今日の産経ニュース(4/22分)(追記・訂正あり)

■【平成30年史 JRの歩んだ道編(4)】新幹線技術「中国移転は失敗」 いまや日本のライバルに
http://www.sankei.com/economy/news/170422/ecn1704220020-n1.html

「中国の高速鉄道技術は、すでに日本の新幹線をはるかに凌駕(りょうが)している」
 平成23(2011)年7月7日、中国鉄道省宣伝部長の王勇平は、中国国営新華社通信のインタビューにそう答えた。
(中略)
 王の発言は「高速鉄道の輸出」という野望をむき出しにするものだった。中国が独自開発をあきらめ、日独仏の技術導入を決めたのは、わずか13年前。だが一昨年には、インドネシアが日本の提案する高速鉄道計画を蹴り、中国案を選んだ。採算リスクまで引き受けて海外展開に突き進む中国は、日本の手ごわいライバルとなった。JR東海名誉会長の葛西敬之は「新幹線は日本の宝。中国への技術移転は大失敗だった」と移転の判断を批判する。

 まあ葛西の他人事発言には呆れますね。「大失敗だった」てJR東海幹部としてそれをOKしたのは葛西当人でしょうに。

 日本鉄道システム輸出組合専務理事の村崎勉は「高い技術力を額に入れて飾っていても仕方がない。そうした声が多かった」と振り返る。あるメーカーの幹部は「独ボンバルディアや仏アルストムの中国参入を前に、指をくわえている手はなかった」と話す。
(中略)
 だが、葛西は言う。
「新幹線を海外に売って鉄道会社がもうけるビジネスモデルは、成立しない」。

 葛西の言ってることは意味不明ですね。
 「技術を売って儲けるビジネスモデル」は充分成り立つと思いますけどね。今回「売った相手(中国)」が予想外の力をつけたというのは、果たしてそう言うビジネスモデルの否定理由になるのか?