本の最高検察庁に相当)刑事部は13日、児童虐待の加害者に対する処罰基準を大幅に強化する方針を明らかにした。悪質な児童虐待犯に殺人罪を適用し、(ボーガス注:原則として?)死刑または無期懲役を求刑することを検討するよう、各検察庁に指示したという。
(中略)
 近ごろ児童虐待が頻発していることに加え、児童虐待犯を厳罰に処すべきという各界各層の意見を踏まえた。
 韓国では児童虐待事件が相次いでおり、今年初めには継母が男児(7)を3カ月にわたりトイレに監禁し、漂白剤や水を浴びせて死亡させる事件が起きた。

 「殺人罪を適用し」という書き方が気になります。児童虐待の結果、児童が死亡し、かつ「殺意があった」と認定されれば、殺人罪になるのは当然です。
 この書き方では
1)児童虐待で死亡したら問答無用で殺人罪扱いにする、傷害致死は認定しない
2)いやそれどころか死亡しなくても、「一生寝たきり」などの重大な障害を負ったら殺人扱いする
のではないかと疑問に感じます。
 確かに「児童虐待は悪」ですがもし俺の想像が「当たっている」ならこれは、法律的に問題ではないかと思います。


■中国人の邦人惨殺、通州事件を学べ(櫻井よしこ
http://yoshiko-sakurai.jp/2016/11/17/6583
 「どんな理由があっても通州事件のような民間人殺害なんか許されない」という前提の上での話ですが、当時の日本は中国を侵略していたわけです。通州事件とは「中国人が日本にきてやった犯罪」ではなく「中国を侵略した日本人相手に中国人がやった犯罪」のわけです。日本が中国侵略しなければ起きなかった犯罪です。
 そこを無視して「第三者ならともかく」日本人のよしこが「南京事件などの無法行為を正当化するため」に通州事件を持ち出すなど全く馬鹿げています。


産業革命遺産の軍艦島を見て分かった「監獄島ではなかった」の確からしさ(櫻井よしこ
http://yoshiko-sakurai.jp/2016/11/12/6590
 「朝鮮人にとっては監獄島だ」つうのは争いようがない事実でしょうに何言ってるのか。しかも「端島炭鉱(軍艦島)の歴史を調べて分かった」ならまだしも「見て分かった」。すごいですね、「朝鮮人が働いていた当時ならまだしも」今、観光ツアーで廃墟となった端島炭鉱を見ただけで何が分かるのか。


■朴大統領、最大の危機を回避できるか(櫻井よしこ
http://yoshiko-sakurai.jp/2016/11/10/6576
 よしこのいう「危機の回避」が「朴の政治権限維持」ならそんな事はできないでしょうし、すべきでもないでしょう。
 「危機の回避」が「崔順実疑惑による政治不信の解消」なら話は別ですが、その為に朴ができることはもはや「政治的引退」の表明でしかないでしょう。個人的には「ニクソンのような大統領辞任、下野」を望みますが、そこまで行かなくても「挙国一致内閣の設立&自分は、実質的政治は内閣に任せ、今後儀礼的なことしかしない、また大統領辞任後は政界から引退すると宣言&セヌリ党離党」くらいはしてもらわないと今の危機はどうにもならないでしょう。


■ウエッジ『北朝鮮制裁は抜け穴だらけ、元国連担当者が語る真実』古川勝久(元北朝鮮制裁の国連安保理専門家パネル委員)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8116
 タイトルだけ見ると「抜け穴を封じて制裁でがんがん締め付けろ」と言ってるように見えます。
 もちろん古川氏は「抜け穴を減らそう」とは言ってます。
 ただその彼も

 これまで述べてきた制裁は外交のためのツールであり、外交にとって代わるものではない。やはり対話が必要なのである。例えば昨年、イランとの核問題に関する最終合意に至るまで、欧米は制裁と同時に外交的交渉を粘り強く続けていた。しかし、北朝鮮とは対話がない。その役割を米中が互いに押し付けあっている状態だ。まずは、北朝鮮の核・ミサイル計画に歯止めをかけることを念頭に、対話のための現実的な環境整備が必要であろう。そのために日本が関係国の仲介役となり、外交努力をさらに強めることが求められるだろう。

としており「制裁で全てが解決する」と言う立場ではありません。


毎日新聞北朝鮮拉致問題:男鹿東中で生徒に講演 家族連絡会・飯塚代表/秋田』
http://mainichi.jp/articles/20161105/ddl/k05/040/095000c
 こんなことをしたって拉致の解決に関係ない。ウヨである救う会が家族会を使って、拉致を口実に教育現場に介入しようと画策してるようにしか見えません。

講演を聞いた佐藤魁翼(かいふう)さん(2年)は「何の罪もない日本人が連れ去られて悲しい。今後起きることがないよう、自分にできることをしたい」と話した。

 まじめな話、この少年にできることは何もないですよね。
 「世界で飢えに苦しむ子どもの話を聞いて、ユニセフに募金しようと思いました」「親を失った子どもの話を聞いてあしなが育英会に(以下略)」「盲人の方のお話を聞いて、道ばたで困ってる盲人の方を見たら声をかけようと思いました」とかそういうんじゃないですから。


毎日新聞北朝鮮拉致問題:解決へ、辺さん独自視点 /新潟』
http://mainichi.jp/articles/20161105/ddl/k15/040/234000c

 北朝鮮情勢に詳しい「コリア・レポート」の辺真一*3(ピョン・ジンイル)編集長の講演会が3日、新潟市中央区のホテルで開かれた。辺さんは北朝鮮による日本人拉致問題の解決に向けて「金正恩キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長に対し、日本を信頼できるパートナーと確信させるしかない」と独自の見解を述べた。
 講演会は自民党県議団が主催し、約400人が参加。辺さんは「金委員長は日本との協力なくして北朝鮮の未来がないと分かっていると思う。拉致問題解決へ腹をくくるだろう」と今後の進展に期待を寄せた。
 また、2011年3月の東日本大震災の際、「北朝鮮側は制裁を受けていたのに見舞金を送ってきた」として、同年12月の金正日キム・ジョンイル)総書記の死去時に弔意表明を見送った日本側の対応を疑問視した。

金正恩拉致被害者を帰せば日本は経済支援してくれるという信頼感を持たせるべきだ」「そう言う意味で金正日氏死去時に弔意表明を見送ったのはいかがなものか、あえて弔意表明すべきではなかったか」「北朝鮮が見舞金を贈ったときに謝意を示しても良かった」という辺氏です。
 興味深いのはこれが「自民党新潟県議団の主催」てところですね。こういう辺氏のような主張は救う会や家族会は敵視してると思うんですけどね。


■産経【北朝鮮拉致】秋田・男鹿で啓発演劇「めぐみへの誓い」を上演 飯塚繁雄さんも講演 「実質協議急いでほしい」 
http://www.sankei.com/world/news/161103/wor1611030065-n1.html
 どうせ「飯塚の講演とセット」「産経が報道」てあたりでこの啓発劇が「お涙頂戴の茶番狂言であること」は明白でしょう。もうそう言う馬鹿な事は大概にしろ、と思いますね。拉致の解決は、啓発がどうこうって話じゃないでしょう。
 映画「橋のない川」を見て部落差別への理解を深めようとか、映画「黒い雨」を見て被爆者の苦しみに思いをはせようとかそう言う類の話じゃないでしょう。ぶっちゃけ「橋のない川」「黒い雨」と比較するレベルじゃない二流俳優の二流芝居でしょうけど。


東洋経済オンライン『北朝鮮経済が「社会主義」にこだわるワケ:経済制裁下でも広がる「企業責任管理制」とは』(福田恵介)
http://toyokeizai.net/articles/-/143112
 実態が社会主義と言えるかどうかはともかく「社会主義という看板にこだわってる」のは「改革開放中国」「ドイモイベトナム」もそうなのでそこに不思議はありません。
 それはともかく記事を読む限り、「成功してるかどうかはともかく」、企業責任管理制度とは「企業の責任者に権限と権利を与え、やる気を引き出す」と言う代物のようですから明らかに中国やベトナムを参考にした制度でしょう。北朝鮮北朝鮮なりに「北朝鮮版改革開放」を目指してるわけです。


■産経【北朝鮮情勢】“初代”金日成は旧陸軍士官学校出身 卒業名簿に本名記載、伝説的抗日運動家、政権が名声利用
http://www.sankei.com/world/news/161030/wor1610300008-n1.html
 実際どうかは分かりません。そもそもこの「別人説」、以前から存在してる(ただし「別人」とする決定的証拠がなく、批判も多い)のは、ウィキペ『金日成』を見れば分かります。今回の産経記事が「過去の説のただの焼き直しに過ぎない*4」「新情報など何もない」のであればこんな記事にするような話では勿論全くありません。
 また別人説を採る人間にせよ「よほどの反北朝鮮」でもない限り「金日成国家主席に抗日運動の実態があったこと(戦後、ソ連が擁立した操り人形なんて代物じゃない)」は認めていると思います。
 つうか産経も

研究家の間では、金主席を含め、数人の「キム・イルソン」と名乗る人物が抗日運動を引き継いだとみられている。

と書いてるように当時は「抗日活動家の間でキム・イルソンを名乗ることがある種のブーム(日本の何とか銀座みたいに)」だったのかもしれません(産経が言うように初代キム・イルソンがいたのか、あるいはキム・イルソンは実在の活動家のいいとこ取りをして生まれた伝説上の人物に過ぎず実在しないのかはともかく)。ならそれは「経歴捏造」つうのとは少し違うでしょう。
 いずれにせよ「歴史研究としてなら」ともかくこんな事持ち出して「北朝鮮政権の正当性ガー」なんて言ったところで何がどうなるもんでもない。


■産経『菅義偉官房長官「事実はない」 日朝両政府関係者が10月に接触との一部報道を否定』
http://www.sankei.com/politics/news/161031/plt1610310021-n1.html
 「事実だ」と言った場合「何故か日朝交渉に否定的な救う会や家族会の反発が危惧されること(救う会について言えば何故かは分かりますが家族会についてはさっぱり分かりません)」を考えれば「事実でない」と言っても鵜呑みにはできません。
 そもそも「何故事実でないことが記事になるのか」つう問題があるわけです。個人的には「事実でない方が問題」だと思います。交渉が進まないようでは困る。また一般的には「嘘は良くないこと」ですがこの件について言えば「嘘も方便(菅発言が嘘でもOK)」と個人的には思っています。


■産経『北朝鮮担当の国連報告者、11月下旬に日本に 拉致被害者家族との面会目指す』
http://www.sankei.com/world/news/161028/wor1610280025-n1.html
 「会うな」とは言いませんが、会っても「拉致被害者帰国」と言う意味ではあまり意味もないでしょう。単に「クマラスワミ報告」のような報告を出すだけでしょうから。その種の報告を出して「ハイ、分かりました、返します」と言う国なら「安保理決議無視して核実験とかしない」わけです。


■産経『札幌で「拉致問題を考える道民集会」開催 「一日も早く返してほしい」家族連絡会の飯塚代表らが訴え』
http://www.sankei.com/world/news/161030/wor1610300047-n1.html

・石原宏高*5・内閣副大臣は、北海道の特定失踪者の家族らと懇談の後、会場で「ご家族に寄り添い、国際社会の北朝鮮への圧力をてこに、対話を通じて全ての拉致被害者の帰国に取り組む」と挨拶。
・会場に来ていた特定失踪者の斉藤裕さん=失踪当時18歳=の姉、由美子さん(79)は「5人いたきょうだいの内2人がすでに亡くなってしまった。裕が帰ってくるのではないかと思っていたが今はほとんど動きもなく、弟のことを話すことも減ってきた。弟が帰ってきても誰もいないということにならないようにしてほしい」と切実な思いを語った。

 こういうのをよく飯塚会長ら家族会も容認できると思います。
 本気で「特定失踪者は北朝鮮拉致」と思ってるのか、救う会とのしがらみがあるのか知りませんが実に家族会は愚かです。


讀賣新聞拉致問題 解決訴え…札幌で道民集会』
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20161031-OYTNT50009.html

 冒頭、「北朝鮮に拉致された日本人を救出する北海道の会」の川田匡桐(ただひさ)代表があいさつ。「拉致は組織的な活動で、国内にも関与者がいるはずだ。警察が事件として捜査するのが本当ではないか」と主張した。

 警察関係者も
「そんなことができればとっくにやってる」
「国内に協力者がいるって根拠何よ?」
「何も犯人が逮捕できなかったのは拉致だけじゃない。BOACスチュワーデス殺人事件*6(1959年)、草加次郎事件(1962年)、三億円事件(1968年)、青酸コーラ無差別殺人事件(1977年)、グリコ森永事件(1984年)、尾崎清光*7殺害事件(1984年)、朝日新聞阪神支局襲撃事件(1987年)、五十嵐筑波大教授(「悪魔の詩」訳者)殺害事件(1991年)、阪和銀行*8副頭取射殺事件(1993年)、住友銀行*9名古屋支店長射殺事件(1994年)、国松警察庁長官狙撃事件(1995年)、八王子スーパー『ナンペイ』強盗殺人事件*10(1995年)、御嵩町長襲撃事件(1996年)、 世田谷一家4人殺害事件(2000年)、中田カウス*11金属バット襲撃事件(2009年)、王将社長射殺事件*12(2013年)とかいろいろある」(ウィキペ「未解決事件」参照)」
「大体そんなん拉致被害者救出と関係ないやろ?」
でしょう。


西日本新聞北朝鮮、実権握る指導部 元国営放送記者「金正恩氏はサインするだけ」』
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/284019
 正恩君についてはその若さからこうした
1)実権はなく、ただのお飾り、本当の実力者(後見人名目)は他にいる*13と見なす説と
2)1)説を批判し、それなりの実権を握ってるとする説
がありますが、まあ素人にはよく分かりません。


西日本新聞『対日交渉へサインか 北朝鮮・宋氏、福岡訪朝団と面会』
http://www.nishinippon.co.jp/feature/attention/article/284460

 北朝鮮宋日昊(ソンイルホ)・朝日国交正常化交渉担当大使は5日夜、平壌を訪問中の福岡県日朝友好協会(北原守会長)メンバーと面会。
(中略)
 宋氏が日本の地方からの視察団と会うのは異例で、日朝対話の再開を模索している可能性もありそうだ。
(中略)
 協会の訪朝団は4日から8日まで平壌などを訪問中。一行は福岡県内の地方議員や労組関係者ら10人で、西日本新聞などメディア2社の記者も含まれる。
(中略)
 宋氏の対応に、北朝鮮に詳しい関係者は「途絶えている対日関係を動かそうという上層部の意志がはっきりしたのではないか」との見方を示した。宋氏との懇談後、北原会長は取材に対し「日本の独自制裁強化に対抗措置を取るという強い意志を見せられ、緊張感を覚えた。一方で、国交正常化には国民の信頼関係構築が大事だとして、われわれの活動に評価も寄せられた。今後も活動を一層強化していきたい」と語った。

 こうした民間交流は大事かと思います。北原氏は元福岡県議会副議長、元公明党福岡県議団長だそうですが、訪朝を模索していた山崎拓*14も福岡選出議員ですし、福岡というのはそう言う政治的風土なんでしょうか?


朝日新聞北朝鮮への独自制裁、中国企業も対象視野に 政府』
http://www.asahi.com/articles/ASJBT34G7JBTUTFK004.html?ref=rss
 下手なことをすれば中国との関係が悪化するのは勿論、中国企業に違法行為として訴えられて敗訴する危険性すらありますが、その辺りきちんと理解してるんでしょうか?。「独自制裁」ですので当然ながら「安保理決議」と言う言い訳は成立しません。


■核・ミサイルと切り離して全被害者救出を先行させよ−特別集会報告6
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5638.html

飯塚繁雄(家族会代表、田口八重子さん兄)
 私が常に言っているのは、拉致問題最優先という言葉です。

 飯塚ら拉致被害者家族会は思い上がるにも程があります。何故「核、ミサイル問題」「残留日本人遺骨問題」「日本人妻問題」などを犠牲にして自分たちだけが特別扱いされて当然と思えるのか。

横田早紀江横田めぐみさん母)
 西岡先生もおっしゃいましたが、国民大集会決議の3番目に「立法府は、北朝鮮のようなテロ集団を支える活動をわが国内で行うことを阻止する新法を作れ」とあります。こういう大事なことを言っているんですが、そのことがなかなか実現されない。そういうものが作り上げられないという状況がずっと続いているのではないかと思います。
(中略)
 前に総理にお会いした時に、「小泉さんと金正日氏が会った時のように、国のトップ同士が真剣に目を見て、言葉を出して、そうじゃなくてこうだと心から話し合わなかったら分からないと思うんです」と言いました。
 色々な提起をしてもぜんぜん伝わってないという状況が十何年も続いているわけですから、「必ずトップ会談をしていただきたい」と言いました。

 マジで横田母の馬鹿さには頭痛がしてきます。
 「朝鮮総連を敵視し打倒しようとする新法を作ること(安倍もそんなことしないでしょうが)」と「小泉訪朝による金正日・小泉トップ会談のように、安倍が訪朝し、安倍・金正恩トップ会談をすること」は横田母においては「何ら矛盾せず両立すること」のようです。普通に考えて矛盾すると思いますけど(苦笑)。そんな新法を作ったら、金正恩・安倍会談なんかできるわけがないし、安倍・金正恩会談をして欲しいならそんな新法を作るべきではない。
 つうか本気でそんな会談をして欲しいなら今すぐ制裁を解除し、朝鮮学校への不当な嫌がらせをやめるべきですけどね。もう本当に俺には「横田母の意見に賛同しないのは当然として」、横田母の意見を理解することすら俺には苦痛です。まるきり理解できない。


■核・ミサイルと切り離して全被害者救出を先行させよ−特別集会報告5
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5636.html

西岡力(巣くう会会長)
 私は人の往来の全面的禁止にすべきだと思っています。
(中略)
 金丸*15訪朝以前の日本は、北朝鮮を危険地域と指定していて、普通のパスポートでは行けなかったのです。
(中略)
 今は原則OKで、一部の人だけ禁止しています。これを戻すべきだと思います。

 「人の往来の全面的禁止」にして何か意味があるのか。ただの嫌がらせでしかありません。そしてそんなことをすれば行政訴訟が起こされ国が負けるんじゃないか。また、現在行っている日朝交渉にも悪影響が出かねません。まあ巣くう会連中は交渉否定の立場だから悪影響が出た方がいいのでしょうし、おそらく「悪影響が出ることを狙っての主張」でしょうが。

 日本は国内の暴力団について、組織暴力団と指定すると、銀行口座も開けない。マンションも借りられないということ*16をやっているんです。拉致をして人を返さない団体*17を称賛するような教育*18をしている学校*19、そういう政権に寄付を集めている団体*20がなぜ合法的に日本にいられる*21のか、ということまで、憲法の人権の範囲の中でできること*22がまだありますよ、と。
 今IS(イスラミック・ステート)を称賛するような教育を、各種学校としてでもやったらそれを許すのか、と。同じことをやっているところ*23があるわけです。そういうことについて新法も作るべきだということも9月17日の国民大集会の決議の3で、「立法府は、北朝鮮のようなテロ集団を支える活動をわが国内で行うことを阻止する新法を作れ」としています。

 呆れて物も言えません。朝鮮総連朝鮮学校の何が暴力団やISなのか。そんな下劣な差別行為をすることがどう拉致問題の解決に役立つのか。もはや巣くう会と家族会は拉致が解決したいのではなく「彼らが北朝鮮と密接な関係があると見なした団体(朝鮮総連朝鮮学校)や個人」に下劣な嫌がらせがしたいだけじゃないですか。日本人としてこうした拉致敗戦&在日差別状態には心底呆れますし、在日の方に対し、一日本人として心底「申し訳なさ、罪悪感、屈辱感」を感じます。

櫻井よしこ(国基研理事長)
 朝鮮総連の本部についても、私たちは極めて納得のいかない現実に直面しているわけです。

 要するに立ち退かせろと言う寝言です。立ち退かせて拉致が解決するのか。ただ嫌がらせがしたいだけじゃないですか。心底呆れます。日本人として拉致を巡るこうした異常事態には心底屈辱、空しさ、悲しみと言った負の感情を感じます。良く家族会もこんなあほな右翼連中とつきあえるもんです。


■核・ミサイルと切り離して全被害者救出を先行させよ−特別集会報告4
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5634.html
 自衛隊の特殊部隊で拉致被害者を救出しようといういつもの与太です。居場所が分かったとしてもそんな事は困難ですが居場所が分からないんだからそんな事はできるわけがない。良く家族会もこんな与太を黙認できるもんです。
 もはや救う会や家族会は拉致を口実に自衛隊北朝鮮に突撃させたいだけとしか思えません。


■核・ミサイルと切り離して全被害者救出を先行させよ−特別集会報告3
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5626.html

西岡
 北朝鮮は今、中国の大躍進と文化大革命をやっているわけです。

 何が大躍進で文革だかさっぱり分かりません。たとえば開城工業団地なんかはむしろ、改革開放でしょう。

 早紀江さんが、(ボーガス注:外務省アジア大洋州)局長がいる時に、「(ボーガス注:北朝鮮から拉致についての)報告書なんかもらってきてもいりませんから受け取りません」とおっしゃいました。

 ばかばかしい。向こうが出すというなら受け取ればいい。受け取った上で「ここが納得いかない」とか突っ込めばいい。「めぐみを出せ、報告書なんかいらない」なんて言っても何がどうなるもんでもない。何で横田母はこう脳みその足りないバカなのか。


■核・ミサイルと切り離して全被害者救出を先行させよ−特別集会報告2
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5612.html

櫻井よしこ(国基研理事長)
 やはり日本が国として国民を、十代の女の子や少年たち、青年たちを他国の国家権力に拉致されて、30年も40年も救うことができないという事実に、これは本当の国のありかただろうかとみんなが考えるわけです。

 10代の少女(中学生の横田めぐみ氏)や青年(20代の蓮池薫氏、地村保志氏、市川修一氏など)はともかく政府認定拉致被害者に「10代の少年」なんかいませんが(http://www.rachi.go.jp/jp/ratimondai/jian.html参照)。どう見ても「特定失踪者という与太」が持ち出されています。

島田洋一(巣くう会副会長)
 デヴィド・スネドン氏は2004年8月に中国の雲南省で失踪しました。北朝鮮難民を助けているという疑いをもたれて北朝鮮工作員に拉致されたのではないかと私も思っています。

 もちろん「失踪場所が雲南省で失踪時期が2002年(2002年の小泉訪朝後)」というスネドン君失踪が北朝鮮拉致だという根拠は何一つありません。国務省もFBIもそんな認定はしていない。

 2006年3月に、デヴィド・スネドン氏と似たようなアメリカ人の失踪事例がある。家族がスネドン家と接触して、自分たちの息子も拉致じゃないか、と。家族の意向で、現段階では実名は言えないんですが、やはりスネドン氏と同じ雲南省の虎跳峡(こちょうきょう)という景勝地の崖を訪れて、その後ラオスに入って失踪しています。

 「失踪場所がラオスで失踪時期が2006年(2002年の小泉訪朝後)」なんてどう見ても北朝鮮拉致ではないでしょう。


■核・ミサイルと切り離して全被害者救出を先行させよ−特別集会報告1
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5605.html
 拉致被害者北朝鮮が帰すなら「核、ミサイル問題が解決しなくても制裁解除してもいい」という巣くう会ですが問題は「全被害者」というところです。
 この全被害者に巣くう会は「特定失踪者800人」を入れてるんだから「制裁解除してもいい」なんてのは何の意味もない空言です。最低限「特定失踪者は救出対象にしない」「政府認定拉致被害者のみが対象である*24」としなければ何の意味もありません。
 とはいえ「制裁解除してもいいと思ってる」「でも北朝鮮が全員帰国させないのが悪い」と巣くう会が言い始めたのは「いい兆候」だと個人的には思います。家族会から「いつまで制裁してればいいんだ、蓮池兄弟が言うように制裁解除した方がいいのと違うか」と言う声が出始めてるのかも知れません。


■産経『【朝鮮半島情勢】「意見聞かれず」と否定 国連人権決議で北朝鮮
http://www.sankei.com/world/news/161024/wor1610240013-n1.html
 真偽は勿論不明ですが一応紹介しておきます。


■産経『【北朝鮮情勢】労働新聞がU−17女子W杯優勝を報道 「誇らしい」』
http://www.sankei.com/sports/news/161023/spo1610230029-n1.html
 日本女子サッカーも決して「王者に君臨できる程安泰ではない」 ということでしょう。


■産経『【朝鮮半島情勢】米と北朝鮮の「接触」 韓国外務省は「民間レベルの対話で米政府は無関係」』
http://www.sankei.com/world/news/161023/wor1610230014-n1.html
 今は民間人とはいえ「元国務省高官」が北朝鮮外務省高官とあって「米国政府は無関係」と見なすのは無茶というもんでしょう。


日経新聞北朝鮮次官が元米高官と接触
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM21H7K_R21C16A0FF1000/

 【ソウル=峯岸博】韓国KBSテレビは21日、マレーシアのクアラルンプールのホテルで同日、北朝鮮の韓成烈(ハン・ソンリョル)外務次官がかつて米政府で朝鮮半島担当大使を務めたデトラニ、ガルーチ両氏と接触したと報じた。韓氏はKBSに「お互いの関心事について意見交換する」と述べた。

 これだけでは何とも言えませんが米国も北朝鮮批判一本槍ではないのかも知れません。


■産経『【北朝鮮情勢】国民は正恩政権に激しい敵意も、実力行動は…米民間研究機関が初の“世論調査”』
http://www.sankei.com/world/news/161018/wor1610180075-n1.html
 「すごくうさんくさい調査」ですね。日本や欧米ならまだしも独裁国家で公然と「現政権についてどう思いますか」なんて調査ができるとも思えない。
 もし「独裁国でもそう言う調査ができる」というなら、北朝鮮以外にもそう言う国はあるので是非そう言う国でもやって欲しいもんです。
 まあ、どう善意に理解しても「一体どういう方法で調査したのか」つうデータがなければその信憑性の判断のしようがない。もし「独裁国家だから調査対象の身の安全のためデータが出せない」つうなら調査方法の是非を確認しようがないですから信用性なんかぶっちゃけゼロでしょう。

 今回の世論調査はBPが独自のルートで北朝鮮内に住む計36人(男性20人、女性16人)を対象に実施した。

 先ず第一に「36人ってのは人数少なすぎねえか」て疑問があります。
 第二に「独自のルート」とは何なのか。その独自のルートとやらが「実態よりアンチ北朝鮮政権の反・金正恩分子がセレクトされる、そういうバイアスが係りまくり」ならその結果は信用に値しません。「そう言う国民もいる」とは言えても「それが国民のマジョリティだ」とはとても言えない。
 もちろん「そう言う国民もいる」つう事実はどうでもいいわけではない。それなりの意味はあるでしょう。ただ「この調査だけでは」それが大多数だとは言えないでしょうし「大多数だと思って行動すれば」痛い目を見る危険性もある。

 BPでは今回の世論調査の手法は秘密としながらも、調査は実際に口頭*25で相手に直接、質問して回答を得たとしている。

 おいおいです。「調査方法は秘密だが結果は信じろ」なんてそんな馬鹿な話はありません。
 「口頭で回答を得た」つうのも産経の記事が事実なら「はあ?」ですね。まあ、「書面調査」と違って「口頭調査」は「調査対象者が質問者に、質問内容についての疑問を気軽に質問できる」つうメリットはあります。
 ただ小生の理解*26では「疑問点の生じないような良くできた書面調査」なら、口頭調査との差はそんなにはない。
 まあ当たり前の話で、ほとんどの調査は書面調査です(最近は電話調査やインターネット調査も増えてる)。面接調査なんてカネ*27と手間*28がかかる面倒臭いことはあまりしない。「カネと手間がかかってやるのが困難な」面接調査と「お手軽な」書面調査に「信用性」にそんなに大きな差があるようだったら現実問題困る。「全部、面接調査で調査する」なんて現実問題無理なわけです。
 当然ながらそこは「信用性にあまり差が出ないような調査方法が開発されてる」わけです。そう言う意味では「口頭調査です!」と自慢されても「はあ?。書面調査と違いなんてないでしょ?」ですね。


朝鮮日報【社説】韓国大統領選有力候補文在寅氏の「北にお伺い」疑惑
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/10/18/2016101801000.html
 疑惑と言って問題視するような話では全くないと思いますが今の韓国はそうした道理が通用しないのでしょうか。残念な話です。
 むしろ
讀賣新聞『朴大統領支持率、最低更新…財団設立疑惑原因か』
http://www.yomiuri.co.jp/world/20161014-OYT1T50085.html
毎日新聞『朴政権の支持率、過去最低25% 金銭疑惑続出』
http://mainichi.jp/articles/20161022/k00/00m/030/097000c
産経新聞
■韓国の朴槿恵氏最側近の疑惑深まる 大統領府は監察官追及
http://www.sankei.com/world/news/160819/wor1608190031-n1.html
朴槿恵大統領の支持率、過去最低水準の29% 側近の金銭疑惑が影響か
http://www.sankei.com/world/news/161007/wor1610070022-n1.html
■【朝鮮半島情勢】朴槿恵大統領の友人が財団私物化か 「財界から70億円集金」と韓国メディア
http://www.sankei.com/world/news/161024/wor1610240026-n1.html
夕刊フジ『【新・悪韓論】朴大統領に近い2財団の怪 大量資金集め 退任後に捜査対象の観測』
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160929/frn1609291140001-n1.htm
朝鮮日報『【社説】やりたい放題の2財団、疑惑に一切答えない朴大統領の釈明』
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/10/21/2016102101141.html
中央日報
■<大統領側近不正疑惑>朴大統領が関心を見せた「エコール・フェランディ」最終決定権者は?
http://japanese.joins.com/article/901/221901.html
■【社説】大統領側近不正疑惑、検察の捜査に聖域もガイドラインもあってはならない
http://japanese.joins.com/article/906/221906.html
といった朴クネ周辺の疑惑のほうがよほど重大な疑惑でしょう(追記:その後の朴クネの崔順実疑惑が大爆発し、この文氏の問題は下火になった)。


■産経【北朝鮮情勢】追放説の幹部は定年退職、体育行事に参加
http://www.sankei.com/world/news/161017/wor1610170021-n1.html

 地方農場に追放されたと韓国紙で報じられた北朝鮮の弓錫雄元外務次官が、北朝鮮の定年退職に当たる「年老保障」で引退していたことが17日、平壌からの情報で分かった。
 韓国紙、中央日報は12日、弓氏が駐英北朝鮮公使の韓国亡命の責任を問われ、家族と共に地方農場に追放されたと消息筋の話として報じていた。
 弓氏は16日、平壌で開かれた駐朝外交団のスポーツ大会に「名誉ゲスト」として招かれた歴代外務次官の1人として参加した。朴吉淵元外務次官も名誉ゲストとして参加し、引退していることが分かった。

 北朝鮮の秘密体質が問題であることは前提の上での話ですが韓国ウヨ新聞のこうしたトバシ記事は何とならないんでしょうか。相手が「秘密体質の北朝鮮」で「情報確認が困難」だからといってもねえ。
 これだと読み手は「ああはいはい、そう言う説もあるってコトですね(真偽不明、後で訂正があり得る)」と話半分に読むしかありません。


■新たな段階に入った拉致問題:10/23(日)特別集会のご案内
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5602.html
 何が新たな段階に入ったのかさっぱり分かりませんが、報告が掲載されたら突っ込む予定です。


■最近の加藤拉致担当大臣記者会見
平成28年10月7日(金)
http://www.cao.go.jp/minister/1608_k_kato/kaiken/2016/1007kaiken.html

(問)
 共同通信、比嘉です。よろしくお願いします。
 本日、一部報道で、日本と北朝鮮の政府関係者が中国で先月接触したという報道がありますが、これの事実関係をまずお願いいたします。
(答)
 そうした報道があることは承知をしております。
 ただ、私は一切そういうことは聞いてはおりません。

 「そう言う事実はない」でなく「(外務省から)聞いてない」つうのが興味深いですね(苦笑)。
 さてこれについての岸田外相のコメント。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/kaiken/kaiken4_000408.html#topic3
【記者】
 北朝鮮の関係ですが,一部報道でですね,9月の上旬,北朝鮮の当局者と日本の外務省幹部が接触したという報道があります。まず事実関係を…。
【岸田外務大臣
 そういった報道は承知していますが,そういった事実はありません。引き続き対話と圧力,行動対行動の方針に基づき,ストックホルム合意に基づきながら,拉致被害者全員の帰国に向けて努力を続けていきたい,このように思います。
【記者】
 その過程で,やはり対話をする,接触を持つというルートは否定しないという可能性は…。
【岸田外務大臣
 拉致被害者の方々全員の帰国を実現するということを考えた場合に,対話という要素,これはどうしても必要になってくると考えています。だからこそ,ストックホルム合意を我が国から否定することはありません。今,現状の中でしっかり圧力をかけながら,対話と圧力,そして行動対行動の原則に基づいて取り組んでいきたいと思います。

 そう言った事実はないそうです(本当かどうか分かりませんし、なかったらむしろまずいと思いますが)。いずれにせよその岸田氏でも「拉致被害者の方々全員の帰国を実現するということを考えた場合に,対話という要素,これはどうしても必要になってくると考えています。だからこそ,ストックホルム合意を我が国から否定することはありません。」として救う会などが放言する合意破棄を明確に否定しています。

 

東洋経済オンライン『核実験連発の「北朝鮮」は恐れるに足りない:「追い込む」ためには中国を巻き込むべし』クリストファー・ヒル*29(米デンバー大学コーベル国際大学院長)
http://toyokeizai.net/articles/-/139281
 「通常兵力がしょっぱいから核開発」「核なんかぶち込んだら国が終わっちゃう」「だから先制核攻撃はあり得ない」つう意味では恐ろしくないでしょう。そう言う意味で「対抗して軍拡」とか論外です。もちろんだからといって「放置プレー」はまずすぎますが。
 「北朝鮮問題を解決する上では中露の協力が必要」つうのもその通りです。

 ニューヨーク・タイムズ紙に寄稿したジョエル・S・ウィット氏や、国際連合大量破壊兵器廃棄特別委員会(UNSCOM)の主任査察官を務めたスコット・リッター氏ら一部の専門家は、今こそ同国との協議を開始すべきと主張している。
 そうした提案の背景には、協議を始めなければ「多くのものを失ってしまう」との理屈がある。とはいえ北朝鮮は、米国が米韓合同軍事演習の停止などに応じないかぎり、一切の協議に入ろうとはしないはずだ。
 米国を中心とする国際社会が米韓軍事演習の停止などを拒絶していることには十分な理由がある。合同軍事演習は、軍事同盟の中核部分だからだ。これこそが、抜け目のない北朝鮮が、米韓合同軍事演習の停止をプロパガンダの中で最優先している真の理由だ。
 米国はそうした要求に応じる姿勢を示さず、北朝鮮がすべての核兵器および既存の核計画の放棄を約束した2005年の共同声明を踏まえた協議でなければ受け入れない姿勢を示している。これは賢明なやり方である。

 いや「中止しろよ」「ヒルは何馬鹿な事言ってるんだ?」としか俺は思いませんが。少なくとも北朝鮮は建前では「永久に中止しろ」と言ってるわけではない。「合同軍事演習て北朝鮮侵攻が前提じゃないのか、そんなんで交渉できるか。演習中止とか誠意見せろ」「そんなんで何で俺が先にお前の核廃棄要求が聞けるか」と言ってるわけです。であるなら「ひとまず中止すればいい」。あるいは「中止以外の誠意を見せる形でもいい」。北朝鮮に対し「中止はできないが他の形でなら誠意を見せたい」といって交渉すればいい。
 私見では一番だめなのは「中止できない、以上」「むしろ北朝鮮が核廃棄しろ、以上」で北朝鮮を無視することです。それでは「そんなんで交渉できるか(北朝鮮)」で終わってしまう。


■『「新しい世代」が創る日本×北朝鮮の未来:日本人大学生が見た北朝鮮の「リアル」 (前半)』

http://kantahara.hatenablog.com/entry/2016/10/14/161550
 国交の無い日本にとっては、まさに「近くて遠い国」、北朝鮮。日本人にはアクセスが極めて難しく、またメディアを通して私たちの手元に入ってくる情報にも、偏りが生まれてしまっているのが現実だろう。
 そんな北朝鮮に、これまで2回の「公式訪問」をした日本人大学生がいる。新谷佑也(しんたに*30・ゆうや)さん、専修大学に通う3年生だ。
インタビュアー
 新谷さんは過去2回、北朝鮮に「公式訪問」したとお聞きしました。本来、北朝鮮への渡航には様々な制約があるかと思いますが、まずはこの「公式訪問」の概要について教えて下さい。
新谷氏
 かつては観光で渡航可能でしたが、大前提として現在北朝鮮渡航するためには招聘による公式訪問以外の方法はありません。その理由は日本との間に国交がないことに加え、(ボーガス注:日本政府が?)独自の経済制裁を敷いているため観光ビザなどが下りないからです。
 日朝学生交流の概要に関して、日本で活動する複数のNGO(非政府組織)が集まって、大学生や子供と交流をする企画を実施しています。現地の平壌外国語大学の学生と交流をすること、子供の絵画展(※南北コリアと日本のともだち展)のお手伝いをすること、招聘してくださった方たちとの意見交換、この3つが僕たちの大まかな仕事です。
インタビュアー
 新谷さんはこれまで、途上国を中心に10か国以上へと足を運んできたとお聞きしました。大学2年生という若さで「北朝鮮渡航しよう」と思ったきっかけや動機、目的は何だったのでしょうか。
新谷氏
 所属する団体の先輩を通じて声をかけてもらったことが最初のきっかけでした。
(中略)
 普段から(中略)知るべきことが沢山あると思っていて、その引き出しを増やすために現地に足を運ぶ、人に世界のリアルを伝えるために色々な場所へ足を運ぶ、というこだわりを持っていました。北朝鮮は、その最たる場所だという好奇心もあり、また北朝鮮に行けるとは思ってもいなかった中で降りてきたチャンスは掴むしかないと思い、「渡航する」という決断をしました。誰も知らない所、誰も行ったことのない所を自分の目で見ることができ、それを自分で発信する機会が増える事がとても楽しみでした。
(中略)
インタビュアー
 実際に北朝鮮を訪れてみてどうでしたか。具体的な活動やそれを通して感じたことも教えてください。
新谷氏
 昨年、初めて平壌に着いて一番驚いたのは、普通の町だったということです。僕たちの勝手なイメージでは(中略)「(ボーガス注:経済的に)苦しそうな生活をしているのではないか」と想像していました。しかし、実際に足を運んでみると、そこにはすごく穏やかな生活があり、穏やかな人が沢山いる、ということに驚きました。また、観光客が大勢いたことにも驚きました。北京の空港から平壌に行く時に、ヨーロッパ系の方が沢山いて、平壌が一般的な観光地であるということにもとても驚きました。
 (ボーガス注:日本では)あまり知られていないのですが、北朝鮮は現在164ヵ国と国交を持っています(2016年5月現在)。僕らはテレビの報道から、「北朝鮮は世界から孤立している」「誰も友達がいない」というイメージを持っているかもしれませんが、意外なことに多くの国が北朝鮮を国として許容しています。貿易も沢山行われていて、また観光としての人の出入りもある、というのも、僕たちが知らない一つのリアルだと思います。
 大学生交流をした時の驚きは、「日本の大学生と変わらない」ということ。人間的に素敵な学生が沢山いて、みんな普通に冗談も言えば、宿題が終わらないといった話や、恋愛の話もする。自分と同じ普通の大学生がここにはいるのだなと思いました。
 今年(2016年8月)二度目の渡航をし、新たに気づいたこともあります。去年の別れ際に、もう一生会えるか分からないという中で、「また来年会いましょう」という約束を何人かとしていました。それを覚えていてくれて、去年に続き二回目の参加だった学生たちに、「約束を守ってくれてありがとう。」と何度も言われ、「約束」というのを向こうの人はすごく大事にするのだなと感じました。
(中略)
 活動の中で、北朝鮮の「公式の見解」を聞くこともできました。対外文化連絡協会という、国交のない国からの来客に対応してくれる機関があるのですが、そこの日本局の局長さんたちと沢山話す機会がありました。例えば、学生交流中には切り込んだ話ができなかった拉致問題に関して話を聞くと、北朝鮮側の考え方としては、「拉致問題はすでに終わっているもの」「決着がついているもの」という考えでした。日本では被害者のご家族などが今でも一生懸命に活動をされていますが、向こうは終わったものだと考えている、という根本的な食い違いを感じました。
 2002年に小泉首相平壌を訪れて、初めて日朝首脳会談というものが実現しました。そこで歴史上初めて北朝鮮が拉致を認め、それ自体は大きな進歩でした。北朝鮮側の考えとしては、「その時日本側が提出した拉致被害者リストは全て調べ、生きている人は全員日本に返し、亡くなった人は報告をし、記録がない人は記録がないということを報告した。だから、北朝鮮側でやるべきことは全て終わった。」というものでした。「拉致被害者の遺骨はこちらにあるのに、日本の人はなぜ取りに来ないのだろう。」といったスタンスです。そのような意見を北朝鮮側から聞けたことは、とても興味深かったです。拉致問題が解決しない根本には(ボーガス注:日朝間の意見の隔たりが大きいという)このような理由もあるのだなと感じ、学びが多かったと思います。
(中略)
 後半では、日本×北朝鮮の学生交流についてお聞きし、「草の根」の民間交流が今後両国の関係にどのような影響を及ぼす可能性があるのか、そして今後どのような課題があるのか、新谷さんがこの活動を通じて日本の人々に届けたい「想い」と共にお聞きします。


■『「新しい世代」が創る日本×北朝鮮の未来:日本人大学生が見た北朝鮮の「リアル」 (後半)』

http://blogos.com/article/194165/
インタビュアー
 学生交流の時間を使って、少しシリアスな話、例えば政治的な話題、拉致問題の話題というのは話に上がったのですが?
新谷氏
 はい、出ました。
(中略)
 一応北朝鮮側のスタッフは同伴しているものの、市内観光の時間などは日朝の学生間で何を話しても良かったんです。そのため、例えば「お互いの国が友好関係を築くためにはどうすれば良いと思うか?」「今の政治状況についてどう思うか?」といった疑問も、向こうの学生に投げかけました。
 「お互いの国が仲良くするためには」という問いに対しては、北朝鮮の学生は、模範解答といったものまではいかないものの、回答が統一されていて、「日本の謝罪と補償です。」と言っていました。その背景としては、日本が朝鮮半島を植民地支配していたという歴史があって、「韓国側には謝罪や補償もしているにも関わらず、北側には何もしていない」という部分を彼ら北朝鮮の学生は勉強しているからだと思います。とはいえ、日朝友好に向けた一歩目としては、朝鮮側の学生からも「この交流は本当に素晴らしい取り組みです」と何度も言われたことには喜びを感じました。
インタビュアー
 「新しい世代」である私たちが歴史というものを振り返った時、様々な難しさがそこに存在することは事実かもしれませんね。
新谷氏
 そうですね。彼らの主張を聞いて「なるほど」と理解する部分がある一方で、「歴史」の難しさは痛感しました。それと、もう一つ印象的だったのは、昨年「安倍首相の談話についてどう思うか」という問いを投げかけてくる北朝鮮の学生が多かった事です。談話に関して、例えば「痛切な反省」という言葉に関して、ニュアンスが曖昧だったのではという話も上がりました。
インタビュアー
 安倍首相の談話に関して、北朝鮮の学生たちは、婉曲的な表現ではなく、直接的な謝罪の言葉が欲しかったという事ですか?
新谷氏
 そうですね。もっとストレートに、「謝罪するところには謝罪するべきではないか」というのが、北朝鮮の学生たちの、また一般的な人たちの意見だと見受けられました。
 また今回の渡航で訪問した軍事境界線で人民軍の方にお話を聞いた際にも、「首相の靖国神社の参拝はすべきでない」と言っていたりと、ほとんどの人が日本に関する動向には注目しているのだと思いました。
 政治の話をしていて、「実際北朝鮮の学生たちは、指導者の事をどう思っているのか?」ということは気になっていました。自分の仮説として、「(政治体制が)実は少しきつくて…」といった回答をするのではないかと少し思っていた部分もあったのですが、そんなことはなくて。「指導者の事をどう思うか」という質問自体が、愚問だったようです。(指導者の事は)信じて疑わないといった印象ですね。「第二の父」「金正恩委員長がいるから私たちは幸せ」といったことを彼らは言っていました。「指導者を失脚させれば北朝鮮は良くなるのではないか」という説が外部の一部から発せられることもありますが、それは違うな、と感じました。北朝鮮の人にとって、「指導者は心の支え」となっているようにも感じたし、その支えを”奪い取る”以外の方法であらゆる問題解決を図ることが理想かなと思います。
インタビュアー
 難しい所ではあるかと思いますが、「そのようなセリフ(金正恩総書記を称えるセリフ)を言わされている」といった事は感じませんでしたか?。なぜ北朝鮮の人々が金正恩総書記を「心の支え」とまで呼べるのだと思いますか?
新谷氏
 正直、話し方も「言わされている」という印象は全くありませんでした。「指導者」という言葉の前には必ず、「敬愛する」「偉大なる」といった冠詞を必ず付けていました。そういう言葉が自然と出ている様子だったので、「言わされている」という印象は特には受けませんでした。
 その理由としては、北朝鮮の報道や教育が大きく関係していると思います。今回は郊外の幼稚園や平壌の小学校も訪問しましたが、幼い頃からそのような教育を受け続ける過程で、(指導者を)疑う余地が無くなるのかなとは感じました。
インタビュアー
 非常にセンシティブな内容ではあるかと思いますが、民主主義の下で生きる私たちにとっては、なかなか理解しがたい部分、少し疑問を抱いてしまう部分もあるかなと感じます。その一方で、現地の学生一人一人と繋がり交流した上で、彼らの表現や想いを頭ごなしに否定してしまうと、それもまた違うような気がします。国レベル、政府レベルで北朝鮮という国を捉えるのではなく、北朝鮮の国民一人一人に目を向けた時、簡単に答えを出すことは出来ませんね。
新谷氏
 その通りですね。建設的な議論ならまだしも、そこで僕たちが彼らの価値観を「いや、それは違うんじゃない?」と否定しまえば、それは彼らに対するリスペクトが欠けているように思います。だからこそ、それ(彼らの考え方や想い)を踏まえた上での学生交流だったと思います。
インタビュアー
 新谷さんの活動のように草の根レベルでの交流に一定の成果が見られる一方、拉致問題など政府間交渉では膠着状態に陥っています。日朝学生交流のような民間での両国の交遊は、政府レベルの交渉、また外交関係に影響をもたらすことは出来るのでしょうか。具体的に取り組んでいる活動などあればそれも教えて下さい。
新谷氏
 「政府レベルの交渉、また外交関係に影響をもたらすことは出来るのでしょうか」という問いに対して、残念ながら現状では出来ないと思います。だからこそ「草の根」であり、「Non-Government(非政府)」だと考えています。残念ながら、その壁は感じています。
 僕らに出来ること、というより、僕らがこの活動をしている意義というのが、少しなりとも「世論に働きかける」ということが出来るからかなと考えています。政治というものがどうやって形作られているかを考えた時、その一つが「世論」だと思います。
 例えば、僕が北朝鮮に行ってきて、「想像していたより普通の国家だった。だから、北朝鮮と仲良くしよう。」と言って選挙に立候補したところで、日本の人々は僕を(選挙で)通してはくれないでしょう。そのような現状がある中で、僕が一つ具体的に取り組んでいる活動というのが、ひたすら「伝える」ことです。とりわけ自分の場合、「話して伝える」という活動です。授業や講演を通じて自分の経験についてお話させて頂くことが多いのですが、そこで自分の話を聞いた人に「北朝鮮って、自分の思い描いていたイメージと違うじゃん」と少しでも感じてもらう。次から北朝鮮のニュースを見た時、「あ、こんな事を話している人がいたな。」と思い出してもらえるような、伝え方、話をするように努めています。その事によって、例えば僕が数万人の人に「伝える」ことで働きかけるようになった時に、初めて「世論」も少し変わってくるのかなと思います。
 少なくとも僕の周りは少しずつ変わり始めているのですが、北朝鮮のニュースを見た時に、「その内容って誰が報道したい事なのだろうか」と一歩視点を引いて考える事ができる人が増えた時に、初めて同じような事を発言する政治家が出てきて、それを通す世論が出てきて、政治が変わっていって…という長い道のりの1ページ目、1歩目を担うのが僕たちの役割なのかなって思っています。そのために、一生懸命「伝える」という活動をしています。
 僕はこれまで、北朝鮮に限らず、色々な国に関する「リアル」を発信する機会を作ってきました。それを見て、「授業に来てくれませんか」「このような話を講演してくれませんか」といったオファーも少なからず頂くようになりました。自分がお力添えできる、お話しできる機会があれば、今後も積極的に関わっていきたいと考えています。
 その他の必要な活動としては、「この日朝学生交流を続けていく」というのも大事だと思っています。日本チームで報告会を開くことや、この「チャンス」について色々な人に教えることも大事だと思い、活動をしています。訪朝自体、メディアのあり方や安全保障の背景なども含めた大きな学びがあります。将来的には多くの若者が朝鮮に渡航できる機会を、自分が与えることができるようになりたいとも考えています。
インタビュアー
 北朝鮮というアクセスの難しい国であるからこそ、この日朝学生交流を一つの起点にして活動の裾野を広げていくというのは、とても大事なことかもしれませんね。
 最後に日本の人々、特に私たちと同じ「若者」へメッセージをお願いします。
新谷氏
 僕が伝えたいことは、“相手を想像できるようになろう”ということです。普段私たちが見ているものは、「正義」と「悪」で語られることが多いです。特に日本と北朝鮮という国はこの正義と悪で区別されがちです。ただ、僕の過去の経験から作り上げられてきた価値観として、「正義の反対は悪ではなく、もう一つの正義」であって、そして彼らはそれを本気で信じている、というものがあります。僕はそれこそがこの世界のリアルだと思っています。
 あらゆる争いの解決の本質はここにあり、これを理解することが第一歩です。
 今回の話と結びつけますと、僕は北朝鮮という国が100%好きになったわけでは決してありません。日頃の報道にあるような問題も多くあると思います。しかし当然、100%良い国や100%悪い国、100%良い人や100%悪い人はいないはずで、少なくとも良い面と悪い面を持ち合わせているというのが、人であり国家であると思います。
 今僕たちが暮らしているのは、北朝鮮という国の悪い面ばかりに目が行く環境だと思います。そんな中で、僕が北朝鮮渡航することによって、悪い面以外のところも運良く見ることができた。初めて良い面と悪い面、両方を見ることができて、そこからどのように考えていくべきか、というステージに今僕は立っていると思います。そのように、あらゆる物事の多面性を考えるために、相手に思いを馳せてほしい。「なぜ相手はこういうことを言うのか」「なぜ相手はこういうことをするのか」「相手はどうしてこう考えているのか」というのを、少しでも考える努力を日々していく必要があると思っています。
 僕たちの周りに溢れている情報に触れるその中で、”なぜ”“どうして”というところを自分で考えられる人が増えて欲しいです。
 最後に、僕には「世界のリアルを発信し、あらゆる問題の平和的解決に貢献する」という自己理念があります。僕たちの中に知らないうちに作られた「当たり前」ってなんだろう?という問いを投げ続けるために「伝える」活動を続けていきたいと思いますし、そのような方法を通して人を豊かにし、世界を平和にしていく人を輩出していきたいと考えています。
 この記事を読んでくださっている方々とも、将来どこかの活動でご一緒できる機会を心から楽しみにしています。
インタビュアー
 新谷さん、ありがとうございました。
【ボーガス注:以下、インタビュアーの感想】
 日朝学生交流に参加していた北朝鮮の女子学生のセリフで、とても印象に残っているものがある。
「私たちは、新しい世代です。」
 拉致問題に関して日本と北朝鮮の政府間交渉が膠着状態に陥り、また核問題では国際社会における孤立をますます強めている北朝鮮
 長い両国の歴史を振り返った時、そこには気の遠くなるような難しい問題や、一筋縄では解決できない様々な軋轢が存在する。そして当然の事ながら、新谷君らの見た北朝鮮は、そのまた一面にしか過ぎず、他にも様々な厳しい境遇や生活状況に置かれている人が存在することも、また事実だろう。
 この日朝学生交流を、「ただの交流」という一言だけで終わらせずに、両国の関係改善へと具体的な形で、目に見える形で繋げるための道のりは遠く、険しい。
 しかしながら、国益や政治的利害に囚われない民間の交流だからこそ、これからの両国を担う「新しい世代=若者」が作る日本×北朝鮮だからこそ、お互いのあらゆる面に気づき、理解し、共に「新しい未来」を創ることが出来るのではないか。今後沢山の課題を乗り越えなければならない一方で、新谷さんらの活動が持つ”可能性”を信じてみたい。

 参考までに紹介しておきます。こういう日朝交流こそが今必要だろうと思います。「安保理制裁はともかく」日本独自制裁なんぞすぐに辞めるべきです。


■国民大集会報告8
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5584.html

西岡力(巣くう会会長)
 小泉総理が二度目の訪朝をした時、日本は25万トンの人道支援としての食糧支援を約束しました。5人の被害者の家族が帰ってきた時、その半分の12万5千トンを出しました。
 北朝鮮はその後、「死んだ」と言われた人たち、「未入境」と言われた人たちについての調査結果を出してきました。それが全部嘘でした。北朝鮮国民の遺骨を「めぐみさんのものだ」、「松木薫さんのものだ」として、高温で焼いて出してきました。
 日本の技術で他人のDNAが出ました。あまりにも非人道的だということで、約束した残りの12万5千トンを今も止めています。

 やれやれです。「25万トン」を約束したから「5人の被害者の家族が帰ってきた」のに「12万5千トンだけに終わって」約束を反故にするなんてただの詐欺師です。その結果、北朝鮮は日本に対する不信感を高め、今の拉致敗戦を招くわけです。

 だから北朝鮮人道支援をしてほしいのであれば、今すぐ我々はできる準備がある。「あの骨が偽物だった」としてめぐみさんや松木さんが生きていると認めなさい、と。それさえすれば日本は人道支援をストップしていることを解除できる、と。
 日本は何も非人道的な国ではない。人道的なことをしたいんだ、ということです。

 人道支援なんかする気もない癖によく言います。大体「人道支援の対象は一般民衆」であり彼らが拉致したわけではないのだから言いがかりでしかない。
 人道支援とは「敵に塩を送る」「民衆の事を考えれば、武田信玄との敵対関係はこの際関係ない」という「時代劇の上杉謙信的精神」ではないのか(まあ、あの話は、後世の謙信シンパの作り話で歴史的事実ではないようですが)
 とはいえ巣くう会連中もこういう言い訳をわざわざするとは「人道支援まで否定するのは反人道的だ」「国連は人道支援はしている」という批判がかなり痛いようです。

参考

上杉謙信(ウィキペ参照)
 武田信玄は永禄10年(1567年)に同盟国の駿河今川氏真との関係が悪化し塩止めを受けているが、武田氏の領国甲斐と信濃は内陸のため、塩が採れない。これを見越した氏真の行動であったが、謙信はこの氏真の行いを「卑怯な行為」と批判し、「私は戦いでそなたと決着をつけるつもりだ。だから、越後の塩を送ろう」といって、信玄に塩を送ったという(この逸話に関しては信頼すべき史書の裏付けがなく、後世の創作と考えられているが、少なくとも謙信が今川に同調して塩止めを行ったという記録はない*31。)
 この時、感謝の印として信玄が謙信に送ったとされる福岡一文字の在銘太刀「弘口」一振(塩留めの太刀)は重要文化財に指定され、東京国立博物館に所蔵されている。

 平成3年3月28日、韓国で失踪された大政由美さんのお母さん、大政悦子さん
 平成7年3月、大阪府で失踪された植村留美さんのお父さん、植村照光さん、お母さんの光子さん
 平成8年4月、名古屋市で失踪された安西正博さんのお父さんが来る予定だったのですが、体調を崩されて欠席です。
 平成10年4月、新潟県から韓国に行かれて失踪された中村三奈子さんのお母さん、中村クニさん

 1989年(平成元年)の橋本敦質問を考えればこれらが北朝鮮拉致である可能性はほとんど皆無です。

北越優子(特定失踪者神谷慶五郎さん娘)
 父も兄も、弟二人も、小学校*32も、中学校も、高校も行かないで漁師をしていました。ミスるはずがありません。

 バカバカしい。プロだろうが海難事故に遭うことは当然あるでしょう。海難事故にあった漁師は一人もいないとか、海難事故にあった漁師はアマチュアだとか強弁する気でしょうか?

なぜ拉致と特定失踪者と区別の言葉があるんでしょう。それも私はとても不思議です。

 特定失踪者なんて拉致じゃないからです。不思議なことなど何一つない。つうか「国内で所在が発見されてる特定失踪者が山ほどいる」のにこういう事が言えるのはバカとしか言い様がない。
 こういう「北越優子」のような頭のおかしい人間がいることの方がよほど不思議です。安明進みたいにシャブでもやってるのか?(毒)。

荒木和博(特定失踪者問題調査会代表、拓殖大学教授)
 調査会の常務理事の武藤さんは自動車会社に勤めていた方*33ですが、よく言っています。「民間企業で10年間物が何も売れなかった時に、 『一生懸命やっています』というのは何の理屈にもならない*34」と。
 この10年間、ただ一人の拉致認定もできていない*35警察庁の幹部に話を聞けば、「一生懸命やっているけど、なかなか証拠が集まらない」と。こういうのは普通だったらクビになる*36

 「首になるべき」なのは「北朝鮮を制裁すれば拉致は解決する」と無責任な放言をし、解決しないことを「中露が北朝鮮を支援するからだ」と他者に責任転嫁する荒木や武藤のようなバカ野郎です。
 中露の支援なんか小泉訪朝直後からわかりきってたことで、和田春樹氏などは当初からそう指摘していました。
 つうか右翼商売しかできない低能の巣くう会一味が調子こくなと言いたい。こいつら巣くう会一味は家族会がこいつらに盲従するようなバカだから拉致商売で飯が食えてるだけじゃないですか。
 家族会が「蓮池兄弟のようなまともな人間の集まり」だったら救う会なんか今頃は日干し状態で解散ですよ。

この国の中では「防衛白書」がありますが、読んでいただくと、「拉致」という言葉は一言もでてきません。
(中略)
 予備役ブルーリボンの会が(ボーガス注:産経新聞出版から)来月本を出します。これまでシンポジウムなどで色々議論をしてきたものの集大成なんですが、「なぜ自衛隊拉致問題に関わってこなかったのか」、「関わるとすればどういうふうにできるのか」ということについて具体的にまとめたもので、『自衛隊幻想』という名前で本が出ることになっています。

 外務省や警察ならともかく自衛隊に何をしろというのか。自衛隊による救出なんて現実的じゃない。それこそ「自衛隊幻想」「自衛隊妄想」です。

 今この中にも北朝鮮に話が通じる人が来ているでしょうから、是非とも伝えていただきたい。今のうちに返す方が身のためだ、と。そうしないとやがて爆弾を日本が落とすことになりますよ
(拍手)。
 憲法で、交戦権はないとか軍隊を持たないとか言いながら、イージス艦も戦闘機も戦車も持っている国なんですから。何をするか分からないということを、しっかりと伝えていただきたいと思います(拍手)。

 非常識過ぎて二の句が継げません。こんな暴言を吐くことは北朝鮮は勿論、中国や韓国、ロシアにも「北方領土竹島尖閣で軍事力行使するのでは」などの疑心と反感を生みかねません。これを黙認するバカの集まりが家族会のわけです。

 最後にひとこと。
(中略)
 (ボーガス注:小泉訪朝のあった)14年前、あの時小学校に入るかどうかという子どもが今二十歳になっています。
(中略)
 みんな拉致を知りません。
(中略)
 それぞれの場所で、地域のコミュニティでも結構ですし、あるいは議員さんは議会を通じて、マスコミの方は報道を通じて、また歌舞音曲なんでもいいと思います。私もこの間、初めて小説*37を書きましたが、ご自分のできることを何でもいいですから一つやっていただきたい。(前半)

というのと

 オールジャパンで、みんな同じように、お互いに傷口をなめあって責任を取らなかったら、絶対前に進みません。進んでこなかったんですから。進めるためには、新しいことをしなければならない。(後半)

というのは明らかに矛盾します(苦笑)。「とにかく啓発活動すればいい(前半)」てそれまさに

オールジャパンで、みんな同じように、お互いに傷口をなめあって責任を取らなかったら、絶対前に進みません。(後半)

じゃないのか。
 「とにかく啓発活動すればいい」のどこが「新しいこと」なのか。「今までと何一つ変わらないこと」「お互いに傷口をなめあって責任を取らないこと」じゃないですか。荒木ら救う会なんぞがでかい顔してるようでは何一つ新しいことはできず、できることは「傷の舐めあいだけ」で問題は前に進みません。家族会がまず今すぐにやるべきこと、今すぐにできること、それは救う会と絶縁し、蓮池透氏と復縁し、田中均氏に謝罪することです。家族会のバカ共にそんな事はできないだろうと思った上でこう書いていますが。


■【北朝鮮情勢】米国人留学生スネドン氏の北朝鮮による拉致疑惑 米政府への調査要請決議案 米下院が採択
http://www.sankei.com/world/news/160929/wor1609290048-n1.html

国務省は決定的な証拠がないと主張してこの案件に消極的だったが、同決議の採択で本格調査を義務づけられることとなる。

 国務省からすれば「証拠もないのにふざけた決議すんな。間違いなく北朝鮮拉致だつうならお前らが拉致の証拠出せ」と下院に怒り心頭でしょう。調べろって調べようもない。そもそも過去に調べてるわけですし。今後も「調べたけど分かりませんでした」つうしかない。

 日本側では元拉致問題担当大臣古屋圭司衆議院議員が米側上下両院に決議案の提出と採択を一貫して訴えてきた。

 「古屋はふざけんな」と思いますがよく考えると古屋は今は「政府の人間ではない」わけです。この古屋の動きについて安倍がどれほど関与してるかは分かりませんが、仮に古屋相手に好意を表明していたとしても、政府としてこんな要請をするほど安倍もバカではなかったわけです。まあ岸田外相や菅官房長官といった周囲から駄目出しがあったのかもしれません。


■【北朝鮮情勢】「会いたい。元気でいるか」 米国人留学生スネドン氏の両親 米政府は拉致され北朝鮮にいるかの確認を
http://www.sankei.com/world/news/160929/wor1609290055-n1.html
 産経と米国下院には呆れて二の句が継げません。特に「産経と米国下院が同レベルの低能だったこと」について米国下院に心底呆れますが、それはさておき。仮にスネドン君が北朝鮮拉致だとしても「証拠がなければ北朝鮮相手に調査要求なんかできない」し、実際、オバマもポストオバマもそんなことしないでしょう。何処に動かぬ証拠があるのか。
 もちろん「居場所がわからないどころかスネドン君が本当に北朝鮮にいるかどうかも怪しい」今の状況で軍事力行使なんて論外です。仮にスネドン君が拉致で居場所が分かったって現実的なのは外交交渉ですが。拉致ではないですが米国人観光客がスパイ容疑で拘束されたとき、米国がやったことはカーターやクリントンの訪朝だったわけです。
 しかしスネドン君の両親も「言動が非常識」「その存在がウヨに政治利用されてる」つう意味では「米国の横田夫妻」とでも言うべき存在でしょう。年齢も80代前半で近いし。違いがあるとすれば「めぐみさんの拉致は北朝鮮も認めた間違いない事実だが、スネドン君失踪は失踪時期、場所、米中政府の態度からから見て拉致か怪しい」「スネドン君(1980年生まれ)の方がめぐみさん(1964年生まれ)よりずっと若い」てところでしょう。つまりスネドン出産が高齢出産て事でしょうか。

 これまで複数のルートから、デービッドさんは「北朝鮮に拉致され、英語教師をしている」との情報が寄せられていた

 その情報に信憑性があれば、米国政府も拉致認定するでしょう。つまりはそういうことです。米国がこんなコトで北朝鮮に配慮して「拉致疑惑をうやむやにする動機」はどこにもない。
 産経だと「失踪場所が中国雲南省だから中国に気を使ってる」と言いだしそう*38ですが、自国民が拉致されたのにそんな国はない。大体「米国が中国に全く遠慮してない」とまでは言いませんが「南シナ海問題」「チベット問題」「北朝鮮制裁問題(中国のせいで制裁が効いてないと中国非難)」などでわかるように米国は「自国の国益に関わる」と思えば中国相手に多少きついこともいいます。結局スネドン君失踪を「事故か自殺か犯罪に巻き込まれたのかはともかく」、場所が中国なだけで、普通の失踪事件と変わらないと米国政府は見ているのでしょう。

 デービッドさんの失踪は日本人拉致が頻発した時期とはずれている

 「小泉訪朝後の失踪」を「ずれてる」で片付けられる産経には絶句です。産経の頭はずれてるんじゃないの?。


■スネドン決議案を米下院が採択
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5573.html
 失踪時期が小泉訪朝後、失踪場所が「北朝鮮から遠く離れた」中国雲南省、「中国官憲も米国官憲も拉致と見なしてない」なんて事件でまさか米国下院が決議採択するとは思っても見ませんでした。
 小生の米国に対する評価は「かなり」高すぎたようです。「あのトランプを共和党候補にするろくでもないカス政党共和党が最大野党のカス国家が米国」と認識しておくべきだったのでしょう。今後は米国について「経済力、軍事力、政治力は強いが、常識や良識はかけらもない迷惑国家」「その政治力、経済力、軍事力が衰退しEU諸国(英仏独伊など)や中国、ロシアなどに追い抜かれることが望ましい国家」と正しく理解することにしましょう。まあ米国人の北朝鮮の偏見が酷いのもあるのでしょう。
 上院でまで可決されないことを望みますが、仮にそうなったとしても「さすがにカス国家米国」でも、オバマも「ポストオバマ」もこんなアホ決議は無視するでしょうし、それで終わりでしょう。
 それにしても「米国下院慰安婦決議」は平気で無視する産経の癖に全くご都合主義です。

 下院における提案者であるクリス・スチュアート議員(共和党。子息がスネドン氏と旧知の仲)は、決議採択を受け、「特に最近韓国から出てきた情報によるとデヴィドは生存していると思われる。デヴィドの家族には答を知る権利がある」等とコメントしている。

 こういうデマカセを公然と放言できるバカの共和党議員には心底殺意を覚えます。さすがトランプを大統領候補にする政党所属と言うべきか。

*1:とはいえ「留保(一応、不支給ではない)」と言うだけ黒岩は橋下なんかよりはマシですが。

*2:俺のやったことではないですが日本人としてこういう風潮にはやはり「申し訳ない」と言う思いを感じます。

*3:著書『「金正日」の真実』(2002年、小学館文庫)、『「金正恩北朝鮮」と日本』(2012年、小学館101新書)、『大統領を殺す国・韓国』(2014年、角川oneテーマ21)、『北朝鮮と日本人:金正恩体制とどう向き合うか』(アントニオ猪木氏との共著、2014年、角川oneテーマ21)など

*4:多分「ただの焼き直し」だと思います。記事に書いてあることは「初代金日成ではないか」と別人説が主張している人間に該当すると思われる人物の名前が「士官学校卒業名簿にあった」というだけでその人物が「本当に初代金日成と言えるかどうか」は記事を読む限り眉唾です。

*5:石原慎太郎都知事の三男。石原伸晃・第三次安倍内閣経済財政担当相、テレビタレント・石原良純の弟。

*6:被害者の交友関係から、カソリック杉並ドンボスコ修道院の会計主任ベルメルシュ・ルイズ神父(ベルギー人、当時38歳)が捜査線上に浮かんだ。弁護人とバチカン大使館一等書記官の立会いのもとでの5日間に渡る事情聴取が行われたが進展がなく、6月11日、神父は病気療養のため、正規の出国手続を経てベルギーに帰国した。出国の許可に当たっては、警察は正規の出国手続きが取られていたことを把握していながら、外交的な措置を求めるだけの証拠を提示できず、神父の出国が許される結果となった。この問題は国会でもとりあげられた。 事件は解決のめどの立たないまま、1974年(昭和49年)3月10日公訴時効を迎えた。なお、この事件の前後にBOAC航空の他のスチュワーデスが金や麻薬などの密輸に関わった事件が発覚している。スチュワーデス殺害は国際的・組織的な密輸ルートに関わる謀略事件ではないか、という説もあり、松本清張はこの説に立った小説『黒い福音』(新潮文庫)を書いている(ウィキペ「BOACスチュワーデス殺人事件」参照)。

*7:全日本同和会最高顧問を務めた大物事件屋。1977年、高知県民文化ホールの工事を受注した大成建設から3900万円以上を恐喝した事件で逮捕されている。1982年3月、高知地裁で懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を受ける。検察は控訴せず、「政治家とつながりをもつ尾崎への配慮か」と批判を受けた。1982年6月2日、ホテルオークラで誕生祝賀会を行なった際には、中川一郎福田内閣農水相)、稲村佐近四郎(福田内閣沖縄開発庁長官)、武藤嘉文(大平内閣農水相)ら自民党代議士はもとより政財界人等1000人以上が訪れた。そのうち150名までが中央官庁の事務次官・長官・局長クラスの上級官僚であった。同じ日に当時のヒルトンホテル(永田町)で田中角栄のパーティが開催されたが、役人が参加したのは僅かに8人であった。1984年1月30日、糖尿病で入院していた東京女子医科大学附属病院特別室に見舞い客を装った3人組の侵入を受け銃で至近距離から顔と背中を撃たれた上、背中からナイフで心臓を刺され、出血多量で死亡。当時、クラブ経営に失敗し、暴力団金融への負債を140億円ほど抱えていたことから、彼の殺害には暴力団の関与が噂されたが、犯人は逮捕されなかった。尾崎の後ろ盾として住吉連合会最高幹部・浜本政吉が存在していたことから、浜本派と対立する住吉連合会主流派の犯行と報じられたこともある(ウィキペ「尾崎清光」参照)。

*8:和歌山の地方銀行。副頭取射殺事件後に暴力団右翼団体関係に総額14億5000万円の不正融資をしていたことが発覚。経営危機に陥り、大蔵省から業務停止命令をうけ事実上倒産している。

*9:当時、住友銀行イトマン問題を抱えていたため、その関係の犯行が疑われたが未解決に終わった(ウィキペ「住友銀行名古屋支店長射殺事件」参照)。

*10:アルバイトの女子高校生2人、パートの女性1人、計3名が射殺された。なお、殺人の公訴時効が廃止された後の事件であるため、この事件には時効は成立しない(ウィキペ「八王子スーパー強盗殺人事件」参照)。

*11:吉本興業特別顧問に就任したが、2007年4月、週刊誌に暴力団との関係を報じられ、本人は否定したものの世間を騒がせたとして同職を退任した。これを受けてNHKは、カウスが出演する『バラエティー生活笑百科』の4月28日と5月5日放送分を無期限放送延期(事実上の中止)。また、この問題が吉本興業株主総会でも取り上げられ、総会の場で社として調査を約束。7月31日に吉本興業が発表した調査結果によるとカウスの疑惑に関して確認できなかったとして不問とし、問題が無いことを強調したものの、その後の11月21日に大阪府警捜査4課から吉本興業元会長に対する恐喝容疑でカウスを任意で事情聴取したことが発表された。2011年に島田紳助暴力団問題から芸能界を引退した際に『週刊文春』に掲載されたビートたけしのインタビューにおいて、たけしは名前を伏せてある芸能人によって山口組5代目組長の渡辺芳則に会わされたことがあると語り、『文春』はそれがカウスであると断定している。これに対しカウスは『週刊朝日』で事実関係が異なると述べ、たけしに明確に否定するよう再三求めたものの拒否されたとしている。こうしたことからカウスへの襲撃は暴力団がらみではないかと見られている(ウィキペ「中田カウス」参照)。

*12:割と最近の王将事件はともかく他の事件の解決は事実上無理でしょう。

*13:それは張成沢金正日の義弟、国防副委員長、朝鮮労働党行政部長)だという説も過去にありましたが彼の粛清によってその説は消滅しました。

*14:宇野内閣防衛庁長官、宮沢内閣建設相、自民党政調会長(橋本総裁時代)、幹事長、副総裁(小泉総裁時代)を歴任

*15:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官福田内閣防衛庁長官自民党国会対策委員長(大平総裁時代)、自民党総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、副総裁(宮沢総裁時代)を歴任

*16:正直、組事務所や組の口座ならともかく、「相手が暴力団員でも」一個人に対してまでもそこまでやる(どうもやってるようですが)のは違憲(違法な人権侵害)の疑いが否定できません。また「相手が組員個人でなく、暴力団組織でも」そこまでやるのは違憲ではないか(口座開設やマンション貸借それ自体は犯罪行為でないので)という批判は当初ありました。

*17:北朝鮮のこと

*18:どういう教育をしているか知りませんが少なくとも「拉致の称揚」はしていないでしょう。

*19:朝鮮学校の事

*20:朝鮮総連のこと

*21:理由は簡単でそれらの行為は「政治的是非はともかく」違法行為じゃないからです。

*22:そんな差別行為はどう見ても憲法の範囲外でしょう

*23:朝鮮学校の事

*24:まあ政府認定拉致被害者限定でも俺個人は「全員帰国でないと解除しない」なんてのは馬鹿げてると思いますが。なぜなら政府認定拉致被害者が生きてる保証はどこにもないからです。

*25:北朝鮮にそんなに電話が普及してるとも思えませんので電話調査ではなく面接調査なんでしょう(面接なんて可能なのか疑問に思いますが)。まあ、面接だからこそ数が36人と少ないってのもあるのでしょうね。

*26:小生も調査のプロではなく雑学本程度の理解しかありませんが。

*27:ただですむならいいですが、質問者に日当を払えば当然カネがかかります(勿論普通は払う)。

*28:調査対象者の都合のいい特定の面接日時を設定する必要があるわけです。

*29:マケドニア大使、コソボ特使、駐ポーランド大使、駐韓国大使、国務次官補(東アジア・太平洋担当)など歴任

*30:「新谷」で「しんたに」以外にも「あらや」「あらたに」と言った読みがあるのが人名の厄介なところです。

*31:まあ、仮に「塩を送る」が事実としても単純な善意ではなく「今川の力が大きくなると困る」「ここで武田に恩を売った方がいい」といった計算があるでしょうが。

*32:時代が時代だから仕方ありませんが「小学校もろくに行ってない」なんて恥ずかしいことであり自慢することではありません。

*33:自動車会社のサラリーマンが右翼商売ってコトはサラリーマンとして無能だったってコトでしょう。

*34:その理屈が該当するのは外務省や警察よりもむしろ巣くう会一味の方でしょう。「しおかぜ放送だの、コンサートだの」に何の意味があるのか?。

*35:そもそも現在の政府認定拉致被害者以外に北朝鮮拉致被害者がいるなんて根拠は何処にもありません。

*36:ぐちゃぐちゃ抜かすなら巣くう会一味がぐうの音も出ないような証拠もってこいて話です。

*37:荒木の三流小説など話になりません。

*38:つうか屁理屈含めてそのくらいしか俺には「スネドン君拉致をうやむやにする動機」は思いつきません。